236 / 361
第6章 異世界転移
49話 王都オーエンの状況
しおりを挟む
ロスヤード王国に瞬間移動をしたマルク達は、ロスヤード王国の状況に目を見張った。
「なんだこの暑さは!」
マルクはロスヤード王国の気温の高さに、思わず声を張り上げた。また、ブローズ達もロスヤード王国を出発した時と、あまりに環境が変わっていたことに驚き、着ていたローブを脱ぎ捨てた。
「あ、暑い!ローブなんか着てたら倒れちゃうよ!」
そう言って、ブローズ達は人の目を気にせずローブを脱ぎ捨てた。
「ちょっ、ちょっと!ブローズさん!それにみんなも何か羽織って下さい」
「「「「「あっ・・・・・・」」」」」
「ちょっと!マルク様、こっちを見ないで下さい!」
「見ないでって勝手に脱いだんじゃ!」
ブローズ達は瞬間移動した時、見知った所に出て油断したようだ。ブローズ達がローブを脱ぎ捨てたのも無理はなく、気温は50度位あるんじゃないかと思うほど、瞬間移動したマルク達には急激な気温差だった。汗がブワッと吹き出したかと思うと、顔から落ちた汗は地面に落ちた瞬間蒸発してしまうのだ。
「ブローズさん!どうやってロスヤードに戻って来たのですか?」
遠くからブローズ達が声をかけられた。そして、そんな場所にいたら熱中症になると言われて訓練場から出るようにいわれたのだ。
そして、マルク達は兵舎の中に入ると、外のように暑くはなくなった。
「いったいあれはどうなっているんだ?」
「ブローズさんがブリーナッシュ王国に向かってから、レッドカイザーフェニックスが暴れだしたんですよ。城壁の外は訓練場の比ではないほど灼熱の世界です」
「はぁあ?」
「だから、ブローズさんがどうやってロスヤードに帰ってこれたのかわからないんですよ!」
ロスヤード王国、王都オーエンはレッドカイザーフェニックスのせいで灼熱の世界になっていた。王都の住民は、各ギルドや教会、図書館等大きな建物に避難して、国王は王城までも開放して住民をかくまっていた。
魔道師団は、王都オーエンの結界を強化し続け、レッドカイザーフェニックスの熱を防いでいる。しかし、それでも熱は防げず訓練場のように建物の外の気温は40度を遥かに越えていたのだ。
そして、建物の中には水の魔石を発動させる事で室内の気温を下げていたのだ。まだ、兵舎は軍人の施設で環境はいい方なのだか、平民が避難している場所は、人がごった返していてストレスはとんでもない事になっているみたいだ。
「ああ。お前達に言っても信じられないかもしれないが、私達は瞬間移動で帰ってきたんだ」
「「「「「・・・・・・」」」」」
兵舎にいた魔道師団の魔法使い達は、ブローズの説明に黙り、神妙な顔つきになっていた。
転移魔法と聞いて、本来なら笑い話として聞くのだが、それ以外に今のオーエンに帰還する手だてが皆無なのだ。
「本当に転移魔法が?」
「ああ。信じられないかもしれないが本当に!」
「分かりました。では、その方がエンリダムのマルク様ですか?」
「そうです。マルク様が私達をオーエンに一瞬で送り届けてくれたんです」
「「「「「ようこそ!ロスヤード王国に!」」」」」
「歓迎していただきありがとうございます」
「それで陛下はどうしておられる?」
「そ、それが・・・・・・」
「何かあったのか?」
「陛下は少しでも平民達に、水の魔石を分け与えようとして、陛下が使う魔石まで分け与えてしまわれたのです」
「なんて無茶を!」
ブローズは、オーエンの状況で水の魔石を分け与えたと聞いて冷や汗が止まらなかった。自分の分が足りなくて倒れたと聞いたのだ。
「しかし、それだけじゃないんです」
「まだ何かあるのか?」
「飲み水が圧倒的に足りないのです。今、魔道師団がウォーターの魔法でなんとかしのいでいますが・・・・・・」
「井戸は・・・・・・」
ブローズは言いかけたがすぐに黙った。城壁の外は灼熱地獄と聞いた。つまり、井戸は枯れ果てていることが容易に想像ができたからだ。
「つまり、まずこのオーエンの状況をなんとかしないといけないね」
ブローズが絶望していた時、今まで黙っていたマルクが笑顔で答えた。
「なんとかできるのですか?陛下もどうしようもなくて倒れてしまわれたのですよ」
「オーエンの中心はやっぱり王城なんだよね?」
「それがどうかなさいましたか?」
「王城までどうやって行けるの?やっぱり外を歩くしかないの?」
「いえ。こちらにどうぞ」
兵舎の魔道師団の人間が兵舎と王城を繋ぐ抜け道を案内してくれた。本来なら王族の脱出口となる抜け道だが、この通路も有効活用していた。
マルクは、この通路を抜け王城に到着した。
「だ、誰だ!」
マルクが抜け道を抜けると出口に、城の警備をしていた騎士が槍を向けてきた。
「待って!私です」
マルクの後から抜け道を出たブローズが、騎士達を止めた。
「「「「「ブローズさん!」」」」」
「いつお帰りになられたのですか?と言うよりどうやって王都にかえれたのですか?」
「そんなことより陛下は?」
「まだ、意識は戻っておられないようです」
陛下が倒れたと聞いて、女王と殿下達が部屋を水の魔石で冷やし、寒い中必死で看病しているみたいだった。
「あの国王様の寝所に案内していただけませんか?」
「そ、それは・・・・・・」
「こう見えて僕は回復魔法もエキスパートなんですよ。国王様の治療もできますよ」
「そ、それは本当ですか?」
「僕は回復魔法だけじゃなく魔法のエキスパートだからね」
「わ、分かりました。では、こちらです。ついてきて下さい」
マルク達は、城の警備兵に国王の寝所に案内されるのだった。
「なんだこの暑さは!」
マルクはロスヤード王国の気温の高さに、思わず声を張り上げた。また、ブローズ達もロスヤード王国を出発した時と、あまりに環境が変わっていたことに驚き、着ていたローブを脱ぎ捨てた。
「あ、暑い!ローブなんか着てたら倒れちゃうよ!」
そう言って、ブローズ達は人の目を気にせずローブを脱ぎ捨てた。
「ちょっ、ちょっと!ブローズさん!それにみんなも何か羽織って下さい」
「「「「「あっ・・・・・・」」」」」
「ちょっと!マルク様、こっちを見ないで下さい!」
「見ないでって勝手に脱いだんじゃ!」
ブローズ達は瞬間移動した時、見知った所に出て油断したようだ。ブローズ達がローブを脱ぎ捨てたのも無理はなく、気温は50度位あるんじゃないかと思うほど、瞬間移動したマルク達には急激な気温差だった。汗がブワッと吹き出したかと思うと、顔から落ちた汗は地面に落ちた瞬間蒸発してしまうのだ。
「ブローズさん!どうやってロスヤードに戻って来たのですか?」
遠くからブローズ達が声をかけられた。そして、そんな場所にいたら熱中症になると言われて訓練場から出るようにいわれたのだ。
そして、マルク達は兵舎の中に入ると、外のように暑くはなくなった。
「いったいあれはどうなっているんだ?」
「ブローズさんがブリーナッシュ王国に向かってから、レッドカイザーフェニックスが暴れだしたんですよ。城壁の外は訓練場の比ではないほど灼熱の世界です」
「はぁあ?」
「だから、ブローズさんがどうやってロスヤードに帰ってこれたのかわからないんですよ!」
ロスヤード王国、王都オーエンはレッドカイザーフェニックスのせいで灼熱の世界になっていた。王都の住民は、各ギルドや教会、図書館等大きな建物に避難して、国王は王城までも開放して住民をかくまっていた。
魔道師団は、王都オーエンの結界を強化し続け、レッドカイザーフェニックスの熱を防いでいる。しかし、それでも熱は防げず訓練場のように建物の外の気温は40度を遥かに越えていたのだ。
そして、建物の中には水の魔石を発動させる事で室内の気温を下げていたのだ。まだ、兵舎は軍人の施設で環境はいい方なのだか、平民が避難している場所は、人がごった返していてストレスはとんでもない事になっているみたいだ。
「ああ。お前達に言っても信じられないかもしれないが、私達は瞬間移動で帰ってきたんだ」
「「「「「・・・・・・」」」」」
兵舎にいた魔道師団の魔法使い達は、ブローズの説明に黙り、神妙な顔つきになっていた。
転移魔法と聞いて、本来なら笑い話として聞くのだが、それ以外に今のオーエンに帰還する手だてが皆無なのだ。
「本当に転移魔法が?」
「ああ。信じられないかもしれないが本当に!」
「分かりました。では、その方がエンリダムのマルク様ですか?」
「そうです。マルク様が私達をオーエンに一瞬で送り届けてくれたんです」
「「「「「ようこそ!ロスヤード王国に!」」」」」
「歓迎していただきありがとうございます」
「それで陛下はどうしておられる?」
「そ、それが・・・・・・」
「何かあったのか?」
「陛下は少しでも平民達に、水の魔石を分け与えようとして、陛下が使う魔石まで分け与えてしまわれたのです」
「なんて無茶を!」
ブローズは、オーエンの状況で水の魔石を分け与えたと聞いて冷や汗が止まらなかった。自分の分が足りなくて倒れたと聞いたのだ。
「しかし、それだけじゃないんです」
「まだ何かあるのか?」
「飲み水が圧倒的に足りないのです。今、魔道師団がウォーターの魔法でなんとかしのいでいますが・・・・・・」
「井戸は・・・・・・」
ブローズは言いかけたがすぐに黙った。城壁の外は灼熱地獄と聞いた。つまり、井戸は枯れ果てていることが容易に想像ができたからだ。
「つまり、まずこのオーエンの状況をなんとかしないといけないね」
ブローズが絶望していた時、今まで黙っていたマルクが笑顔で答えた。
「なんとかできるのですか?陛下もどうしようもなくて倒れてしまわれたのですよ」
「オーエンの中心はやっぱり王城なんだよね?」
「それがどうかなさいましたか?」
「王城までどうやって行けるの?やっぱり外を歩くしかないの?」
「いえ。こちらにどうぞ」
兵舎の魔道師団の人間が兵舎と王城を繋ぐ抜け道を案内してくれた。本来なら王族の脱出口となる抜け道だが、この通路も有効活用していた。
マルクは、この通路を抜け王城に到着した。
「だ、誰だ!」
マルクが抜け道を抜けると出口に、城の警備をしていた騎士が槍を向けてきた。
「待って!私です」
マルクの後から抜け道を出たブローズが、騎士達を止めた。
「「「「「ブローズさん!」」」」」
「いつお帰りになられたのですか?と言うよりどうやって王都にかえれたのですか?」
「そんなことより陛下は?」
「まだ、意識は戻っておられないようです」
陛下が倒れたと聞いて、女王と殿下達が部屋を水の魔石で冷やし、寒い中必死で看病しているみたいだった。
「あの国王様の寝所に案内していただけませんか?」
「そ、それは・・・・・・」
「こう見えて僕は回復魔法もエキスパートなんですよ。国王様の治療もできますよ」
「そ、それは本当ですか?」
「僕は回復魔法だけじゃなく魔法のエキスパートだからね」
「わ、分かりました。では、こちらです。ついてきて下さい」
マルク達は、城の警備兵に国王の寝所に案内されるのだった。
41
お気に入りに追加
492
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~
m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。
書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。
【第七部開始】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。
※カクヨムにて先行公開中

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる