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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
160話 魔石
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ケンジは、世界地図で大麻草をサーチした。すると、Freedom国領に自生している位置が表示されたのである。
このように、表示はされるが採取されれば表示はされなくなり、誰かが摘み取った事になるが、ケンジが24時間見張る訳にはいかない。それに、魔物が食したのかもしれないのだ。その為、ケンジはその広範囲を見張る虫型ゴーレムを製作することに決めたのだ。
「うーん……」
「主殿どうかしたのか?」
「ダンギ聞いてくれ。この虫型ゴーレムなんだが、自力で飛べるようにしたいんだよ。どうすればいいと思う?」
「それを俺に聞くのか?」
「何か思いついた事でもいいんだが、何かアドバイスはないか?」
「まあ、言ってみたらゴーレムのエネルギーは魔石の分量を増やさないといけないんだろ?大きくするしかないんじゃないか?神鋼魔石を使うんだろ?」
「そうなんだが、吸収できるものが無いんだよな……エネルギーは魔石で動かすんだが……」
「じゃあ、イチカ達もそうなのか?」
「ああ、そうだよ動力源は魔石だよ」
「じゃあ、イチカ達のどこの神鋼魔石を使っているんだ?」
「神鋼魔石はスキルや経験値や記憶等にだな。経験を吸収というか経験をする事でスキルが上がるようにしていくんだよ。要は成長する為に神鋼魔石を使っているんだ」
「なるほどなぁたいしたもんだ。俺には聞いてもよくわからんが凄いものだ。だが、やっぱり神鋼魔石が鍵になるんじゃないのか?」
「だよな……」
「それか、動力源である魔石を大きくするしかないんじゃないのか?」
「大きくしたら、目立つから偵察に向かないんだよ」
「確かに、でっかい虫が羽音をたてて飛んでいたら警戒するわな……」
「だろ?そうならない為にも、今までのような大きさじゃないと駄目なんだよ」
「すまんな……俺には専門外だ。魔法部隊に聞いてみたらどうだ?」
「な、なるほど。確かにそうだな」
ケンジは、鳳凰騎士団魔法部隊に顔を出したのである。すると魔法士団長が慌てたのだった
「ケ、ケンジ様!こんなところにわざわざ来てくださり、何か用があれば呼んでいただければ……」
「いや、俺が用事があったから気にするな」
「そ、それでこんなとこに何か用事が?」
「ちょっと聞きたいんだが、このゴーレムを見てほしいんだが、動力源である魔石を、この大きさのままで動かしたいんだよ」
「いつ見てもすごい技術ですね。我々ではこんな小さくできませんよ。これで録画・録音機能がついているんですよね?」
「ああ、そうだ。だが、現場に持っていく必要があるんだ。これを自力で飛んで行かせたい。すると、どうしても起動時間が足りなさすぎるんだ」
「ちょっと待ってください!たしかFreedom国領に自生している大麻草を見張る為だという事でしたよね?」
「そうだよ」
「そんな大量のエネルギー、魔石を大きくしないと無理ですよ」
「どうしても無理か?」
「私の知識では、とてもじゃありませんがわかりませんね……」
「そっか……」
「申し訳ありません……我々の知識ですとゴーレムを作るとなると、4mの大きさになりその動力源に50cmほどの魔石を使う事になります」
「う、嘘だろ?」
「本当ですよ。それほどまでにケンジ様の技術は凄いモノなのです。言ってみたらこれ以上の改良となると、我々には手の追えないものなのです」
ケンジは、魔法士団長の説明に目を見開き驚いたのだった。
「それに、ケンジ様……ゴーレムとなると、どちらかといえば魔法士の管轄ではなく、錬金鍛冶士の領域になるのですよ」
「えっ⁉」
「つまりですね。鍛冶士がボディーを作り、動力源は錬金術士となるのです」
「って事は、ダリアの領域になるのか……」
「ですが、ダリアでもその領域に達しているとは思えませんよ」
「そ、そうか……」
「何にしても、ケンジ様の技術が凄いのです。これ以上のものとなるともう一人ケンジ様がいない事には……」
「まあ、魔石の領域が錬金術と言うなら、錬金工房にいってみるよ。時間を取らせて悪かったな」
「お役に立てず申し訳ありませんでした」
ケンジは、魔法士団を後にして、錬金工房に顔を出した。
「ダリア、いるか?」
「ご主人様、どうかしましたか?」
ケンジは、ゴーレムの事を説明しダリアにアイデアを求めたのだった。
「ご主人様……それはちょっと……」
「やっぱ無理か?」
「はい……自生する大麻草の場所まで、このゴーレムが自力で飛んでいくなんて、中継地点を置き錬金術士が魔石を入れ替えるしか手はないですよ」
「それじゃあ、意味が無いんだよな……」
「ですよね。それなら、兵士達を常駐させるのと同じになりますものね」
「やっぱり無理か……」
「あの思ったのですが、神鋼魔石で太陽のエネルギーを吸収させることは無理なのですか?」
「それも考えたんだが、大麻草って薬物に使用されるだろ?」
「そうですね。それしか使い道がありませんものね」
「採取する悪い奴は、昼間には採取しないみたいなんだ」
「な、なるほど……太陽が出ていないと充電ができないって事ですか?」
「そういう事だ……」
「やっぱり、魔石を大きくするしかないのでは?」
「それだと偵察にならないだろ?そんな大きな虫が飛んでいたら、悪人もいくら暗くても気づくよ」
ケンジとダリアは、1時間ほど悩んでいたがいい考えは浮かばなかった。
「申し訳ありません……私にはやはり……」
「そうか……時間を取らせて悪かったな。他の方法を考えてみるよ」
「申し訳ありません……」
ケンジは、錬金工房を後にしたのだった。ケンジは他の方法を考える為、自分の書斎に戻ることにした。すると、珍しくツバキが、ケンジの書斎にやってきたのだった。
「失礼します」
「お、ツバキどうかしたか?」
「はい。ご主人様が虫型ゴーレムについて、話を聞きまわっていると聞きまして、何か協力が出来ないかと思いまして」
「ありがとうな。お前にまで気を遣わせたみたいだな」
「とんでもございません。それで何をしようとしていたのでしょうか?」
ケンジはツバキにも、同じ説明をしたのだった。
「なるほど……魔石の持続時間を……」
「そうなんだよ。結局はみんなの意見を聞いたんだが、魔石を大きくするぐらいしか対応策がなくて、別の事を考えなくてはいけなくなったんだ。わざわざ来てくれたのに悪かったな」
「いえ、とんでもありません。しかし私は魔物です。魔物にしか気づかない点もありますよ」
「何かいい案があるのか?」
「ご主人様、魔物にはコアとなる魔石が、体内にあるのはご存知ですよね?」
「そりゃ知ってるさ。こういっては何だが冒険者は魔物の素材として、討伐したら体内の魔石を解体で手に入れるんだからな」
「はい。その通りです。魔物のランクが上がれば、魔石が大きくなりますよね?」
「そうだな」
「では、魔石がどのように成長すると思いますか?」
「そうだな。魔物同士が戦い、勝った方がレベルが上がるからじゃないか?」
「確かにそれも要因の一つでしょう。レベルが上がり魔物は上位種や変異種になり、体内の魔石が大きくなります」
「もっと大きな要因があるのか?」
「ご主人様、魔の森の存在ですよ。ジーフマウンのふもとはどのようになっていますか?」
「あっ!」
「気づきましたか?そうです。魔素の影響が一番の要因です。あの場所はなぜか魔素が濃いのです。その為、強力な魔物の巣窟になっているのですよ」
「な、なるほど!つまりツバキは魔素を利用しろといっているのか」
「はい、そのとおりです」
ケンジは、ツバキの提案に嬉しくなり、抱きつき感謝したのだった。
「ツバキありがとな!」
「きゃっ!ご、ご主人様!いきなりなにを」
「あっ、悪い……嬉しくてつい……」
「いいですけど、ちょっとびっくりしただけです」
「これで何とかなりそうだ!動力源の魔石を神鋼魔石に変えて、魔素を吸収すれば上手く行くかもしれない」
ケンジは、ツバキに感謝したのだった。魔素を利用することになんで気づかなかったのか、不思議に思ったほどだった。これは、ツバキだから気づけた事だと思い、ケンジはさっそく新しいゴーレムを開発したのだった。
このように、表示はされるが採取されれば表示はされなくなり、誰かが摘み取った事になるが、ケンジが24時間見張る訳にはいかない。それに、魔物が食したのかもしれないのだ。その為、ケンジはその広範囲を見張る虫型ゴーレムを製作することに決めたのだ。
「うーん……」
「主殿どうかしたのか?」
「ダンギ聞いてくれ。この虫型ゴーレムなんだが、自力で飛べるようにしたいんだよ。どうすればいいと思う?」
「それを俺に聞くのか?」
「何か思いついた事でもいいんだが、何かアドバイスはないか?」
「まあ、言ってみたらゴーレムのエネルギーは魔石の分量を増やさないといけないんだろ?大きくするしかないんじゃないか?神鋼魔石を使うんだろ?」
「そうなんだが、吸収できるものが無いんだよな……エネルギーは魔石で動かすんだが……」
「じゃあ、イチカ達もそうなのか?」
「ああ、そうだよ動力源は魔石だよ」
「じゃあ、イチカ達のどこの神鋼魔石を使っているんだ?」
「神鋼魔石はスキルや経験値や記憶等にだな。経験を吸収というか経験をする事でスキルが上がるようにしていくんだよ。要は成長する為に神鋼魔石を使っているんだ」
「なるほどなぁたいしたもんだ。俺には聞いてもよくわからんが凄いものだ。だが、やっぱり神鋼魔石が鍵になるんじゃないのか?」
「だよな……」
「それか、動力源である魔石を大きくするしかないんじゃないのか?」
「大きくしたら、目立つから偵察に向かないんだよ」
「確かに、でっかい虫が羽音をたてて飛んでいたら警戒するわな……」
「だろ?そうならない為にも、今までのような大きさじゃないと駄目なんだよ」
「すまんな……俺には専門外だ。魔法部隊に聞いてみたらどうだ?」
「な、なるほど。確かにそうだな」
ケンジは、鳳凰騎士団魔法部隊に顔を出したのである。すると魔法士団長が慌てたのだった
「ケ、ケンジ様!こんなところにわざわざ来てくださり、何か用があれば呼んでいただければ……」
「いや、俺が用事があったから気にするな」
「そ、それでこんなとこに何か用事が?」
「ちょっと聞きたいんだが、このゴーレムを見てほしいんだが、動力源である魔石を、この大きさのままで動かしたいんだよ」
「いつ見てもすごい技術ですね。我々ではこんな小さくできませんよ。これで録画・録音機能がついているんですよね?」
「ああ、そうだ。だが、現場に持っていく必要があるんだ。これを自力で飛んで行かせたい。すると、どうしても起動時間が足りなさすぎるんだ」
「ちょっと待ってください!たしかFreedom国領に自生している大麻草を見張る為だという事でしたよね?」
「そうだよ」
「そんな大量のエネルギー、魔石を大きくしないと無理ですよ」
「どうしても無理か?」
「私の知識では、とてもじゃありませんがわかりませんね……」
「そっか……」
「申し訳ありません……我々の知識ですとゴーレムを作るとなると、4mの大きさになりその動力源に50cmほどの魔石を使う事になります」
「う、嘘だろ?」
「本当ですよ。それほどまでにケンジ様の技術は凄いモノなのです。言ってみたらこれ以上の改良となると、我々には手の追えないものなのです」
ケンジは、魔法士団長の説明に目を見開き驚いたのだった。
「それに、ケンジ様……ゴーレムとなると、どちらかといえば魔法士の管轄ではなく、錬金鍛冶士の領域になるのですよ」
「えっ⁉」
「つまりですね。鍛冶士がボディーを作り、動力源は錬金術士となるのです」
「って事は、ダリアの領域になるのか……」
「ですが、ダリアでもその領域に達しているとは思えませんよ」
「そ、そうか……」
「何にしても、ケンジ様の技術が凄いのです。これ以上のものとなるともう一人ケンジ様がいない事には……」
「まあ、魔石の領域が錬金術と言うなら、錬金工房にいってみるよ。時間を取らせて悪かったな」
「お役に立てず申し訳ありませんでした」
ケンジは、魔法士団を後にして、錬金工房に顔を出した。
「ダリア、いるか?」
「ご主人様、どうかしましたか?」
ケンジは、ゴーレムの事を説明しダリアにアイデアを求めたのだった。
「ご主人様……それはちょっと……」
「やっぱ無理か?」
「はい……自生する大麻草の場所まで、このゴーレムが自力で飛んでいくなんて、中継地点を置き錬金術士が魔石を入れ替えるしか手はないですよ」
「それじゃあ、意味が無いんだよな……」
「ですよね。それなら、兵士達を常駐させるのと同じになりますものね」
「やっぱり無理か……」
「あの思ったのですが、神鋼魔石で太陽のエネルギーを吸収させることは無理なのですか?」
「それも考えたんだが、大麻草って薬物に使用されるだろ?」
「そうですね。それしか使い道がありませんものね」
「採取する悪い奴は、昼間には採取しないみたいなんだ」
「な、なるほど……太陽が出ていないと充電ができないって事ですか?」
「そういう事だ……」
「やっぱり、魔石を大きくするしかないのでは?」
「それだと偵察にならないだろ?そんな大きな虫が飛んでいたら、悪人もいくら暗くても気づくよ」
ケンジとダリアは、1時間ほど悩んでいたがいい考えは浮かばなかった。
「申し訳ありません……私にはやはり……」
「そうか……時間を取らせて悪かったな。他の方法を考えてみるよ」
「申し訳ありません……」
ケンジは、錬金工房を後にしたのだった。ケンジは他の方法を考える為、自分の書斎に戻ることにした。すると、珍しくツバキが、ケンジの書斎にやってきたのだった。
「失礼します」
「お、ツバキどうかしたか?」
「はい。ご主人様が虫型ゴーレムについて、話を聞きまわっていると聞きまして、何か協力が出来ないかと思いまして」
「ありがとうな。お前にまで気を遣わせたみたいだな」
「とんでもございません。それで何をしようとしていたのでしょうか?」
ケンジはツバキにも、同じ説明をしたのだった。
「なるほど……魔石の持続時間を……」
「そうなんだよ。結局はみんなの意見を聞いたんだが、魔石を大きくするぐらいしか対応策がなくて、別の事を考えなくてはいけなくなったんだ。わざわざ来てくれたのに悪かったな」
「いえ、とんでもありません。しかし私は魔物です。魔物にしか気づかない点もありますよ」
「何かいい案があるのか?」
「ご主人様、魔物にはコアとなる魔石が、体内にあるのはご存知ですよね?」
「そりゃ知ってるさ。こういっては何だが冒険者は魔物の素材として、討伐したら体内の魔石を解体で手に入れるんだからな」
「はい。その通りです。魔物のランクが上がれば、魔石が大きくなりますよね?」
「そうだな」
「では、魔石がどのように成長すると思いますか?」
「そうだな。魔物同士が戦い、勝った方がレベルが上がるからじゃないか?」
「確かにそれも要因の一つでしょう。レベルが上がり魔物は上位種や変異種になり、体内の魔石が大きくなります」
「もっと大きな要因があるのか?」
「ご主人様、魔の森の存在ですよ。ジーフマウンのふもとはどのようになっていますか?」
「あっ!」
「気づきましたか?そうです。魔素の影響が一番の要因です。あの場所はなぜか魔素が濃いのです。その為、強力な魔物の巣窟になっているのですよ」
「な、なるほど!つまりツバキは魔素を利用しろといっているのか」
「はい、そのとおりです」
ケンジは、ツバキの提案に嬉しくなり、抱きつき感謝したのだった。
「ツバキありがとな!」
「きゃっ!ご、ご主人様!いきなりなにを」
「あっ、悪い……嬉しくてつい……」
「いいですけど、ちょっとびっくりしただけです」
「これで何とかなりそうだ!動力源の魔石を神鋼魔石に変えて、魔素を吸収すれば上手く行くかもしれない」
ケンジは、ツバキに感謝したのだった。魔素を利用することになんで気づかなかったのか、不思議に思ったほどだった。これは、ツバキだから気づけた事だと思い、ケンジはさっそく新しいゴーレムを開発したのだった。
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