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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
156話 大人になっても
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ケンジは、ジンタンとの面会を終えて釈然としなかった。本当に今までジューンを探していたのか?と思ったほどであった。家から追放されると言われた途端、ジンタンはあっさり身を引いたからだ。
「ご主人様……ありがとうございました」
「ああ、別に気にするな。でも、ジューンは本当にこのまま奴隷でいるつもりなのか?」
「はい。あたしはご主人様にお仕えしたいと思います」
「そっか、ありがとな。じゃあ、持ち場に戻ってくれ」
「はい」
ジューンはケンジに言われ、厨房にもどっていった。そして、ケンジはジンタンが気になった為、ローゼリアに虫型ゴーレムを持たせ偵察を命じたのだった。
「お前達、あの場で言う事ではないだろう?」
「ですが、ジンタン様……国王に対しあんな事を言っては……」
「確かに普通なら俺だって言わん。立場上ケンジ様が上だっていう事もわかる。しかし、ケンジ様自身も言っていたではないか?」
「何をでしょうか?」
「この国は、貴族達を廃止したと言っていたではないか?」
「それがなんだというのですか?ケンジ様はこの国を治めている王族なのですよ?その王族にあんな態度を取っていたら、グルード家はどうなると思っているのですか?」
「何を言っている。ケンジ様も自分で言っていただろ?この国に王族や貴族は必要ないと。だったら、ケンジ様自身王族ではないという事ではないか!」
「それは屁理屈というものです。実際、この国の責任者はケンジ様であり、王族と言う呼び方が変わっただけなのですよ。そんなお方にあんな言い方をすれば、国外追放されてもおかしくはなく、グルード家が取り潰されてしまったら、ジンタン様はどう責任を取るおつもりですか?」
「そ、それは……」
「実際のところ、ジンタン様が言ったようにケンジ様自身も、そのことを公言しています。だから、ケンジ様自身も王族ではないと思っているのかもしれません」
「やっぱりそうだろ?だったら、俺の言い方は間違ってはいなかったという訳だ」
「ジンタン様は、今まで貴族のしきたりやしがらみが面倒くさく、今まで好きに生きてきました。ですが、もっとそのあたりの事を勉強した方がよろしいかと思います」
「なんだよ。もう貴族ではないと先ほども言っただろ?」
「そうではございません。ジンタン様は、この先どのように生きていくおつもりですか?」
「何だよ……急に……」
「ジンタン様はまだ17歳でございます。グルード家の跡取りにはお兄様がいるかぎり後は継げません」
「そんなの当り前だろう。それに俺は後なんか継ぐつもりはない」
「はい、それはそれで構わないと思います。ですが、そうなればどのように、未来設計を立てているのかと言う事です」
「それは……」
「今回の事で、私はジンタン様が本当に心配になりました。貴族とか平民とか関係なく、その立場の空気を読み何を思いコミニュケーションをとれないのでは、この先ジンタン様は生きていけないという事です」
「なぜだ。金ならいくらでもあるではないか?」
「何を言っているのですか?この国には貴族位は廃止されたのですよ?」
「だから何だっていうんだ?」
「今までなら、平民を従え領地を治めていた事が無くなったのです。今までのように湯水のように金が使える訳ではないという事です」
「……」
「ジンタン様の両親は、今だジンタン様に仕送りとしてお金を融通してくれていますが、いつまでもそれに頼ってはいけないと思いますよ」
「うっ……」
「よろしいですか?ジンタン様が好き勝手できるのはご両親のおかげなんですよ。だから、今のうちに色んなことを経験し学んでください」
「ゥぐっ……だが、しかし……」
「ジンタン様が、あの奴隷にうつつを抜かす事はありません。それよりも嫁を貰い、ジンタン様自身の家族を作ることをお勧めいたします」
「俺はまだ結婚など……」
「ジンタン様は、好き勝手生きてきました。しかし、自分の家族を持つことで、覚悟を持つことが重要だとおもいます」
「だが、グルード家は兄貴が……」
「いえ……ジンタン様は、グルード家を継がないのでは?」
「ああ、継ぐつもりなど無い」
「わたくしが言っているのは、グルード家と関係ありません。ジンタン様の家族をお作りになるという事です。ご両親にお見合いの相談をし、良い縁談を組んでいただき独り立ちするのです」
ジンタンは、御付きの人間から独り立ちと言われて躊躇した。自分一人で家族を養うという事に自信が持てなかったのだ。
「お、俺は……」
「ジンタン様怖いのですか?先ほども追放されると聞いて、あれほど執着していた奴隷を諦めてしまったのですが、それって自分でどう思いますか?」
「……」
「はっきり言わさせていただきますね。ジンタン様はグルード家を継がないと言っていますが、自分の都合のいいように言っていって利用しているだけです」
「う、うるさい!」
ジンタンは、御付きの人間の言葉にイラつきを覚えた。痛いところを見事にえぐられたからだ。
「いいえ、黙りません!ジンタン様はまだお若い今なら十分に取り戻せるはずです。考えを改めこれからの事をお考え下さい!」
ジンタンは、御付きの者を部屋から追い出してしまったのだった。
その様子を見ていたのが、ローゼリアだった。ケンジが、このままで終わるはずがないと思い偵察に出したのだった。
しかし、実際は元貴族の次男で甘やかされて育っただけのボンボンであった。その為、ローゼリアはクスリと笑ったのだった。
「これなら、ジューンに何か起こるような事はないわね」
ローゼリアは、念のため三日を要しジンタンやその周りの人間を偵察では無く観察したのだった。
「ご主人様、ただいま帰りました」
「ローゼリアか。ご苦労だったな?何かよからぬことが起こりそうか?」
「いえ、大丈夫そうです」
ローゼリアはケンジに、偵察してきたことを細かく説明したのだった。
「な、なるほど……まあ、まだ若いししょうがないかもしれないな……」
「しかし、成人して2年過ぎているのですよ?あれなら、学校に通っている子供の方がしっかりしていますよ」
「まあ、そういってやるな。御付きにいる人間がしっかりしているようだし、ジンタンもこれからしっかりしていくよ」
元貴族の人間だったこともあり、ケンジは警戒していたが、ローゼリアの報告で安心したのだった。
やっと、ケンジはドーガンの事件が片付いたとおもい、次の企画に取り掛かるのだった。
「ケンジ様……先ほどから何をうなっているのですか?」
「シャイアか……いやな、大人の男性の興味が出る物が無いかと、考えていているんだが思いつかなくてな」
「まあ、そうでしょうね……エルフ族つぃて永く生きていますが、そう言った物を今まで見たことがありませんよ」
「なんでなんだろうな?」
「そりゃ男性は、甲斐性があってなんぼですからね。人生を懸けて女性を養う事こそがやりがいというのが、常識とされていますからね」
「何か楽しみを見つけることはないのか?」
「甲斐性があればあるほど、多くの女性を囲える事でしょうか?男性と役目は優秀な子孫を残す事ですからね」
「そうじゃなくてさ。女性ならいい服が欲しいとか化粧をして見栄えを良くしたいってあるだろ?それって自分へのご褒美ってあるだろ?」
「そういう事なら、一日の仕事終わりに飲めることでしょうか?」
「だよな……それぐらいしか思いつかん」
「ケンジ様にしたら珍しい事もあるのですね」
「珍しいってなんだよ」
「だって、そんなケンジ様初めて見ましたよ。いつもなら、考えつかないような物をポッと出してくるじゃないですか?」
「そりゃ、俺だって普通の人間でただの生産者だよ。こんな時も普通にあるさ」
「ケンジ様が普通の人間でただの生産者なら、他の人は役立たずで何もできない初心者ですね」
「ありがと。もうちょっと考えて、がんばってみるよ」
「はい。頑張ってください」
ケンジは、この世界の常識を変える事で頭がいっぱいになっていた。子供達には玩具を与えて楽しさを覚えてもらったのだ。大人になっても、リフレッシュすることを覚えてもらう事が目的だった。
「ご主人様……ありがとうございました」
「ああ、別に気にするな。でも、ジューンは本当にこのまま奴隷でいるつもりなのか?」
「はい。あたしはご主人様にお仕えしたいと思います」
「そっか、ありがとな。じゃあ、持ち場に戻ってくれ」
「はい」
ジューンはケンジに言われ、厨房にもどっていった。そして、ケンジはジンタンが気になった為、ローゼリアに虫型ゴーレムを持たせ偵察を命じたのだった。
「お前達、あの場で言う事ではないだろう?」
「ですが、ジンタン様……国王に対しあんな事を言っては……」
「確かに普通なら俺だって言わん。立場上ケンジ様が上だっていう事もわかる。しかし、ケンジ様自身も言っていたではないか?」
「何をでしょうか?」
「この国は、貴族達を廃止したと言っていたではないか?」
「それがなんだというのですか?ケンジ様はこの国を治めている王族なのですよ?その王族にあんな態度を取っていたら、グルード家はどうなると思っているのですか?」
「何を言っている。ケンジ様も自分で言っていただろ?この国に王族や貴族は必要ないと。だったら、ケンジ様自身王族ではないという事ではないか!」
「それは屁理屈というものです。実際、この国の責任者はケンジ様であり、王族と言う呼び方が変わっただけなのですよ。そんなお方にあんな言い方をすれば、国外追放されてもおかしくはなく、グルード家が取り潰されてしまったら、ジンタン様はどう責任を取るおつもりですか?」
「そ、それは……」
「実際のところ、ジンタン様が言ったようにケンジ様自身も、そのことを公言しています。だから、ケンジ様自身も王族ではないと思っているのかもしれません」
「やっぱりそうだろ?だったら、俺の言い方は間違ってはいなかったという訳だ」
「ジンタン様は、今まで貴族のしきたりやしがらみが面倒くさく、今まで好きに生きてきました。ですが、もっとそのあたりの事を勉強した方がよろしいかと思います」
「なんだよ。もう貴族ではないと先ほども言っただろ?」
「そうではございません。ジンタン様は、この先どのように生きていくおつもりですか?」
「何だよ……急に……」
「ジンタン様はまだ17歳でございます。グルード家の跡取りにはお兄様がいるかぎり後は継げません」
「そんなの当り前だろう。それに俺は後なんか継ぐつもりはない」
「はい、それはそれで構わないと思います。ですが、そうなればどのように、未来設計を立てているのかと言う事です」
「それは……」
「今回の事で、私はジンタン様が本当に心配になりました。貴族とか平民とか関係なく、その立場の空気を読み何を思いコミニュケーションをとれないのでは、この先ジンタン様は生きていけないという事です」
「なぜだ。金ならいくらでもあるではないか?」
「何を言っているのですか?この国には貴族位は廃止されたのですよ?」
「だから何だっていうんだ?」
「今までなら、平民を従え領地を治めていた事が無くなったのです。今までのように湯水のように金が使える訳ではないという事です」
「……」
「ジンタン様の両親は、今だジンタン様に仕送りとしてお金を融通してくれていますが、いつまでもそれに頼ってはいけないと思いますよ」
「うっ……」
「よろしいですか?ジンタン様が好き勝手できるのはご両親のおかげなんですよ。だから、今のうちに色んなことを経験し学んでください」
「ゥぐっ……だが、しかし……」
「ジンタン様が、あの奴隷にうつつを抜かす事はありません。それよりも嫁を貰い、ジンタン様自身の家族を作ることをお勧めいたします」
「俺はまだ結婚など……」
「ジンタン様は、好き勝手生きてきました。しかし、自分の家族を持つことで、覚悟を持つことが重要だとおもいます」
「だが、グルード家は兄貴が……」
「いえ……ジンタン様は、グルード家を継がないのでは?」
「ああ、継ぐつもりなど無い」
「わたくしが言っているのは、グルード家と関係ありません。ジンタン様の家族をお作りになるという事です。ご両親にお見合いの相談をし、良い縁談を組んでいただき独り立ちするのです」
ジンタンは、御付きの人間から独り立ちと言われて躊躇した。自分一人で家族を養うという事に自信が持てなかったのだ。
「お、俺は……」
「ジンタン様怖いのですか?先ほども追放されると聞いて、あれほど執着していた奴隷を諦めてしまったのですが、それって自分でどう思いますか?」
「……」
「はっきり言わさせていただきますね。ジンタン様はグルード家を継がないと言っていますが、自分の都合のいいように言っていって利用しているだけです」
「う、うるさい!」
ジンタンは、御付きの人間の言葉にイラつきを覚えた。痛いところを見事にえぐられたからだ。
「いいえ、黙りません!ジンタン様はまだお若い今なら十分に取り戻せるはずです。考えを改めこれからの事をお考え下さい!」
ジンタンは、御付きの者を部屋から追い出してしまったのだった。
その様子を見ていたのが、ローゼリアだった。ケンジが、このままで終わるはずがないと思い偵察に出したのだった。
しかし、実際は元貴族の次男で甘やかされて育っただけのボンボンであった。その為、ローゼリアはクスリと笑ったのだった。
「これなら、ジューンに何か起こるような事はないわね」
ローゼリアは、念のため三日を要しジンタンやその周りの人間を偵察では無く観察したのだった。
「ご主人様、ただいま帰りました」
「ローゼリアか。ご苦労だったな?何かよからぬことが起こりそうか?」
「いえ、大丈夫そうです」
ローゼリアはケンジに、偵察してきたことを細かく説明したのだった。
「な、なるほど……まあ、まだ若いししょうがないかもしれないな……」
「しかし、成人して2年過ぎているのですよ?あれなら、学校に通っている子供の方がしっかりしていますよ」
「まあ、そういってやるな。御付きにいる人間がしっかりしているようだし、ジンタンもこれからしっかりしていくよ」
元貴族の人間だったこともあり、ケンジは警戒していたが、ローゼリアの報告で安心したのだった。
やっと、ケンジはドーガンの事件が片付いたとおもい、次の企画に取り掛かるのだった。
「ケンジ様……先ほどから何をうなっているのですか?」
「シャイアか……いやな、大人の男性の興味が出る物が無いかと、考えていているんだが思いつかなくてな」
「まあ、そうでしょうね……エルフ族つぃて永く生きていますが、そう言った物を今まで見たことがありませんよ」
「なんでなんだろうな?」
「そりゃ男性は、甲斐性があってなんぼですからね。人生を懸けて女性を養う事こそがやりがいというのが、常識とされていますからね」
「何か楽しみを見つけることはないのか?」
「甲斐性があればあるほど、多くの女性を囲える事でしょうか?男性と役目は優秀な子孫を残す事ですからね」
「そうじゃなくてさ。女性ならいい服が欲しいとか化粧をして見栄えを良くしたいってあるだろ?それって自分へのご褒美ってあるだろ?」
「そういう事なら、一日の仕事終わりに飲めることでしょうか?」
「だよな……それぐらいしか思いつかん」
「ケンジ様にしたら珍しい事もあるのですね」
「珍しいってなんだよ」
「だって、そんなケンジ様初めて見ましたよ。いつもなら、考えつかないような物をポッと出してくるじゃないですか?」
「そりゃ、俺だって普通の人間でただの生産者だよ。こんな時も普通にあるさ」
「ケンジ様が普通の人間でただの生産者なら、他の人は役立たずで何もできない初心者ですね」
「ありがと。もうちょっと考えて、がんばってみるよ」
「はい。頑張ってください」
ケンジは、この世界の常識を変える事で頭がいっぱいになっていた。子供達には玩具を与えて楽しさを覚えてもらったのだ。大人になっても、リフレッシュすることを覚えてもらう事が目的だった。
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