530 / 619
第10章 Freedom国、経済の中心へ!
77話 奴隷達の待遇
しおりを挟む
Freedom国では、ついに借金奴隷が解放されるという改革が行なわれた。今までは、解放しても奴隷紋が首筋に残る為、解放を望まない奴隷ばかりだったが、リターンポーションが奴隷達の救済処置となり、奴隷達は一生懸命働けば一般国民に戻れることが希望となった。
そして、Freedom国領の奴隷商店では、新たなルールが設けられた。借金奴隷を買う時には、その奴隷にいくらの借金があり、主人となる人間はその奴隷の負債を買い取り、その奴隷の値段と合わせた金額を返済が出来たとき、解放されるというルールが出来上がった。
これにより、奴隷は早く返済をしようと頑張り、主人としてもありがたいものとなる。
元冒険者の奴隷を買う場合、当然魔物の素材や生産の材料を格安で取ってきて貰う事になる。この素材を売った値段が借金返済の金額となり、奴隷達は返済を頑張ることになり、主人はギルドで素材を買う必要がなくなるのだ。
仮に、冒険者ではなく家事手伝いの奴隷を購入した場合、一日の日当を支払う事で借金は返済されていく。
Freedom国の奴隷には活気が出てきていた。このルールが出来た事で奴隷の立場は、主人が奴隷達の給料を先払いした契約社員を雇っている感じとなっていた。
そして、解放を望む奴隷は、主人に申告してリターンポーションをFreedom国から、借金をして購入することで、一般国民となり今度はFreedom国に借金の返済に頑張ることになる。
余談ではあるが、このリターンポーションはあくまでも奴隷達の救済処置である。奴隷じゃない者が、利用する場合、値段は跳ね上がり50億ドゴンという、とんでもない値段で売られる事になったのはいうまでもない。
「なあ、本当に解放したいのか?」
「ご主人様。お願いいたします!私はこの一年頑張ってきました。一般国民となり、私の大事な人と結婚をさせてほしいのです」
「だが、お前は屋敷の家事には無くてはならない存在なのだ」
「では、一般国民となったあかつきには、私をご主人様の屋敷でメイドとして働かせて頂けませんか?」
「ムぐぐぐ……」
「確かにそれだと、私は8時間労働となり、いつでもご主人様の側でいれる訳ではありません……ですが、仕事の時は精一杯頑張りますのでお願いします」
こういう事が、主人と奴隷達の間で起こり始めてきたのだった。奴隷は奴隷という立場ではなく、契約社員としての人権が生まれてきていたのだ。
これは借金奴隷の事であり、犯罪奴隷には当てはまらない事だった。犯罪奴隷には、解放は当てはまらない物であり、待遇は今まで通り酷い扱いそのものだった。それは当然であり、主人も使いつぶす目的で購入される事が当たり前だった。
そして、特別奴隷だが、貴族が没落し借金奴隷となった者達だが、解放という選択も出来るが、実際の所あまりに高額で販売されるため、借金の返済は無理と言う事になる。
盗賊に村が襲われ誘拐された子供達や、旅の途中で襲われて奴隷になった特別奴隷は、見つかり次第Freedom国が保護し解放される事になった。
子供がいれば解放された後親が生きていれば引き渡し、村が全滅していた場合、孤児院に引き渡される事になる。
「ケンジ様!少しよろしいでしょうか?」
「ユエティーが、ここに来るなんて珍しいな。どうかしたのか?」
「Freedom店の従業員なのですが、もう少し奴隷を増やすか従業員を募集していただけませんか?」
ユエティーの説明では、奴隷からの解放を望んだ人間達が店員を辞めて、奴隷になる前の職業を選んだので人員が足りなくなってしまったと言った。
「わ、分かった!すぐに用意するよ」
ケンジは、ギルドに従業員の募集をかけたのだった。すぐには集まらないので、奴隷商店に従業員として働ける者を購入しに行った。
新しく購入された奴隷達は、噂に聞くFreedom店で働けると聞き、解放を望まない奴隷達も、購入した人数の半分は奴隷での生活を望むのだった。
「お前達は解放を望まないのか?」
「えぇ……私は国民に戻っても、一人になるだけです」
「だが、国民に戻ったら結婚もできるし、一人じゃなくなるかもしれないぞ?」
「もう、結婚はこりごりです……信じていた旦那に裏切られ、借金の方に奴隷へと落とされて今に至るのです……」
「そ、そうか……嫌な事を言わせてごめん……」
ケンジに謝られたこの女奴隷は慌てた。まさか、主人に謝られるとは思ってもいなかったからだ。悪いのは元旦那であり、ケンジは全く悪くないのに、身の上話をしただけで謝罪されたからびっくりしていた。
「そんな……ご主人様は悪いんじゃないので謝らないでください。私は、ご主人様に購入されここの暮らしを気に入りました。一人で暮らしていくなら、ここで仲間達と生活させてほしいのです」
「ああ!わかったよ。好きにするがいいさ」
「ありがとうございます!」
ケンジは、奴隷からの解放を望まない人間が、こんなにもいるとは思わなかった。リターンポーションで奴隷紋が消えて、さらに奴隷になった時間までリセットされ人生がやり直せるはずなのだが、考え方はやはり人それぞれだと思ったのだ。
そして、奴隷達の待遇が良くなったことで。主人が今まで以上に、奴隷を優しく扱う様になってきていた。奴隷達に優しくしないと、物凄い頑張りを見せて、早くこの状況を抜け出そうとするからである。せっかく購入した奴隷達は、主人が優しく接することで、一般国民となっても継続して働いてくれるので、新たに奴隷を購入し作業を教えなくともいいのである。
今までは、奴隷解放というものがあってないようなものだったので、主人は奴隷達をぞんざいに扱っても、解放などしないと思っていたが、そう言う事がなくなった今では、主人と奴隷の信頼関係が大切になっていた。
ケンジは、奴隷達が解放された事で人員不足になっていないか、他の部署も見て回った。
「ご、ご主人様!こんなところにどうしたのですか?」
「いやな、Freedom店の方で人員不足になったから、他の部署もまわって見に来たんだ。ここは大丈夫か?」
「はい!お気遣いありがとうございます。ここは大丈夫ですよ」
「そっか、何かあればすぐに報告書でも口頭でも報告してくれよ」
「はい!」
ケンジは、奴隷達がいなくなった事で、人員の補充がいるかどうか気分転換がてら、あちこち見て回っていた。すると、ゴッドオーダーの部屋から声が聞こえてきたのだった。
「お姉ちゃん、気合を入れるのよ!」
「うん……そんなに焦らせないでよ」
「焦らなきゃだめよ!わたしは出すことが出来たんだよ!お姉ちゃんも後に続かなきゃだめだよ!」
「分かってるわよ!あたしもフィアナに負けたくないもんね」
「大丈夫!いい流れが来ているわ!」
「どうしよう……これが最後の受注書だよ!」
「何を弱気になってんのよ!出るって信じるの!」
「あいつ等何を言っているんだ?」
ケンジは、ゴッドオーダーの部屋の前で、ティアナとフィアナの様子を覗いていた。ケンジは、ティアナの受注書が最後の一枚なんだと分かって、固唾をのんで見守ていたのだった。
「じゃあ、フィアナいくよ!」
「うん……」
ティアナは目をつむり、お祈りする様に受注書をゴッドオーダーに納品をした。
ガコンという音とともに出てきたアイテムはパワースクロールだった。
「お姉ちゃんやったよ!パワースクロールだよ。種類は何?」
「ちょ、ちょっと焦らせないでよ!今確認をするから……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、一言言葉をもらした。
「あっ……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、涙を流しその場にうつ伏した。
「お、お姉ちゃん……」
フィアナは、ティアナがその場に泣き伏せたので、パワースクロールでもガーデニングの120だと思ったのだ。
「ううううう……」
「お姉ちゃん、次また頑張ろう……私も協力するから……」
「ち、違うの……これを見て?」
ティアナが、差し出したパワースクロールはガーデニングの200だった。ティアナは、執念でガーデニングのゴッズを引き当てたのである。
「お姉ちゃん、やったね!いきなり泣き崩れたから勘違いしたじゃないの!」
「ご、ごめん……あまりに嬉しくて……」
ケンジはその様子を見て、静かにその場を去ることにした。二人の事だから、サプライズをするだろうと思って空気を読んだのだった。
「2人共よくやった……」
ケンジは、フッと笑顔になり小さな声で二人を称えて、書斎へと戻ったのだった。
そして、Freedom国領の奴隷商店では、新たなルールが設けられた。借金奴隷を買う時には、その奴隷にいくらの借金があり、主人となる人間はその奴隷の負債を買い取り、その奴隷の値段と合わせた金額を返済が出来たとき、解放されるというルールが出来上がった。
これにより、奴隷は早く返済をしようと頑張り、主人としてもありがたいものとなる。
元冒険者の奴隷を買う場合、当然魔物の素材や生産の材料を格安で取ってきて貰う事になる。この素材を売った値段が借金返済の金額となり、奴隷達は返済を頑張ることになり、主人はギルドで素材を買う必要がなくなるのだ。
仮に、冒険者ではなく家事手伝いの奴隷を購入した場合、一日の日当を支払う事で借金は返済されていく。
Freedom国の奴隷には活気が出てきていた。このルールが出来た事で奴隷の立場は、主人が奴隷達の給料を先払いした契約社員を雇っている感じとなっていた。
そして、解放を望む奴隷は、主人に申告してリターンポーションをFreedom国から、借金をして購入することで、一般国民となり今度はFreedom国に借金の返済に頑張ることになる。
余談ではあるが、このリターンポーションはあくまでも奴隷達の救済処置である。奴隷じゃない者が、利用する場合、値段は跳ね上がり50億ドゴンという、とんでもない値段で売られる事になったのはいうまでもない。
「なあ、本当に解放したいのか?」
「ご主人様。お願いいたします!私はこの一年頑張ってきました。一般国民となり、私の大事な人と結婚をさせてほしいのです」
「だが、お前は屋敷の家事には無くてはならない存在なのだ」
「では、一般国民となったあかつきには、私をご主人様の屋敷でメイドとして働かせて頂けませんか?」
「ムぐぐぐ……」
「確かにそれだと、私は8時間労働となり、いつでもご主人様の側でいれる訳ではありません……ですが、仕事の時は精一杯頑張りますのでお願いします」
こういう事が、主人と奴隷達の間で起こり始めてきたのだった。奴隷は奴隷という立場ではなく、契約社員としての人権が生まれてきていたのだ。
これは借金奴隷の事であり、犯罪奴隷には当てはまらない事だった。犯罪奴隷には、解放は当てはまらない物であり、待遇は今まで通り酷い扱いそのものだった。それは当然であり、主人も使いつぶす目的で購入される事が当たり前だった。
そして、特別奴隷だが、貴族が没落し借金奴隷となった者達だが、解放という選択も出来るが、実際の所あまりに高額で販売されるため、借金の返済は無理と言う事になる。
盗賊に村が襲われ誘拐された子供達や、旅の途中で襲われて奴隷になった特別奴隷は、見つかり次第Freedom国が保護し解放される事になった。
子供がいれば解放された後親が生きていれば引き渡し、村が全滅していた場合、孤児院に引き渡される事になる。
「ケンジ様!少しよろしいでしょうか?」
「ユエティーが、ここに来るなんて珍しいな。どうかしたのか?」
「Freedom店の従業員なのですが、もう少し奴隷を増やすか従業員を募集していただけませんか?」
ユエティーの説明では、奴隷からの解放を望んだ人間達が店員を辞めて、奴隷になる前の職業を選んだので人員が足りなくなってしまったと言った。
「わ、分かった!すぐに用意するよ」
ケンジは、ギルドに従業員の募集をかけたのだった。すぐには集まらないので、奴隷商店に従業員として働ける者を購入しに行った。
新しく購入された奴隷達は、噂に聞くFreedom店で働けると聞き、解放を望まない奴隷達も、購入した人数の半分は奴隷での生活を望むのだった。
「お前達は解放を望まないのか?」
「えぇ……私は国民に戻っても、一人になるだけです」
「だが、国民に戻ったら結婚もできるし、一人じゃなくなるかもしれないぞ?」
「もう、結婚はこりごりです……信じていた旦那に裏切られ、借金の方に奴隷へと落とされて今に至るのです……」
「そ、そうか……嫌な事を言わせてごめん……」
ケンジに謝られたこの女奴隷は慌てた。まさか、主人に謝られるとは思ってもいなかったからだ。悪いのは元旦那であり、ケンジは全く悪くないのに、身の上話をしただけで謝罪されたからびっくりしていた。
「そんな……ご主人様は悪いんじゃないので謝らないでください。私は、ご主人様に購入されここの暮らしを気に入りました。一人で暮らしていくなら、ここで仲間達と生活させてほしいのです」
「ああ!わかったよ。好きにするがいいさ」
「ありがとうございます!」
ケンジは、奴隷からの解放を望まない人間が、こんなにもいるとは思わなかった。リターンポーションで奴隷紋が消えて、さらに奴隷になった時間までリセットされ人生がやり直せるはずなのだが、考え方はやはり人それぞれだと思ったのだ。
そして、奴隷達の待遇が良くなったことで。主人が今まで以上に、奴隷を優しく扱う様になってきていた。奴隷達に優しくしないと、物凄い頑張りを見せて、早くこの状況を抜け出そうとするからである。せっかく購入した奴隷達は、主人が優しく接することで、一般国民となっても継続して働いてくれるので、新たに奴隷を購入し作業を教えなくともいいのである。
今までは、奴隷解放というものがあってないようなものだったので、主人は奴隷達をぞんざいに扱っても、解放などしないと思っていたが、そう言う事がなくなった今では、主人と奴隷の信頼関係が大切になっていた。
ケンジは、奴隷達が解放された事で人員不足になっていないか、他の部署も見て回った。
「ご、ご主人様!こんなところにどうしたのですか?」
「いやな、Freedom店の方で人員不足になったから、他の部署もまわって見に来たんだ。ここは大丈夫か?」
「はい!お気遣いありがとうございます。ここは大丈夫ですよ」
「そっか、何かあればすぐに報告書でも口頭でも報告してくれよ」
「はい!」
ケンジは、奴隷達がいなくなった事で、人員の補充がいるかどうか気分転換がてら、あちこち見て回っていた。すると、ゴッドオーダーの部屋から声が聞こえてきたのだった。
「お姉ちゃん、気合を入れるのよ!」
「うん……そんなに焦らせないでよ」
「焦らなきゃだめよ!わたしは出すことが出来たんだよ!お姉ちゃんも後に続かなきゃだめだよ!」
「分かってるわよ!あたしもフィアナに負けたくないもんね」
「大丈夫!いい流れが来ているわ!」
「どうしよう……これが最後の受注書だよ!」
「何を弱気になってんのよ!出るって信じるの!」
「あいつ等何を言っているんだ?」
ケンジは、ゴッドオーダーの部屋の前で、ティアナとフィアナの様子を覗いていた。ケンジは、ティアナの受注書が最後の一枚なんだと分かって、固唾をのんで見守ていたのだった。
「じゃあ、フィアナいくよ!」
「うん……」
ティアナは目をつむり、お祈りする様に受注書をゴッドオーダーに納品をした。
ガコンという音とともに出てきたアイテムはパワースクロールだった。
「お姉ちゃんやったよ!パワースクロールだよ。種類は何?」
「ちょ、ちょっと焦らせないでよ!今確認をするから……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、一言言葉をもらした。
「あっ……」
ティアナは、パワースクロールを確認すると、涙を流しその場にうつ伏した。
「お、お姉ちゃん……」
フィアナは、ティアナがその場に泣き伏せたので、パワースクロールでもガーデニングの120だと思ったのだ。
「ううううう……」
「お姉ちゃん、次また頑張ろう……私も協力するから……」
「ち、違うの……これを見て?」
ティアナが、差し出したパワースクロールはガーデニングの200だった。ティアナは、執念でガーデニングのゴッズを引き当てたのである。
「お姉ちゃん、やったね!いきなり泣き崩れたから勘違いしたじゃないの!」
「ご、ごめん……あまりに嬉しくて……」
ケンジはその様子を見て、静かにその場を去ることにした。二人の事だから、サプライズをするだろうと思って空気を読んだのだった。
「2人共よくやった……」
ケンジは、フッと笑顔になり小さな声で二人を称えて、書斎へと戻ったのだった。
1
お気に入りに追加
2,451
あなたにおすすめの小説
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
没落貴族の異世界領地経営!~生産スキルでガンガン成り上がります!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生した元日本人ノエルは、父の急死によりエトワール伯爵家を継承することになった。
亡くなった父はギャンブルに熱中し莫大な借金をしていた。
さらに借金を国王に咎められ、『王国貴族の恥!』と南方の辺境へ追放されてしまう。
南方は魔物も多く、非常に住みにくい土地だった。
ある日、猫獣人の騎士現れる。ノエルが女神様から与えられた生産スキル『マルチクラフト』が覚醒し、ノエルは次々と異世界にない商品を生産し、領地経営が軌道に乗る。
女子力の高い僕は異世界でお菓子屋さんになりました
初昔 茶ノ介
ファンタジー
昔から低身長、童顔、お料理上手、家がお菓子屋さん、etc.と女子力満載の高校2年の冬樹 幸(ふゆき ゆき)は男子なのに周りからのヒロインのような扱いに日々悩んでいた。
ある日、学校の帰りに道に悩んでいるおばあさんを助けると、そのおばあさんはただのおばあさんではなく女神様だった。
冗談半分で言ったことを叶えると言い出し、目が覚めた先は見覚えのない森の中で…。
のんびり書いていきたいと思います。
よければ感想等お願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる