82 / 361
第3章 嫁
30話 救出!
しおりを挟む
マルクの部屋に、シオンとセバスチャンが慌ただしく入ってきた。
「マルク、大変よ!」
「うわぁ!なんだ?」
「カノン達がまだ帰って来ないの!」
「もうすぐ日が暮れるよ?当分は日帰りできる依頼をするんじゃなかった?」
「ええ!カノン様も晩御飯を楽しみに出ていかれたので、帰らないはずは・・・・・・」
「シオン、カノン達は何の依頼を受けたかわかるか?」
「確か、昨日オウカがオーガを狩るって」
「って事は東の森か!」
「マルク、どうするの?」
「探してくるよ」
「でも、日が暮れるのにマルクまで危険になるじゃない・・・・・・」
「本当にそう思う?」
「ごめん。マルクが危険になるじゃ世界が滅びるような事が起きるわね・・・・・・じゃ行こうか」
シオンがマルクと出発しようしたら、セバスチャンが驚き慌てた。
「ちょっ、ちょっと!シオン様!何を言っているんですか?」
「セバス、大丈夫だから。マルクが本気出せばあんたより強いし、何よりカノン達もすぐに見つけて、いや、もう見つけているよ。ねっマルク?」
「ああ、東の森の洞窟にいるみたいだ。盗賊達に捕まっているみたいだね」
「ご主人様!本当に見つけたのですか?」
「ああ。そんな事は余裕だよ」
マルクは、カノン達を世界地図のスキルでサーチしてどこにいるか、また周りの状況まで把握していたのだった。
その事実を知り、セバスチャンは絶句すると共にとんでもない主人に買われた事を理解した。
「じゃ、行ってくるよ」
「あたしも連れていってよ!」
「わかってるって!セバス達は晩御飯を食べてていいからね」
「ご主人様より先にいただくことはできません!それより、無事にお帰りください」
セバスチャンは、紅の訓練に付き合って盗賊に遅れをとるような訓練はしていなかった。なのに、盗賊に捕まっていると聞き、主であるマルクに申し訳なかった。
マルクは、屋敷の中庭に出てフェニックスウィングを唱えた。それを見てセバスチャンやララベルは目を見開き絶句した。
「ご、ご主人様!それはいったい・・・・・・」
「まあ、帰ってから説明するよ。いってきます」
マルクはシオンを、お姫様抱っこすると炎の翼を広げると宙に浮いた。
「「「「「なっ!」」」」」
セバスチャン達は、フライの風属性魔法のレアスキルは知っていたが、マルクのそれは今までの常識と違い火属性魔法だった。
そして、セバスチャン達はマルクがいなくなった宙にを見上げ言葉を失っていた。
「マルク、カノン達は本当に盗賊に?」
「うん、間違いないね。洞窟の出入口に盗賊が見張りをしているよ」
マルクは、あっという間に盗賊のアジトにたどり着いていた。空中からマルクはシオンを抱き抱え見下ろしていると、盗賊達が見張りをしている。
「あそこに、カノン達が?」
「みたいだね。世界地図にはカノン達の反応があるよ。じゃあ行くよ!」
時は、少し遡りカノン達は、あっという間に盗賊集団に囲まれてしまった。
「くっ!き、貴様はザックか!鉱山送りになったんじゃなかったのか?」
「ワハハハハ!私はお前達に、仕返しできるとは嬉しい誤算だ!なぜ、私が奴隷に落ちて鉱山送りにならなかった意味がわかった!」
「き、貴様は・・・・・・」
ザックが、カノン達に向かって勝ち誇った。ザックはただ、盗賊達と誘拐をしようと森の中を徘徊していたところ、カノン達に遭遇したので嬉しい誤算だったのだ。
「亜人共、武器を捨てろ!蜂の巣にされたいのか?」
周りの盗賊達は弓を絞る。それを見て、カノン達は武器を足元に置いた。それを見たザックは、やらしい笑みを浮かべ、部下の一人にカノン達の武器を回収させた。
「ザック!こいつらの武器、とんでもないいい武器だぜ!この武器だけでも大儲けだぜ!」
「「「「くっ!マルクからの・・・・・・」」」」
武器を奪った盗賊達は、カノン達を縛り上げてしまい。洞窟のアジトに連行した。
「あたし達をどこに!」
「あたしにさわるな!」
「いやっ!」
「くっ・・・・・・」
「やかましい!お前達は奴隷に落として売られるんだよ!」
