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第5章 最強への道
1話 ハナという少女
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マルク達の平穏の日々が戻り、冒険者ギルドにやってきていた。
「申し訳ありません。担当を代わりますので少々お待ちください」
「ステファニーちゃん!なんでだよ?」
「申し訳ありません。私は暁月の明星の専属受付嬢ですので・・・・・・ご理解のほどよろしくお願いいたします」
「暁月の明星なんていない・・・・・・あっ」
「悪いね」
マルク達が、いつの間にか冒険者ギルドに入ってきていた。
「くっ・・・・・・」
ステファニーは、専属受付嬢となり更に受付嬢として人気が出てきていた。専属となればなかなか対応がしてもらえなくなり、プレミアム感が出るのだろう。
ステファニーが、カウンターに入ると前では考えられない程行列が出来ていた。
「マルク、今日はなんの依頼を受けるの?」
「ああ。そろそろ暁月の明星もパーティーランクをあげようと思ってね」
「じぁ、やっと行商人の護衛依頼を試験として受けるのね?」
「うん。暁月の明星もBランクになっても、もう他のパーティーからのやっかみも出ないだろうしね」
「遅いくらいだよ」
「そうかな?」
そんな話をしていると、ギルドの入り口付近が騒がしくなった。
「おい!なんでこんなところに、君のような嬢ちゃんが入っているんだよ?」
「あ、あの・・・・・・その・・・・・・」
「なんだ?嬢ちゃんもっとはっきり大きな声で話な?」
「あの!あたしの依頼を受けて下さい!」
「依頼を受けろだぁ?」
「ひっ!」
少女はまだ六歳、いや七歳だろうか?冒険者の顔を見て今にも泣き出してしまいそうだ。
「ちょっとシーザー!何、小さな女の子を脅しているのよ」
「うわぁ!痛ぇーーー!いきなり殴るなこの狂暴女!」
「はぁ?あんた死にたいの?あたしにはカーラという名前があんだよ!」
「はっ!うるせぇ!お前の名前はカーラじゃなくバーサーカー(ラ)に改名しろ!」
「ぐぬぬぬ!言ってはいけない事を言いやがって!死にさらせ!」
「ぎゃああああああああ!」
「ひっ!」
シーザーとカーラはギルド内で喧嘩を始めたが、回りの冒険者はいつもの事だとなれたものだ。
そして、小さな女の子には別の女冒険者が話しかけていた。
「それであなたは私達に依頼をしたいの?」
「あの人達はいいの?」
「いいのいいの。いつも通りいちゃついているだけだから」
小さな女の子は、いちゃついているだけだからと聞いて呆然としていた。
「で、依頼って?」
「あたしのお母さんを助けて!命の華を取ってきてほしいの!」
「「「「「命の華だって!」」」」」
冒険者が口を揃えて大きな声を出した。
「嬢ちゃん、お前は俺達に依頼すると言ったよな?」
「はい!お金ならちゃんと持って来ました」
少女の手には30ミストがあった。それを見た冒険者は気まずい雰囲気になった。
「嬢ちゃん、それじゃあ無理だよ」
「えっ?」
冒険者は気まずい雰囲気で少女に説明した。命の華は特別な素材で心臓の病気を治療するものだ。
命の華という名前だが、薔薇の花のような形をしているところから名付けられた物で、その花は特別な毒を吸い取る事が出来るのだ。
そして、その花が咲いている場所が問題なのだ。
「無理なの?」
「ああ!嬢ちゃんには悪いが、30ミストでは誰も受けんだろうな」
「なんで?30ミストもあるんだよ?」
六歳の少女にとっては大金なのは、ここにいる全員が理解していた。しかし、命の華を取って来るにはブラックドラゴンがいる場所に行かなければならないのだ。
つまり30ミストでは旅費にもならないし、命の華の相場は一本300万ミストである。
「300万ミスト・・・・・・」
「嬢ちゃん、悪いが諦めるんだな」
「そ、そんな!お母さんを助けたいの。誰か命の華を取ってきてよ」
少女の願いに答える冒険者は誰もいなかった。
「ねぇ、マルク?」
「シオン。気持ちは分かるが乗れない相談だよ」
「なんでよ?」
シオンは当然だがカノン達も、マルクを見て無言の圧力をかけていた。
「いいかい?ここで名乗りをあげたら駄目だよ。暁月の明星は可哀想な依頼人なら何でも受けると思われるからね」
「「「「「じゃあ」」」」」
「勘違いしたら駄目だよ。依頼を受けるには最低300万ミストがいるのは事実だからね。安易に受けたらあの少女は借金を背負うんだよ」
「じゃあ・・・・・・どちらにせよ」
「そういう事だね」
少女はギルド内をうろうろして、冒険者に声をかけていた。そして、少女はギルドカウンターに来て、受付嬢にも声をかけていたが、30ミストでは依頼は出せないと困っていた。
「ハナ!こんなとこで何をしているんだ?」
「お父さん・・・・・・あたし、お母さんの病気を治したいの。だから、冒険者に命の華を取って来てもらおうとお願いしていて」
すると、ハナの父は顔を青ざめ、ギルドと冒険者に謝罪して回って、ハナをギルドから連れ出して家に帰ってしまった。
「「「「「はぁあ・・・・・・」」」」」
「なんとも出来ねぇよな」
「当たり前じゃない・・・・・・命の華は安くないし、ブラックドラゴンなんて討伐できないでしょ!」
ブラックドラゴンは、ポイズンドラゴンの上位種だ。普通の冒険者では到底無理な話である。
「さてと。ステファニー、今日は一旦帰るよ」
「まさか?」
「それは、一旦みんなと話あってからだよ。行商人の護衛依頼は保留にしておいてね」
「わ、わかりました」
「みんな、今日は帰るよ。帰って会議をしようか?」
「「「「「うん・・・・・・」」」」」
マルクは、先ほどの少女の依頼を検討する為に屋敷に帰るのだった。
「申し訳ありません。担当を代わりますので少々お待ちください」
「ステファニーちゃん!なんでだよ?」
「申し訳ありません。私は暁月の明星の専属受付嬢ですので・・・・・・ご理解のほどよろしくお願いいたします」
「暁月の明星なんていない・・・・・・あっ」
「悪いね」
マルク達が、いつの間にか冒険者ギルドに入ってきていた。
「くっ・・・・・・」
ステファニーは、専属受付嬢となり更に受付嬢として人気が出てきていた。専属となればなかなか対応がしてもらえなくなり、プレミアム感が出るのだろう。
ステファニーが、カウンターに入ると前では考えられない程行列が出来ていた。
「マルク、今日はなんの依頼を受けるの?」
「ああ。そろそろ暁月の明星もパーティーランクをあげようと思ってね」
「じぁ、やっと行商人の護衛依頼を試験として受けるのね?」
「うん。暁月の明星もBランクになっても、もう他のパーティーからのやっかみも出ないだろうしね」
「遅いくらいだよ」
「そうかな?」
そんな話をしていると、ギルドの入り口付近が騒がしくなった。
「おい!なんでこんなところに、君のような嬢ちゃんが入っているんだよ?」
「あ、あの・・・・・・その・・・・・・」
「なんだ?嬢ちゃんもっとはっきり大きな声で話な?」
「あの!あたしの依頼を受けて下さい!」
「依頼を受けろだぁ?」
「ひっ!」
少女はまだ六歳、いや七歳だろうか?冒険者の顔を見て今にも泣き出してしまいそうだ。
「ちょっとシーザー!何、小さな女の子を脅しているのよ」
「うわぁ!痛ぇーーー!いきなり殴るなこの狂暴女!」
「はぁ?あんた死にたいの?あたしにはカーラという名前があんだよ!」
「はっ!うるせぇ!お前の名前はカーラじゃなくバーサーカー(ラ)に改名しろ!」
「ぐぬぬぬ!言ってはいけない事を言いやがって!死にさらせ!」
「ぎゃああああああああ!」
「ひっ!」
シーザーとカーラはギルド内で喧嘩を始めたが、回りの冒険者はいつもの事だとなれたものだ。
そして、小さな女の子には別の女冒険者が話しかけていた。
「それであなたは私達に依頼をしたいの?」
「あの人達はいいの?」
「いいのいいの。いつも通りいちゃついているだけだから」
小さな女の子は、いちゃついているだけだからと聞いて呆然としていた。
「で、依頼って?」
「あたしのお母さんを助けて!命の華を取ってきてほしいの!」
「「「「「命の華だって!」」」」」
冒険者が口を揃えて大きな声を出した。
「嬢ちゃん、お前は俺達に依頼すると言ったよな?」
「はい!お金ならちゃんと持って来ました」
少女の手には30ミストがあった。それを見た冒険者は気まずい雰囲気になった。
「嬢ちゃん、それじゃあ無理だよ」
「えっ?」
冒険者は気まずい雰囲気で少女に説明した。命の華は特別な素材で心臓の病気を治療するものだ。
命の華という名前だが、薔薇の花のような形をしているところから名付けられた物で、その花は特別な毒を吸い取る事が出来るのだ。
そして、その花が咲いている場所が問題なのだ。
「無理なの?」
「ああ!嬢ちゃんには悪いが、30ミストでは誰も受けんだろうな」
「なんで?30ミストもあるんだよ?」
六歳の少女にとっては大金なのは、ここにいる全員が理解していた。しかし、命の華を取って来るにはブラックドラゴンがいる場所に行かなければならないのだ。
つまり30ミストでは旅費にもならないし、命の華の相場は一本300万ミストである。
「300万ミスト・・・・・・」
「嬢ちゃん、悪いが諦めるんだな」
「そ、そんな!お母さんを助けたいの。誰か命の華を取ってきてよ」
少女の願いに答える冒険者は誰もいなかった。
「ねぇ、マルク?」
「シオン。気持ちは分かるが乗れない相談だよ」
「なんでよ?」
シオンは当然だがカノン達も、マルクを見て無言の圧力をかけていた。
「いいかい?ここで名乗りをあげたら駄目だよ。暁月の明星は可哀想な依頼人なら何でも受けると思われるからね」
「「「「「じゃあ」」」」」
「勘違いしたら駄目だよ。依頼を受けるには最低300万ミストがいるのは事実だからね。安易に受けたらあの少女は借金を背負うんだよ」
「じゃあ・・・・・・どちらにせよ」
「そういう事だね」
少女はギルド内をうろうろして、冒険者に声をかけていた。そして、少女はギルドカウンターに来て、受付嬢にも声をかけていたが、30ミストでは依頼は出せないと困っていた。
「ハナ!こんなとこで何をしているんだ?」
「お父さん・・・・・・あたし、お母さんの病気を治したいの。だから、冒険者に命の華を取って来てもらおうとお願いしていて」
すると、ハナの父は顔を青ざめ、ギルドと冒険者に謝罪して回って、ハナをギルドから連れ出して家に帰ってしまった。
「「「「「はぁあ・・・・・・」」」」」
「なんとも出来ねぇよな」
「当たり前じゃない・・・・・・命の華は安くないし、ブラックドラゴンなんて討伐できないでしょ!」
ブラックドラゴンは、ポイズンドラゴンの上位種だ。普通の冒険者では到底無理な話である。
「さてと。ステファニー、今日は一旦帰るよ」
「まさか?」
「それは、一旦みんなと話あってからだよ。行商人の護衛依頼は保留にしておいてね」
「わ、わかりました」
「みんな、今日は帰るよ。帰って会議をしようか?」
「「「「「うん・・・・・・」」」」」
マルクは、先ほどの少女の依頼を検討する為に屋敷に帰るのだった。
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