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第3章 嫁
22話 プラチナカード
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バスクは、マルク達に協力を得て感謝していた。マルク達に協力を頼むのは、もう一度ハーバリ商会に買い物をする事だった。
「また、店に行くの?」
「絶対、閉め出されそうね」
「本当にそうなりそう・・・・・・」
「行くのイヤ・・・・・・」
もう一度あの従業員に会う事で、紅のメンバーは意気消沈していた。そして、バスクは一緒には来ず
マルク達だけで、もう一度ハーバリ商会に入店したのだった。
「いらっしゃい・・・・・・ませって、また来たのですか?」
「ええ!来たくはなかったんだけど、クレアのツールが欲しくてしょうがなしにまた来たんだ!」
「この店には、亜人に売るような商品はないと言ったはずです」
「そうやって差別するのは間違っている!」
「はっ!これは差別じゃない!区別だよ!」
「なんだと!」
「この店の商品を、亜人が購入なんてされたら、うちの店の品位が下がるんだよ。そんな事は、店長であるこのザック様が容認しない!」
店長と名乗った、ザックは店で一番権力がある。その為、周りにいる従業員は遠巻きにマルク達を見ていただけだった。
「じゃあ!僕が購入して、クレアに渡しても駄目なのかよ!」
「フッ!お前等二人は、亜人と一緒に行動する非ヒューマン種族なんだよ!」
「「「「「「店長!お客様に対して!」」」」」」
「お前ら!店に出てくるなと言っただろうが!私の店が汚れる!もう少しでお前達はクビなんだから、店に出てくるな!」
ザックの言い分に堪えられなくなった、従業員が奥から飛び出して来た。
いずれも、従業員全員がヒューマン族ではなかった。ザックは、ヒューマン族意外の人種をクビにしようとしていたようだ。
「お前達のような者がいたら、私の店が汚れるわ!早く店の奥に引っ込んでいろ!それに、お前達も早く出ていけ!何度来られても迷惑だ!私の店の品位が下がる!」
「ザック~~~~~~!何が品位が下がる!私の店にお前のような奴は要らん!お前はクビだ!」
ハーバリ商会のホール全体に怒号が響いた。ザックは店の入り口に目を向けると、そこには顔を真っ赤にして目を見開くバスクが仁王立ちしていた。
「バ、バスク商会長・・・・・・な、なんでここにいるのですか?」
「私の店に、私がいて何がおかしい!」
「い、いや・・・・・・行商から帰って来るのは3日後だと!」
「だから、なんだと言うのだ!それより貴様、私の店のお客様に対してなんてことを!ハーバリ商会の経営理念は、誰でも自由安く買い求める事ができるのが第一であるのを忘れたのかぁ!」
「私は店の事を第一に考えて・・・・・・」
「やかましい!お前がいる方が店が汚れるわ!お主の処分は追って伝えるから、それまで自宅謹慎しておれ!」
「そんな!私は店に亜人がいたら、店の品位が下がると思って!」
「うるさい!警備員、早くこいつを店から追い出すのだ!」
「「「「「はっ!」」」」」
今までザックが店長であり誰も手出し出来なかったが、商会長のバスクが帰ってきたら話は別であった。
店の警備員は、バスクの指示に従いザックの腕を取り店の外に追い出してしまった。ザックは警備員に引きずられながら、自分は悪くないとわめいていた。
「マルクさん、本当に申し訳ありません。ザックがあんな奴だとは思わなかった」
バスクから、改めて謝罪を受けたのである。
「マルクさん、お詫びと言ってはなんなんですが、うちの店で何か欲しいものはありますか?」
「えっ?」
「その商品を謝罪として受け取って下さい」
「本当にいいのですか?」
「そのような事で、お詫びとなるとは思ってはいませんが、少しでもお役に立てればと思いまして」
「じゃ、遠慮なく。クレアのツールが欲しいです」
「おい!誰か?この方のローグ用のツールを用意してくれ!」
「はい!」
すると、ローグ道具売り場の担当の従業員が、店の奥から出てきて、最高級品のツールを取り出してくれた。
「えっ?こんな良い物を?」
「クレアさんだったね。うちの従業員が本当に失礼しました。本当に申し訳ありません」
「でも、このツールはダンジョン産なのでは?」
「はい。そうです!」
従業員が持ってきたツールは、ダンジョンボスを倒したら出る宝箱から産出される物だった。
「こんな高価なアイテムいただけません!」
そのツールはマジックアイテムで、+1ツールである。扉や宝箱の罠解除、虫眼鏡は罠発見などローグとしてのスキル成功率が10%上乗せされる物であった。
クレアは、そんな高価なアイテムをもらえないと断ったが、バスクはお詫びの品だと譲らなかった。
「マルクさん達も、何でもいいので欲しい商品があればなんでも言って下さい」
「あっ、いや・・・・・・僕達はツールさえあればと思い、ハーバリ商会にきただけだから僕達はいいですよ」
「あたし達は、マルクさんに冒険道具を買っていただいただけで十分です」
カノン達も、商品を勧められたがマルクとシオンとは別パーティーだと言って断った。クレアのツールだけで、十分すぎる商品だったからだ。
「えっ?マルクさんとカノンさんは、別パーティーだったのですか?」
マルクは、バスクに紅との関係を説明した。
「だったら、マルクさん達暁月の明星には何か欲しい商品を選んでもらわないといけません!」
「別に大丈夫ですよ。僕達はいいから、カノン達が選びなよ」
「あたし達は、クレアのツールだけで十分すぎる」
カノン達は、みんな首を縦に振っていた。マルクとシオンも、欲しい商品はなく困っていた。
するとバスクは手をポンッと叩き、マルクにカードを一枚手渡したのだった。
「これは?」
「そのカードは、うちの店で安く商品が買える身分証明書みたいなものです。それをお渡ししますね」
バスクは、マルクにプラチナカードを渡し買い物をする時は、そのカードを見せると全ての商品が半額で購入できると笑顔で言った。
「本当にいいのですか?」
「ええ!ハーバリ商会は大陸中にあるので、よほど小さな町に行かない限りご利用できるはずです」
マルクとシオンは、バスクにお礼を言ってカードをもらうことにした。
「また、店に行くの?」
「絶対、閉め出されそうね」
「本当にそうなりそう・・・・・・」
「行くのイヤ・・・・・・」
もう一度あの従業員に会う事で、紅のメンバーは意気消沈していた。そして、バスクは一緒には来ず
マルク達だけで、もう一度ハーバリ商会に入店したのだった。
「いらっしゃい・・・・・・ませって、また来たのですか?」
「ええ!来たくはなかったんだけど、クレアのツールが欲しくてしょうがなしにまた来たんだ!」
「この店には、亜人に売るような商品はないと言ったはずです」
「そうやって差別するのは間違っている!」
「はっ!これは差別じゃない!区別だよ!」
「なんだと!」
「この店の商品を、亜人が購入なんてされたら、うちの店の品位が下がるんだよ。そんな事は、店長であるこのザック様が容認しない!」
店長と名乗った、ザックは店で一番権力がある。その為、周りにいる従業員は遠巻きにマルク達を見ていただけだった。
「じゃあ!僕が購入して、クレアに渡しても駄目なのかよ!」
「フッ!お前等二人は、亜人と一緒に行動する非ヒューマン種族なんだよ!」
「「「「「「店長!お客様に対して!」」」」」」
「お前ら!店に出てくるなと言っただろうが!私の店が汚れる!もう少しでお前達はクビなんだから、店に出てくるな!」
ザックの言い分に堪えられなくなった、従業員が奥から飛び出して来た。
いずれも、従業員全員がヒューマン族ではなかった。ザックは、ヒューマン族意外の人種をクビにしようとしていたようだ。
「お前達のような者がいたら、私の店が汚れるわ!早く店の奥に引っ込んでいろ!それに、お前達も早く出ていけ!何度来られても迷惑だ!私の店の品位が下がる!」
「ザック~~~~~~!何が品位が下がる!私の店にお前のような奴は要らん!お前はクビだ!」