「言わなくとも分かるだろ?」
「その前に、俺達が楽しませてもらうか?ゲヘヘへへへ」
カノン達は、盗賊達の顔を見た瞬間身の毛が走った。
「暴れるな!早く歩け!」
カノン達は、後ろ手で縛られ足は四人で繋がれ逃げる事が出来ず、盗賊達のアジトに連れていかれ、鉄格子の中に入れられた。
アジトに着くなり、盗賊の一人がカノンに襲いかかろうとしたが、ザックがそれを止めた。
「ザックの旦那!なんでだよ?」
「そうだぜ?こんなやつら襲っても」
「こいつらの容姿を見てみろ?亜人としては上玉だ。傷ひとつつけず奴隷商に売れば高く売れる」
カノン達は、マルクに救われたといって良かったのだ。毎日のように、美味しい料理を出され風呂にも入っていたおかげで、町でも男性が振り返るほど健康で美しくなっていた。
ザックは、それを見てナガレス商会の為に少しでも高く売れる決断をしたのだった。盗賊達は、不満を露にしたが商会長のナガレスの奴隷なので、ザックの意見に渋々したがったのだ。
そして、カノン達は幸運だった。奴隷の仮契約をする隷属の首輪がなかった事だ。取り寄せるのに時間がかかったのだ。
明日には届き、首輪をはめられれば終わりだが、日帰りのはずが帰らない事で救われる事になる。
「カノン。あたし達が油断してごめん・・・・・」
「カノンの言う事を聞かなかったから」
「うっ・・・・・・」
「今さら、そんな事を言ってもしょうがないだろ?それよりこの状況をなんとかしないと!」
「武器もないのにどうやって?」
「それを考えるんだ」
「お前達は、もう終わりだ。明日には隷属の首輪が届く!諦めろ!明日には闇ギルドの奴隷商に売られる事になるんだよ」
「ザック!貴様は!」
「ワハハハハ!本当に愉快だ!私の気分が晴れるおもいだよ!」
その時、アジトが騒がしくなってきた。入口の方で叫び声が聞こえて、盗賊の一人が慌てた様子で駆け込んできた。
「敵襲だぁ~~~~~~~~~~~~~!」
カノン達は、一部の希望に賭け笑顔になっていた。
「マルク、大変よ!」
「うわぁ!なんだ?」
「カノン達がまだ帰って来ないの!」
「もうすぐ日が暮れるよ?当分は日帰りできる依頼をするんじゃなかった?」
「ええ!カノン様も晩御飯を楽しみに出ていかれたので、帰らないはずは・・・・・・」
「シオン、カノン達は何の依頼を受けたかわかるか?」
「確か、昨日オウカがオーガを狩るって」
「って事は東の森か!」
「マルク、どうするの?」
「探してくるよ」
「でも、日が暮れるのにマルクまで危険になるじゃない・・・・・・」
「本当にそう思う?」
「ごめん。マルクが危険になるじゃ世界が滅びるような事が起きるわね・・・・・・じゃ行こうか」
シオンがマルクと出発しようしたら、セバスチャンが驚き慌てた。
「ちょっ、ちょっと!シオン様!何を言っているんですか?」
「セバス、大丈夫だから。マルクが本気出せばあんたより強いし、何よりカノン達もすぐに見つけて、いや、もう見つけているよ。ねっマルク?」
「ああ、東の森の洞窟にいるみたいだ。盗賊達に捕まっているみたいだね」
「ご主人様!本当に見つけたのですか?」
「ああ。そんな事は余裕だよ」
マルクは、カノン達を世界地図のスキルでサーチしてどこにいるか、また周りの状況まで把握していたのだった。
その事実を知り、セバスチャンは絶句すると共にとんでもない主人に買われた事を理解した。
「じゃ、行ってくるよ」
「あたしも連れていってよ!」
「わかってるって!セバス達は晩御飯を食べてていいからね」
「ご主人様より先にいただくことはできません!それより、無事にお帰りください」
セバスチャンは、紅の訓練に付き合って盗賊に遅れをとるような訓練はしていなかった。なのに、盗賊に捕まっていると聞き、主であるマルクに申し訳なかった。
マルクは、屋敷の中庭に出てフェニックスウィングを唱えた。それを見てセバスチャンやララベルは目を見開き絶句した。
「ご、ご主人様!それはいったい・・・・・・」
「まあ、帰ってから説明するよ。いってきます」
マルクはシオンを、お姫様抱っこすると炎の翼を広げると宙に浮いた。
「「「「「なっ!」」」」」
セバスチャン達は、フライの風属性魔法のレアスキルは知っていたが、マルクのそれは今までの常識と違い火属性魔法だった。
そして、セバスチャン達はマルクがいなくなった宙にを見上げ言葉を失っていた。
「マルク、カノン達は本当に盗賊に?」
「うん、間違いないね。洞窟の出入口に盗賊が見張りをしているよ」
マルクは、あっという間に盗賊のアジトにたどり着いていた。空中からマルクはシオンを抱き抱え見下ろしていると、盗賊達が見張りをしている。
「あそこに、カノン達が?」
「みたいだね。世界地図にはカノン達の反応があるよ。じゃあ行くよ!」
時は、少し遡りカノン達は、あっという間に盗賊集団に囲まれてしまった。
「くっ!き、貴様はザックか!鉱山送りになったんじゃなかったのか?」
「ワハハハハ!私はお前達に、仕返しできるとは嬉しい誤算だ!なぜ、私が奴隷に落ちて鉱山送りにならなかった意味がわかった!」
「き、貴様は・・・・・・」
ザックが、カノン達に向かって勝ち誇った。ザックはただ、盗賊達と誘拐をしようと森の中を徘徊していたところ、カノン達に遭遇したので嬉しい誤算だったのだ。
「亜人共、武器を捨てろ!蜂の巣にされたいのか?」
周りの盗賊達は弓を絞る。それを見て、カノン達は武器を足元に置いた。それを見たザックは、やらしい笑みを浮かべ、部下の一人にカノン達の武器を回収させた。
「ザック!こいつらの武器、とんでもないいい武器だぜ!この武器だけでも大儲けだぜ!」
「「「「くっ!マルクからの・・・・・・」」」」
武器を奪った盗賊達は、カノン達を縛り上げてしまい。洞窟のアジトに連行した。
「あたし達をどこに!」
「あたしにさわるな!」
「いやっ!」
「くっ・・・・・・」
「やかましい!お前達は奴隷に落として売られるんだよ!」
「言わなくとも分かるだろ?」
「その前に、俺達が楽しませてもらうか?ゲヘヘへへへ」
カノン達は、盗賊達の顔を見た瞬間身の毛が走った。
「暴れるな!早く歩け!」
カノン達は、後ろ手で縛られ足は四人で繋がれ逃げる事が出来ず、盗賊達のアジトに連れていかれ、鉄格子の中に入れられた。
アジトに着くなり、盗賊の一人がカノンに襲いかかろうとしたが、ザックがそれを止めた。
「ザックの旦那!なんでだよ?」
「そうだぜ?こんなやつら襲っても」
「こいつらの容姿を見てみろ?亜人としては上玉だ。傷ひとつつけず奴隷商に売れば高く売れる」
カノン達は、マルクに救われたといって良かったのだ。毎日のように、美味しい料理を出され風呂にも入っていたおかげで、町でも男性が振り返るほど健康で美しくなっていた。
ザックは、それを見てナガレス商会の為に少しでも高く売れる決断をしたのだった。盗賊達は、不満を露にしたが商会長のナガレスの奴隷なので、ザックの意見に渋々したがったのだ。
そして、カノン達は幸運だった。奴隷の仮契約をする隷属の首輪がなかった事だ。取り寄せるのに時間がかかったのだ。
明日には届き、首輪をはめられれば終わりだが、日帰りのはずが帰らない事で救われる事になる。
「カノン。あたし達が油断してごめん・・・・・」
「カノンの言う事を聞かなかったから」
「うっ・・・・・・」
「今さら、そんな事を言ってもしょうがないだろ?それよりこの状況をなんとかしないと!」
「武器もないのにどうやって?」
「それを考えるんだ」
「お前達は、もう終わりだ。明日には隷属の首輪が届く!諦めろ!明日には闇ギルドの奴隷商に売られる事になるんだよ」
「ザック!貴様は!」
「ワハハハハ!本当に愉快だ!私の気分が晴れるおもいだよ!」
その時、アジトが騒がしくなってきた。入口の方で叫び声が聞こえて、盗賊の一人が慌てた様子で駆け込んできた。
「敵襲だぁ~~~~~~~~~~~~~!」
カノン達は、一部の希望に賭け笑顔になっていた。
30
お気に入りに追加
492
あなたにおすすめの小説

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる