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第6章 異世界転移
35話 ヒュージクローラーの最後
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「こ、これは・・・・・・」
世界樹の元に到着した聖騎士団団長レオナールは、世界樹の輝きが失いかけた姿を見て愕然としていた。
「だ、団長・・・・・・これは不味いのでは?」
聖騎士団の精鋭部隊も、世界樹の様子に冷や汗を流していた。
「何かおかしいのですか?」
「マルク殿、世界樹は普段優しい輝きを放っているんですよ。しかし、見てください。あれでは普通の樹木と変わらないじゃないですか?」
「なるほどね」
すると、どこからか声が聞こえてくる。
【マ、マルクさんこんなに早く来てくださりありがとうございます。どうかお願いします】
その声は、聖騎士団達にも聞こえて、初めて聞く声にレオナール達は驚き感動していた。
【私はまだ大丈夫ですが、このままでは根を食い尽くされてしまいます】
「もう大丈夫。任せておいてよ」
世界樹は、自分の魔力を再生能力に振って、ヒュージクローラーに根を喰われた先から根を再生していた。
「レオナール達は下がっていてね」
「どうするつもりだ?」
マルクは、世界樹の地中にサーチを唱える。すると魔物の反応を捉えた。
「こいつがヒュージクローラーか。アースクエイク!」
マルクは、地中にアースクエイクを唱えると、ゴゴゴゴゴっと地鳴りが起こり聖騎士団の団員達は地に手を着くのだった。
「こ、これは!」
レオナールはマルクの魔力に、目を見開き驚いた。この魔力は精鋭部隊の魔法師団以上のもので団員達も言葉を失っていた。
そして、なぜかマルクも自分で唱えた魔法に驚いていたのだ。
「マ、マルク殿!もう少し魔力を抑えて下さい!この辺りの木々が倒れてしまいます!」
マルク自身なぜこんなにも、魔力が上がっていたか分からなかった。しかし、この壮絶な魔力の籠ったアースクエイクに度肝を抜かれたのは、地中にいたヒュージクローラーだった。
世界樹を弱らせる為に根を噛り、根が生えてくれば又噛る事を繰り返していた。そうすればエルフが世界樹に集まる事を知っていた。
そうすれば、エルフを食べる事が出来るからだ。また、足音が聞こえたのでヒュージクローラーはエルフを食べる準備をして地中に待機していたのだ。すると突然、周りの地面が自分を押し潰そうとしてきたのである。
『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおお!』
ヒュージクローラーは、自分の体を押し潰そうとしてきた地面に体をくねらせ必死の思いで地上に這い出れた。
その姿を見たレオナールは自分の目を疑った。ヒュージクローラー本来の大きさより数倍いや、数十倍の大きさのヒュージクローラーに成長をしていたのだ。
これは、世界樹を食いつくそうと世界樹の魔力を体に取り込み成長したからだと容易に想像できた。
「な、なんだこの大きさは!」
『きしゃあああああああああ!』
ヒュージクローラーは、身体中に傷ができてその長い身体は体液が噴き出していた。
怒りに身をまかせマルクに身体をくねらせ突進してくるヒュージクローラー。聖騎士団はあまりのヒュージクローラーの大きさに、身動きが出来ずにいた。
幹部達には、マルクがピンチの時は体を張るように指示を受けていたが、ヒュージクローラーの威圧にどうしようもなかった。
「くっ・・・・・・」
レオナールは、へたり込んでいる自分の太ももを叩こうとしたが、ヒュージクローラーはエルフに対しての精神異常攻撃もそなえていたみたいだ。
「「「「「なんだあの化け物は!」」」」」
大きく広げた口から雄叫びをあげるヒュージクローラーに、レオナール達はなすすべもなかった。
「だから来るなと言ったのに・・・・・・」
マルクは、レオナールを横目にヒュージクローラーに向き合った。そして、マルクは見事に地中からあぶり出したヒュージクローラーに攻撃魔法を撃ち込んだ。
ヒュージクローラーは、土属性を持つ魔物である。その為、マルクは反作用となる風属性のエアバレットを撃ち込んだ。
エアバレットは風属性魔法で風玉を撃ち出す魔法である。最初マルクはエアカッターで切り刻む事を考えたが、あまりの大きさに風玉にした。
『ぎょえええええええええ!』
ヒュージクローラーは、見えない鈍器で押し潰されそうになり、苦悶の雄叫びをあげる。
しかし、耐久力がありヒュージクローラーはエアバレットに耐える。
「あれ?なんでだ?アースクエイクみたいな魔力がないな?」
明らかにアースクエイクよりエアバレットの威力がなかった。マルクはためしに、苦悶の表情?をしているヒュージクローラーに土属性のストーンバレットを撃ち込んだ。
「はっ?」
マルクはストーンバレットの威力に自分で驚いた。ストーンバレットはヒュージクローラーの身体を穿ったのだ。そのダメージにヒュージクローラーは苦痛に身体をくねらせた。
明らかにマルクの土属性魔法の威力が上がっていた。ヒュージクローラーは、このままでは殺されると思い地中に身を隠した。
「所詮、魔物だな!アースクエイク」
マルクは、地中にいるヒュージクローラーの場所にアースクエイクを唱える。すると、地鳴りがなりヒュージクローラーを押し潰そうとする。
『ぐおおおおおおおおおお!』
ヒュージクローラーは自分の身体が押し潰された。その圧力に耐えきれずヒュージクローラーは地中でもがき苦しむ。そして、地上に這い出ると、マルクのストーンバレットが容赦なく撃ち込まれたのだ。
そして、ヒュージクローラーは地中に又潜り身を守る。
「そろそろ終わりにしようかな?アースクエイク!」
ゴゴゴゴゴっと地鳴りが起こり、地中にいるヒュージクローラーを押し潰す。そして、最後の悪あがきをするヒュージクローラーは地中から這い出た。
「「「「「なっ!」」」」」
ヒュージクローラーはどうせ殺されるなら、レオナール達を食してやると思い、レオナールの側に這い出たのだった。
動けないレオナール達は、自分達の命はこれまでかと諦めた。
ヒュージクローラーは、マルクに殺される前にレオナール達に襲いかかる。
「僕がそんなことわからない訳がないだろ?」
マルクはテレポートをして、レオナール達の前に姿を現した。
テレポートは目視できる範囲の瞬間移動の魔法だ。大きく広げた口の中に、マルクはストーンバレットを撃ち込んだ。
ヒュージクローラーは、レオナール達を丸飲みしようと突進して、いきなり現れたマルクに気づかない。そして、ヒュージクローラーはレオナール達を丸飲みできず、ストーンバレットを口の中に撃ち込まれて頭が吹き飛び動かなくなった。
世界樹の元に到着した聖騎士団団長レオナールは、世界樹の輝きが失いかけた姿を見て愕然としていた。
「だ、団長・・・・・・これは不味いのでは?」
聖騎士団の精鋭部隊も、世界樹の様子に冷や汗を流していた。
「何かおかしいのですか?」
「マルク殿、世界樹は普段優しい輝きを放っているんですよ。しかし、見てください。あれでは普通の樹木と変わらないじゃないですか?」
「なるほどね」
すると、どこからか声が聞こえてくる。
【マ、マルクさんこんなに早く来てくださりありがとうございます。どうかお願いします】
その声は、聖騎士団達にも聞こえて、初めて聞く声にレオナール達は驚き感動していた。
【私はまだ大丈夫ですが、このままでは根を食い尽くされてしまいます】
「もう大丈夫。任せておいてよ」
世界樹は、自分の魔力を再生能力に振って、ヒュージクローラーに根を喰われた先から根を再生していた。
「レオナール達は下がっていてね」
「どうするつもりだ?」
マルクは、世界樹の地中にサーチを唱える。すると魔物の反応を捉えた。
「こいつがヒュージクローラーか。アースクエイク!」
マルクは、地中にアースクエイクを唱えると、ゴゴゴゴゴっと地鳴りが起こり聖騎士団の団員達は地に手を着くのだった。
「こ、これは!」
レオナールはマルクの魔力に、目を見開き驚いた。この魔力は精鋭部隊の魔法師団以上のもので団員達も言葉を失っていた。
そして、なぜかマルクも自分で唱えた魔法に驚いていたのだ。
「マ、マルク殿!もう少し魔力を抑えて下さい!この辺りの木々が倒れてしまいます!」
マルク自身なぜこんなにも、魔力が上がっていたか分からなかった。しかし、この壮絶な魔力の籠ったアースクエイクに度肝を抜かれたのは、地中にいたヒュージクローラーだった。
世界樹を弱らせる為に根を噛り、根が生えてくれば又噛る事を繰り返していた。そうすればエルフが世界樹に集まる事を知っていた。
そうすれば、エルフを食べる事が出来るからだ。また、足音が聞こえたのでヒュージクローラーはエルフを食べる準備をして地中に待機していたのだ。すると突然、周りの地面が自分を押し潰そうとしてきたのである。
『ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおお!』
ヒュージクローラーは、自分の体を押し潰そうとしてきた地面に体をくねらせ必死の思いで地上に這い出れた。
その姿を見たレオナールは自分の目を疑った。ヒュージクローラー本来の大きさより数倍いや、数十倍の大きさのヒュージクローラーに成長をしていたのだ。
これは、世界樹を食いつくそうと世界樹の魔力を体に取り込み成長したからだと容易に想像できた。
「な、なんだこの大きさは!」
『きしゃあああああああああ!』
ヒュージクローラーは、身体中に傷ができてその長い身体は体液が噴き出していた。
怒りに身をまかせマルクに身体をくねらせ突進してくるヒュージクローラー。聖騎士団はあまりのヒュージクローラーの大きさに、身動きが出来ずにいた。
幹部達には、マルクがピンチの時は体を張るように指示を受けていたが、ヒュージクローラーの威圧にどうしようもなかった。
「くっ・・・・・・」
レオナールは、へたり込んでいる自分の太ももを叩こうとしたが、ヒュージクローラーはエルフに対しての精神異常攻撃もそなえていたみたいだ。
「「「「「なんだあの化け物は!」」」」」
大きく広げた口から雄叫びをあげるヒュージクローラーに、レオナール達はなすすべもなかった。
「だから来るなと言ったのに・・・・・・」
マルクは、レオナールを横目にヒュージクローラーに向き合った。そして、マルクは見事に地中からあぶり出したヒュージクローラーに攻撃魔法を撃ち込んだ。
ヒュージクローラーは、土属性を持つ魔物である。その為、マルクは反作用となる風属性のエアバレットを撃ち込んだ。
エアバレットは風属性魔法で風玉を撃ち出す魔法である。最初マルクはエアカッターで切り刻む事を考えたが、あまりの大きさに風玉にした。
『ぎょえええええええええ!』
ヒュージクローラーは、見えない鈍器で押し潰されそうになり、苦悶の雄叫びをあげる。
しかし、耐久力がありヒュージクローラーはエアバレットに耐える。
「あれ?なんでだ?アースクエイクみたいな魔力がないな?」
明らかにアースクエイクよりエアバレットの威力がなかった。マルクはためしに、苦悶の表情?をしているヒュージクローラーに土属性のストーンバレットを撃ち込んだ。
「はっ?」
マルクはストーンバレットの威力に自分で驚いた。ストーンバレットはヒュージクローラーの身体を穿ったのだ。そのダメージにヒュージクローラーは苦痛に身体をくねらせた。
明らかにマルクの土属性魔法の威力が上がっていた。ヒュージクローラーは、このままでは殺されると思い地中に身を隠した。
「所詮、魔物だな!アースクエイク」
マルクは、地中にいるヒュージクローラーの場所にアースクエイクを唱える。すると、地鳴りがなりヒュージクローラーを押し潰そうとする。
『ぐおおおおおおおおおお!』
ヒュージクローラーは自分の身体が押し潰された。その圧力に耐えきれずヒュージクローラーは地中でもがき苦しむ。そして、地上に這い出ると、マルクのストーンバレットが容赦なく撃ち込まれたのだ。
そして、ヒュージクローラーは地中に又潜り身を守る。
「そろそろ終わりにしようかな?アースクエイク!」
ゴゴゴゴゴっと地鳴りが起こり、地中にいるヒュージクローラーを押し潰す。そして、最後の悪あがきをするヒュージクローラーは地中から這い出た。
「「「「「なっ!」」」」」
ヒュージクローラーはどうせ殺されるなら、レオナール達を食してやると思い、レオナールの側に這い出たのだった。
動けないレオナール達は、自分達の命はこれまでかと諦めた。
ヒュージクローラーは、マルクに殺される前にレオナール達に襲いかかる。
「僕がそんなことわからない訳がないだろ?」
マルクはテレポートをして、レオナール達の前に姿を現した。
テレポートは目視できる範囲の瞬間移動の魔法だ。大きく広げた口の中に、マルクはストーンバレットを撃ち込んだ。
ヒュージクローラーは、レオナール達を丸飲みしようと突進して、いきなり現れたマルクに気づかない。そして、ヒュージクローラーはレオナール達を丸飲みできず、ストーンバレットを口の中に撃ち込まれて頭が吹き飛び動かなくなった。
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