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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
99話 Freedomの危機
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子供達の両親は、学校側の対応に頭を悩ませた。このままでは本当に授業料を払い続けることが出来ないからだ。かといって、学校をやめさせることもできない状態だった。
そして、子供の両親は授業料を払う事が出来ないと、学校に申告して借金を背負ったことで、奴隷に落とされてしまったのである。
「わはははは!これは愉快なものよなあ」
「そうですね。文字が読めない人間を相手に商売するのは楽でいいですね」
「我らからしたらFreedom様様だな。で、今回の売り上げはどれだけでたのだ?」
「グンダス様、慌てないでください。ちゃんと用意してますよ」
商人は、両親を奴隷に落とし授業料4年分の売り上げの一部を差し出したのだった。その家族は何組も出たので、学校側はその両親たちを、借金奴隷として売っぱらってしまったのである。
そして、その子供達は孤児院に入れられてしまったのだった。そして、一部の授業料を払うことが出来た家族は、その次の月には衝撃なことになる。
朝、子供が登校したら、学校の門は閉ざされており、一枚の張り紙だけが校門に張り出されていた。
『生徒の人数が激減し、学校は経営難となり閉校になりました!』
それだけが貼り出されていて、子供の両親は校門の前で呆然としていた。そして、業者達も又校門前にきて騒めきだしたのである。
「これはいったいどういう事なんだ?」
この業者達は校舎を作った生産者達だった。早く開校したいと言うので校舎だけを率先的に作り、後の整備は後からと言う事で、校庭や体育館など他の設備を建設しに来ていたのだった。その為、校舎などの売り上げをまだもらっていなかったのである。
「私達も、子供から聞いたばかりでここに来たばかりなんです。貴方達は?」
「この校舎を建築した生産者だよ。今日からやっと運動場や体育館の建設をするはずだったんだ」
「まだ、学校は完成していなかったのですか?」
「なんでも、教室だけはを早く完成させてくれと言われていてな……だから、冒険者に必要な運動は後回しだと聞いていたんだよ」
「それでなんで、門が閉まっているんだ?」
実は、この場に張り紙を読める人間がいなかったのである。そして、ようやく文字の読める人間が校門前にやってきたのだ。
「一体どういうことです?」
「いや……我々も何が何やら全然わからないんですよ」
「あの張り紙にはなんて書いてあるのですか?」
「学校が経営難となり閉校と書いてあるのですよ!」
「「「「「えええええ!」」」」」
ここで、ようやく事の重大さに気づき親たちは慌て出していたのだった。生産者達も又、全部の施設を完成させたわけではなく、建設料をまだもらっていないことが判明したのだった。
「親方!どうするのですか?」
「どうするってえ……すぐに門をこじ開けろ!」
「「「「「へい!」」」」」
大工職人達は門をこじ開け、学校の責任者がいるであろう部屋に突撃したが、学校責任者がいる訳もなくとっくにもぬけの殻であった。
元貴族と商人の計画は、学校を計画倒産させることにあったのだった。この町で起きた事は、親の心理をつき子供達を入学させ、授業料の値上げで逃げられないようにして、奴隷に落とす詐欺であった。生産者達には、まだ全部建築を完成させていない事で、建築料をまだ払っていなかったのである。
この時には、学校経営に失敗し断念と言う理由で、土地権利はすでに売られていたのである。
大工職人達は、土地の権利者に連絡を取ろうと、ギルドに赴いたときには、すでに学校の土地をギルドが買い取っていたのだった。
「どういう事だ!」
「えーっと、学校経営は生徒の親が授業料を払えなくなり、生徒の数が激減したことで学校は潰れたそうです」
「それでその商人はどうしたのだ?」
「あの土地をギルドに販売し、この土地を離れるとは聞きましたが……」
「どこに行くと?」
「そこまではちょっと……」
「そんなバカな‼」
「いったい、何があったのですか?」
「何があったも何もないよ!あの校舎の建築代金まだ支払いが済んでないんだ!」
「そうなのですか?それはそれは何と言ったらいいか分かりませんが、気を落とさないでください」
「何で、そんな人ごとのように!」
実際の所、ギルドの受付嬢からしたら他人事である。ギルドとしては、学校経営がダメになったと聞かされて、学校の土地の権利を買い取っただけであり、その後その商人は姿をくらませただけだったからだ。
要は、ギルドを通さず商人から直接依頼を受けたことなので、ギルドに責任は一切ないのである。
「ですが、学校建設の依頼は、たしかギルドには出されていなかったはずです」
「そ、それは……」
「この依頼は、ギルドには一切の責任はありません!」
ギルド受付嬢は、毅然な態度で大工職人に説明したのである。ここで、自信ない態度で対応した場合、足元をすくわれる可能性があるからだ。
「親方……どうすんだよ?あの売り上げが無くなれば、うちの工場は……」
「う、うるせえ!俺だって、どうしたらいいのかわからん!」
こういう事は、他の町では普通に起こる事である。いまは無きテンペの町では、ケンジが町の人達とのコミニュケーションを取り、冒険者達はそれに習い、Fランクの依頼をこなし信頼関係を築く事で、詐欺まがいな事は少なくなっていた。
しかし、他の町では利益だけを追求し、信頼関係を築く前に行動するので、こういった詐欺に引っかかる確率が高いのである。
ギルドを通さず依頼を受ける事で、ギルドが受け取るであろう中間マージンの値段も売り上げが増えるのである。しかし、ギルドを通す事で利益率は減ることになるが、ギルドが責任を持って仲介する為、安全に取引が出来ると言っても過言ではないのだ。これは反対の立場でもいえる事であり、依頼主が素材をすぐに手に入れたいがために、冒険者に直接依頼をした場合でも、依頼料を取られる可能性がある。
これら双方が問題なく取引をする為の組織が、NFGの組織の役目である。
しかし、今回学校事業は、国営事業でやっていない為、Freedomの責任は一切ないのである。この事は、その日のうちに町中の話題となり、ケンジの耳に届くことになり、ムシュダルクがケンジの部屋に駆けこんできたのである。
「ケ、ケンジ様!こ、これを!」
「何かあったのか?」
「ええ!ラートラ支店のNFGから書簡が届きました」
「ラートラの町って、確か元王国領の町だったよな?」
「そうです。今、ギルドから連絡が来て、私立の学校が計画倒産した疑いがあると!」
「そうか……それで何がそんなに大変なんだ?」
「そ、それが授業料を支払う事の出来ない家族が大量に発生し、奴隷に落とされたらしいです」
「それが、何が大変なんだ?」
ケンジは、あくまで冷静を装い、ムシュダルクに聞き返したのだった。ムシュダルクも又、奴隷に堕ちた家族の事は、その家族の責任と言う事でそのことには触れず、孤児院の事で報告しに来たのだった。
「それでですね!ラートラの町の孤児院に、大量に子供が入所いたしました」
「はぁあ?何で、孤児院に?」
「それが、今回あの町の私立の学校が潰れたみたいで……」
「まだ半年ぐらいだろ?」
「そうなのですが、学校側が授業料の値上げをしたらしいのです」
「それで?」
「聞いたところによると、授業料の事で学校側と父兄側で衝突があり、入学証明書に規約らしきものが書いてあったそうです。そして、学校をやめる場合4年間の授業料を一括で支払う事が書いてあったそうで、その規約を知らなかった父兄は奴隷に落とされ、そのことで生徒が大量脱落で学校が潰れたのです」
「……」
ケンジは、それを聞き眉をしかめたのだった。
「そして、生徒の親は奴隷になり、その子供達は行き場所を無くし、全員孤児院に入所したらしいのです」
「それで?」
「はい!問題は、ここからです。その両親の子供達が行き場を無くし、孤児院に入った事にあります!」
「まさか?その奴隷に堕ちた家族の数は?」
「一クラス60人で、そのうち40人の家族が奴隷に堕ちた模様です……」
「40人?そんな慌てる数じゃないだろ?」
「馬鹿な事を!今は国民となり平民ではありませんが、元平民の家族は子だくさんなのですよ?一家族の子供は少なくとも5人はいます。つまり200人以上の子供が、行き場を無くしたということですよ!」
「ってことは……」
「はい!その町から孤児院の援助要請が入って来ております!予算を組み直したいのですが……」
「駄目だ……予算を組み直したところで無駄だ!これから大変な事になるぞ?」
「どういう事ですか?」
「分からないか?この問題は、ラートラの町だけでは済まないって事だよ……」
「あっ!」
「たしかに、健全な運営をしようとしている町の、私立の学校もあるとは思うが、いくつかは詐欺まがいな学校もあるはずだ。多分、これから孤児院に子供が溢れる事になるかもしれんぞ?」
「そんな事になれば、予算が組めなくなりますよ!」
ケンジは、まさかの出来事に冷や汗を流したのである。このままだと、国家予算を切り崩すしかなくなると思ったからだ。
どこかから、予算を引っ張ってくるか、新たな事業を企画しないと孤児院のフォローが出来ないと、ケンジは危機感がつのったのである。
そして、子供の両親は授業料を払う事が出来ないと、学校に申告して借金を背負ったことで、奴隷に落とされてしまったのである。
「わはははは!これは愉快なものよなあ」
「そうですね。文字が読めない人間を相手に商売するのは楽でいいですね」
「我らからしたらFreedom様様だな。で、今回の売り上げはどれだけでたのだ?」
「グンダス様、慌てないでください。ちゃんと用意してますよ」
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そして、その子供達は孤児院に入れられてしまったのだった。そして、一部の授業料を払うことが出来た家族は、その次の月には衝撃なことになる。
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「まだ、学校は完成していなかったのですか?」
「なんでも、教室だけはを早く完成させてくれと言われていてな……だから、冒険者に必要な運動は後回しだと聞いていたんだよ」
「それでなんで、門が閉まっているんだ?」
実は、この場に張り紙を読める人間がいなかったのである。そして、ようやく文字の読める人間が校門前にやってきたのだ。
「一体どういうことです?」
「いや……我々も何が何やら全然わからないんですよ」
「あの張り紙にはなんて書いてあるのですか?」
「学校が経営難となり閉校と書いてあるのですよ!」
「「「「「えええええ!」」」」」
ここで、ようやく事の重大さに気づき親たちは慌て出していたのだった。生産者達も又、全部の施設を完成させたわけではなく、建設料をまだもらっていないことが判明したのだった。
「親方!どうするのですか?」
「どうするってえ……すぐに門をこじ開けろ!」
「「「「「へい!」」」」」
大工職人達は門をこじ開け、学校の責任者がいるであろう部屋に突撃したが、学校責任者がいる訳もなくとっくにもぬけの殻であった。
元貴族と商人の計画は、学校を計画倒産させることにあったのだった。この町で起きた事は、親の心理をつき子供達を入学させ、授業料の値上げで逃げられないようにして、奴隷に落とす詐欺であった。生産者達には、まだ全部建築を完成させていない事で、建築料をまだ払っていなかったのである。
この時には、学校経営に失敗し断念と言う理由で、土地権利はすでに売られていたのである。
大工職人達は、土地の権利者に連絡を取ろうと、ギルドに赴いたときには、すでに学校の土地をギルドが買い取っていたのだった。
「どういう事だ!」
「えーっと、学校経営は生徒の親が授業料を払えなくなり、生徒の数が激減したことで学校は潰れたそうです」
「それでその商人はどうしたのだ?」
「あの土地をギルドに販売し、この土地を離れるとは聞きましたが……」
「どこに行くと?」
「そこまではちょっと……」
「そんなバカな‼」
「いったい、何があったのですか?」
「何があったも何もないよ!あの校舎の建築代金まだ支払いが済んでないんだ!」
「そうなのですか?それはそれは何と言ったらいいか分かりませんが、気を落とさないでください」
「何で、そんな人ごとのように!」
実際の所、ギルドの受付嬢からしたら他人事である。ギルドとしては、学校経営がダメになったと聞かされて、学校の土地の権利を買い取っただけであり、その後その商人は姿をくらませただけだったからだ。
要は、ギルドを通さず商人から直接依頼を受けたことなので、ギルドに責任は一切ないのである。
「ですが、学校建設の依頼は、たしかギルドには出されていなかったはずです」
「そ、それは……」
「この依頼は、ギルドには一切の責任はありません!」
ギルド受付嬢は、毅然な態度で大工職人に説明したのである。ここで、自信ない態度で対応した場合、足元をすくわれる可能性があるからだ。
「親方……どうすんだよ?あの売り上げが無くなれば、うちの工場は……」
「う、うるせえ!俺だって、どうしたらいいのかわからん!」
こういう事は、他の町では普通に起こる事である。いまは無きテンペの町では、ケンジが町の人達とのコミニュケーションを取り、冒険者達はそれに習い、Fランクの依頼をこなし信頼関係を築く事で、詐欺まがいな事は少なくなっていた。
しかし、他の町では利益だけを追求し、信頼関係を築く前に行動するので、こういった詐欺に引っかかる確率が高いのである。
ギルドを通さず依頼を受ける事で、ギルドが受け取るであろう中間マージンの値段も売り上げが増えるのである。しかし、ギルドを通す事で利益率は減ることになるが、ギルドが責任を持って仲介する為、安全に取引が出来ると言っても過言ではないのだ。これは反対の立場でもいえる事であり、依頼主が素材をすぐに手に入れたいがために、冒険者に直接依頼をした場合でも、依頼料を取られる可能性がある。
これら双方が問題なく取引をする為の組織が、NFGの組織の役目である。
しかし、今回学校事業は、国営事業でやっていない為、Freedomの責任は一切ないのである。この事は、その日のうちに町中の話題となり、ケンジの耳に届くことになり、ムシュダルクがケンジの部屋に駆けこんできたのである。
「ケ、ケンジ様!こ、これを!」
「何かあったのか?」
「ええ!ラートラ支店のNFGから書簡が届きました」
「ラートラの町って、確か元王国領の町だったよな?」
「そうです。今、ギルドから連絡が来て、私立の学校が計画倒産した疑いがあると!」
「そうか……それで何がそんなに大変なんだ?」
「そ、それが授業料を支払う事の出来ない家族が大量に発生し、奴隷に落とされたらしいです」
「それが、何が大変なんだ?」
ケンジは、あくまで冷静を装い、ムシュダルクに聞き返したのだった。ムシュダルクも又、奴隷に堕ちた家族の事は、その家族の責任と言う事でそのことには触れず、孤児院の事で報告しに来たのだった。
「それでですね!ラートラの町の孤児院に、大量に子供が入所いたしました」
「はぁあ?何で、孤児院に?」
「それが、今回あの町の私立の学校が潰れたみたいで……」
「まだ半年ぐらいだろ?」
「そうなのですが、学校側が授業料の値上げをしたらしいのです」
「それで?」
「聞いたところによると、授業料の事で学校側と父兄側で衝突があり、入学証明書に規約らしきものが書いてあったそうです。そして、学校をやめる場合4年間の授業料を一括で支払う事が書いてあったそうで、その規約を知らなかった父兄は奴隷に落とされ、そのことで生徒が大量脱落で学校が潰れたのです」
「……」
ケンジは、それを聞き眉をしかめたのだった。
「そして、生徒の親は奴隷になり、その子供達は行き場所を無くし、全員孤児院に入所したらしいのです」
「それで?」
「はい!問題は、ここからです。その両親の子供達が行き場を無くし、孤児院に入った事にあります!」
「まさか?その奴隷に堕ちた家族の数は?」
「一クラス60人で、そのうち40人の家族が奴隷に堕ちた模様です……」
「40人?そんな慌てる数じゃないだろ?」
「馬鹿な事を!今は国民となり平民ではありませんが、元平民の家族は子だくさんなのですよ?一家族の子供は少なくとも5人はいます。つまり200人以上の子供が、行き場を無くしたということですよ!」
「ってことは……」
「はい!その町から孤児院の援助要請が入って来ております!予算を組み直したいのですが……」
「駄目だ……予算を組み直したところで無駄だ!これから大変な事になるぞ?」
「どういう事ですか?」
「分からないか?この問題は、ラートラの町だけでは済まないって事だよ……」
「あっ!」
「たしかに、健全な運営をしようとしている町の、私立の学校もあるとは思うが、いくつかは詐欺まがいな学校もあるはずだ。多分、これから孤児院に子供が溢れる事になるかもしれんぞ?」
「そんな事になれば、予算が組めなくなりますよ!」
ケンジは、まさかの出来事に冷や汗を流したのである。このままだと、国家予算を切り崩すしかなくなると思ったからだ。
どこかから、予算を引っ張ってくるか、新たな事業を企画しないと孤児院のフォローが出来ないと、ケンジは危機感がつのったのである。
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