559 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
106話 雷神
しおりを挟む
盗賊達は、久しぶりの獲物に沸き上がっていた。
「おらぁ~!ちゃっちゃと歩くんだよ!」
「くっ!」
「親分!今度の女は使い物にならないようにしないでくだせえよ!」
「がはははは!俺はこの冒険者の女を貰うから後の女は、お前達で好きにしろ!」
それを聞いた子分達は更に沸き上がったのだった。
「「「「「さすが親分!」」」」」」
「がはははは!俺は優しいだろ?」
「「「「「へい!」」」」」
「お前は、俺がずっとかわいがってやるから覚悟しろよ?へっへっへ」
「むうううう!」
「おめえも可哀想にな!親分はオーク並みに絶倫だぜ!げへげへげへ」
その言葉を聞き、護衛の女戦士は血の気が引き逃げようと暴れたのだった。しかし、両足は歩く程度の歩幅で拘束されていて、両手は後ろで結ばれてしまい逃げることが出来なかった。採取士の女性達は、涙を流す者や下を向き絶望した者ばかりだった。
「がはははは!活きの良い娘は、こっちも願ったり叶ったりだ!せいぜい抵抗してくれよ!
「んん~~~~~~!もがもがもが!」
「何言っているかわからねえなあ!ホント楽しみだぜ!」
それを聞き女戦士は、自分の無力さに涙が溢れたのだった。その時だった。盗賊達に、炎の矢が次々に刺さったのだ。
「「「「「ぎゃああああああああ!」」」」」
辺り一面は、阿鼻叫喚の光景が広がった。盗賊達は火だるまとなり次々息絶えたのである。
「おめええらあ!」
盗賊のリーダー格の男は周りを見回した。すると、そこにはフルプレートを装備した、冒険者が立っていたのである。
「やっと見つけたぜ!」
「こんな真似をしたのは貴様かぁ~~~~!」
「馬鹿な事を!俺は剣が本業だよ。デイニー!女性達は任せた!」
デイニーと呼ばれた女性は、すぐさま囚われた女性達の周りに、※①【ファイヤーウォール】を張り巡らせて、盗賊から守ったのだった。
「もう大丈夫よ!そこから動かないで!」
捕らえられた女採取士、女冒険者達はその後景に驚いた。自分達の周りに炎の壁が立ちはだかり、盗賊達から引き離されたのである。
それも、このファイヤーウォールは高レベル魔法使いの物とすぐにわかった。炎の内側にいる自分達には熱さが感じないのである。しかし、炎の外側にいる盗賊達は近づいただけで燃え上がり、必死で火を消そうとしていたのだ。
「ロイ、ブンダス、女性達はもう大丈夫!遠慮なく遠慮なくやってしまいなさい!」
「誰がリーダーだ!おめえじゃねえよ!」
「つべこべ言わずやっておしまいなさい!」
「又やっているよ……」
「ハイド……それ以上言わないほうが良いよ……」
「だけど、パメラよう……あいつ等いつもあんな感じで……」
「ハイド何か文句あるの?」
「デイニー、何にもありません!」
「何ごちゃごちゃ言ってやがる!皆の者やってしまえ!」
盗賊のリーダー格の男は、部下達にはっぱをかけけしかけたのだった。子分達も、たった5人にいいようにやられた事にムカつき、一斉に跳びかかったのだ。
「へっ!俺達に勝ちたきゃ、今の人数の10倍でも足りやしねえよ」
「だな!」
ロイとブンダスは、余裕の笑みを浮かべ、盗賊達の攻撃を避けまくり、攻撃が全く当たらなかったのである。
「どうした?そんなものか?」
「何だ?こいつら!全然当たらねえ……」
「ぐわ~~~~~!」
「ぎゃああ!」
「ぐはっ!」
「や、やめてくれ……」
「お、俺達が悪かった!」
「ダメだ、貴様達はこの辺りで好き勝手やっていた。どうせこのまま、生きながらえても害悪でしかねえよ!」
ロイは、盗賊達の泣き言も聞かず斬り捨てたのだった。その剣さばきは流れるように美しく、又隙が全くなかったのである。
もう一方ブンダスと呼ばれた戦士はタンカーみたいで、何十人と同時に攻撃しても楯で薙ぎ払わられ、まったくダメージが通らなかったのだ。
「むぐぐぐぐ!一体どういうことだ!相手はたった二人だぞ!」
「親方!あれは鬼神の生まれ変わりですぜ!」
「何を馬鹿な事を!悪魔の群狼に勝てる奴などいねえ!お前達もっとしっかりしねえか!」
「まあ、無理だな!悪魔の群狼は今日で壊滅だよ!」
ロイは盗賊達を斬り捨てながら、全滅を公言したのだった。
「貴様たちは一体……何者なんだ!」
「悪党に名乗る名はないが特別だ!冥途の土産に俺達の名を覚えていけ!」
ロイは、リーダー格の男を斬り捨てながら自分達の名を言った。
「俺達は、Freedom遊撃隊!【雷神】だ!」
「Freedom遊撃隊……だ……と……ぐはっ!」
リーダー格の大男は、ロイの剣に倒れたのだった。
「おい!ロイ……お前、こいつは倒したらダメだろ?1人は生け捕りにしないとアジトがわかんねえじゃねえか!」
「大丈夫だ!」
「何が大丈夫だ?みんな殺しちまってどうすんだよ?」
ロイは、ブンダスに責められたが視線を移し、誰もいない方向に話しかけた。
「そこに隠れている奴出てこい!素直に出てきたら殺さねえ!」
すると、草陰から盗賊が一人観念して、両手を上げて出てきたのだった。
「こ、殺さねえでくれ……」
「俺達の言う事に素直に答えたらな!」
「何でも言う!だから、殺さねえでくれ!」
ロイは、生き残った盗賊の1人を拘束しアジトの位置を聞いた。すると、この先に悪魔の群狼のアジトがあるとのことだった。
「へっへっへ!お前達、アジトに行って後悔することになるぞ!」
「なんでだよ!」
「ここに出向いていたのは、全体の3分の1もいないからさ!群の本体には親分がいて下さるしな!行って後悔しやがれ!」
「はっ!さっき聞いてなかったのか?俺達をどうにかしたいのなら、この人数の10倍を連れてこい言って行っただろ?」
「そんな馬鹿な事を信じれるわけねえだろ!」
「何で馬鹿な事なんだ?」
「ここには50人いたんだぞ?それの10倍といやぁ500人だ!お前達5人で、500人なんて相手出来る訳ねえだろうが!」
「ほう!盗賊のくせに、計算が出来るとは偉いじゃねえか!しかし、お前の計算は間違っているよ」
「なんでだよ!50人の10倍なら500人じゃねえか!」
「それはあっているよ。俺が間違っていると言ったのは、俺一人で最低500人用意しろと言ったんだよ。つまり、雷神のメンバーは5人!5人を相手にするのなら、最低2500人じゃ相手にもならんよ!」
「ば、馬鹿な事を……」
ロイは、盗賊の絶句した顔にニヤリと笑った。
「パメラ!捕らえられた女性達は無事か?」
「当たり前じゃない!盗賊の死体も全部焼き払ったわ!」
パメラは、捕虜になっていた女性達に向き直って話し始めた。
「申し訳ないけど、貴方達だけで森を抜ける事は可能?」
パメラの質問は、女性達にとって無理難題だった。採取士の女性達は10人近くいて、護衛の女戦士は一人だった為、いくらこの森が安全な方だと言っても、オークやゴブリンが出現したら貞操の危機である。
「ちょっと私達だけでは、この森から抜けるのは無理です……」
「だよな……」
「へっへっへ!俺達が戻らなければ、親方達は不審に思ってどこかに雲隠れしちゃうかもな!」
「うるせえ!いらんこと言うな!」
「げふっ!」
盗賊は、一矢報いたいばかりにいらんことを口走り、ロイに殴られ吹っ飛んで脳震盪を起こし気絶してしまった。
普通なら、この女性達を町まで送り届けて、またこの場所に舞い戻る事をするのが常識だが、ロイ達はケンジから指示を受けていた。
Freedom国領をまわり、盗賊を見つけだし討伐してほしいと!雷神のメンバーはケンジの指示通り、転移マットを使い町の周辺を巡回し、NFGに出た盗賊の討伐依頼を優先的にこなしていたのである。
「君達、申し訳ないが一緒に盗賊のアジトに来てもらえるか?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「俺達は、この国の王ケンジ様の言いつけで、盗賊を退治に各地を回っているんだよ」
「ですが、私達がいては……」
「そのあたりは安心してくれ!必ず君達の安全は約束する。このままでは盗賊が、本当に雲隠れしてしまう恐れがあるから、退治してしまいたいんだ」
「わ、分かりました……私達に選択できる余地はないし、命を救われた事もありますし、貴方達の指示に従います」
「そ、そうか!助かるぜ。俺達は奴隷だから、主人であるケンジ様の指示に従わなきゃいけないから、本当に助かるぜ!」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「もし、私達が指示に従わなかったらどうなっていました?」
「そりゃ、あんた達でこの森を抜ける事になっていたよ」
「「「「「「……」」」」」」
「まあ、でも指示に従ってくれて本当によかったよ。あははははは!」
捕虜になっていた女性達は、心の中で選択肢はなかったじゃんと思って、顔を青くしていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
※①【ファイヤーウォール】
火属性魔法 5階位
消費MP 35
詠唱速度 5.75秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 レベル×10分
効果対象 なし
効果範囲 レベル×1mまでの範囲
必要秘薬 虹色パール5個
備考欄
この魔法は術者から5mの距離に炎の壁を創り出す。炎の大きさは
1レベル増える事に1mの長さ最大10m高さ5mの火の壁を創り出す。
ダメージは特殊で、炎に触れる事で術者の職業レベル×10ダメージが
炎に触れていると10秒ごとに持続ダメージ
3次職になると炎のシェルターとして結界の効果としても利用できる。
魔道士職業レベル50と魔法スキル80以上で使用可能
「おらぁ~!ちゃっちゃと歩くんだよ!」
「くっ!」
「親分!今度の女は使い物にならないようにしないでくだせえよ!」
「がはははは!俺はこの冒険者の女を貰うから後の女は、お前達で好きにしろ!」
それを聞いた子分達は更に沸き上がったのだった。
「「「「「さすが親分!」」」」」」
「がはははは!俺は優しいだろ?」
「「「「「へい!」」」」」
「お前は、俺がずっとかわいがってやるから覚悟しろよ?へっへっへ」
「むうううう!」
「おめえも可哀想にな!親分はオーク並みに絶倫だぜ!げへげへげへ」
その言葉を聞き、護衛の女戦士は血の気が引き逃げようと暴れたのだった。しかし、両足は歩く程度の歩幅で拘束されていて、両手は後ろで結ばれてしまい逃げることが出来なかった。採取士の女性達は、涙を流す者や下を向き絶望した者ばかりだった。
「がはははは!活きの良い娘は、こっちも願ったり叶ったりだ!せいぜい抵抗してくれよ!
「んん~~~~~~!もがもがもが!」
「何言っているかわからねえなあ!ホント楽しみだぜ!」
それを聞き女戦士は、自分の無力さに涙が溢れたのだった。その時だった。盗賊達に、炎の矢が次々に刺さったのだ。
「「「「「ぎゃああああああああ!」」」」」
辺り一面は、阿鼻叫喚の光景が広がった。盗賊達は火だるまとなり次々息絶えたのである。
「おめええらあ!」
盗賊のリーダー格の男は周りを見回した。すると、そこにはフルプレートを装備した、冒険者が立っていたのである。
「やっと見つけたぜ!」
「こんな真似をしたのは貴様かぁ~~~~!」
「馬鹿な事を!俺は剣が本業だよ。デイニー!女性達は任せた!」
デイニーと呼ばれた女性は、すぐさま囚われた女性達の周りに、※①【ファイヤーウォール】を張り巡らせて、盗賊から守ったのだった。
「もう大丈夫よ!そこから動かないで!」
捕らえられた女採取士、女冒険者達はその後景に驚いた。自分達の周りに炎の壁が立ちはだかり、盗賊達から引き離されたのである。
それも、このファイヤーウォールは高レベル魔法使いの物とすぐにわかった。炎の内側にいる自分達には熱さが感じないのである。しかし、炎の外側にいる盗賊達は近づいただけで燃え上がり、必死で火を消そうとしていたのだ。
「ロイ、ブンダス、女性達はもう大丈夫!遠慮なく遠慮なくやってしまいなさい!」
「誰がリーダーだ!おめえじゃねえよ!」
「つべこべ言わずやっておしまいなさい!」
「又やっているよ……」
「ハイド……それ以上言わないほうが良いよ……」
「だけど、パメラよう……あいつ等いつもあんな感じで……」
「ハイド何か文句あるの?」
「デイニー、何にもありません!」
「何ごちゃごちゃ言ってやがる!皆の者やってしまえ!」
盗賊のリーダー格の男は、部下達にはっぱをかけけしかけたのだった。子分達も、たった5人にいいようにやられた事にムカつき、一斉に跳びかかったのだ。
「へっ!俺達に勝ちたきゃ、今の人数の10倍でも足りやしねえよ」
「だな!」
ロイとブンダスは、余裕の笑みを浮かべ、盗賊達の攻撃を避けまくり、攻撃が全く当たらなかったのである。
「どうした?そんなものか?」
「何だ?こいつら!全然当たらねえ……」
「ぐわ~~~~~!」
「ぎゃああ!」
「ぐはっ!」
「や、やめてくれ……」
「お、俺達が悪かった!」
「ダメだ、貴様達はこの辺りで好き勝手やっていた。どうせこのまま、生きながらえても害悪でしかねえよ!」
ロイは、盗賊達の泣き言も聞かず斬り捨てたのだった。その剣さばきは流れるように美しく、又隙が全くなかったのである。
もう一方ブンダスと呼ばれた戦士はタンカーみたいで、何十人と同時に攻撃しても楯で薙ぎ払わられ、まったくダメージが通らなかったのだ。
「むぐぐぐぐ!一体どういうことだ!相手はたった二人だぞ!」
「親方!あれは鬼神の生まれ変わりですぜ!」
「何を馬鹿な事を!悪魔の群狼に勝てる奴などいねえ!お前達もっとしっかりしねえか!」
「まあ、無理だな!悪魔の群狼は今日で壊滅だよ!」
ロイは盗賊達を斬り捨てながら、全滅を公言したのだった。
「貴様たちは一体……何者なんだ!」
「悪党に名乗る名はないが特別だ!冥途の土産に俺達の名を覚えていけ!」
ロイは、リーダー格の男を斬り捨てながら自分達の名を言った。
「俺達は、Freedom遊撃隊!【雷神】だ!」
「Freedom遊撃隊……だ……と……ぐはっ!」
リーダー格の大男は、ロイの剣に倒れたのだった。
「おい!ロイ……お前、こいつは倒したらダメだろ?1人は生け捕りにしないとアジトがわかんねえじゃねえか!」
「大丈夫だ!」
「何が大丈夫だ?みんな殺しちまってどうすんだよ?」
ロイは、ブンダスに責められたが視線を移し、誰もいない方向に話しかけた。
「そこに隠れている奴出てこい!素直に出てきたら殺さねえ!」
すると、草陰から盗賊が一人観念して、両手を上げて出てきたのだった。
「こ、殺さねえでくれ……」
「俺達の言う事に素直に答えたらな!」
「何でも言う!だから、殺さねえでくれ!」
ロイは、生き残った盗賊の1人を拘束しアジトの位置を聞いた。すると、この先に悪魔の群狼のアジトがあるとのことだった。
「へっへっへ!お前達、アジトに行って後悔することになるぞ!」
「なんでだよ!」
「ここに出向いていたのは、全体の3分の1もいないからさ!群の本体には親分がいて下さるしな!行って後悔しやがれ!」
「はっ!さっき聞いてなかったのか?俺達をどうにかしたいのなら、この人数の10倍を連れてこい言って行っただろ?」
「そんな馬鹿な事を信じれるわけねえだろ!」
「何で馬鹿な事なんだ?」
「ここには50人いたんだぞ?それの10倍といやぁ500人だ!お前達5人で、500人なんて相手出来る訳ねえだろうが!」
「ほう!盗賊のくせに、計算が出来るとは偉いじゃねえか!しかし、お前の計算は間違っているよ」
「なんでだよ!50人の10倍なら500人じゃねえか!」
「それはあっているよ。俺が間違っていると言ったのは、俺一人で最低500人用意しろと言ったんだよ。つまり、雷神のメンバーは5人!5人を相手にするのなら、最低2500人じゃ相手にもならんよ!」
「ば、馬鹿な事を……」
ロイは、盗賊の絶句した顔にニヤリと笑った。
「パメラ!捕らえられた女性達は無事か?」
「当たり前じゃない!盗賊の死体も全部焼き払ったわ!」
パメラは、捕虜になっていた女性達に向き直って話し始めた。
「申し訳ないけど、貴方達だけで森を抜ける事は可能?」
パメラの質問は、女性達にとって無理難題だった。採取士の女性達は10人近くいて、護衛の女戦士は一人だった為、いくらこの森が安全な方だと言っても、オークやゴブリンが出現したら貞操の危機である。
「ちょっと私達だけでは、この森から抜けるのは無理です……」
「だよな……」
「へっへっへ!俺達が戻らなければ、親方達は不審に思ってどこかに雲隠れしちゃうかもな!」
「うるせえ!いらんこと言うな!」
「げふっ!」
盗賊は、一矢報いたいばかりにいらんことを口走り、ロイに殴られ吹っ飛んで脳震盪を起こし気絶してしまった。
普通なら、この女性達を町まで送り届けて、またこの場所に舞い戻る事をするのが常識だが、ロイ達はケンジから指示を受けていた。
Freedom国領をまわり、盗賊を見つけだし討伐してほしいと!雷神のメンバーはケンジの指示通り、転移マットを使い町の周辺を巡回し、NFGに出た盗賊の討伐依頼を優先的にこなしていたのである。
「君達、申し訳ないが一緒に盗賊のアジトに来てもらえるか?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「俺達は、この国の王ケンジ様の言いつけで、盗賊を退治に各地を回っているんだよ」
「ですが、私達がいては……」
「そのあたりは安心してくれ!必ず君達の安全は約束する。このままでは盗賊が、本当に雲隠れしてしまう恐れがあるから、退治してしまいたいんだ」
「わ、分かりました……私達に選択できる余地はないし、命を救われた事もありますし、貴方達の指示に従います」
「そ、そうか!助かるぜ。俺達は奴隷だから、主人であるケンジ様の指示に従わなきゃいけないから、本当に助かるぜ!」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「もし、私達が指示に従わなかったらどうなっていました?」
「そりゃ、あんた達でこの森を抜ける事になっていたよ」
「「「「「「……」」」」」」
「まあ、でも指示に従ってくれて本当によかったよ。あははははは!」
捕虜になっていた女性達は、心の中で選択肢はなかったじゃんと思って、顔を青くしていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*
※①【ファイヤーウォール】
火属性魔法 5階位
消費MP 35
詠唱速度 5.75秒(詠唱スキルが無い場合)
効果時間 レベル×10分
効果対象 なし
効果範囲 レベル×1mまでの範囲
必要秘薬 虹色パール5個
備考欄
この魔法は術者から5mの距離に炎の壁を創り出す。炎の大きさは
1レベル増える事に1mの長さ最大10m高さ5mの火の壁を創り出す。
ダメージは特殊で、炎に触れる事で術者の職業レベル×10ダメージが
炎に触れていると10秒ごとに持続ダメージ
3次職になると炎のシェルターとして結界の効果としても利用できる。
魔道士職業レベル50と魔法スキル80以上で使用可能
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,451
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる