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第5章 最強への道
30話 魔王誕生!
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次の日の朝、マルクはシオン達に村の建物の撤去作業を手伝って欲しいとお願いした。
シオン達も、当然の事だと快く引き受けてくれた。
「無理をしないように頼むね?」
「任せておいてよ。昨日も余震が続いていたから注意してやるから。それより、マルクの方こそ気をつけてね」
「うん」
マルクは朝早く村を出て、街道沿いを東に向かった。昨日と変わらず崖が崩れて街道は塞がれていた。
「さて始めますか!」
マルクは、街道をふさぐ土砂をインベントリに収納していく。そして、同時に街道の両脇にそびえる崖をウォールオヴストーンで補修していった。
マルクが使う魔法は、城壁を一瞬で建築するような魔力である為、崖崩れが起こった崖とは思えない舗装された崖が出来上がった。
「この調子で進めて行くぞ」
マルクは、街道に崩れた土砂をインベントリに収納をしてから、ウォールオヴストーンで崖を補修を繰り返していった。さすがのマルクでも今日1日で500mが限界だった。
本来なら、もっと進められていたが余震が厄介だったのだ。
「それにしても余震がなにか変だな・・・・・・」
余震は、一定間隔でリズムを刻んでいるようだったからだ。マルクは何か嫌な予感がしてその予感は当たっていたが、マルクはまだその事実に気づいていなかった。
その頃、急速に育つダンジョンがあった。そう。ディクトがダンジョンマスターとなった寂れたダンジョンだ。ディクトは、ダンジョンポイントで周りにいる魔物をダンジョンに誘き寄せ、ゴブリンやオークを惨殺していた。ゴブリンを一匹殺せばレベルポイント入手できる。だだ、ゴブリンやオークは繁殖力が高い。いた倒しても5ポイント、オークでも15ポイントだが数が多いのだ。
「ゴブリンは弱いなぁ。だが、ゴブリンやオークは他種族の女性に惹き付けられるからな」
ディクトはとんでもない事をしていた。村をを襲い女性を誘拐してきて、魔物を誘き寄せていた。中には、盗賊達も襲い誘拐してきてダンジョンで殺しポイントに変えていたのだ。
ダンジョンの中で殺されると、そのクリーチャーのレベルがそのままポイントになる。また、殺されずにダンジョンで活動をすれば、毎時レベルの10%ポイントが入手できる。
つまり、誘拐された女性達はゴブリンやオークをダンジョンに誘き寄せる餌さとして監禁され、女性達のポイントも入手されていた。
それを繰り返し、ディクトのダンジョンはポイントを稼ぎ強化されていった。今や、ディクトのダンジョンは5階層だったのが、10階層まで充実したダンジョンとなっていた。
そう!この地域の地震はダンジョンが短期間で成長した事で起きていたのだ。
「ふはははははは!オーブよ。これなら早々攻略され亡いだろう?」
「マスター!こんな短期間で凄い。やはり、マスターを選んだ甲斐がありました」
「そうだろう!では、ポイントを好きなことに使わせて貰うぞ?」
「これだけ充実したダンジョンなら大丈夫ですからね。でも、ポイントを何に使用するのですか?」
「そんな心配するな!仲間を復活してダンジョンの強化だからな」
「な、なるほど!マスターの仲間を復活されるのですね。しかし、その者達は仲間ではなくなりますよ」
「どういう事だ?」
「ダンジョンポイントを使った場合、マスターの仲間というより部下と言った方が正しいですね。ダンジョンマスターを警護する魔物として作り出すという感じです」
「なるほど・・・・・・それはそれで都合がいいな」
「ダンジョンマスターがこのダンジョンでは、頂点の存在ですからね。そのダンジョンで産み出されたものは仲間ではありません。マスターの駒のひとつですよ」
「そいつは愉快だ!ワハハハハハハハ!」
「マスター!ひとつ説明しておきますね。ダンジョンポイントを大量に使うと、復活する部下を強化できますからね」
「どういう事だ?」
「その頭蓋骨を触媒になさるのでしたら、300ポイントを使った場合、元の人間として復活ができるでしょう」
オーブの説明では、300ポイントを使う事で30レベルのソフィアとして復活できる。しかし、ポイントを使いカスタマイズできるというのだ。
例えば、500ポイント使用して50レベルのソフィアとして復活させる事も可能というのだ。
「そいつは本当か?」
「嘘を言ってどうするんですか?ダンジョンマスターはポイントさえあればなんでも可能の創造主ですからね」
「ならば、もっとポイントを貯めてやろうではないか!」
「その調子です!頑張ってください」
「ふはははははは!ポイントを使った一大帝国を築いてやろうではないか!そして、本当に魔王となりマルクとシオンに復讐してやる!」
ディクトは、とんでもない力を手に入れて愉快だった。そして、ディクトのダンジョンは更に急成長を遂げることになる。
シオン達も、当然の事だと快く引き受けてくれた。
「無理をしないように頼むね?」
「任せておいてよ。昨日も余震が続いていたから注意してやるから。それより、マルクの方こそ気をつけてね」
「うん」
マルクは朝早く村を出て、街道沿いを東に向かった。昨日と変わらず崖が崩れて街道は塞がれていた。
「さて始めますか!」
マルクは、街道をふさぐ土砂をインベントリに収納していく。そして、同時に街道の両脇にそびえる崖をウォールオヴストーンで補修していった。
マルクが使う魔法は、城壁を一瞬で建築するような魔力である為、崖崩れが起こった崖とは思えない舗装された崖が出来上がった。
「この調子で進めて行くぞ」
マルクは、街道に崩れた土砂をインベントリに収納をしてから、ウォールオヴストーンで崖を補修を繰り返していった。さすがのマルクでも今日1日で500mが限界だった。
本来なら、もっと進められていたが余震が厄介だったのだ。
「それにしても余震がなにか変だな・・・・・・」
余震は、一定間隔でリズムを刻んでいるようだったからだ。マルクは何か嫌な予感がしてその予感は当たっていたが、マルクはまだその事実に気づいていなかった。
その頃、急速に育つダンジョンがあった。そう。ディクトがダンジョンマスターとなった寂れたダンジョンだ。ディクトは、ダンジョンポイントで周りにいる魔物をダンジョンに誘き寄せ、ゴブリンやオークを惨殺していた。ゴブリンを一匹殺せばレベルポイント入手できる。だだ、ゴブリンやオークは繁殖力が高い。いた倒しても5ポイント、オークでも15ポイントだが数が多いのだ。
「ゴブリンは弱いなぁ。だが、ゴブリンやオークは他種族の女性に惹き付けられるからな」
ディクトはとんでもない事をしていた。村をを襲い女性を誘拐してきて、魔物を誘き寄せていた。中には、盗賊達も襲い誘拐してきてダンジョンで殺しポイントに変えていたのだ。
ダンジョンの中で殺されると、そのクリーチャーのレベルがそのままポイントになる。また、殺されずにダンジョンで活動をすれば、毎時レベルの10%ポイントが入手できる。
つまり、誘拐された女性達はゴブリンやオークをダンジョンに誘き寄せる餌さとして監禁され、女性達のポイントも入手されていた。
それを繰り返し、ディクトのダンジョンはポイントを稼ぎ強化されていった。今や、ディクトのダンジョンは5階層だったのが、10階層まで充実したダンジョンとなっていた。
そう!この地域の地震はダンジョンが短期間で成長した事で起きていたのだ。
「ふはははははは!オーブよ。これなら早々攻略され亡いだろう?」
「マスター!こんな短期間で凄い。やはり、マスターを選んだ甲斐がありました」
「そうだろう!では、ポイントを好きなことに使わせて貰うぞ?」
「これだけ充実したダンジョンなら大丈夫ですからね。でも、ポイントを何に使用するのですか?」
「そんな心配するな!仲間を復活してダンジョンの強化だからな」
「な、なるほど!マスターの仲間を復活されるのですね。しかし、その者達は仲間ではなくなりますよ」
「どういう事だ?」
「ダンジョンポイントを使った場合、マスターの仲間というより部下と言った方が正しいですね。ダンジョンマスターを警護する魔物として作り出すという感じです」
「なるほど・・・・・・それはそれで都合がいいな」
「ダンジョンマスターがこのダンジョンでは、頂点の存在ですからね。そのダンジョンで産み出されたものは仲間ではありません。マスターの駒のひとつですよ」
「そいつは愉快だ!ワハハハハハハハ!」
「マスター!ひとつ説明しておきますね。ダンジョンポイントを大量に使うと、復活する部下を強化できますからね」
「どういう事だ?」
「その頭蓋骨を触媒になさるのでしたら、300ポイントを使った場合、元の人間として復活ができるでしょう」
オーブの説明では、300ポイントを使う事で30レベルのソフィアとして復活できる。しかし、ポイントを使いカスタマイズできるというのだ。
例えば、500ポイント使用して50レベルのソフィアとして復活させる事も可能というのだ。
「そいつは本当か?」
「嘘を言ってどうするんですか?ダンジョンマスターはポイントさえあればなんでも可能の創造主ですからね」
「ならば、もっとポイントを貯めてやろうではないか!」
「その調子です!頑張ってください」
「ふはははははは!ポイントを使った一大帝国を築いてやろうではないか!そして、本当に魔王となりマルクとシオンに復讐してやる!」
ディクトは、とんでもない力を手に入れて愉快だった。そして、ディクトのダンジョンは更に急成長を遂げることになる。
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