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第2章 役に立つスキル
8話 ギルドからの帰還命令
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マルクとシオンは、村の周辺を探索していた。デビット達は町への街道沿いを巡回していた。
「それにしても懐かしいわね」
「そうだね。シオンと父さん達に連れてこられて初めて魔物を討伐した場所だからね」
「あの時、マルクってば一角ウサギの突進にびっくりして、逃げ出して後ろからおしりを刺されたんだよね」
「また、その話を・・・・・・もう忘れてくれよ」
「だ~め。あんなに笑ったの初めてだったんだから忘れられないよ」
「ったく、あんな黒歴史・・・・・・」
「でも、今のマルクは全然強いし凄いじゃない」
「全然フォローになってないよ」
「まぁまぁ、そんなに拗ねないで。それにしても、村長が報酬を払ってくれるとは思わなかったわ」
「そりゃ当然だよ」
「なんでよ?村の収入は少ないんだよ。あたし達がタダでいいと言っているんだから、村も助かるじゃない」
「あたし達じゃないよ。タダでいいと言ったのはシオンだよ」
「じゃあ、マルクは最初から報酬をもらい気だったの?」
「うん。当たり前じゃないか」
「そんな!村には幼い頃からお世話になってきたのに、こういう時に恩返しを・・・・・・」
「シオンの言っていることも分かるんだけどね。これは僕達の為でもあるんだよ」
「えっ?」
「僕達は冒険者だからね。Cランクまでは目立たないようにしないといけないと、前に言っただろ?」
「うん。目立つと柄の悪い先輩に絡まれるからだよね?」
「そうだね。だけど、なめられたら冒険者はつとまらないから、タダで仕事を引き受けると、暁の明星に恩を売るとタダで依頼を受けてもらえると噂が広まるんだよ」
「でも、そんなの断ればいいんじゃ?」
「そうだね。それが通じる相手ならばね。昔、暁の明星はタダで依頼を受けたのに自分達は無理なのかと、貴族様に言われたらどうする?」
「貴族様に恩なんかないよ?」
「なかったとしても無理難題を言って来るのが、貴族様だよね?」
「な、なるほど・・・・・・」
「つまり、冒険者は仕事をしたら、安くても依頼を受けたら報酬はもらわないとナメられるんだよ。そうならないようにしないといけないんだよ」
「わ、わかった」
シオンは、マルクの説明に親指を立て納得した。そして、マルクとシオンは村の周辺を探索していると、あり得ない光景が広がっていた。
村長に言われた、この地域には珍しくオークが出現した場所にオークの村が出来ていたのだ。
「こ、これは!」
「マルク、この村のせいで勢力圏図が変わったんだわ」
オークの村は、マルクが初めて魔物討伐した野原を更に北に行き、森の奥に入った場所に出来ていたのだ。
ここは村の者も滅多に来ることはなく、いつの間にかオークの村が出来上がっていた。
「不味いな。こんな大きな村に育つとオークキングがいるかもしれないな・・・・・・」
「本当に?」
マルクは、世界地図と神眼で確認するとキングどころか、エンペラーの存在を確認した。
「ヤバい!すぐに引き返るよ!」
「な、なに、何がいたの?」
マルクは、シオンの手を引きこの場を離れた。
「ギルドに任せよう!エンペラーがいる。デスベアが街道沿いに出現したのも、オークの村ができたからだよ」
「エンペラー・・・・・・」
「とりあえず、村に報告しよう!」
「う、うん」
マルクとシオンは、村に帰って村長に報告した。村長と用心棒をしていたデビット達は、マルクの報告に冷や汗を流していた。
「マルク、その話は本当なのか?」
「父さん本当だよ。嘘なんかついてもしょうがないじゃないか」
「お義父さん、マルクの報告は本当です。オークの村が出来て、デスベアが街道沿いに逃げて来たんだと思います」
「わかった・・・・・・村長!これはもう災害級の事案だ。すぐに冒険者ギルドに報告をしないと!」
「そうじゃな。なんとかしてもらわんと、村が滅亡してしまう」
村長は、もう一度オークの村を確認させ、リーランの町の冒険者ギルドに早馬を使い助けを求めた。
「すいません!西の村にオークの集団が村を作っている。なんとかしてほしい!」
西の村は、リーランの町から1日程の距離にあるつまり、リーランの町にも実害が出てもおかしくはないのだ。
「あの村はヤバい!エンペラーの存在を確認した」
「なんですって!それは本当ですか?」
リーランの町の冒険者ギルドは騒然となった。マルク達は、村から早馬が出てすぐに両親に自分達もリーランの町に帰る事を伝えた。
「ああ。わかった!無理はするなよ」
「うん。僕達はまだDランクだから、前線には送られる事はないと思う」
「ああ。だが、あのオークの村は規模がでかい。何が起こるかわからんから油断はするなよ」
「わかった」
マルクとシオンは、冒険者ギルドから帰還命令があるはずなので、村の一週間滞在を切り上げ、リーランの町へと帰っていった。
すると、村からの早馬がリーランの町についたらしく、ギルドカードから帰還指示が表示された。
「早馬がリーランの町に着いたみたいね」
「みたいだね」
「マルク、怖いからもうちょっと低く飛んで!」
「ご、ごめん」
乗り合い馬車が、村に来るのが3日後だったのでマルクのフェニックスウィングで、マルクがシオンを抱えて飛んでいた。
「それにしても懐かしいわね」
「そうだね。シオンと父さん達に連れてこられて初めて魔物を討伐した場所だからね」
「あの時、マルクってば一角ウサギの突進にびっくりして、逃げ出して後ろからおしりを刺されたんだよね」
「また、その話を・・・・・・もう忘れてくれよ」
「だ~め。あんなに笑ったの初めてだったんだから忘れられないよ」
「ったく、あんな黒歴史・・・・・・」
「でも、今のマルクは全然強いし凄いじゃない」
「全然フォローになってないよ」
「まぁまぁ、そんなに拗ねないで。それにしても、村長が報酬を払ってくれるとは思わなかったわ」
「そりゃ当然だよ」
「なんでよ?村の収入は少ないんだよ。あたし達がタダでいいと言っているんだから、村も助かるじゃない」
「あたし達じゃないよ。タダでいいと言ったのはシオンだよ」
「じゃあ、マルクは最初から報酬をもらい気だったの?」
「うん。当たり前じゃないか」
「そんな!村には幼い頃からお世話になってきたのに、こういう時に恩返しを・・・・・・」
「シオンの言っていることも分かるんだけどね。これは僕達の為でもあるんだよ」
「えっ?」
「僕達は冒険者だからね。Cランクまでは目立たないようにしないといけないと、前に言っただろ?」
「うん。目立つと柄の悪い先輩に絡まれるからだよね?」
「そうだね。だけど、なめられたら冒険者はつとまらないから、タダで仕事を引き受けると、暁の明星に恩を売るとタダで依頼を受けてもらえると噂が広まるんだよ」
「でも、そんなの断ればいいんじゃ?」
「そうだね。それが通じる相手ならばね。昔、暁の明星はタダで依頼を受けたのに自分達は無理なのかと、貴族様に言われたらどうする?」
「貴族様に恩なんかないよ?」
「なかったとしても無理難題を言って来るのが、貴族様だよね?」
「な、なるほど・・・・・・」
「つまり、冒険者は仕事をしたら、安くても依頼を受けたら報酬はもらわないとナメられるんだよ。そうならないようにしないといけないんだよ」
「わ、わかった」
シオンは、マルクの説明に親指を立て納得した。そして、マルクとシオンは村の周辺を探索していると、あり得ない光景が広がっていた。
村長に言われた、この地域には珍しくオークが出現した場所にオークの村が出来ていたのだ。
「こ、これは!」
「マルク、この村のせいで勢力圏図が変わったんだわ」
オークの村は、マルクが初めて魔物討伐した野原を更に北に行き、森の奥に入った場所に出来ていたのだ。
ここは村の者も滅多に来ることはなく、いつの間にかオークの村が出来上がっていた。
「不味いな。こんな大きな村に育つとオークキングがいるかもしれないな・・・・・・」
「本当に?」
マルクは、世界地図と神眼で確認するとキングどころか、エンペラーの存在を確認した。
「ヤバい!すぐに引き返るよ!」
「な、なに、何がいたの?」
マルクは、シオンの手を引きこの場を離れた。
「ギルドに任せよう!エンペラーがいる。デスベアが街道沿いに出現したのも、オークの村ができたからだよ」
「エンペラー・・・・・・」
「とりあえず、村に報告しよう!」
「う、うん」
マルクとシオンは、村に帰って村長に報告した。村長と用心棒をしていたデビット達は、マルクの報告に冷や汗を流していた。
「マルク、その話は本当なのか?」
「父さん本当だよ。嘘なんかついてもしょうがないじゃないか」
「お義父さん、マルクの報告は本当です。オークの村が出来て、デスベアが街道沿いに逃げて来たんだと思います」
「わかった・・・・・・村長!これはもう災害級の事案だ。すぐに冒険者ギルドに報告をしないと!」
「そうじゃな。なんとかしてもらわんと、村が滅亡してしまう」
村長は、もう一度オークの村を確認させ、リーランの町の冒険者ギルドに早馬を使い助けを求めた。
「すいません!西の村にオークの集団が村を作っている。なんとかしてほしい!」
西の村は、リーランの町から1日程の距離にあるつまり、リーランの町にも実害が出てもおかしくはないのだ。
「あの村はヤバい!エンペラーの存在を確認した」
「なんですって!それは本当ですか?」
リーランの町の冒険者ギルドは騒然となった。マルク達は、村から早馬が出てすぐに両親に自分達もリーランの町に帰る事を伝えた。
「ああ。わかった!無理はするなよ」
「うん。僕達はまだDランクだから、前線には送られる事はないと思う」
「ああ。だが、あのオークの村は規模がでかい。何が起こるかわからんから油断はするなよ」
「わかった」
マルクとシオンは、冒険者ギルドから帰還命令があるはずなので、村の一週間滞在を切り上げ、リーランの町へと帰っていった。
すると、村からの早馬がリーランの町についたらしく、ギルドカードから帰還指示が表示された。
「早馬がリーランの町に着いたみたいね」
「みたいだね」
「マルク、怖いからもうちょっと低く飛んで!」
「ご、ごめん」
乗り合い馬車が、村に来るのが3日後だったのでマルクのフェニックスウィングで、マルクがシオンを抱えて飛んでいた。
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