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第4章 成長
47話 貴重なアイテム
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まさかワークスは、マルクのアキレス腱となる人間を誘拐して、絵画と交換しようとしていた。
その頃、ワークスの屋敷を飛び出した間者は、言うまでもなくカエデである。
「くっ!しくったわ・・・・・・」
カエデは、自分の腕を押さえつけ毒が回らないようにして、とりあえず身の隠せる場所に見つけた。
そして、グレーターキュアを飲み干し、ホッとため息をついた。
キュアポーションは、ノーマル・ハイ・グレーターの三種がある。マルクは万が一の時の為に、カエデには、一番強力なものを持たせていた。
ちなみに、魔法にはその上のどんな毒も回復させるエクストラキュアと言う魔法がある。
「まさか、私がこんなミスをしようとはなんたる不覚」
しかし、あのアサシンはたしかダークスネイカーか・・・・・・だとしたら少し不味いかもしれないな
カエデは、ワークスの屋敷にいたアサシンを知っていた。カエデはそんなことを思い、とりあえずマルクに今あった事を報告しようと、屋敷に急いで帰還した。
屋敷ではシオン達がお茶をしていた。セバスチャンの淹れるお茶は絶品であり、クッキーと一緒に女子会をしていた。
「マルク、上手くいくかな?」
「あたし達がアドバイスしたから大丈夫よ」
「そうすれば、マルクに新しい奥さんができるね」
「ステファニーはギルド受付嬢だし、マルクを支えてくれるよね」
そんな話をしていたところに、カエデがフラフラになって部屋の中に入ってきた。
そして、カエデは何とか屋敷に帰ってこれたようで、部屋に入ったとたんに倒れてしまった。
「「「「「カエデ?」」」」」
「どうしたの?」
「すいません・・・・・・しくじりました」
カエデはそう言い残し気を失ってしまった。シオン達は、カエデに駆け寄り抱き抱えると腕の辺りがどす黒く変色していることがわかった。
「セバス!リディアを呼んできて!毒におかされているわ!」
「は、はい!」
シオン達は、カエデに応急処置をして、肩口をロープで縛った。毒がこれ以上体に回らないようにしたが、すでにだいぶんまわった後で効果はほとんどないがやらないよりましである。
「クレア?冒険で使うキュアポーションはある?」
「それが手持ちがもうないの・・・・・・」
クレアは、デミリッチのマジックアイテムで、マジックポーチをもらい、何時でも取り出せるように
パーティーの物品を持っている。
しかし、アンデッド集団でキュアポーションを使いきっていた。
「リディア、早く入って!」
リディアがセバスチャンに連れられて部屋に入ってきた。
「カエデがどうしたの?毒にやられたときいたけど?」
「リディア、カエデがミスったみたいで!」
「こ、これは!」
リディアは、セバスチャンと一緒にマルクに購入された奴隷で錬金術師である。カエデの腕の変色具合から顔を青ざめた。
「これは!」
「早くキュアポーションを!」
「これは、Sランクの毒・・・・・・私が作るポーションでは治せません・・・・・・」
リディアは錬金術(A)であり、グレーターキュアまでしか作れなかった。この先、作れるようになるかもしれないが今この地点では万能薬は不可能であった。
「じゃあどうすんのよ?」
「あたし、冒険者ギルドに行ってくる」
「じゃあ、あたしは生産ギルドに!」
シオン達は、ギルドで売ってないか確認しに行った。しかし、セバスチャンはギルドには置いてないだろうと思っていた。
万能薬は、Sランクの錬金術師が作れるアイテムだ。いくら王都が広くても、王宮錬金術師でも作れる人間が一人いたらいいぐらいに貴重なアイテムなのだ。
セバスチャンは、カエデをリディアに任せて、マルクを探しにでかけた。マルクなら、魔法で助けれるからだ。
「リディア、グレーターキュアポーションは何本ありますか?」
「ご主人様に言われていたので、常時100本はあるよ」
「じゃあ、それを使って毒の進行を抑えて時間をかせいで下さい」
リディアは、カエデにグレーターキュアポーションを腕に振りかけると、若干肌の色が元に戻るがしばらくすると変色した。
「絶対にご主人様を連れて帰りますので、カエデを頼みましたよ」
「分かりました」
セバスチャンは、夜の町にマルクを探しに出掛けていくのだった。シオン達は冒険者・生産・商人・魔道ギルドを訪れ、万能薬がないか聞いたがやはりどこにもなかった。
ギルドのカウンターで尋ねると、全員が何を言っているんだ?という顔をされた。仮に万能薬がギルドにあればオークション対象となるアイテムだ。個人に売れるはずがないアイテムで、それほど万能薬はエリクサー並みに高価なアイテムだった。
シオン達は、ダメ元で商会や錬金術師が営業するポーション屋に行ってみたが、冷やかしだと思われてしまい、屋敷に帰るしかなかった。
その頃、ワークスの屋敷を飛び出した間者は、言うまでもなくカエデである。
「くっ!しくったわ・・・・・・」
カエデは、自分の腕を押さえつけ毒が回らないようにして、とりあえず身の隠せる場所に見つけた。
そして、グレーターキュアを飲み干し、ホッとため息をついた。
キュアポーションは、ノーマル・ハイ・グレーターの三種がある。マルクは万が一の時の為に、カエデには、一番強力なものを持たせていた。
ちなみに、魔法にはその上のどんな毒も回復させるエクストラキュアと言う魔法がある。
「まさか、私がこんなミスをしようとはなんたる不覚」
しかし、あのアサシンはたしかダークスネイカーか・・・・・・だとしたら少し不味いかもしれないな
カエデは、ワークスの屋敷にいたアサシンを知っていた。カエデはそんなことを思い、とりあえずマルクに今あった事を報告しようと、屋敷に急いで帰還した。
屋敷ではシオン達がお茶をしていた。セバスチャンの淹れるお茶は絶品であり、クッキーと一緒に女子会をしていた。
「マルク、上手くいくかな?」
「あたし達がアドバイスしたから大丈夫よ」
「そうすれば、マルクに新しい奥さんができるね」
「ステファニーはギルド受付嬢だし、マルクを支えてくれるよね」
そんな話をしていたところに、カエデがフラフラになって部屋の中に入ってきた。
そして、カエデは何とか屋敷に帰ってこれたようで、部屋に入ったとたんに倒れてしまった。
「「「「「カエデ?」」」」」
「どうしたの?」
「すいません・・・・・・しくじりました」
カエデはそう言い残し気を失ってしまった。シオン達は、カエデに駆け寄り抱き抱えると腕の辺りがどす黒く変色していることがわかった。
「セバス!リディアを呼んできて!毒におかされているわ!」
「は、はい!」
シオン達は、カエデに応急処置をして、肩口をロープで縛った。毒がこれ以上体に回らないようにしたが、すでにだいぶんまわった後で効果はほとんどないがやらないよりましである。
「クレア?冒険で使うキュアポーションはある?」
「それが手持ちがもうないの・・・・・・」
クレアは、デミリッチのマジックアイテムで、マジックポーチをもらい、何時でも取り出せるように
パーティーの物品を持っている。
しかし、アンデッド集団でキュアポーションを使いきっていた。
「リディア、早く入って!」
リディアがセバスチャンに連れられて部屋に入ってきた。
「カエデがどうしたの?毒にやられたときいたけど?」
「リディア、カエデがミスったみたいで!」
「こ、これは!」
リディアは、セバスチャンと一緒にマルクに購入された奴隷で錬金術師である。カエデの腕の変色具合から顔を青ざめた。
「これは!」
「早くキュアポーションを!」
「これは、Sランクの毒・・・・・・私が作るポーションでは治せません・・・・・・」
リディアは錬金術(A)であり、グレーターキュアまでしか作れなかった。この先、作れるようになるかもしれないが今この地点では万能薬は不可能であった。
「じゃあどうすんのよ?」
「あたし、冒険者ギルドに行ってくる」
「じゃあ、あたしは生産ギルドに!」
シオン達は、ギルドで売ってないか確認しに行った。しかし、セバスチャンはギルドには置いてないだろうと思っていた。
万能薬は、Sランクの錬金術師が作れるアイテムだ。いくら王都が広くても、王宮錬金術師でも作れる人間が一人いたらいいぐらいに貴重なアイテムなのだ。
セバスチャンは、カエデをリディアに任せて、マルクを探しにでかけた。マルクなら、魔法で助けれるからだ。
「リディア、グレーターキュアポーションは何本ありますか?」
「ご主人様に言われていたので、常時100本はあるよ」
「じゃあ、それを使って毒の進行を抑えて時間をかせいで下さい」
リディアは、カエデにグレーターキュアポーションを腕に振りかけると、若干肌の色が元に戻るがしばらくすると変色した。
「絶対にご主人様を連れて帰りますので、カエデを頼みましたよ」
「分かりました」
セバスチャンは、夜の町にマルクを探しに出掛けていくのだった。シオン達は冒険者・生産・商人・魔道ギルドを訪れ、万能薬がないか聞いたがやはりどこにもなかった。
ギルドのカウンターで尋ねると、全員が何を言っているんだ?という顔をされた。仮に万能薬がギルドにあればオークション対象となるアイテムだ。個人に売れるはずがないアイテムで、それほど万能薬はエリクサー並みに高価なアイテムだった。
シオン達は、ダメ元で商会や錬金術師が営業するポーション屋に行ってみたが、冷やかしだと思われてしまい、屋敷に帰るしかなかった。
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