ハーバリ商会のホール全体に怒号が響いた。ザックは店の入り口に目を向けると、そこには顔を真っ赤にして目を見開くバスクが仁王立ちしていた。
「バ、バスク商会長・・・・・・な、なんでここにいるのですか?」
「私の店に、私がいて何がおかしい!」
「い、いや・・・・・・行商から帰って来るのは3日後だと!」
「だから、なんだと言うのだ!それより貴様、私の店のお客様に対してなんてことを!ハーバリ商会の経営理念は、誰でも自由安く買い求める事ができるのが第一であるのを忘れたのかぁ!」
「私は店の事を第一に考えて・・・・・・」
「やかましい!お前がいる方が店が汚れるわ!お主の処分は追って伝えるから、それまで自宅謹慎しておれ!」
「そんな!私は店に亜人がいたら、店の品位が下がると思って!」
「うるさい!警備員、早くこいつを店から追い出すのだ!」
「「「「「はっ!」」」」」
今までザックが店長であり誰も手出し出来なかったが、商会長のバスクが帰ってきたら話は別であった。
店の警備員は、バスクの指示に従いザックの腕を取り店の外に追い出してしまった。ザックは警備員に引きずられながら、自分は悪くないとわめいていた。
「マルクさん、本当に申し訳ありません。ザックがあんな奴だとは思わなかった」
バスクから、改めて謝罪を受けたのである。
「マルクさん、お詫びと言ってはなんなんですが、うちの店で何か欲しいものはありますか?」
「えっ?」
「その商品を謝罪として受け取って下さい」
「本当にいいのですか?」
「そのような事で、お詫びとなるとは思ってはいませんが、少しでもお役に立てればと思いまして」
「じゃ、遠慮なく。クレアのツールが欲しいです」
「おい!誰か?この方のローグ用のツールを用意してくれ!」
「はい!」
すると、ローグ道具売り場の担当の従業員が、店の奥から出てきて、最高級品のツールを取り出してくれた。
「えっ?こんな良い物を?」
「クレアさんだったね。うちの従業員が本当に失礼しました。本当に申し訳ありません」
「でも、このツールはダンジョン産なのでは?」
「はい。そうです!」
従業員が持ってきたツールは、ダンジョンボスを倒したら出る宝箱から産出される物だった。
「こんな高価なアイテムいただけません!」
そのツールはマジックアイテムで、+1ツールである。扉や宝箱の罠解除、虫眼鏡は罠発見などローグとしてのスキル成功率が10%上乗せされる物であった。
クレアは、そんな高価なアイテムをもらえないと断ったが、バスクはお詫びの品だと譲らなかった。
「マルクさん達も、何でもいいので欲しい商品があればなんでも言って下さい」
「あっ、いや・・・・・・僕達はツールさえあればと思い、ハーバリ商会にきただけだから僕達はいいですよ」
「あたし達は、マルクさんに冒険道具を買っていただいただけで十分です」
カノン達も、商品を勧められたがマルクとシオンとは別パーティーだと言って断った。クレアのツールだけで、十分すぎる商品だったからだ。
「えっ?マルクさんとカノンさんは、別パーティーだったのですか?」
マルクは、バスクに紅との関係を説明した。
「だったら、マルクさん達暁月の明星には何か欲しい商品を選んでもらわないといけません!」
「別に大丈夫ですよ。僕達はいいから、カノン達が選びなよ」
「あたし達は、クレアのツールだけで十分すぎる」
カノン達は、みんな首を縦に振っていた。マルクとシオンも、欲しい商品はなく困っていた。
するとバスクは手をポンッと叩き、マルクにカードを一枚手渡したのだった。
「これは?」
「そのカードは、うちの店で安く商品が買える身分証明書みたいなものです。それをお渡ししますね」
バスクは、マルクにプラチナカードを渡し買い物をする時は、そのカードを見せると全ての商品が半額で購入できると笑顔で言った。
「本当にいいのですか?」
「ええ!ハーバリ商会は大陸中にあるので、よほど小さな町に行かない限りご利用できるはずです」
マルクとシオンは、バスクにお礼を言ってカードをもらうことにした。
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