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第6章 異世界転移
8話 ブレスの治療
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マルクは、ブレスに完全勝利する事で力を示したのだった。他種族の冒険者達は、まさかブレスがヒューマン族に負けるとは思いもしていなかった。
「「「「「わ~~~~~!」」」」」
歓声を上げたのは、当然ヒューマン族の冒険者達だ。配分は少ないが、無理やり賭けさせられた生活費が増えて戻ってきたからだ。
「ふー・・・・・・これから大変だな」
マルクは上空から、観覧席を見てため息をついた。
「マルクさん!」
マルクがため息をつき、観覧席を見ているとマーブルが声をかけてきた。
「さっきは怖い目にあわせてしまいすいませんでした」
「何でマルクさんが謝罪を?助けてくれたのはマルクさんですよ。本当にありがとうございます」
「いえいえ。無事でよかったですよ」
マルクは、決闘に勝利しギルド職員に囲まれ観覧席はおおいに盛り上がっている。ただ、他種族の冒険者はブチブチ文句を言って観覧席を後にした。
「すいませんが、対戦相手の風の群狼とブレスは?」
「ああ。あの人達はすぐにポーションで治療したので命は助かりましたよ。本来なら使いたくなかったのですが、決闘のルールに従いました」
「そうですか!よかったです」
マルクの言葉に、マーブルは目を見開き驚いた。普通なら理不尽な決闘で、ブレス達を助けたとなれば、文句のひとつも言いたくなるものだからだ。特に強い冒険者は気が荒いものだからだ。
「それとヒューマン族の冒険者には、ギルドから注意しておいて下さい。今までの鬱憤を他種族の冒険者に出さないようにと」
「どういう事ですか?」
「今の状況に調子に乗る冒険者が一人はいるという事ですよ」
「ですが、マルクさんも今までの人生で他種族に言いたい事が?」
「冒険者は町の人の為に依頼を受けろと、先ほど僕は言ったじゃないですか?」
マーブル達、ギルド職員はマルクの言う事が分からなかった。確かに冒険者だけなくギルド職員も、他種族の冒険者に言いたい事はたくさんあるからだ。
そして、今までブレス達は力で好き勝手やってきたが、これからはマルクがここで一番実力のある冒険者になるので、他種族の冒険者にも発言力が出せるのだ。
マルクはそれだけ言って、マーブルにブレスやバナーが治療されている部屋に案内してもらった。
部屋に着くと、手足のないブレスとメルダ達ドラゴンスピリッツのメンバーが、マルクに詰め寄ってきた。
「あなた何をしにここに来たのよ!出ていってよ!」
メルダは、マルクに怒鳴った。
「僕はブレスに話があってここに来たんだ」
マーブルはこうなるのがわかっていたので、治療室に行くのは止めたのだが、マルクにどうしてもと言われて案内した。
「ブレスはもう冒険者に戻れないのよ。責任取りなさいよ」
「ん?君達ならブレスの手足を治せるだろ?レベルの高いヒーラーがいるじゃないか?」
「何を言ってんだ!お前がブレスの手足を切ったんじゃねぇか!これが治せるのは、魔族の国に行かないと治せねぇんだよ!」
マルクの言葉に、狐耳の短剣を持った獣人に怒鳴られた。マルクはエルフのヒーラーのステータスを見ると、グレーターヒールはできるがパーフェクトヒールはなかったのだ。
「じゃあ、本当に治せないんだ」
「さっきからそう言ってんじゃねぇか!魔族の国かエルフの国に行かないと治せねぇんだよ。この欠損を治すには莫大な金がいるんだよ!」
「まぁ、僕のせいじゃないよね?」
「「「なんでだ!」」」
「「なんでよ!」」
「あんたがブレスの手足を切ったんじゃない!責任取りなさいよ!」
メルダはずっと、マルクの胸ぐらを掴んで離さなかった。
「僕は、ブレスに最終警告を言ったよね?それにブレスはこれは決闘じゃないとも言ったよね?」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「しかし、僕はブレスの命を取らなかっただけでも感謝されてもおかしくないだろ?」
「だけど・・・・・ブレスはどうやって生きて行くのよ!あたし達だってパーティーリーダーがいなくなるのよ」
「はっ?僕は言ったよね?これからは町の人の為にギルド依頼を受けろと。君達はパーティーリーダーを見捨てるのか?」
「「「「「そんな事は!」」」」」
「その話は、君達パーティーで話し合ったらいいよ。僕はブレスに話をしに来たんだ。ちょっといいかい?」
「俺はお前なんかと話す事はねぇ!」
「いいや。このままじゃあんたはギルド規約を違反した理由でギルドを追放されるぞ?」
「何で俺が!」
「当たり前だろ?決闘じゃなく、お前が暴走した結果、こういう状況になったんだからね。君は僕に負けて賭け金を払えば、ギルドは決闘にしてくれるそうだ」
「ちょっとマルクさん何を言って?」
「マーブルさんは、副ギルドマスターなんですよね?」
「だから何ですか?そんな事認められませんよ」
「だけど、このままじゃギルドの稼ぎ頭がいなくなるんだよ?」
「何を言っているんですか。ブレスはもう戦えないどころか一人で歩く事も出来ないじゃないですか?」
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
マルクはマーブルの言葉を聞き流し、ブレスに話をした。
「なぁ。僕に賭け金を払い、今までの事を反省しろ!だったら、その欠損を治療してやるよ」
「「「「「「はぁあ?」」」」」」
「お前何を言っているんだ?」
「まぁ、治療費は治った後、依頼をこなして僕に払ってくれたらいいよ。治療費は三千万ゴールドでいいよ」
「馬鹿言え!そんな値段で欠損が治るかぁ!それに欠損は、魔族の国の王宮魔術師かエルフの国の大神官ぐらいだ!後は、エリクサーのみなんだよ」
ブレスは、マルクに怒鳴りつけた。
「じゃ、ブレスはこのままギルドを追放って事でいいんだね。僕には関係ないからいいけどそれでいいんだね?」
「ねぇ!本当にブレスを治せるの?」
「ああ、嘘は言わないよ。今なら、僕がギルドにも掛け合ってあげるけど、ブレス自身の態度を見直してもらわないとね。当然だけど、今までみたいに好き勝手したら、僕が君達に立ちはだかるから覚悟してもらうよ」
「だったら、ブレスを治してよ!」
「メルダ!何を勝手な事を!」
「ブレス!このままで本当にいいの?あたしは嫌だ!ブレスと一緒に冒険者を続けたいの!あたしの国に行ってもその欠損を治すには、何億ゴールドもかかるんだよ」
「そ、それは・・・・・・」
「だけど、三千万ならあたし達で払える」
「「「「そうだぜ」」」」
「だが、それはお前達の貯金で・・・・・・」
「俺達はパーティーだろうが!また、稼げばいいんだよ」
「ちょっと待って下さい!ギルドは!」
「まぁまぁ、マーブルさん、ギルドって売り上げが少なくて困っているんでしょ?」
「今はそんな話をしているんじゃ!」
「いいですか?僕のお願いを聞いた方が、ギルドの得になりますよ?」
「何を言って・・・・・・」
「僕は、この王都に来る時、行商人にギルドの現状を聞いてきました。ヒューマンの冒険者達では強い魔物が狩れない状況をね。しかし、僕のお願いを聞いてくれたら・・・・・・」
「何を言っているんですか?」
「マーブルさん察しが悪いですね」
「ま、まさか?」
「僕のお願いを聞いてくれますか?」
「どんな魔物を!」
「それは後で交渉です。今は決闘場でのブレスの行動を目をつむって下さい」
「わ、分かりました・・・・・・マルクさんのお願いを聞いてあげましょう」
「何か上から目線が気になりますがいいでしょう。ギルドには損はさせませんよ。で、ブレスはどうするんだ?」
「「「「「ブレス」」」」」
「わ、わかった。お前の案に乗ってやろうじゃないか」
「はっ?ブレス勘違いするんじゃないよ。僕はお前を治す義理はないんだよ?」
「ぐっ・・・・・・申し訳ありませんでした。どうか俺を治して下さい」
「わかった。これからは好き勝手したら僕が許さないからね。パーフェクトヒール!」
