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第8章 人類の厄災
27話 デミリッチとの再会
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マルク達は魔の森を北に突き進んでいた。魔の森の中心部に目的の魔王城が存在するからだ。
しかし、これはマルクの神眼があるからわかる事で、他の者はその存在を見つけるのも苦労する。
大魔王スルトの魔力で巧みに隠蔽され、魔の森は今や迷いの迷宮となっていた。
「マルク、空からも無理なのか?」
「オウカ諦めなさい!本来なら徒歩でも行けないみたいなんだ。実際、私が空を飛んでも無理だったんだ」
「カノン・・・・・・」
カノンが空中に飛んで、森の木々を飛び出した瞬間、カノンの体は地上に反転したのだ。つまり、森の木々より上空に飛べなかったのだ。
「まあ、諦めるしかないな。あ、そこの木を右ね」
マルクは、道を案内するように指示を出した。道を間違えると、魔の森の100m外側に戻されてしまうからだ。
「ホント、大魔王の魔力ってとんでもないわね」
「シオンそれは言わないでね。聖女様からの啓示でわかった事は大魔王は邪神だからね」
「だよね・・・・・・だからマルクの転移も効果がないものね」
「だから、文句を言わない。着実に魔の森の中心に向かっているから頑張れ!」
「わかってるわよ」
マルクの言葉に、シオンとオウカはブチブチ言いながらも先に進んだ。その頃、大魔王スルトは帰還したデミリッチを問い詰めていた。
「デミリッチよ!主は勝手に王国を攻めたのはどういう了見か説明せよ」
「だ、大魔王様申し訳ありません!」
「誰が謝れと言った!我は説明せよと申したのだ」
デミリッチは大魔王スルトの魔力に、ガチガチとその髑髏を鳴らす。
「私は勇者が王国に隠れていると思い、アンデッド集団を率いて王国を攻めれば、勇者が出てくると思いました」
「なるほど!そういう理由で王国を攻めたのだな?」
「は、はい・・・・・・その通りです」
デミリッチは、大魔王スルトの眼光に震え上がる。しかし、大魔王スルトの反応はデミリッチの予想に反して大笑いをした。
「そうか、デミリッチよ!でかしたぞ」
「へっ?」
「お主は勇者が王国に隠れていると思ったのは、間違いだったがお主が暴れた結果、他の地からこの魔王城に向かっている愚か者が炙り出されたわ!ふはははははははは!」
大魔王スルトの笑いでデミリッチは安堵する。
「お主は我の言い付けを無視して王国に攻め入ろうとしたがそれは許してやろう!」
「あ、ありがたき幸せ!」
デミリッチは、大魔王スルトの温情に土下座する。
「しかしだ!我の言い付けを無視して王国を攻めた事で、魔の森を突き進むパーティーがおる」
「はっ!」
「主のアンデッド集団で迎え撃て!」
「は、ははぁ~~~~~!大魔王様の仰せのままに我のアンデッド集団でそのパーティーを全滅させて見せましょう」
「次の失敗は主の魂で償ってもらうことを努々忘れるでないぞ」
「はっ!」
デミリッチは大魔王スルトに頭を垂れて、その姿をスッと消したのだ。すると、大魔王スルトはデミリッチが、マルク達の所に移動するのを確認をするとニヤリと笑う。
「カーミラ!」
「はっ!大魔王様お呼びですか?」
カーミラと呼ばれた女性は、妖艶漂う赤髪でスタイルの良い女性だ。瞳は真っ赤で鼻筋もスッと通り唇はふっくらとしていた。カーミラと呼ばれた女性はニヤリと笑うとその上がった口角から牙が覗く。
「主のバンパイアの能力でデミリッチの戦いを偵察してこい」
「はっ!デミリッチがピンチの時は?」
「放っておいて構わん。人間のパーティーに負けるようなやつは要らぬからな」
「わかりました」
「主は勝手な行動はするなよ」
「はっ!わかっております」
カーミラは、大魔王スルトの言葉に平服しその姿を霧に変え、デミリッチについていく。
「ふはははははははは!人間のパーティーがここに向かってこれるとは退屈しのぎになるな!」
大魔王スルトはマルクの存在に大笑いする。そして、マルクは魔の森の中心部が更に邪神な魔力が上がった事を感じ取った。
「ヤバいな・・・・・・」
「マルク何か言った?」
「いや、シオンは気を引き締めてくれ」
「何回も言わなくてもわかったっているよ」
「ここを抜けたら戦闘になるから気を抜くなよ」
「ここを抜けたらって?」
マルクは、シオン達にその木々を左に曲がってと指示を出すと、マルク達は広大な土地に出る。今まで鬱蒼と繁る魔の森の木々に太陽の光が届かなかったが、だだっ広い草原に出たのだ。
「な、何?」
「シオン!気を引き締めろ!」
カノンがシオンに叫ぶ。シオンはその声に盾を構えた。広場に出た瞬間巨大な火の玉が飛んできたのだ。
「なっ!」
シオンは、その火の玉を盾で弾き飛ばす。
『クカカカカカカカカ!さすが魔の森の入り口を越えた者達だ!』
マルク達の目の前には、おびただしい数のアンデッド集団が待ち構えていた。そして、その後方に火の玉を飛ばした骸骨が高らかに笑っていた。
「デミリッチ!」
『ほう!我を一目で正体を見抜くか?』
「デミリッチ、また会えるとは驚きだな。お前はこんな早く復活できるのか?」
『何を言ってお・・・・・・・き、貴様は!』
「僕を覚えていたか?」
デミリッチはガタガタ震えだした。マルクに体を消滅させられたデミリッチだった。そして、デミリッチはおびただしい数のアンデッドに号令をかけた。
『あやつを殺せぇ~~~~~~!』
デミリッチの声に、アンデッド集団がマルク達に襲いかかった。
しかし、これはマルクの神眼があるからわかる事で、他の者はその存在を見つけるのも苦労する。
大魔王スルトの魔力で巧みに隠蔽され、魔の森は今や迷いの迷宮となっていた。
「マルク、空からも無理なのか?」
「オウカ諦めなさい!本来なら徒歩でも行けないみたいなんだ。実際、私が空を飛んでも無理だったんだ」
「カノン・・・・・・」
カノンが空中に飛んで、森の木々を飛び出した瞬間、カノンの体は地上に反転したのだ。つまり、森の木々より上空に飛べなかったのだ。
「まあ、諦めるしかないな。あ、そこの木を右ね」
マルクは、道を案内するように指示を出した。道を間違えると、魔の森の100m外側に戻されてしまうからだ。
「ホント、大魔王の魔力ってとんでもないわね」
「シオンそれは言わないでね。聖女様からの啓示でわかった事は大魔王は邪神だからね」
「だよね・・・・・・だからマルクの転移も効果がないものね」
「だから、文句を言わない。着実に魔の森の中心に向かっているから頑張れ!」
「わかってるわよ」
マルクの言葉に、シオンとオウカはブチブチ言いながらも先に進んだ。その頃、大魔王スルトは帰還したデミリッチを問い詰めていた。
「デミリッチよ!主は勝手に王国を攻めたのはどういう了見か説明せよ」
「だ、大魔王様申し訳ありません!」
「誰が謝れと言った!我は説明せよと申したのだ」
デミリッチは大魔王スルトの魔力に、ガチガチとその髑髏を鳴らす。
「私は勇者が王国に隠れていると思い、アンデッド集団を率いて王国を攻めれば、勇者が出てくると思いました」
「なるほど!そういう理由で王国を攻めたのだな?」
「は、はい・・・・・・その通りです」
デミリッチは、大魔王スルトの眼光に震え上がる。しかし、大魔王スルトの反応はデミリッチの予想に反して大笑いをした。
「そうか、デミリッチよ!でかしたぞ」
「へっ?」
「お主は勇者が王国に隠れていると思ったのは、間違いだったがお主が暴れた結果、他の地からこの魔王城に向かっている愚か者が炙り出されたわ!ふはははははははは!」
大魔王スルトの笑いでデミリッチは安堵する。
「お主は我の言い付けを無視して王国に攻め入ろうとしたがそれは許してやろう!」
「あ、ありがたき幸せ!」
デミリッチは、大魔王スルトの温情に土下座する。
「しかしだ!我の言い付けを無視して王国を攻めた事で、魔の森を突き進むパーティーがおる」
「はっ!」
「主のアンデッド集団で迎え撃て!」
「は、ははぁ~~~~~!大魔王様の仰せのままに我のアンデッド集団でそのパーティーを全滅させて見せましょう」
「次の失敗は主の魂で償ってもらうことを努々忘れるでないぞ」
「はっ!」
デミリッチは大魔王スルトに頭を垂れて、その姿をスッと消したのだ。すると、大魔王スルトはデミリッチが、マルク達の所に移動するのを確認をするとニヤリと笑う。
「カーミラ!」
「はっ!大魔王様お呼びですか?」
カーミラと呼ばれた女性は、妖艶漂う赤髪でスタイルの良い女性だ。瞳は真っ赤で鼻筋もスッと通り唇はふっくらとしていた。カーミラと呼ばれた女性はニヤリと笑うとその上がった口角から牙が覗く。
「主のバンパイアの能力でデミリッチの戦いを偵察してこい」
「はっ!デミリッチがピンチの時は?」
「放っておいて構わん。人間のパーティーに負けるようなやつは要らぬからな」
「わかりました」
「主は勝手な行動はするなよ」
「はっ!わかっております」
カーミラは、大魔王スルトの言葉に平服しその姿を霧に変え、デミリッチについていく。
「ふはははははははは!人間のパーティーがここに向かってこれるとは退屈しのぎになるな!」
大魔王スルトはマルクの存在に大笑いする。そして、マルクは魔の森の中心部が更に邪神な魔力が上がった事を感じ取った。
「ヤバいな・・・・・・」
「マルク何か言った?」
「いや、シオンは気を引き締めてくれ」
「何回も言わなくてもわかったっているよ」
「ここを抜けたら戦闘になるから気を抜くなよ」
「ここを抜けたらって?」
マルクは、シオン達にその木々を左に曲がってと指示を出すと、マルク達は広大な土地に出る。今まで鬱蒼と繁る魔の森の木々に太陽の光が届かなかったが、だだっ広い草原に出たのだ。
「な、何?」
「シオン!気を引き締めろ!」
カノンがシオンに叫ぶ。シオンはその声に盾を構えた。広場に出た瞬間巨大な火の玉が飛んできたのだ。
「なっ!」
シオンは、その火の玉を盾で弾き飛ばす。
『クカカカカカカカカ!さすが魔の森の入り口を越えた者達だ!』
マルク達の目の前には、おびただしい数のアンデッド集団が待ち構えていた。そして、その後方に火の玉を飛ばした骸骨が高らかに笑っていた。
「デミリッチ!」
『ほう!我を一目で正体を見抜くか?』
「デミリッチ、また会えるとは驚きだな。お前はこんな早く復活できるのか?」
『何を言ってお・・・・・・・き、貴様は!』
「僕を覚えていたか?」
デミリッチはガタガタ震えだした。マルクに体を消滅させられたデミリッチだった。そして、デミリッチはおびただしい数のアンデッドに号令をかけた。
『あやつを殺せぇ~~~~~~!』
デミリッチの声に、アンデッド集団がマルク達に襲いかかった。
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