570 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
117話 支店長の罪
しおりを挟む
バッカンが逮捕され、国民達にバッカンの悪事が知れ渡り、又その談合に協力していた他の店も、国民が知ることになった。
「むぐぐぐ……バッカンのせいで私も店までが!」
「旦那様……少しよろしいでしょうか?」
「なんだ?また何かあったのか?」
そこには、店の従業員が集まっていた。その後景に、店の主人はいやな予感しかしなかった。
「「「「「旦那様に言いたいことがあります」」」」」
「何だ改まって……」
「私達は、今月末でここを辞めさせていただきます!」
「ちょ、ちょっと待て!今月末って、あと2日しかないじゃないか!そんなの認められんぞ!それに、今お前達に辞められたら、本当にこの店は潰れてしまう!お前達はこの店で重要なポストにいる人間ばかりではないか!」
「旦那様……貴方が、バッカンの口車に乗ったばかりにこんな事になったのです」
「だが……それは!」
「旦那様の、言いたいことは分からないではありませんが、実際問題うちの店の評判は、予想以上にがた落ちになっております」
「だからこそ!みんなで……」
「いえ……今はもうそういう次元の問題ではありません!旦那様はわかっているのですか?」
「何をだ!」
「この町の人間は、うちの店の服を買わないと公言しているのですよ!今は、マーレン氏の店の商品でしか黒字は出ていないでしょう!」
「だから、それをみんなで何とか考えてだな……」
「この店はもう風前の灯です。申し訳ないが、私はこのままこの店に残る事は出来ません!」
「お、おい!」
従業員達は、自分の伝えたい事を伝えて、辞表を置き部屋から出て行ってしまった。
「ちょっと待て!今までお前達には目をかけてやったではないか!」
店の主人の腕を払って、これ以上関わりたくない感じでみんな出て行きその場に崩れ落ちたのである。
「お、お前は私を見捨てないでくれるのか?」
店の主人の側にいた、グラマーで美人な女性は部屋の隅で立っていたので主人に話しかけられた。
「旦那様!」
「やはり、お前は俺を見捨てないでくれるか?」
「今までお世話になりました」
「お、お前まで!なぜだ?お前には今まで給料も多めに!」
「旦那様もこうなっては終わりですね。旦那様が、これ以上私との愛人契約のお金を払えるとは思えませんからね。金の切れ目は縁の切れ目ですわ!」
「ま、待ってくれ!今までお前にはどれだけ貢いでいたと!」
「うふふ!そういう契約だったはずですわ。それに私も沈みゆく泥船に乗るつもりはありません。それではさようなら!」
店の主人は、その場に崩れ落ち両手を床につき、顔を真っ青にした。そして、1週間もせずこの店は潰れてしまった。
従業員たちは、給料も貰えなかったという。しかし、あのまま店に残っていたら、もっと厄介事に巻き込まれていただろうと思い、ホッとしていたのも事実である。
店の主人である商人は、莫大な借金を負い奴隷に落とされたのはいうまでもなかった。
こういったことが談合に協力した店では起こり、この町の繊維工場はマーレン氏の店と、Freedom支店だけとなってしまったのである。
そして、この事が全部済んだ時、町の衛兵達はこの町のNFGに乗り込んだのだ。この様子に、受付嬢達はびっくりして身構えたのである。
「ロ、ロビンさんいったい何事ですか?」
NFGの受付嬢は、町の衛兵に目を見開き話しかけた。
「カタリーナさん!支店長はいるか?」
「支店長なら支店長室にいますが、どうかなさったのですか?」
「すぐに呼んでほしい!」
カタリーナは、衛兵に逆らう事もせずすぐに奥の部屋へと支店長を呼びに行った。そして、支店長は青い顔をして出てきたのである。
「支店長、ボルグ!貴方には賄賂を受け取った容疑が固まった。一緒に兵舎の方に出頭して欲しい!」
ボルグは、頭を下げ逃げ出すのを諦めた。逃げても無駄だと思ったのである。
「なっ……支店長!何をやってんですか!」
衛兵の言葉に、カタリーナは大きな声を出してしまった。それを見ていた他の従業員や構成員達も驚いたように、こちらを見ていたのだった。