マルクは、ブレスにパーフェクトヒールを唱えた。ブレスの体はヒールで輝き手足が復活した。それを見たドラゴンスピリッツのメンバーはブレスに抱きつき涙を流したのだった。
「「「「「わ~~~~~!」」」」」
歓声を上げたのは、当然ヒューマン族の冒険者達だ。配分は少ないが、無理やり賭けさせられた生活費が増えて戻ってきたからだ。
「ふー・・・・・・これから大変だな」
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「マルクさん!」
マルクがため息をつき、観覧席を見ているとマーブルが声をかけてきた。
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「何でマルクさんが謝罪を?助けてくれたのはマルクさんですよ。本当にありがとうございます」
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「すいませんが、対戦相手の風の群狼とブレスは?」
「ああ。あの人達はすぐにポーションで治療したので命は助かりましたよ。本来なら使いたくなかったのですが、決闘のルールに従いました」
「そうですか!よかったです」
マルクの言葉に、マーブルは目を見開き驚いた。普通なら理不尽な決闘で、ブレス達を助けたとなれば、文句のひとつも言いたくなるものだからだ。特に強い冒険者は気が荒いものだからだ。
「それとヒューマン族の冒険者には、ギルドから注意しておいて下さい。今までの鬱憤を他種族の冒険者に出さないようにと」
「どういう事ですか?」
「今の状況に調子に乗る冒険者が一人はいるという事ですよ」
「ですが、マルクさんも今までの人生で他種族に言いたい事が?」
「冒険者は町の人の為に依頼を受けろと、先ほど僕は言ったじゃないですか?」
マーブル達、ギルド職員はマルクの言う事が分からなかった。確かに冒険者だけなくギルド職員も、他種族の冒険者に言いたい事はたくさんあるからだ。
そして、今までブレス達は力で好き勝手やってきたが、これからはマルクがここで一番実力のある冒険者になるので、他種族の冒険者にも発言力が出せるのだ。
マルクはそれだけ言って、マーブルにブレスやバナーが治療されている部屋に案内してもらった。
部屋に着くと、手足のないブレスとメルダ達ドラゴンスピリッツのメンバーが、マルクに詰め寄ってきた。
「あなた何をしにここに来たのよ!出ていってよ!」
メルダは、マルクに怒鳴った。
「僕はブレスに話があってここに来たんだ」
マーブルはこうなるのがわかっていたので、治療室に行くのは止めたのだが、マルクにどうしてもと言われて案内した。
「ブレスはもう冒険者に戻れないのよ。責任取りなさいよ」
「ん?君達ならブレスの手足を治せるだろ?レベルの高いヒーラーがいるじゃないか?」
「何を言ってんだ!お前がブレスの手足を切ったんじゃねぇか!これが治せるのは、魔族の国に行かないと治せねぇんだよ!」
マルクの言葉に、狐耳の短剣を持った獣人に怒鳴られた。マルクはエルフのヒーラーのステータスを見ると、グレーターヒールはできるがパーフェクトヒールはなかったのだ。
「じゃあ、本当に治せないんだ」
「さっきからそう言ってんじゃねぇか!魔族の国かエルフの国に行かないと治せねぇんだよ。この欠損を治すには莫大な金がいるんだよ!」
「まぁ、僕のせいじゃないよね?」
「「「なんでだ!」」」
「「なんでよ!」」
「あんたがブレスの手足を切ったんじゃない!責任取りなさいよ!」
メルダはずっと、マルクの胸ぐらを掴んで離さなかった。
「僕は、ブレスに最終警告を言ったよね?それにブレスはこれは決闘じゃないとも言ったよね?」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「しかし、僕はブレスの命を取らなかっただけでも感謝されてもおかしくないだろ?」
「だけど・・・・・ブレスはどうやって生きて行くのよ!あたし達だってパーティーリーダーがいなくなるのよ」
「はっ?僕は言ったよね?これからは町の人の為にギルド依頼を受けろと。君達はパーティーリーダーを見捨てるのか?」
「「「「「そんな事は!」」」」」
「その話は、君達パーティーで話し合ったらいいよ。僕はブレスに話をしに来たんだ。ちょっといいかい?」
「俺はお前なんかと話す事はねぇ!」
「いいや。このままじゃあんたはギルド規約を違反した理由でギルドを追放されるぞ?」
「何で俺が!」
「当たり前だろ?決闘じゃなく、お前が暴走した結果、こういう状況になったんだからね。君は僕に負けて賭け金を払えば、ギルドは決闘にしてくれるそうだ」
「ちょっとマルクさん何を言って?」
「マーブルさんは、副ギルドマスターなんですよね?」
「だから何ですか?そんな事認められませんよ」
「だけど、このままじゃギルドの稼ぎ頭がいなくなるんだよ?」
「何を言っているんですか。ブレスはもう戦えないどころか一人で歩く事も出来ないじゃないですか?」
「「「「「「・・・・・・」」」」」」
マルクはマーブルの言葉を聞き流し、ブレスに話をした。
「なぁ。僕に賭け金を払い、今までの事を反省しろ!だったら、その欠損を治療してやるよ」
「「「「「「はぁあ?」」」」」」
「お前何を言っているんだ?」
「まぁ、治療費は治った後、依頼をこなして僕に払ってくれたらいいよ。治療費は三千万ゴールドでいいよ」
「馬鹿言え!そんな値段で欠損が治るかぁ!それに欠損は、魔族の国の王宮魔術師かエルフの国の大神官ぐらいだ!後は、エリクサーのみなんだよ」
ブレスは、マルクに怒鳴りつけた。
「じゃ、ブレスはこのままギルドを追放って事でいいんだね。僕には関係ないからいいけどそれでいいんだね?」
「ねぇ!本当にブレスを治せるの?」
「ああ、嘘は言わないよ。今なら、僕がギルドにも掛け合ってあげるけど、ブレス自身の態度を見直してもらわないとね。当然だけど、今までみたいに好き勝手したら、僕が君達に立ちはだかるから覚悟してもらうよ」
「だったら、ブレスを治してよ!」
「メルダ!何を勝手な事を!」
「ブレス!このままで本当にいいの?あたしは嫌だ!ブレスと一緒に冒険者を続けたいの!あたしの国に行ってもその欠損を治すには、何億ゴールドもかかるんだよ」
「そ、それは・・・・・・」
「だけど、三千万ならあたし達で払える」
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「だが、それはお前達の貯金で・・・・・・」
「俺達はパーティーだろうが!また、稼げばいいんだよ」
「ちょっと待って下さい!ギルドは!」
「まぁまぁ、マーブルさん、ギルドって売り上げが少なくて困っているんでしょ?」
「今はそんな話をしているんじゃ!」
「いいですか?僕のお願いを聞いた方が、ギルドの得になりますよ?」
「何を言って・・・・・・」
「僕は、この王都に来る時、行商人にギルドの現状を聞いてきました。ヒューマンの冒険者達では強い魔物が狩れない状況をね。しかし、僕のお願いを聞いてくれたら・・・・・・」
「何を言っているんですか?」
「マーブルさん察しが悪いですね」
「ま、まさか?」
「僕のお願いを聞いてくれますか?」
「どんな魔物を!」
「それは後で交渉です。今は決闘場でのブレスの行動を目をつむって下さい」
「わ、分かりました・・・・・・マルクさんのお願いを聞いてあげましょう」
「何か上から目線が気になりますがいいでしょう。ギルドには損はさせませんよ。で、ブレスはどうするんだ?」
「「「「「ブレス」」」」」
「わ、わかった。お前の案に乗ってやろうじゃないか」
「はっ?ブレス勘違いするんじゃないよ。僕はお前を治す義理はないんだよ?」
「ぐっ・・・・・・申し訳ありませんでした。どうか俺を治して下さい」
「わかった。これからは好き勝手したら僕が許さないからね。パーフェクトヒール!」
マルクは、ブレスにパーフェクトヒールを唱えた。ブレスの体はヒールで輝き手足が復活した。それを見たドラゴンスピリッツのメンバーはブレスに抱きつき涙を流したのだった。
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