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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
62話 聖教国の最後
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その頃、聖教国ではもうどうにもならない状態になっていた。町を守るべき騎士達がいなくなり、ギルドも聖教国から撤退してしまったのである。
そして、町の経済の要である商会の存在も無くなってしまい、聖都だけがかろうじて存続している状態だった。他の聖教国領の町は、すでにゴーストタウンのようになっていて、ケンジに救援を求めている最中だった。
ケンジも又、こういう状態になる状況が早すぎると思い面食らっていた。
「これではもう……」
「聖女様、いったい何を考えておられるのですか?」
「何をって、大司教あなたももうわかっているはずです」
「そ、そんな!」
「私は聖教国を、Freedom国に譲渡します」
それを聞き、大司教達幹部は黙って下を向いた。ケンジが面食らうほど、聖教国の衰退は早くその原因はギルドにあった。ギルドは聖教国からテンプルナイトが、出国した事実をいち早く入手し、聖教国から撤退しギルド本部を魔人国に移したのだ。
この行動で、聖教国にある商会も撤退し始める事になる。そうなるともう、人口の空洞化を止めることはできなくなってしまった。
「聖女様!それでは聖教国が!」
「私の代で、聖教国が大陸からなくなる事は残念ですが、それも仕方ありません……」
「そっ!」
「何を言っても、もう無理なのは分かっているはずです。メインの騎士団はいなくなり、平民達も安全性のなくなった国から出国してしまい、ギルドや商会も無くなってしまってはもう……」
大司教達は反対したが、聖女に国を建て直すプランを聞かれたが、何も答えることが出来ず黙ったままだった。大司教達も建て直すことが出来ないと悟っていたが、実際はそんな事より自分達の地位がなくなる事の方が心配だっただけである。
聖女アリサは、Freedom国に聖教国を譲る事にして、そのまま会議室を出ようとしたのである。
聖女の行動は間違っているかもしれないが、本当にもうにっちもさっちも行かなくなってしまったのだ。やはり、なんだかんだでギルドが国からいなくなってしまえば、経済はまわらなくなり守備の面で騎士団が解散等前代未聞の事であり、民衆が不安になるのは当たり前だった。
今までの世間一般では、それが普通だと思っていたことが、Freedomの出現により、国があって平民達は生活できるという常識が常識でなくなってしまったのだ。
王国にしても、なぜ税金が高いFreedom国を平民が選ぶことがいまだに分からず、平民が国から流出したので、安易に税金を上げても大丈夫と考えているくらいだった。
「聖女様!お待ちください!」
「もういいです!このままでは、町から出国できない平民達もいるのです。それならば、聖教国領をFreedom国に吸収させてもらい、残りの平民達の命を救って貰う方が大事です!」
聖女は瞳に涙を溜めながら、自分の不甲斐なさを呪っていた。どこで道を誤ってしまったのか?どうすればよかったのか?頭の中でぐるぐる考えが渦巻いていたが、やはり答えは一つだった。
聖教国として動かず、Freedomを頼りにして依存していた事と、自分達上層部に都合の良い所はそのままにしていた事だった。
「やはり、私も教皇猊下と同じだったわけか……ははっ……」
「聖女様!本当にいいのですか?そうなった場合我々は?」
「今はそんな事を言っている場合ではないでしょう!早くFreedom国に面会の手続きを取りなさい!」
聖女アリサの言葉に、幹部である人間は畏縮し、すぐに訪問手続きをとるのだった。
訪問の連絡を受け取ったFreedom国では、騒めき対処をどうするのか?ムシュダルク達は話し合って、頭を悩ましていた。
聖教国側からの訪問内容にによれば、国として機能を断念となり、Freedom国と吸収合併となっていた。
「こ、これは……どうすればいいのだ?」
「ケンジ様に相談した方がいいのでは?」
「しかし、他国は平気で町から撤退をし、Freedomは支店のある町の救援要請に答えているではないか?」
「だが、今回は国そのものだ!一つの町じゃないんだぞ?」
「だが、ケンジ様は国民には責任はないといつも言っておられる。聖教国は情けなく国を潰す決断をしたが、国民達に責任はないんじゃないのか?」
「だが、聖教国の領地にどれだけの町があると思っているのだ?大きな町には、Freedom支店は8店舗はあるが、その他の中規模や開拓村をあわせるとどれくらいになる?それらをフォローするとなると、とてもじゃないがFreedom国でも……」
「だったら、どうするんだ?」
「吸収合併は断るほうが良いんじゃないのか?」
「しかし、後でケンジ様になんて言われる事か?」
「だが、国民を救う事はFreedom国の理念じゃないか?それを放って、国の運営を優先させるのは……」
聖女が訪問する前日まで会議は続いた。しかし、結論が出ることは無かった為、このまま聖女と面会しても厄介事押し付けられて、Freedom国が苦労するだけに終わる事になりそうだったので、ケンジに相談することになったのだ。
「ケンジ様、少しよろしいでしょうか?」
「ん?何かあったのか?」
「実は聖教国の事なんですが、明日聖女様が訪問してくることになっていまして、それでどのように対処して良いのか相談したくて……」
「どういった、内容なんだ?」
外交官の一人は、聖教国の訪問の書簡を見せ、聖教国はもう滅亡する旨を伝え、その際にFreedom国との吸収合併をしてほしいという事を報告したのだった。
「はぁあ⁉聖教国はもうだめって何時からだ?俺の予想よりだいぶん早いな……」
「え?ケンジ様は、聖教国が滅亡すると思っていたのですか?」
「そりゃ、あんな政策してたら無理だろ?で、相談ってなんだ?」
外交官は、ケンジが聖教国が滅亡すると言い切った事に驚きを隠せなかった。
「実は、聖教国が吸収合併を申し出てきているのですが、Freedomとしては、お断りしたいと思っているのです」
「なんで?受けたらいいじゃないか」
「今までは、支店の置いていた町だけですが、聖教国のフォローとなりますと予算や人員色んな面で、Freedom国の許容量を超えてしまうのです」
「なるほど……」
「しかし、ケンジ様の想いは国民には責任がないと常に言っていたので、意見が真っ二つに分かれているのです」
「別に構わないよ。吸収合併の要請は受けておいて!」
「ですが、予算が……」
「多分だが、中規模の町や開拓村の事を言っているんだよな?」
「はい。そうです……」
「今、町に取り残されている国民達は、動くに動けないだけで不安になっているだけだ、その人達には転移マットで大きな町に移住してもらうようにするから大丈夫だよ」
「な、なるほど……聖教国領にある、大きな町に移住してもらうという事ですね?」
「中規模以下の町は申し訳ないが、捨てる形にして国民達だけを移住させ、難民扱いで予算を組んでやってくれ」
「わ、分かりました!」
ケンジは、中規模以下の町は全部捨てる事にして、聖教国内にある8都市に振り分けて、国民だけをサポートするように指示を出した。
これにより、難民だけの予算を組めばいいので、兵士の人員や町の結界、ギルドの設置や従業員の予算を組まなくてもよくなったのだ。
そして、次の日Freedom国に聖女達一行がやってきた。
「今回、面会を受けていただきありがとうございます」
聖女が顔を上げると、そこには外交官しかいなくて、ケンジの姿がなかった。それに、聖女は慌ててケンジを呼んでほしいと訴えたのでだ。
「なんで、ケンジ様がいらっしゃらないのですか?」
「そうだ!ケンジ様との面会を望んだはずだ!」
「たのむ。聖教国にとって重要な事なんだ。ケンジ様を呼んできてくれないか?」
「それには及びません。ケンジ様も忙しい身です」
「そんな事を言わずおねがいします」
聖女達は、せっかく訪問までしたのに、ケンジがいない事で聖教国の願いを断られると思っていたのだ。
「ちょっとお待ちください。今回、聖教国側の要望は吸収合併ですよね?」
「そ、そうですが……ケンジ様がいないという事は、お断りになる意思表示ですよね?それでは困るのです!」
「大丈夫です!Freedom国は、その要望を受け入れるつもりです。後は承諾をするだけですので、ケンジ様はこの場に必要はないのです」
「「「「「えっ?」」」」」
「ほ、本当ですか?」
「えぇ!ですから、安心して頂いてよろしいですよ」
その言葉を聞き、聖女はホッとため息をついたのである。聖女アリサは、領地の権利書をFreedom国に渡すだけで、聖都や大都市、中規模の町を説明し引き下がることが出来たのである。
「それでは、聖教国領はこの時から、Freedom国になりました。後は、お任せください!」
「よろしくお願いします」
その一言を残して、聖女は聖教国をFreedom国譲り、表舞台から姿を消す事になる。
聖女アリサは、Freedomの町の一つに住みつき聖女の身分を隠し、その後の人生をゆっくり過ごし、80歳まで生きて孫に囲まれて一生を終えたという。その顔は安らかであり、聖女を止めた後の人生が幸せだった事が、彼女の日記に綴られていた。
そして、町の経済の要である商会の存在も無くなってしまい、聖都だけがかろうじて存続している状態だった。他の聖教国領の町は、すでにゴーストタウンのようになっていて、ケンジに救援を求めている最中だった。
ケンジも又、こういう状態になる状況が早すぎると思い面食らっていた。
「これではもう……」
「聖女様、いったい何を考えておられるのですか?」
「何をって、大司教あなたももうわかっているはずです」
「そ、そんな!」
「私は聖教国を、Freedom国に譲渡します」
それを聞き、大司教達幹部は黙って下を向いた。ケンジが面食らうほど、聖教国の衰退は早くその原因はギルドにあった。ギルドは聖教国からテンプルナイトが、出国した事実をいち早く入手し、聖教国から撤退しギルド本部を魔人国に移したのだ。
この行動で、聖教国にある商会も撤退し始める事になる。そうなるともう、人口の空洞化を止めることはできなくなってしまった。
「聖女様!それでは聖教国が!」
「私の代で、聖教国が大陸からなくなる事は残念ですが、それも仕方ありません……」
「そっ!」
「何を言っても、もう無理なのは分かっているはずです。メインの騎士団はいなくなり、平民達も安全性のなくなった国から出国してしまい、ギルドや商会も無くなってしまってはもう……」
大司教達は反対したが、聖女に国を建て直すプランを聞かれたが、何も答えることが出来ず黙ったままだった。大司教達も建て直すことが出来ないと悟っていたが、実際はそんな事より自分達の地位がなくなる事の方が心配だっただけである。
聖女アリサは、Freedom国に聖教国を譲る事にして、そのまま会議室を出ようとしたのである。
聖女の行動は間違っているかもしれないが、本当にもうにっちもさっちも行かなくなってしまったのだ。やはり、なんだかんだでギルドが国からいなくなってしまえば、経済はまわらなくなり守備の面で騎士団が解散等前代未聞の事であり、民衆が不安になるのは当たり前だった。
今までの世間一般では、それが普通だと思っていたことが、Freedomの出現により、国があって平民達は生活できるという常識が常識でなくなってしまったのだ。
王国にしても、なぜ税金が高いFreedom国を平民が選ぶことがいまだに分からず、平民が国から流出したので、安易に税金を上げても大丈夫と考えているくらいだった。
「聖女様!お待ちください!」
「もういいです!このままでは、町から出国できない平民達もいるのです。それならば、聖教国領をFreedom国に吸収させてもらい、残りの平民達の命を救って貰う方が大事です!」
聖女は瞳に涙を溜めながら、自分の不甲斐なさを呪っていた。どこで道を誤ってしまったのか?どうすればよかったのか?頭の中でぐるぐる考えが渦巻いていたが、やはり答えは一つだった。
聖教国として動かず、Freedomを頼りにして依存していた事と、自分達上層部に都合の良い所はそのままにしていた事だった。
「やはり、私も教皇猊下と同じだったわけか……ははっ……」
「聖女様!本当にいいのですか?そうなった場合我々は?」
「今はそんな事を言っている場合ではないでしょう!早くFreedom国に面会の手続きを取りなさい!」
聖女アリサの言葉に、幹部である人間は畏縮し、すぐに訪問手続きをとるのだった。
訪問の連絡を受け取ったFreedom国では、騒めき対処をどうするのか?ムシュダルク達は話し合って、頭を悩ましていた。
聖教国側からの訪問内容にによれば、国として機能を断念となり、Freedom国と吸収合併となっていた。
「こ、これは……どうすればいいのだ?」
「ケンジ様に相談した方がいいのでは?」
「しかし、他国は平気で町から撤退をし、Freedomは支店のある町の救援要請に答えているではないか?」
「だが、今回は国そのものだ!一つの町じゃないんだぞ?」
「だが、ケンジ様は国民には責任はないといつも言っておられる。聖教国は情けなく国を潰す決断をしたが、国民達に責任はないんじゃないのか?」
「だが、聖教国の領地にどれだけの町があると思っているのだ?大きな町には、Freedom支店は8店舗はあるが、その他の中規模や開拓村をあわせるとどれくらいになる?それらをフォローするとなると、とてもじゃないがFreedom国でも……」
「だったら、どうするんだ?」
「吸収合併は断るほうが良いんじゃないのか?」
「しかし、後でケンジ様になんて言われる事か?」
「だが、国民を救う事はFreedom国の理念じゃないか?それを放って、国の運営を優先させるのは……」
聖女が訪問する前日まで会議は続いた。しかし、結論が出ることは無かった為、このまま聖女と面会しても厄介事押し付けられて、Freedom国が苦労するだけに終わる事になりそうだったので、ケンジに相談することになったのだ。
「ケンジ様、少しよろしいでしょうか?」
「ん?何かあったのか?」
「実は聖教国の事なんですが、明日聖女様が訪問してくることになっていまして、それでどのように対処して良いのか相談したくて……」
「どういった、内容なんだ?」
外交官の一人は、聖教国の訪問の書簡を見せ、聖教国はもう滅亡する旨を伝え、その際にFreedom国との吸収合併をしてほしいという事を報告したのだった。
「はぁあ⁉聖教国はもうだめって何時からだ?俺の予想よりだいぶん早いな……」
「え?ケンジ様は、聖教国が滅亡すると思っていたのですか?」
「そりゃ、あんな政策してたら無理だろ?で、相談ってなんだ?」
外交官は、ケンジが聖教国が滅亡すると言い切った事に驚きを隠せなかった。
「実は、聖教国が吸収合併を申し出てきているのですが、Freedomとしては、お断りしたいと思っているのです」
「なんで?受けたらいいじゃないか」
「今までは、支店の置いていた町だけですが、聖教国のフォローとなりますと予算や人員色んな面で、Freedom国の許容量を超えてしまうのです」
「なるほど……」
「しかし、ケンジ様の想いは国民には責任がないと常に言っていたので、意見が真っ二つに分かれているのです」
「別に構わないよ。吸収合併の要請は受けておいて!」
「ですが、予算が……」
「多分だが、中規模の町や開拓村の事を言っているんだよな?」
「はい。そうです……」
「今、町に取り残されている国民達は、動くに動けないだけで不安になっているだけだ、その人達には転移マットで大きな町に移住してもらうようにするから大丈夫だよ」
「な、なるほど……聖教国領にある、大きな町に移住してもらうという事ですね?」
「中規模以下の町は申し訳ないが、捨てる形にして国民達だけを移住させ、難民扱いで予算を組んでやってくれ」
「わ、分かりました!」
ケンジは、中規模以下の町は全部捨てる事にして、聖教国内にある8都市に振り分けて、国民だけをサポートするように指示を出した。
これにより、難民だけの予算を組めばいいので、兵士の人員や町の結界、ギルドの設置や従業員の予算を組まなくてもよくなったのだ。
そして、次の日Freedom国に聖女達一行がやってきた。
「今回、面会を受けていただきありがとうございます」
聖女が顔を上げると、そこには外交官しかいなくて、ケンジの姿がなかった。それに、聖女は慌ててケンジを呼んでほしいと訴えたのでだ。
「なんで、ケンジ様がいらっしゃらないのですか?」
「そうだ!ケンジ様との面会を望んだはずだ!」
「たのむ。聖教国にとって重要な事なんだ。ケンジ様を呼んできてくれないか?」
「それには及びません。ケンジ様も忙しい身です」
「そんな事を言わずおねがいします」
聖女達は、せっかく訪問までしたのに、ケンジがいない事で聖教国の願いを断られると思っていたのだ。
「ちょっとお待ちください。今回、聖教国側の要望は吸収合併ですよね?」
「そ、そうですが……ケンジ様がいないという事は、お断りになる意思表示ですよね?それでは困るのです!」
「大丈夫です!Freedom国は、その要望を受け入れるつもりです。後は承諾をするだけですので、ケンジ様はこの場に必要はないのです」
「「「「「えっ?」」」」」
「ほ、本当ですか?」
「えぇ!ですから、安心して頂いてよろしいですよ」
その言葉を聞き、聖女はホッとため息をついたのである。聖女アリサは、領地の権利書をFreedom国に渡すだけで、聖都や大都市、中規模の町を説明し引き下がることが出来たのである。
「それでは、聖教国領はこの時から、Freedom国になりました。後は、お任せください!」
「よろしくお願いします」
その一言を残して、聖女は聖教国をFreedom国譲り、表舞台から姿を消す事になる。
聖女アリサは、Freedomの町の一つに住みつき聖女の身分を隠し、その後の人生をゆっくり過ごし、80歳まで生きて孫に囲まれて一生を終えたという。その顔は安らかであり、聖女を止めた後の人生が幸せだった事が、彼女の日記に綴られていた。
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