588 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
135話 弱みを握られ
しおりを挟む
マリアンヌは、ケンジの紹介でメイガン商会に働く事ができた。いち早くメイガン商会は国が推奨した制度をしたことにより注目を集めることができ、連日社長のメイガンの所には、他の商会の経営者からの面会が相次いだ。
「メイガンさん、今回の制度はどんな感じでしょうか?」
「今のところは何とも言えないですね。ただ、働きたくとも働けなかった人間がやっと決まった就職先なので、まじめに働いてくれているのは確かですね」
「な、なるほど……」
「それと、我々商会は個人店と違い、各町に展開しているはずです」
「それはそうだな!」
「当然その中には、売り上げの低い店舗もあるはずです」
「ふむふむ……それも当然であろうな」
「そういう店舗で雇った人間は、当然店を盛り立てようと頑張ってくれる人間が必要なのですよ」
「なるほど!つまり、女性が店を盛り立ててくれるという事ですかな?」
「そういうことです。せっかく決まった就職先が売り上げが低いと、人員整理で縮小されては、どうしてもその対象はその人になるので余計に頑張ってくれるのです。げんにうちの商会では、今まで売り上げの低かった店舗が、急激に売り上げが伸びた実例が出ています」
メイガンの説明に、盛り上がる他の経営者たちがそこのいたのだ。
「しかし、この制度は国からの協力要請であって、税金が安くなるというものであり、あくまでも自分達で売り上げを上げないといけないので、依存は出来ないという事ですね」
「それはどういうことですか?」
「お子さんをかかえ、今まで働けなかった人間の力を凄い物があります。だからこそ、今までその店になかった考えをいれる事で新しい風を吹かせる事で店は盛り上がりますが、その企画を実行するのはやはり今までその場所で働いてくれていた人材です」
「な、なるほど……バランスが大事という事ですね」
「そういうことです」
メイガン商会の会議室では、商会の責任者達が集まり会議を盛り上げて、色んな意見を出し合っていたのだった。
その中にはある問題が浮上していたのだった。それは万引きの問題であった。商会には、いろんな高価なものが置いてあるが、日用品や食材など安価な物も大量に扱っている。
Freedom国では、人口増加に伴い貧富の差が激しくなっていた為、日々の生活に困り万引きをする人間が増えていることも問題になっていたのだ。
Freedom店のように、防犯システムがあれば問題はないのだが、それをつける事の出来ない商会も実は多数あるのである。
当然だがメイガン商会のような、大きな商会なら防犯システムをつける事が出来るが、売り上げの低い商会や個人店になるとつける事は出来ない。日々の生活に困り万引きをする人間がいるが、経営者からするととんでもないことであり死活問題であった。
「おいおい!姉ちゃん、なにやってんだよ」
「あっ……」
「ちょっと、こっちにこいよ」
「ご、ごめ……お金払……」
万引きした女は、ニヤニヤした男に路地に引っ張られて行ってしまった。
「こ、ここは……」
「姉ちゃん、さっき見たことは黙っていてやる。それより金に困ってあんな事したんだろ?」
「そ、それは……」
女はピクッと表情が強張った。
「なあ、姉ちゃん。食うに困っているなら仕事を紹介してやろうか?」
「ほ、本当ですか?」
「ああ、姉ちゃんにピッタリの仕事だが、一緒について来てくれるか?」
「し、仕事がもらえるなら!ですけど、小さい子供がいるのですが大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だよ。子供に何かあった時は休んでくれて構わねえ。週に一度は、必ず仕事をしてくれたら俺達は何も言わねえよ」
「週に一度?それでは給料が少ないのでは?」
「そりゃ当然少なくなるに決まっている。それなりに働いてくれないとこちらも慈善事業じゃねえんだ。だが、お前さんは子供がいて職が決まらねえんじゃないのか?」
「はい……」
「だったら、これはチャンスととらえて、うちで働くというのはどうだ?」
女は、男の笑みに恐怖を感じ断ろうとした。
「あの……ちょっと考えさせてもらってもいいでしょうか?」
女はその場所から逃げようとした。
「ちょっと待てよ。何か大事な事を忘れているんじゃねえか?」
「えっ?」
「もし、この仕事を断るというなら、俺はこれからお前を衛兵に突き出さないといけねえな」
「そ、それだけは!」
女は、男の言葉に血の気が引いた。ここで衛兵を呼ばれたら自分は逮捕され犯罪奴隷に落とされてしまうからだ。そうなれば、残された自分の子供は野たれ死ぬことになり、一生子供と会えなくなるのだ。
「だったら、俺の言う事を聞くしかねえなあ。一緒に来い!」
女は男に大人しくついていくしかなかった。連れられた場所は、宿屋のような場所であり、個室ばかりが並んだ場所だった。部屋の中は、ベットが一つだけあり薄暗い間接照明がともっていた。
「ここは……」
「お前が働く場所だよ」
女は、血の気が引きその場から逃げようと振り向き、出口に向かって走ろうと駆けだしたが、男に腕を取られて逃げ出すことが出来なかった。
「おっと、どこに行くつもりだ?」
「や、やめて!離して!こんな事をするくらいなら!」
「自首するってか?そうなったらどうなる?」
「そ、それは……」
「そう!お前は犯罪奴隷に落とされ、子供とは一生会えなくなり、子供はそのまま野たれ死にだ」
「うう……」
「犯罪奴隷となったお前はどうなるかな?いずれ、ここの仕事と同じように娼館へと売られるのが関の山だ。それでいいのか?」
「だけど!」
「俺はどっちでもいいんだぞ?このまま通報しお前は犯罪奴隷、子供とはこのまま会う事が出来なくなっても」
「……」
「よく考えな!俺の言う事を聞けば、通報はしない。お前は少しの間我慢をすれば、子供と生活が出来て奴隷には落ちない。そればかりか、もう万引きなどしなくても生活が出来るんだぜ?」
「うっ……ゥぅ……」
「それに週一回でいいと言っただろ?そりゃ、もっと多く出ればそれなりには稼げるさ。だけど、週一回でいいんだぜ?楽なもんだろ?」
「ですが……」
「まあ、嫌っていうならいいんだぜ?」
「そ、それだけは!」
「だったら覚悟を決めなよ」
「わ、分かりました……」
女は遂に陥落してしまった。逃げれるわけもなく、弱みを握られて客を取ることになってしまった。
「じゃあ、ここに承諾書にサインをしな」
「は、はい……」
「フムフム……お前はマリと言うのか?」
「はい……」
「じゃあ、服を脱げ!」
「えっ?」
「え、じゃねえよ。品定めだ。客に提供するんだからな、体に傷とかあったら安くなるし、綺麗だった高くなる当たり前じゃねえか」
「で、でも……」
「つべこべ言わず早く脱げ!それとも通報されたいのか?」
「わ、分かりました」
マリは、男の言う通り服を脱ぎ、男の前に立った。
「手を下に卸せよ」
マリは、恥ずかしくて手で胸と局部を隠していた。しかし、男の言う通り手を下に卸し、恥ずかしくて顔を背けたのだった。
この部屋は、薄暗く間接照明の為陰妖な雰囲気にマリの身体が照らされていた。
男は、この雰囲気に耐えられなくなり、マリをベットに押し倒した。
「い、いやあああああ!止めてください!」
「うるさい!これも品定めの内で、最初は俺の相手をするのが通例だ」
「そ、そんな!や、やめてください!」
「くっくっくっ、お前はもう逃げれねえよ!逃げたら地の果てまで追い詰めてやるからな!」
マリは、2時間ほど品定めをされ家に帰された。帰り際に承諾書を見せられ逃げることが出来ないと脅されてしまった。
帰り際部屋から出ると、自分と同じような女性が何人か、涙を流し帰されていたのだった。
「メイガンさん、今回の制度はどんな感じでしょうか?」
「今のところは何とも言えないですね。ただ、働きたくとも働けなかった人間がやっと決まった就職先なので、まじめに働いてくれているのは確かですね」
「な、なるほど……」
「それと、我々商会は個人店と違い、各町に展開しているはずです」
「それはそうだな!」
「当然その中には、売り上げの低い店舗もあるはずです」
「ふむふむ……それも当然であろうな」
「そういう店舗で雇った人間は、当然店を盛り立てようと頑張ってくれる人間が必要なのですよ」
「なるほど!つまり、女性が店を盛り立ててくれるという事ですかな?」
「そういうことです。せっかく決まった就職先が売り上げが低いと、人員整理で縮小されては、どうしてもその対象はその人になるので余計に頑張ってくれるのです。げんにうちの商会では、今まで売り上げの低かった店舗が、急激に売り上げが伸びた実例が出ています」
メイガンの説明に、盛り上がる他の経営者たちがそこのいたのだ。
「しかし、この制度は国からの協力要請であって、税金が安くなるというものであり、あくまでも自分達で売り上げを上げないといけないので、依存は出来ないという事ですね」
「それはどういうことですか?」
「お子さんをかかえ、今まで働けなかった人間の力を凄い物があります。だからこそ、今までその店になかった考えをいれる事で新しい風を吹かせる事で店は盛り上がりますが、その企画を実行するのはやはり今までその場所で働いてくれていた人材です」
「な、なるほど……バランスが大事という事ですね」
「そういうことです」
メイガン商会の会議室では、商会の責任者達が集まり会議を盛り上げて、色んな意見を出し合っていたのだった。
その中にはある問題が浮上していたのだった。それは万引きの問題であった。商会には、いろんな高価なものが置いてあるが、日用品や食材など安価な物も大量に扱っている。
Freedom国では、人口増加に伴い貧富の差が激しくなっていた為、日々の生活に困り万引きをする人間が増えていることも問題になっていたのだ。
Freedom店のように、防犯システムがあれば問題はないのだが、それをつける事の出来ない商会も実は多数あるのである。
当然だがメイガン商会のような、大きな商会なら防犯システムをつける事が出来るが、売り上げの低い商会や個人店になるとつける事は出来ない。日々の生活に困り万引きをする人間がいるが、経営者からするととんでもないことであり死活問題であった。
「おいおい!姉ちゃん、なにやってんだよ」
「あっ……」
「ちょっと、こっちにこいよ」
「ご、ごめ……お金払……」
万引きした女は、ニヤニヤした男に路地に引っ張られて行ってしまった。
「こ、ここは……」
「姉ちゃん、さっき見たことは黙っていてやる。それより金に困ってあんな事したんだろ?」
「そ、それは……」
女はピクッと表情が強張った。
「なあ、姉ちゃん。食うに困っているなら仕事を紹介してやろうか?」
「ほ、本当ですか?」
「ああ、姉ちゃんにピッタリの仕事だが、一緒について来てくれるか?」
「し、仕事がもらえるなら!ですけど、小さい子供がいるのですが大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だよ。子供に何かあった時は休んでくれて構わねえ。週に一度は、必ず仕事をしてくれたら俺達は何も言わねえよ」
「週に一度?それでは給料が少ないのでは?」
「そりゃ当然少なくなるに決まっている。それなりに働いてくれないとこちらも慈善事業じゃねえんだ。だが、お前さんは子供がいて職が決まらねえんじゃないのか?」
「はい……」
「だったら、これはチャンスととらえて、うちで働くというのはどうだ?」
女は、男の笑みに恐怖を感じ断ろうとした。
「あの……ちょっと考えさせてもらってもいいでしょうか?」
女はその場所から逃げようとした。
「ちょっと待てよ。何か大事な事を忘れているんじゃねえか?」
「えっ?」
「もし、この仕事を断るというなら、俺はこれからお前を衛兵に突き出さないといけねえな」
「そ、それだけは!」
女は、男の言葉に血の気が引いた。ここで衛兵を呼ばれたら自分は逮捕され犯罪奴隷に落とされてしまうからだ。そうなれば、残された自分の子供は野たれ死ぬことになり、一生子供と会えなくなるのだ。
「だったら、俺の言う事を聞くしかねえなあ。一緒に来い!」
女は男に大人しくついていくしかなかった。連れられた場所は、宿屋のような場所であり、個室ばかりが並んだ場所だった。部屋の中は、ベットが一つだけあり薄暗い間接照明がともっていた。
「ここは……」
「お前が働く場所だよ」
女は、血の気が引きその場から逃げようと振り向き、出口に向かって走ろうと駆けだしたが、男に腕を取られて逃げ出すことが出来なかった。
「おっと、どこに行くつもりだ?」
「や、やめて!離して!こんな事をするくらいなら!」
「自首するってか?そうなったらどうなる?」
「そ、それは……」
「そう!お前は犯罪奴隷に落とされ、子供とは一生会えなくなり、子供はそのまま野たれ死にだ」
「うう……」
「犯罪奴隷となったお前はどうなるかな?いずれ、ここの仕事と同じように娼館へと売られるのが関の山だ。それでいいのか?」
「だけど!」
「俺はどっちでもいいんだぞ?このまま通報しお前は犯罪奴隷、子供とはこのまま会う事が出来なくなっても」
「……」
「よく考えな!俺の言う事を聞けば、通報はしない。お前は少しの間我慢をすれば、子供と生活が出来て奴隷には落ちない。そればかりか、もう万引きなどしなくても生活が出来るんだぜ?」
「うっ……ゥぅ……」
「それに週一回でいいと言っただろ?そりゃ、もっと多く出ればそれなりには稼げるさ。だけど、週一回でいいんだぜ?楽なもんだろ?」
「ですが……」
「まあ、嫌っていうならいいんだぜ?」
「そ、それだけは!」
「だったら覚悟を決めなよ」
「わ、分かりました……」
女は遂に陥落してしまった。逃げれるわけもなく、弱みを握られて客を取ることになってしまった。
「じゃあ、ここに承諾書にサインをしな」
「は、はい……」
「フムフム……お前はマリと言うのか?」
「はい……」
「じゃあ、服を脱げ!」
「えっ?」
「え、じゃねえよ。品定めだ。客に提供するんだからな、体に傷とかあったら安くなるし、綺麗だった高くなる当たり前じゃねえか」
「で、でも……」
「つべこべ言わず早く脱げ!それとも通報されたいのか?」
「わ、分かりました」
マリは、男の言う通り服を脱ぎ、男の前に立った。
「手を下に卸せよ」
マリは、恥ずかしくて手で胸と局部を隠していた。しかし、男の言う通り手を下に卸し、恥ずかしくて顔を背けたのだった。
この部屋は、薄暗く間接照明の為陰妖な雰囲気にマリの身体が照らされていた。
男は、この雰囲気に耐えられなくなり、マリをベットに押し倒した。
「い、いやあああああ!止めてください!」
「うるさい!これも品定めの内で、最初は俺の相手をするのが通例だ」
「そ、そんな!や、やめてください!」
「くっくっくっ、お前はもう逃げれねえよ!逃げたら地の果てまで追い詰めてやるからな!」
マリは、2時間ほど品定めをされ家に帰された。帰り際に承諾書を見せられ逃げることが出来ないと脅されてしまった。
帰り際部屋から出ると、自分と同じような女性が何人か、涙を流し帰されていたのだった。
0
お気に入りに追加
2,458
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
無能と呼ばれてパーティーを追放!最強に成り上がり人生最高!
本条蒼依
ファンタジー
主人公クロスは、マスターで聞いた事のない職業だが、Eランクという最低ランクの職業を得た。
そして、差別を受けた田舎を飛び出し、冒険者ギルドに所属しポーターとして生活をしていたが、
同じパーティーメンバーからも疎まれている状況で話は始まる。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる