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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
77話 奴隷達の待遇
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Freedom国では、ついに借金奴隷が解放されるという改革が行なわれた。今までは、解放しても奴隷紋が首筋に残る為、解放を望まない奴隷ばかりだったが、リターンポーションが奴隷達の救済処置となり、奴隷達は一生懸命働けば一般国民に戻れることが希望となった。
そして、Freedom国領の奴隷商店では、新たなルールが設けられた。借金奴隷を買う時には、その奴隷にいくらの借金があり、主人となる人間はその奴隷の負債を買い取り、その奴隷の値段と合わせた金額を返済が出来たとき、解放されるというルールが出来上がった。
これにより、奴隷は早く返済をしようと頑張り、主人としてもありがたいものとなる。
元冒険者の奴隷を買う場合、当然魔物の素材や生産の材料を格安で取ってきて貰う事になる。この素材を売った値段が借金返済の金額となり、奴隷達は返済を頑張ることになり、主人はギルドで素材を買う必要がなくなるのだ。
仮に、冒険者ではなく家事手伝いの奴隷を購入した場合、一日の日当を支払う事で借金は返済されていく。
Freedom国の奴隷には活気が出てきていた。このルールが出来た事で奴隷の立場は、主人が奴隷達の給料を先払いした契約社員を雇っている感じとなっていた。
そして、解放を望む奴隷は、主人に申告してリターンポーションをFreedom国から、借金をして購入することで、一般国民となり今度はFreedom国に借金の返済に頑張ることになる。
余談ではあるが、このリターンポーションはあくまでも奴隷達の救済処置である。奴隷じゃない者が、利用する場合、値段は跳ね上がり50億ドゴンという、とんでもない値段で売られる事になったのはいうまでもない。
「なあ、本当に解放したいのか?」
「ご主人様。お願いいたします!私はこの一年頑張ってきました。一般国民となり、私の大事な人と結婚をさせてほしいのです」
「だが、お前は屋敷の家事には無くてはならない存在なのだ」
「では、一般国民となったあかつきには、私をご主人様の屋敷でメイドとして働かせて頂けませんか?」
「ムぐぐぐ……」
「確かにそれだと、私は8時間労働となり、いつでもご主人様の側でいれる訳ではありません……ですが、仕事の時は精一杯頑張りますのでお願いします」
こういう事が、主人と奴隷達の間で起こり始めてきたのだった。奴隷は奴隷という立場ではなく、契約社員としての人権が生まれてきていたのだ。
これは借金奴隷の事であり、犯罪奴隷には当てはまらない事だった。犯罪奴隷には、解放は当てはまらない物であり、待遇は今まで通り酷い扱いそのものだった。それは当然であり、主人も使いつぶす目的で購入される事が当たり前だった。
そして、特別奴隷だが、貴族が没落し借金奴隷となった者達だが、解放という選択も出来るが、実際の所あまりに高額で販売されるため、借金の返済は無理と言う事になる。
盗賊に村が襲われ誘拐された子供達や、旅の途中で襲われて奴隷になった特別奴隷は、見つかり次第Freedom国が保護し解放される事になった。
子供がいれば解放された後親が生きていれば引き渡し、村が全滅していた場合、孤児院に引き渡される事になる。
「ケンジ様!少しよろしいでしょうか?」
「ユエティーが、ここに来るなんて珍しいな。どうかしたのか?」
「Freedom店の従業員なのですが、もう少し奴隷を増やすか従業員を募集していただけませんか?」
ユエティーの説明では、奴隷からの解放を望んだ人間達が店員を辞めて、奴隷になる前の職業を選んだので人員が足りなくなってしまったと言った。
「わ、分かった!すぐに用意するよ」
ケンジは、ギルドに従業員の募集をかけたのだった。すぐには集まらないので、奴隷商店に従業員として働ける者を購入しに行った。
新しく購入された奴隷達は、噂に聞くFreedom店で働けると聞き、解放を望まない奴隷達も、購入した人数の半分は奴隷での生活を望むのだった。
「お前達は解放を望まないのか?」
「えぇ……私は国民に戻っても、一人になるだけです」
「だが、国民に戻ったら結婚もできるし、一人じゃなくなるかもしれないぞ?」
「もう、結婚はこりごりです……信じていた旦那に裏切られ、借金の方に奴隷へと落とされて今に至るのです……」
「そ、そうか……嫌な事を言わせてごめん……」
ケンジに謝られたこの女奴隷は慌てた。まさか、主人に謝られるとは思ってもいなかったからだ。悪いのは元旦那であり、ケンジは全く悪くないのに、身の上話をしただけで謝罪されたからびっくりしていた。
「そんな……ご主人様は悪いんじゃないので謝らないでください。私は、ご主人様に購入されここの暮らしを気に入りました。一人で暮らしていくなら、ここで仲間達と生活させてほしいのです」
「ああ!わかったよ。好きにするがいいさ」
「ありがとうございます!」
ケンジは、奴隷からの解放を望まない人間が、こんなにもいるとは思わなかった。リターンポーションで奴隷紋が消えて、さらに奴隷になった時間までリセットされ人生がやり直せるはずなのだが、考え方はやはり人それぞれだと思ったのだ。
そして、奴隷達の待遇が良くなったことで。主人が今まで以上に、奴隷を優しく扱う様になってきていた。奴隷達に優しくしないと、物凄い頑張りを見せて、早くこの状況を抜け出そうとするからである。せっかく購入した奴隷達は、主人が優しく接することで、一般国民となっても継続して働いてくれるので、新たに奴隷を購入し作業を教えなくともいいのである。
今までは、奴隷解放というものがあってないようなものだったので、主人は奴隷達をぞんざいに扱っても、解放などしないと思っていたが、そう言う事がなくなった今では、主人と奴隷の信頼関係が大切になっていた。
ケンジは、奴隷達が解放された事で人員不足になっていないか、他の部署も見て回った。
「ご、ご主人様!こんなところにどうしたのですか?」
「いやな、Freedom店の方で人員不足になったから、他の部署もまわって見に来たんだ。ここは大丈夫か?」
「はい!お気遣いありがとうございます。ここは大丈夫ですよ」
「そっか、何かあればすぐに報告書でも口頭でも報告してくれよ」
「はい!」
ケンジは、奴隷達がいなくなった事で、人員の補充がいるかどうか気分転換がてら、あちこち見て回っていた。すると、ゴッドオーダーの部屋から声が聞こえてきたのだった。
「お姉ちゃん、気合を入れるのよ!」
「うん……そんなに焦らせないでよ」
「焦らなきゃだめよ!わたしは出すことが出来たんだよ!お姉ちゃんも後に続かなきゃだめだよ!」
「分かってるわよ!あたしもフィアナに負けたくないもんね」
「大丈夫!いい流れが来ているわ!」
「どうしよう……これが最後の受注書だよ!」
「何を弱気になってんのよ!出るって信じるの!」
「あいつ等何を言っているんだ?」
ケンジは、ゴッドオーダーの部屋の前で、ティアナとフィアナの様子を覗いていた。ケンジは、ティアナの受注書が最後の一枚なんだと分かって、固唾をのんで見守ていたのだった。
「じゃあ、フィアナいくよ!」
「うん……」
ティアナは目をつむり、お祈りする様に受注書をゴッドオーダーに納品をした。
ガコンという音とともに出てきたアイテムはパワースクロールだった。
「お姉ちゃんやったよ!パワースクロールだよ。種類は何?」
「ちょ、ちょっと焦らせないでよ!今確認をするから……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、一言言葉をもらした。
「あっ……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、涙を流しその場にうつ伏した。
「お、お姉ちゃん……」
フィアナは、ティアナがその場に泣き伏せたので、パワースクロールでもガーデニングの120だと思ったのだ。
「ううううう……」
「お姉ちゃん、次また頑張ろう……私も協力するから……」
「ち、違うの……これを見て?」
ティアナが、差し出したパワースクロールはガーデニングの200だった。ティアナは、執念でガーデニングのゴッズを引き当てたのである。
「お姉ちゃん、やったね!いきなり泣き崩れたから勘違いしたじゃないの!」
「ご、ごめん……あまりに嬉しくて……」
ケンジはその様子を見て、静かにその場を去ることにした。二人の事だから、サプライズをするだろうと思って空気を読んだのだった。
「2人共よくやった……」
ケンジは、フッと笑顔になり小さな声で二人を称えて、書斎へと戻ったのだった。
そして、Freedom国領の奴隷商店では、新たなルールが設けられた。借金奴隷を買う時には、その奴隷にいくらの借金があり、主人となる人間はその奴隷の負債を買い取り、その奴隷の値段と合わせた金額を返済が出来たとき、解放されるというルールが出来上がった。
これにより、奴隷は早く返済をしようと頑張り、主人としてもありがたいものとなる。
元冒険者の奴隷を買う場合、当然魔物の素材や生産の材料を格安で取ってきて貰う事になる。この素材を売った値段が借金返済の金額となり、奴隷達は返済を頑張ることになり、主人はギルドで素材を買う必要がなくなるのだ。
仮に、冒険者ではなく家事手伝いの奴隷を購入した場合、一日の日当を支払う事で借金は返済されていく。
Freedom国の奴隷には活気が出てきていた。このルールが出来た事で奴隷の立場は、主人が奴隷達の給料を先払いした契約社員を雇っている感じとなっていた。
そして、解放を望む奴隷は、主人に申告してリターンポーションをFreedom国から、借金をして購入することで、一般国民となり今度はFreedom国に借金の返済に頑張ることになる。
余談ではあるが、このリターンポーションはあくまでも奴隷達の救済処置である。奴隷じゃない者が、利用する場合、値段は跳ね上がり50億ドゴンという、とんでもない値段で売られる事になったのはいうまでもない。
「なあ、本当に解放したいのか?」
「ご主人様。お願いいたします!私はこの一年頑張ってきました。一般国民となり、私の大事な人と結婚をさせてほしいのです」
「だが、お前は屋敷の家事には無くてはならない存在なのだ」
「では、一般国民となったあかつきには、私をご主人様の屋敷でメイドとして働かせて頂けませんか?」
「ムぐぐぐ……」
「確かにそれだと、私は8時間労働となり、いつでもご主人様の側でいれる訳ではありません……ですが、仕事の時は精一杯頑張りますのでお願いします」
こういう事が、主人と奴隷達の間で起こり始めてきたのだった。奴隷は奴隷という立場ではなく、契約社員としての人権が生まれてきていたのだ。
これは借金奴隷の事であり、犯罪奴隷には当てはまらない事だった。犯罪奴隷には、解放は当てはまらない物であり、待遇は今まで通り酷い扱いそのものだった。それは当然であり、主人も使いつぶす目的で購入される事が当たり前だった。
そして、特別奴隷だが、貴族が没落し借金奴隷となった者達だが、解放という選択も出来るが、実際の所あまりに高額で販売されるため、借金の返済は無理と言う事になる。
盗賊に村が襲われ誘拐された子供達や、旅の途中で襲われて奴隷になった特別奴隷は、見つかり次第Freedom国が保護し解放される事になった。
子供がいれば解放された後親が生きていれば引き渡し、村が全滅していた場合、孤児院に引き渡される事になる。
「ケンジ様!少しよろしいでしょうか?」
「ユエティーが、ここに来るなんて珍しいな。どうかしたのか?」
「Freedom店の従業員なのですが、もう少し奴隷を増やすか従業員を募集していただけませんか?」
ユエティーの説明では、奴隷からの解放を望んだ人間達が店員を辞めて、奴隷になる前の職業を選んだので人員が足りなくなってしまったと言った。
「わ、分かった!すぐに用意するよ」
ケンジは、ギルドに従業員の募集をかけたのだった。すぐには集まらないので、奴隷商店に従業員として働ける者を購入しに行った。
新しく購入された奴隷達は、噂に聞くFreedom店で働けると聞き、解放を望まない奴隷達も、購入した人数の半分は奴隷での生活を望むのだった。
「お前達は解放を望まないのか?」
「えぇ……私は国民に戻っても、一人になるだけです」
「だが、国民に戻ったら結婚もできるし、一人じゃなくなるかもしれないぞ?」
「もう、結婚はこりごりです……信じていた旦那に裏切られ、借金の方に奴隷へと落とされて今に至るのです……」
「そ、そうか……嫌な事を言わせてごめん……」
ケンジに謝られたこの女奴隷は慌てた。まさか、主人に謝られるとは思ってもいなかったからだ。悪いのは元旦那であり、ケンジは全く悪くないのに、身の上話をしただけで謝罪されたからびっくりしていた。
「そんな……ご主人様は悪いんじゃないので謝らないでください。私は、ご主人様に購入されここの暮らしを気に入りました。一人で暮らしていくなら、ここで仲間達と生活させてほしいのです」
「ああ!わかったよ。好きにするがいいさ」
「ありがとうございます!」
ケンジは、奴隷からの解放を望まない人間が、こんなにもいるとは思わなかった。リターンポーションで奴隷紋が消えて、さらに奴隷になった時間までリセットされ人生がやり直せるはずなのだが、考え方はやはり人それぞれだと思ったのだ。
そして、奴隷達の待遇が良くなったことで。主人が今まで以上に、奴隷を優しく扱う様になってきていた。奴隷達に優しくしないと、物凄い頑張りを見せて、早くこの状況を抜け出そうとするからである。せっかく購入した奴隷達は、主人が優しく接することで、一般国民となっても継続して働いてくれるので、新たに奴隷を購入し作業を教えなくともいいのである。
今までは、奴隷解放というものがあってないようなものだったので、主人は奴隷達をぞんざいに扱っても、解放などしないと思っていたが、そう言う事がなくなった今では、主人と奴隷の信頼関係が大切になっていた。
ケンジは、奴隷達が解放された事で人員不足になっていないか、他の部署も見て回った。
「ご、ご主人様!こんなところにどうしたのですか?」
「いやな、Freedom店の方で人員不足になったから、他の部署もまわって見に来たんだ。ここは大丈夫か?」
「はい!お気遣いありがとうございます。ここは大丈夫ですよ」
「そっか、何かあればすぐに報告書でも口頭でも報告してくれよ」
「はい!」
ケンジは、奴隷達がいなくなった事で、人員の補充がいるかどうか気分転換がてら、あちこち見て回っていた。すると、ゴッドオーダーの部屋から声が聞こえてきたのだった。
「お姉ちゃん、気合を入れるのよ!」
「うん……そんなに焦らせないでよ」
「焦らなきゃだめよ!わたしは出すことが出来たんだよ!お姉ちゃんも後に続かなきゃだめだよ!」
「分かってるわよ!あたしもフィアナに負けたくないもんね」
「大丈夫!いい流れが来ているわ!」
「どうしよう……これが最後の受注書だよ!」
「何を弱気になってんのよ!出るって信じるの!」
「あいつ等何を言っているんだ?」
ケンジは、ゴッドオーダーの部屋の前で、ティアナとフィアナの様子を覗いていた。ケンジは、ティアナの受注書が最後の一枚なんだと分かって、固唾をのんで見守ていたのだった。
「じゃあ、フィアナいくよ!」
「うん……」
ティアナは目をつむり、お祈りする様に受注書をゴッドオーダーに納品をした。
ガコンという音とともに出てきたアイテムはパワースクロールだった。
「お姉ちゃんやったよ!パワースクロールだよ。種類は何?」
「ちょ、ちょっと焦らせないでよ!今確認をするから……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、一言言葉をもらした。
「あっ……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、涙を流しその場にうつ伏した。
「お、お姉ちゃん……」
フィアナは、ティアナがその場に泣き伏せたので、パワースクロールでもガーデニングの120だと思ったのだ。
「ううううう……」
「お姉ちゃん、次また頑張ろう……私も協力するから……」
「ち、違うの……これを見て?」
ティアナが、差し出したパワースクロールはガーデニングの200だった。ティアナは、執念でガーデニングのゴッズを引き当てたのである。
「お姉ちゃん、やったね!いきなり泣き崩れたから勘違いしたじゃないの!」
「ご、ごめん……あまりに嬉しくて……」
ケンジはその様子を見て、静かにその場を去ることにした。二人の事だから、サプライズをするだろうと思って空気を読んだのだった。
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