「支店長は何やってんだよ……」
「NFGになってそんな事しなくとも人生勝ち組だろうに……」
「ホント馬鹿だぜ!」
「俺なら、そんなことを誘われても支店長として生きていくのになあ……」
NFG構成員は、支店長が衛兵に連れて行かれる姿をみて呆れていた。実際、受付嬢達も呆れてものが言えなかったのだ。
Freedomがギルド管轄になり、下っ端の従業員達でさえ給料があがっていたのである。つまり、支店長クラスになれば、正妻だけでなく側妻を何人も囲えるほど、甲斐性のある給料をもらっているはずなのだ。
つまり、賄賂など貰わずとも十分な暮らしが出来るほど、高給取りだと誰もが想像できたからだ。
連れて行かれた支店長は、事情聴取に正直に答えた。
「なぜ、バッカンの賄賂を受けたのだ?そんなことせずとも、十分な給料が支払われていただろう?」
「最初は、私も断っていたのです。しかし、最初は言葉巧みに食事に誘われて、バッカンは営業と称して私をいい気分にさしたのです」
「だからと言って!」
「それが、酒の席でもあって気分がよくなってしまい、何度も食事だけ誘われました。金も受け取った事もなかったし、食事を何度もする中になったんです」
「それで?」
「当然、そんな仲になったバッカンの店の商品を、他の店より少しだけ多めに購入したのです」
「それは、容認できるほどの量なのか?」
「はい!それは帳簿にある通りで嘘はありません。信じてください!」
「だったら、何で結果的に金を受け取ったのだ!」
「それが……そんな食事を続けていたある日、バッカンはお土産と言い、私は菓子袋を渡されたのです」
「何故それを受け取ったのだ!」
「いえ……その紙袋は封筒ではなく、お菓子の入った大きめの袋だったんです。しかし、酔っぱらっていた私はその袋の奥に、お金の入った封筒があるとは思わなくて受け取ったのです」
「では、金と思わなかったから、土産として受け取ったのか?」
「はい!それでそのことに気づいた私は、次の日に慌てて封筒だけを返しに行ったのですが、一度受け取った物を返されても、賄賂を受け取った事実に変わりないと、バッカンに脅されていたのです」
「それで、支店長お主は次の購入からは、バッカンの店から大量に購入するしかなかったと言うのだな?」
「その通りです!本当に申し訳ありません!」
「だったら、なぜ他の者に相談せぬのだ!」
「そんなことできません!そんな話をしたら、私が悪いと思われ信じてもらえないと思ったからです!」
ロビンは、自分で聞いたが、ボルグの言う事は最もだと思った。実に巧妙に嵌められたとボルグの事を不憫に思ったほどだった。
この事は、ロビンからケンジに報告書として上げられたのである。そして、真実の水晶も使われたのだが、ボルグの言う事に嘘はなかったのである。
バッカンは自分だけ奴隷に落とされたことを逆恨みし、支店長に賄賂を送り受け取った事を、自分に都合の良いように証言して道連れにしようとしたのだ。
しかし、Freedomではちゃんと調べる事で、バッカンの言った事が自分の都合の良いように証言した事を証明し、バッカンは更に刑期を伸ばす事になった。
ボルグは、裁判官の前に連れてこられて判決を言い渡されたのだ。
「ボルグに判決を言い渡す!1年間給料を60%減額の罰金刑に処す!」
ボルグは給料の減額だけで済んだのである。これは、バッカンからの賄賂を一切手を付けてなくて、NFGの金庫にしまっていて何度も返還しようとしていたからだ。
そして、賄賂を受け取った時から、食事会にも参加しなくなっていて、反省の色が見えたことにあった。
「あ、ありがとうございます……」
ボルグは、Freedom国の温情に、涙を流し感謝したのだった。この判決は、この町のNFGに説明されて、ボルグは部下達に冷たい目で見られていたが、信頼を取り戻すために一生懸命働いたのだった。
「むぐぐぐ……バッカンのせいで私も店までが!」
「旦那様……少しよろしいでしょうか?」
「なんだ?また何かあったのか?」
そこには、店の従業員が集まっていた。その後景に、店の主人はいやな予感しかしなかった。
「「「「「旦那様に言いたいことがあります」」」」」
「何だ改まって……」
「私達は、今月末でここを辞めさせていただきます!」
「ちょ、ちょっと待て!今月末って、あと2日しかないじゃないか!そんなの認められんぞ!それに、今お前達に辞められたら、本当にこの店は潰れてしまう!お前達はこの店で重要なポストにいる人間ばかりではないか!」
「旦那様……貴方が、バッカンの口車に乗ったばかりにこんな事になったのです」
「だが……それは!」
「旦那様の、言いたいことは分からないではありませんが、実際問題うちの店の評判は、予想以上にがた落ちになっております」
「だからこそ!みんなで……」
「いえ……今はもうそういう次元の問題ではありません!旦那様はわかっているのですか?」
「何をだ!」
「この町の人間は、うちの店の服を買わないと公言しているのですよ!今は、マーレン氏の店の商品でしか黒字は出ていないでしょう!」
「だから、それをみんなで何とか考えてだな……」
「この店はもう風前の灯です。申し訳ないが、私はこのままこの店に残る事は出来ません!」
「お、おい!」
従業員達は、自分の伝えたい事を伝えて、辞表を置き部屋から出て行ってしまった。
「ちょっと待て!今までお前達には目をかけてやったではないか!」
店の主人の腕を払って、これ以上関わりたくない感じでみんな出て行きその場に崩れ落ちたのである。
「お、お前は私を見捨てないでくれるのか?」
店の主人の側にいた、グラマーで美人な女性は部屋の隅で立っていたので主人に話しかけられた。
「旦那様!」
「やはり、お前は俺を見捨てないでくれるか?」
「今までお世話になりました」
「お、お前まで!なぜだ?お前には今まで給料も多めに!」
「旦那様もこうなっては終わりですね。旦那様が、これ以上私との愛人契約のお金を払えるとは思えませんからね。金の切れ目は縁の切れ目ですわ!」
「ま、待ってくれ!今までお前にはどれだけ貢いでいたと!」
「うふふ!そういう契約だったはずですわ。それに私も沈みゆく泥船に乗るつもりはありません。それではさようなら!」
店の主人は、その場に崩れ落ち両手を床につき、顔を真っ青にした。そして、1週間もせずこの店は潰れてしまった。
従業員たちは、給料も貰えなかったという。しかし、あのまま店に残っていたら、もっと厄介事に巻き込まれていただろうと思い、ホッとしていたのも事実である。
店の主人である商人は、莫大な借金を負い奴隷に落とされたのはいうまでもなかった。
こういったことが談合に協力した店では起こり、この町の繊維工場はマーレン氏の店と、Freedom支店だけとなってしまったのである。
そして、この事が全部済んだ時、町の衛兵達はこの町のNFGに乗り込んだのだ。この様子に、受付嬢達はびっくりして身構えたのである。
「ロ、ロビンさんいったい何事ですか?」
NFGの受付嬢は、町の衛兵に目を見開き話しかけた。
「カタリーナさん!支店長はいるか?」
「支店長なら支店長室にいますが、どうかなさったのですか?」
「すぐに呼んでほしい!」
カタリーナは、衛兵に逆らう事もせずすぐに奥の部屋へと支店長を呼びに行った。そして、支店長は青い顔をして出てきたのである。
「支店長、ボルグ!貴方には賄賂を受け取った容疑が固まった。一緒に兵舎の方に出頭して欲しい!」
ボルグは、頭を下げ逃げ出すのを諦めた。逃げても無駄だと思ったのである。
「なっ……支店長!何をやってんですか!」
衛兵の言葉に、カタリーナは大きな声を出してしまった。それを見ていた他の従業員や構成員達も驚いたように、こちらを見ていたのだった。
「支店長は何やってんだよ……」
「NFGになってそんな事しなくとも人生勝ち組だろうに……」
「ホント馬鹿だぜ!」
「俺なら、そんなことを誘われても支店長として生きていくのになあ……」
NFG構成員は、支店長が衛兵に連れて行かれる姿をみて呆れていた。実際、受付嬢達も呆れてものが言えなかったのだ。
Freedomがギルド管轄になり、下っ端の従業員達でさえ給料があがっていたのである。つまり、支店長クラスになれば、正妻だけでなく側妻を何人も囲えるほど、甲斐性のある給料をもらっているはずなのだ。
つまり、賄賂など貰わずとも十分な暮らしが出来るほど、高給取りだと誰もが想像できたからだ。
連れて行かれた支店長は、事情聴取に正直に答えた。
「なぜ、バッカンの賄賂を受けたのだ?そんなことせずとも、十分な給料が支払われていただろう?」
「最初は、私も断っていたのです。しかし、最初は言葉巧みに食事に誘われて、バッカンは営業と称して私をいい気分にさしたのです」
「だからと言って!」
「それが、酒の席でもあって気分がよくなってしまい、何度も食事だけ誘われました。金も受け取った事もなかったし、食事を何度もする中になったんです」
「それで?」
「当然、そんな仲になったバッカンの店の商品を、他の店より少しだけ多めに購入したのです」
「それは、容認できるほどの量なのか?」
「はい!それは帳簿にある通りで嘘はありません。信じてください!」
「だったら、何で結果的に金を受け取ったのだ!」
「それが……そんな食事を続けていたある日、バッカンはお土産と言い、私は菓子袋を渡されたのです」
「何故それを受け取ったのだ!」
「いえ……その紙袋は封筒ではなく、お菓子の入った大きめの袋だったんです。しかし、酔っぱらっていた私はその袋の奥に、お金の入った封筒があるとは思わなくて受け取ったのです」
「では、金と思わなかったから、土産として受け取ったのか?」
「はい!それでそのことに気づいた私は、次の日に慌てて封筒だけを返しに行ったのですが、一度受け取った物を返されても、賄賂を受け取った事実に変わりないと、バッカンに脅されていたのです」
「それで、支店長お主は次の購入からは、バッカンの店から大量に購入するしかなかったと言うのだな?」
「その通りです!本当に申し訳ありません!」
「だったら、なぜ他の者に相談せぬのだ!」
「そんなことできません!そんな話をしたら、私が悪いと思われ信じてもらえないと思ったからです!」
ロビンは、自分で聞いたが、ボルグの言う事は最もだと思った。実に巧妙に嵌められたとボルグの事を不憫に思ったほどだった。
この事は、ロビンからケンジに報告書として上げられたのである。そして、真実の水晶も使われたのだが、ボルグの言う事に嘘はなかったのである。
バッカンは自分だけ奴隷に落とされたことを逆恨みし、支店長に賄賂を送り受け取った事を、自分に都合の良いように証言して道連れにしようとしたのだ。
しかし、Freedomではちゃんと調べる事で、バッカンの言った事が自分の都合の良いように証言した事を証明し、バッカンは更に刑期を伸ばす事になった。
ボルグは、裁判官の前に連れてこられて判決を言い渡されたのだ。
「ボルグに判決を言い渡す!1年間給料を60%減額の罰金刑に処す!」
ボルグは給料の減額だけで済んだのである。これは、バッカンからの賄賂を一切手を付けてなくて、NFGの金庫にしまっていて何度も返還しようとしていたからだ。
そして、賄賂を受け取った時から、食事会にも参加しなくなっていて、反省の色が見えたことにあった。
「あ、ありがとうございます……」
ボルグは、Freedom国の温情に、涙を流し感謝したのだった。この判決は、この町のNFGに説明されて、ボルグは部下達に冷たい目で見られていたが、信頼を取り戻すために一生懸命働いたのだった。
0
お気に入りに追加
2,456
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~
春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。
冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。
しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。
パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。
そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる