552 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
99話 Freedomの危機
しおりを挟む
子供達の両親は、学校側の対応に頭を悩ませた。このままでは本当に授業料を払い続けることが出来ないからだ。かといって、学校をやめさせることもできない状態だった。
そして、子供の両親は授業料を払う事が出来ないと、学校に申告して借金を背負ったことで、奴隷に落とされてしまったのである。
「わはははは!これは愉快なものよなあ」
「そうですね。文字が読めない人間を相手に商売するのは楽でいいですね」
「我らからしたらFreedom様様だな。で、今回の売り上げはどれだけでたのだ?」
「グンダス様、慌てないでください。ちゃんと用意してますよ」
商人は、両親を奴隷に落とし授業料4年分の売り上げの一部を差し出したのだった。その家族は何組も出たので、学校側はその両親たちを、借金奴隷として売っぱらってしまったのである。
そして、その子供達は孤児院に入れられてしまったのだった。そして、一部の授業料を払うことが出来た家族は、その次の月には衝撃なことになる。
朝、子供が登校したら、学校の門は閉ざされており、一枚の張り紙だけが校門に張り出されていた。
『生徒の人数が激減し、学校は経営難となり閉校になりました!』
それだけが貼り出されていて、子供の両親は校門の前で呆然としていた。そして、業者達も又校門前にきて騒めきだしたのである。
「これはいったいどういう事なんだ?」
この業者達は校舎を作った生産者達だった。早く開校したいと言うので校舎だけを率先的に作り、後の整備は後からと言う事で、校庭や体育館など他の設備を建設しに来ていたのだった。その為、校舎などの売り上げをまだもらっていなかったのである。
「私達も、子供から聞いたばかりでここに来たばかりなんです。貴方達は?」
「この校舎を建築した生産者だよ。今日からやっと運動場や体育館の建設をするはずだったんだ」
「まだ、学校は完成していなかったのですか?」
「なんでも、教室だけはを早く完成させてくれと言われていてな……だから、冒険者に必要な運動は後回しだと聞いていたんだよ」
「それでなんで、門が閉まっているんだ?」
実は、この場に張り紙を読める人間がいなかったのである。そして、ようやく文字の読める人間が校門前にやってきたのだ。
「一体どういうことです?」
「いや……我々も何が何やら全然わからないんですよ」
「あの張り紙にはなんて書いてあるのですか?」
「学校が経営難となり閉校と書いてあるのですよ!」
「「「「「えええええ!」」」」」
ここで、ようやく事の重大さに気づき親たちは慌て出していたのだった。生産者達も又、全部の施設を完成させたわけではなく、建設料をまだもらっていないことが判明したのだった。
「親方!どうするのですか?」
「どうするってえ……すぐに門をこじ開けろ!」
「「「「「へい!」」」」」
大工職人達は門をこじ開け、学校の責任者がいるであろう部屋に突撃したが、学校責任者がいる訳もなくとっくにもぬけの殻であった。
元貴族と商人の計画は、学校を計画倒産させることにあったのだった。この町で起きた事は、親の心理をつき子供達を入学させ、授業料の値上げで逃げられないようにして、奴隷に落とす詐欺であった。生産者達には、まだ全部建築を完成させていない事で、建築料をまだ払っていなかったのである。
この時には、学校経営に失敗し断念と言う理由で、土地権利はすでに売られていたのである。
大工職人達は、土地の権利者に連絡を取ろうと、ギルドに赴いたときには、すでに学校の土地をギルドが買い取っていたのだった。
「どういう事だ!」
「えーっと、学校経営は生徒の親が授業料を払えなくなり、生徒の数が激減したことで学校は潰れたそうです」
「それでその商人はどうしたのだ?」
「あの土地をギルドに販売し、この土地を離れるとは聞きましたが……」
「どこに行くと?」
「そこまではちょっと……」
「そんなバカな‼」
「いったい、何があったのですか?」
「何があったも何もないよ!あの校舎の建築代金まだ支払いが済んでないんだ!」
「そうなのですか?それはそれは何と言ったらいいか分かりませんが、気を落とさないでください」
「何で、そんな人ごとのように!」
実際の所、ギルドの受付嬢からしたら他人事である。ギルドとしては、学校経営がダメになったと聞かされて、学校の土地の権利を買い取っただけであり、その後その商人は姿をくらませただけだったからだ。
要は、ギルドを通さず商人から直接依頼を受けたことなので、ギルドに責任は一切ないのである。
「ですが、学校建設の依頼は、たしかギルドには出されていなかったはずです」
「そ、それは……」
「この依頼は、ギルドには一切の責任はありません!」
ギルド受付嬢は、毅然な態度で大工職人に説明したのである。ここで、自信ない態度で対応した場合、足元をすくわれる可能性があるからだ。
「親方……どうすんだよ?あの売り上げが無くなれば、うちの工場は……」
「う、うるせえ!俺だって、どうしたらいいのかわからん!」
こういう事は、他の町では普通に起こる事である。いまは無きテンペの町では、ケンジが町の人達とのコミニュケーションを取り、冒険者達はそれに習い、Fランクの依頼をこなし信頼関係を築く事で、詐欺まがいな事は少なくなっていた。
しかし、他の町では利益だけを追求し、信頼関係を築く前に行動するので、こういった詐欺に引っかかる確率が高いのである。
ギルドを通さず依頼を受ける事で、ギルドが受け取るであろう中間マージンの値段も売り上げが増えるのである。しかし、ギルドを通す事で利益率は減ることになるが、ギルドが責任を持って仲介する為、安全に取引が出来ると言っても過言ではないのだ。これは反対の立場でもいえる事であり、依頼主が素材をすぐに手に入れたいがために、冒険者に直接依頼をした場合でも、依頼料を取られる可能性がある。
これら双方が問題なく取引をする為の組織が、NFGの組織の役目である。
しかし、今回学校事業は、国営事業でやっていない為、Freedomの責任は一切ないのである。この事は、その日のうちに町中の話題となり、ケンジの耳に届くことになり、ムシュダルクがケンジの部屋に駆けこんできたのである。
「ケ、ケンジ様!こ、これを!」
「何かあったのか?」
「ええ!ラートラ支店のNFGから書簡が届きました」
「ラートラの町って、確か元王国領の町だったよな?」
「そうです。今、ギルドから連絡が来て、私立の学校が計画倒産した疑いがあると!」
「そうか……それで何がそんなに大変なんだ?」
「そ、それが授業料を支払う事の出来ない家族が大量に発生し、奴隷に落とされたらしいです」
「それが、何が大変なんだ?」
ケンジは、あくまで冷静を装い、ムシュダルクに聞き返したのだった。ムシュダルクも又、奴隷に堕ちた家族の事は、その家族の責任と言う事でそのことには触れず、孤児院の事で報告しに来たのだった。
「それでですね!ラートラの町の孤児院に、大量に子供が入所いたしました」
「はぁあ?何で、孤児院に?」
「それが、今回あの町の私立の学校が潰れたみたいで……」
「まだ半年ぐらいだろ?」
「そうなのですが、学校側が授業料の値上げをしたらしいのです」
「それで?」
「聞いたところによると、授業料の事で学校側と父兄側で衝突があり、入学証明書に規約らしきものが書いてあったそうです。そして、学校をやめる場合4年間の授業料を一括で支払う事が書いてあったそうで、その規約を知らなかった父兄は奴隷に落とされ、そのことで生徒が大量脱落で学校が潰れたのです」
「……」
ケンジは、それを聞き眉をしかめたのだった。
「そして、生徒の親は奴隷になり、その子供達は行き場所を無くし、全員孤児院に入所したらしいのです」
「それで?」
「はい!問題は、ここからです。その両親の子供達が行き場を無くし、孤児院に入った事にあります!」
「まさか?その奴隷に堕ちた家族の数は?」
「一クラス60人で、そのうち40人の家族が奴隷に堕ちた模様です……」
「40人?そんな慌てる数じゃないだろ?」
「馬鹿な事を!今は国民となり平民ではありませんが、元平民の家族は子だくさんなのですよ?一家族の子供は少なくとも5人はいます。つまり200人以上の子供が、行き場を無くしたということですよ!」
「ってことは……」
「はい!その町から孤児院の援助要請が入って来ております!予算を組み直したいのですが……」
「駄目だ……予算を組み直したところで無駄だ!これから大変な事になるぞ?」
「どういう事ですか?」
「分からないか?この問題は、ラートラの町だけでは済まないって事だよ……」
「あっ!」
「たしかに、健全な運営をしようとしている町の、私立の学校もあるとは思うが、いくつかは詐欺まがいな学校もあるはずだ。多分、これから孤児院に子供が溢れる事になるかもしれんぞ?」
「そんな事になれば、予算が組めなくなりますよ!」
ケンジは、まさかの出来事に冷や汗を流したのである。このままだと、国家予算を切り崩すしかなくなると思ったからだ。
どこかから、予算を引っ張ってくるか、新たな事業を企画しないと孤児院のフォローが出来ないと、ケンジは危機感がつのったのである。
そして、子供の両親は授業料を払う事が出来ないと、学校に申告して借金を背負ったことで、奴隷に落とされてしまったのである。
「わはははは!これは愉快なものよなあ」
「そうですね。文字が読めない人間を相手に商売するのは楽でいいですね」
「我らからしたらFreedom様様だな。で、今回の売り上げはどれだけでたのだ?」
「グンダス様、慌てないでください。ちゃんと用意してますよ」
商人は、両親を奴隷に落とし授業料4年分の売り上げの一部を差し出したのだった。その家族は何組も出たので、学校側はその両親たちを、借金奴隷として売っぱらってしまったのである。
そして、その子供達は孤児院に入れられてしまったのだった。そして、一部の授業料を払うことが出来た家族は、その次の月には衝撃なことになる。
朝、子供が登校したら、学校の門は閉ざされており、一枚の張り紙だけが校門に張り出されていた。
『生徒の人数が激減し、学校は経営難となり閉校になりました!』
それだけが貼り出されていて、子供の両親は校門の前で呆然としていた。そして、業者達も又校門前にきて騒めきだしたのである。
「これはいったいどういう事なんだ?」
この業者達は校舎を作った生産者達だった。早く開校したいと言うので校舎だけを率先的に作り、後の整備は後からと言う事で、校庭や体育館など他の設備を建設しに来ていたのだった。その為、校舎などの売り上げをまだもらっていなかったのである。
「私達も、子供から聞いたばかりでここに来たばかりなんです。貴方達は?」
「この校舎を建築した生産者だよ。今日からやっと運動場や体育館の建設をするはずだったんだ」
「まだ、学校は完成していなかったのですか?」
「なんでも、教室だけはを早く完成させてくれと言われていてな……だから、冒険者に必要な運動は後回しだと聞いていたんだよ」
「それでなんで、門が閉まっているんだ?」
実は、この場に張り紙を読める人間がいなかったのである。そして、ようやく文字の読める人間が校門前にやってきたのだ。
「一体どういうことです?」
「いや……我々も何が何やら全然わからないんですよ」
「あの張り紙にはなんて書いてあるのですか?」
「学校が経営難となり閉校と書いてあるのですよ!」
「「「「「えええええ!」」」」」
ここで、ようやく事の重大さに気づき親たちは慌て出していたのだった。生産者達も又、全部の施設を完成させたわけではなく、建設料をまだもらっていないことが判明したのだった。
「親方!どうするのですか?」
「どうするってえ……すぐに門をこじ開けろ!」
「「「「「へい!」」」」」
大工職人達は門をこじ開け、学校の責任者がいるであろう部屋に突撃したが、学校責任者がいる訳もなくとっくにもぬけの殻であった。
元貴族と商人の計画は、学校を計画倒産させることにあったのだった。この町で起きた事は、親の心理をつき子供達を入学させ、授業料の値上げで逃げられないようにして、奴隷に落とす詐欺であった。生産者達には、まだ全部建築を完成させていない事で、建築料をまだ払っていなかったのである。
この時には、学校経営に失敗し断念と言う理由で、土地権利はすでに売られていたのである。
大工職人達は、土地の権利者に連絡を取ろうと、ギルドに赴いたときには、すでに学校の土地をギルドが買い取っていたのだった。
「どういう事だ!」
「えーっと、学校経営は生徒の親が授業料を払えなくなり、生徒の数が激減したことで学校は潰れたそうです」
「それでその商人はどうしたのだ?」
「あの土地をギルドに販売し、この土地を離れるとは聞きましたが……」
「どこに行くと?」
「そこまではちょっと……」
「そんなバカな‼」
「いったい、何があったのですか?」
「何があったも何もないよ!あの校舎の建築代金まだ支払いが済んでないんだ!」
「そうなのですか?それはそれは何と言ったらいいか分かりませんが、気を落とさないでください」
「何で、そんな人ごとのように!」
実際の所、ギルドの受付嬢からしたら他人事である。ギルドとしては、学校経営がダメになったと聞かされて、学校の土地の権利を買い取っただけであり、その後その商人は姿をくらませただけだったからだ。
要は、ギルドを通さず商人から直接依頼を受けたことなので、ギルドに責任は一切ないのである。
「ですが、学校建設の依頼は、たしかギルドには出されていなかったはずです」
「そ、それは……」
「この依頼は、ギルドには一切の責任はありません!」
ギルド受付嬢は、毅然な態度で大工職人に説明したのである。ここで、自信ない態度で対応した場合、足元をすくわれる可能性があるからだ。
「親方……どうすんだよ?あの売り上げが無くなれば、うちの工場は……」
「う、うるせえ!俺だって、どうしたらいいのかわからん!」
こういう事は、他の町では普通に起こる事である。いまは無きテンペの町では、ケンジが町の人達とのコミニュケーションを取り、冒険者達はそれに習い、Fランクの依頼をこなし信頼関係を築く事で、詐欺まがいな事は少なくなっていた。
しかし、他の町では利益だけを追求し、信頼関係を築く前に行動するので、こういった詐欺に引っかかる確率が高いのである。
ギルドを通さず依頼を受ける事で、ギルドが受け取るであろう中間マージンの値段も売り上げが増えるのである。しかし、ギルドを通す事で利益率は減ることになるが、ギルドが責任を持って仲介する為、安全に取引が出来ると言っても過言ではないのだ。これは反対の立場でもいえる事であり、依頼主が素材をすぐに手に入れたいがために、冒険者に直接依頼をした場合でも、依頼料を取られる可能性がある。
これら双方が問題なく取引をする為の組織が、NFGの組織の役目である。
しかし、今回学校事業は、国営事業でやっていない為、Freedomの責任は一切ないのである。この事は、その日のうちに町中の話題となり、ケンジの耳に届くことになり、ムシュダルクがケンジの部屋に駆けこんできたのである。
「ケ、ケンジ様!こ、これを!」
「何かあったのか?」
「ええ!ラートラ支店のNFGから書簡が届きました」
「ラートラの町って、確か元王国領の町だったよな?」
「そうです。今、ギルドから連絡が来て、私立の学校が計画倒産した疑いがあると!」
「そうか……それで何がそんなに大変なんだ?」
「そ、それが授業料を支払う事の出来ない家族が大量に発生し、奴隷に落とされたらしいです」
「それが、何が大変なんだ?」
ケンジは、あくまで冷静を装い、ムシュダルクに聞き返したのだった。ムシュダルクも又、奴隷に堕ちた家族の事は、その家族の責任と言う事でそのことには触れず、孤児院の事で報告しに来たのだった。
「それでですね!ラートラの町の孤児院に、大量に子供が入所いたしました」
「はぁあ?何で、孤児院に?」
「それが、今回あの町の私立の学校が潰れたみたいで……」
「まだ半年ぐらいだろ?」
「そうなのですが、学校側が授業料の値上げをしたらしいのです」
「それで?」
「聞いたところによると、授業料の事で学校側と父兄側で衝突があり、入学証明書に規約らしきものが書いてあったそうです。そして、学校をやめる場合4年間の授業料を一括で支払う事が書いてあったそうで、その規約を知らなかった父兄は奴隷に落とされ、そのことで生徒が大量脱落で学校が潰れたのです」
「……」
ケンジは、それを聞き眉をしかめたのだった。
「そして、生徒の親は奴隷になり、その子供達は行き場所を無くし、全員孤児院に入所したらしいのです」
「それで?」
「はい!問題は、ここからです。その両親の子供達が行き場を無くし、孤児院に入った事にあります!」
「まさか?その奴隷に堕ちた家族の数は?」
「一クラス60人で、そのうち40人の家族が奴隷に堕ちた模様です……」
「40人?そんな慌てる数じゃないだろ?」
「馬鹿な事を!今は国民となり平民ではありませんが、元平民の家族は子だくさんなのですよ?一家族の子供は少なくとも5人はいます。つまり200人以上の子供が、行き場を無くしたということですよ!」
「ってことは……」
「はい!その町から孤児院の援助要請が入って来ております!予算を組み直したいのですが……」
「駄目だ……予算を組み直したところで無駄だ!これから大変な事になるぞ?」
「どういう事ですか?」
「分からないか?この問題は、ラートラの町だけでは済まないって事だよ……」
「あっ!」
「たしかに、健全な運営をしようとしている町の、私立の学校もあるとは思うが、いくつかは詐欺まがいな学校もあるはずだ。多分、これから孤児院に子供が溢れる事になるかもしれんぞ?」
「そんな事になれば、予算が組めなくなりますよ!」
ケンジは、まさかの出来事に冷や汗を流したのである。このままだと、国家予算を切り崩すしかなくなると思ったからだ。
どこかから、予算を引っ張ってくるか、新たな事業を企画しないと孤児院のフォローが出来ないと、ケンジは危機感がつのったのである。
0
お気に入りに追加
2,451
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜
西園寺若葉
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました
mabu
ファンタジー
聖女召喚に巻き込まれた普通のオバさんが無能なスキルと判断され追放されるが国から貰ったお金と隠されたスキルでお店を開き気ままにのんびりお気楽生活をしていくお話。
なるべく1日1話進めていたのですが仕事で不規則な時間になったり投稿も不規則になり週1や月1になるかもしれません。
不定期投稿になりますが宜しくお願いします🙇
感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる