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第10章 Freedom国、経済の中心へ!
53話 錬金術士の秘術
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ミキが、どんな事でもいいのかと、ケンジに尋ねてきた。その顔は真剣そのものであり、ケンジも背筋を伸ばしミキに向き合った。
「ケンジ様……無理を承知で尋ねます。わたくし達を、ゴーレムから人間に変える事は可能でしょうか?」
「ミキ!あなたいったい何を⁉」
「イチカは黙ってて!わたくしは、出来るのなら人間になりたい!」
「ミキ……なぜ人間になりたい?今のままでも、みんなはお前達をゴーレムとは思ってはいないだろ?そういった扱いはしていないはずだろ?」
「はい!それは確かにそう思います。それにシスティナ達も、わたくし達をゴーレムと思ってはいなくて、同じ仲間として接してくれています」
「だったら、なぜ?」
「それは……わたくしは、ケンジ様と同じ人間になり、人間として役に立ちたいのです!」
「それなら、今のままでもちゃんと役に立っているじゃないか。人間になったら寿命とかもあるんだぞ?」
「やっぱりだめですか?」
「だめというより、出来ないというのが正しいかな?そんな方法、俺には無理というのが正しい!」
「そ、そうですか……」
実はケンジは、ミキ達をゴーレムから人間に近い有機物にする方法を知っていた。しかし、ケンジはこの方法をやりたくなくて、ミキ達にはこの方法をしゃべりたくなかった。
「あなた、ひょっとして人間になる方法知っているんじゃないの?」
「ほ、本当ですか?」
「ケンジ様!だったらわたしも!」
「あたしもお願いします!」
イチカ達3人は、ケンジに詰め寄ったのだ。その真剣な表情に、ケンジは圧倒してつい語り始めたのだった。
「ったく……マイは、何でそう鋭いかなあ?」
「あなたの考える事は、だいぶんわかるようになってきたわ!」
「俺が、喋らないって事はイチカ達に、その方法を使いたくないって事だよ!」
「「「何でですか!なんでもいいって言ったじゃありませんか?」」」
「確かに、俺が出来る事はいいと言ったが、やりたくない事もあるだろ?」
「あなた!せっかくのご褒美を与えるんだからいいじゃないの?」
「確かに、願い事は叶えてあげたいが、これはリスクを伴うから俺が嫌なんだよ!」
「ケンジ様!リスクって?」
「ミキもよく聞いてくれ!この方法は、錬金術の賢者の石を使う方法なんだ!」
「「「「「えっ⁉賢者の石?」」」」」
ミキ達は、もちろんマイやセバスも大きな声を出した。それは当然であり賢者の石を使うとで、ケンジは長い間MPが回復しなくて気絶し続けたからである。
キキョウを蘇生した事で、今現在賢者の石は、Freedomではタブーとされていたからだ。
「それなら、やめておいた方がいいわね……」
マイの言葉に、セバスやミキ達も納得したのである。しかし、ケンジは説明をつづけた。
「イチカ、フタバ、ミキ、誤解しないでほしいのは賢者の石を使うのがいやで、お前達の願い事を聞かないんじゃないんだよ」
「「「どういう事ですか?」」」
「お前達の願い事は、人間になりたいという事で何もリスクがなければ、すぐにでも使ってやりたいがリスクのわりに、メリットが少なすぎるんだよ」
「メリット?」
「ああ!この賢者の石を使って、お前達を無機物から有機物に変化させる過程で、お前達の経験値や記憶がなくなる恐れが50%もあるんだよ」
「それって……」
「ああ!この賢者の石を使い、ゴーレムをホムンクルスに変化させるんだが、運が良ければイチカならイチカのままホムンクルスになれるが、運が悪いと記憶は無くなり今の人格は無くなると言っていい!要は、別人として生まれ変わることになる」
「ケンジ様……ホムンクルスって何でしょうか?」
「ホムンクルスとは、錬金術出作り出せる頂点といられる人造人間だよ。賢者の石と双璧をなす、錬金術士の夢とされる創造物だ」
「「「人造人間?」」」
「ケンジ様!わたくしそれになりたい!ケンジ様と同じ人間になり、恋や人間としての一生を、ケンジ様と過ごしてみたいです!」
「あなた!それが可能なら、記憶をなくすリスクがあっても、願い事を叶えてあげても!」
「待て待て!俺は言ったはずだぞ?リスクとメリットが釣り合わないって!」
「「「どういう事ですか?」」」
「もし仮に、記憶や経験が残ったとしてもだ……」
「なによ!それがデメリットじゃないの?」
「デメリットはホムンクルスの寿命は1ヶ月ほどなんだよ!そんなんじゃ人間になっても意味がないだろ?」
「なによそれ!全然意味がないじゃない!」
「だから、俺はやりたくないって言っていたんだよ。このホムンクルスは、雑用をやらせるためぐらいしか利用方法はないと思っていたんだよ」
ケンジの説明に、イチカ達はガックリと肩を落とした。1ヶ月ではやりたいことはできないし、何より一か月でケンジと死に別れとなってしまうのは耐えられないと思った。
「だったら、リターンポーションを使ったらどうなの?」
「「「た、たしかに!」」」
「それも考えたけど、寿命が終わるとホムンクルスは肉体が土に還るんだよ。ようはダンジョンで死亡するのと変わらないからやめておいた方がいい」
「「「「……」」」」
「マイ様!このホムンクルスは、やっぱりやめておいた方がいいと思います」
「セバス!いきなり何よ?」
「確かに、ご主人様は色んなことが出来ますが、このホムンクルスは、人造人間ということではないですか?」
「だから、何が言いたいのよ?」
「マイ様、よく考えてください!人間を創造するのですよ?これは本当に、神がするような事じゃないですか?人間を創造し、一か月存続させるというのも凄い事なのに、その人造人間を生きながらえさすとなると、それはもう神の所業になると思います」
「そ、それは……」
「だから、私はご主人様にはこれ以上、未知の世界にいや、神の世界に踏み込ませない方がいいと思います」
セバスの説明に、マイは納得しざるをえなかった。これ以上の禁忌を重ねる事で、何が起こるかわからなかったからだ。ケンジは、その説明を聞いていたが、そんなことは起こることは無いと思っていた。ただ単に、イチカ達をホムンクルスにして、死に分かれる事に耐えられないだけだった。
「まあ、俺はイチカ達とそんな早く別れたくないから、そのお願いは聞かないと思ってくれ。他のお願いを考えてほしい!」
「「「わかりました!」」」
イチカ達も又、一ヵ月ほどでケンジと別れたくないので素直に応じたのであった。
そして、3人の出した答えはケンジの住むこの屋敷に、一緒に住みたいというものだった。今は、システィナ達1軍の住む大部屋に寝泊まりし、警備が忙しい時は町の兵舎の方で寝泊まりしていたのである。
「あの……でしたら、私をケンジ様が住むこの屋敷で住まわせていただけませんか?」
「はっ⁉」
「やっぱり図々しいですか?」
「いや、それは構わないがそんな事でいいのか?」
「あたしも!」
「わたくしも!」
イチカがお願いした条件に、フタバとミキも身を乗り出したのだった。ケンジは、イチカ達にそんな事でいいのかと聞き直したが、3人にしたらケンジと同じ屋根の下で暮らせるだけで十分だった。
それに、何かあった時すぐに駆けつける事も出来る為、どんな褒美よりありがたいものだった。
「じゃあ、部屋はいっぱいあるし、この3部屋を使ったらいいよ」
「「「はっ⁉個室じゃなくていいです!」」」
「こっちの大部屋を3人で……」
「それじゃ褒美にならんから、この3部屋を個人で使え!」
ケンジは、強引に個室にしろと言った。それを見ていたマイとセバスは、頭を抱えて小声でヒソヒソ話していた。
「マイ様どうするおつもりですか?」
「知らないわよ……まあ、あの人が何とかするでしょ?あたしはこれに関しては関与したくはないわ……」
「そんな……マイ様……私も知らないですよ」
二人が危惧していたのは、3人をここに住まわせた事である。これによりマイとセバスは、システィナ達の不満が噴出すると思い、又一波乱があると思っていた。
「ケンジ様……無理を承知で尋ねます。わたくし達を、ゴーレムから人間に変える事は可能でしょうか?」
「ミキ!あなたいったい何を⁉」
「イチカは黙ってて!わたくしは、出来るのなら人間になりたい!」
「ミキ……なぜ人間になりたい?今のままでも、みんなはお前達をゴーレムとは思ってはいないだろ?そういった扱いはしていないはずだろ?」
「はい!それは確かにそう思います。それにシスティナ達も、わたくし達をゴーレムと思ってはいなくて、同じ仲間として接してくれています」
「だったら、なぜ?」
「それは……わたくしは、ケンジ様と同じ人間になり、人間として役に立ちたいのです!」
「それなら、今のままでもちゃんと役に立っているじゃないか。人間になったら寿命とかもあるんだぞ?」
「やっぱりだめですか?」
「だめというより、出来ないというのが正しいかな?そんな方法、俺には無理というのが正しい!」
「そ、そうですか……」
実はケンジは、ミキ達をゴーレムから人間に近い有機物にする方法を知っていた。しかし、ケンジはこの方法をやりたくなくて、ミキ達にはこの方法をしゃべりたくなかった。
「あなた、ひょっとして人間になる方法知っているんじゃないの?」
「ほ、本当ですか?」
「ケンジ様!だったらわたしも!」
「あたしもお願いします!」
イチカ達3人は、ケンジに詰め寄ったのだ。その真剣な表情に、ケンジは圧倒してつい語り始めたのだった。
「ったく……マイは、何でそう鋭いかなあ?」
「あなたの考える事は、だいぶんわかるようになってきたわ!」
「俺が、喋らないって事はイチカ達に、その方法を使いたくないって事だよ!」
「「「何でですか!なんでもいいって言ったじゃありませんか?」」」
「確かに、俺が出来る事はいいと言ったが、やりたくない事もあるだろ?」
「あなた!せっかくのご褒美を与えるんだからいいじゃないの?」
「確かに、願い事は叶えてあげたいが、これはリスクを伴うから俺が嫌なんだよ!」
「ケンジ様!リスクって?」
「ミキもよく聞いてくれ!この方法は、錬金術の賢者の石を使う方法なんだ!」
「「「「「えっ⁉賢者の石?」」」」」
ミキ達は、もちろんマイやセバスも大きな声を出した。それは当然であり賢者の石を使うとで、ケンジは長い間MPが回復しなくて気絶し続けたからである。
キキョウを蘇生した事で、今現在賢者の石は、Freedomではタブーとされていたからだ。
「それなら、やめておいた方がいいわね……」
マイの言葉に、セバスやミキ達も納得したのである。しかし、ケンジは説明をつづけた。
「イチカ、フタバ、ミキ、誤解しないでほしいのは賢者の石を使うのがいやで、お前達の願い事を聞かないんじゃないんだよ」
「「「どういう事ですか?」」」
「お前達の願い事は、人間になりたいという事で何もリスクがなければ、すぐにでも使ってやりたいがリスクのわりに、メリットが少なすぎるんだよ」
「メリット?」
「ああ!この賢者の石を使って、お前達を無機物から有機物に変化させる過程で、お前達の経験値や記憶がなくなる恐れが50%もあるんだよ」
「それって……」
「ああ!この賢者の石を使い、ゴーレムをホムンクルスに変化させるんだが、運が良ければイチカならイチカのままホムンクルスになれるが、運が悪いと記憶は無くなり今の人格は無くなると言っていい!要は、別人として生まれ変わることになる」
「ケンジ様……ホムンクルスって何でしょうか?」
「ホムンクルスとは、錬金術出作り出せる頂点といられる人造人間だよ。賢者の石と双璧をなす、錬金術士の夢とされる創造物だ」
「「「人造人間?」」」
「ケンジ様!わたくしそれになりたい!ケンジ様と同じ人間になり、恋や人間としての一生を、ケンジ様と過ごしてみたいです!」
「あなた!それが可能なら、記憶をなくすリスクがあっても、願い事を叶えてあげても!」
「待て待て!俺は言ったはずだぞ?リスクとメリットが釣り合わないって!」
「「「どういう事ですか?」」」
「もし仮に、記憶や経験が残ったとしてもだ……」
「なによ!それがデメリットじゃないの?」
「デメリットはホムンクルスの寿命は1ヶ月ほどなんだよ!そんなんじゃ人間になっても意味がないだろ?」
「なによそれ!全然意味がないじゃない!」
「だから、俺はやりたくないって言っていたんだよ。このホムンクルスは、雑用をやらせるためぐらいしか利用方法はないと思っていたんだよ」
ケンジの説明に、イチカ達はガックリと肩を落とした。1ヶ月ではやりたいことはできないし、何より一か月でケンジと死に別れとなってしまうのは耐えられないと思った。
「だったら、リターンポーションを使ったらどうなの?」
「「「た、たしかに!」」」
「それも考えたけど、寿命が終わるとホムンクルスは肉体が土に還るんだよ。ようはダンジョンで死亡するのと変わらないからやめておいた方がいい」
「「「「……」」」」
「マイ様!このホムンクルスは、やっぱりやめておいた方がいいと思います」
「セバス!いきなり何よ?」
「確かに、ご主人様は色んなことが出来ますが、このホムンクルスは、人造人間ということではないですか?」
「だから、何が言いたいのよ?」
「マイ様、よく考えてください!人間を創造するのですよ?これは本当に、神がするような事じゃないですか?人間を創造し、一か月存続させるというのも凄い事なのに、その人造人間を生きながらえさすとなると、それはもう神の所業になると思います」
「そ、それは……」
「だから、私はご主人様にはこれ以上、未知の世界にいや、神の世界に踏み込ませない方がいいと思います」
セバスの説明に、マイは納得しざるをえなかった。これ以上の禁忌を重ねる事で、何が起こるかわからなかったからだ。ケンジは、その説明を聞いていたが、そんなことは起こることは無いと思っていた。ただ単に、イチカ達をホムンクルスにして、死に分かれる事に耐えられないだけだった。
「まあ、俺はイチカ達とそんな早く別れたくないから、そのお願いは聞かないと思ってくれ。他のお願いを考えてほしい!」
「「「わかりました!」」」
イチカ達も又、一ヵ月ほどでケンジと別れたくないので素直に応じたのであった。
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「あの……でしたら、私をケンジ様が住むこの屋敷で住まわせていただけませんか?」
「はっ⁉」
「やっぱり図々しいですか?」
「いや、それは構わないがそんな事でいいのか?」
「あたしも!」
「わたくしも!」
イチカがお願いした条件に、フタバとミキも身を乗り出したのだった。ケンジは、イチカ達にそんな事でいいのかと聞き直したが、3人にしたらケンジと同じ屋根の下で暮らせるだけで十分だった。
それに、何かあった時すぐに駆けつける事も出来る為、どんな褒美よりありがたいものだった。
「じゃあ、部屋はいっぱいあるし、この3部屋を使ったらいいよ」
「「「はっ⁉個室じゃなくていいです!」」」
「こっちの大部屋を3人で……」
「それじゃ褒美にならんから、この3部屋を個人で使え!」
ケンジは、強引に個室にしろと言った。それを見ていたマイとセバスは、頭を抱えて小声でヒソヒソ話していた。
「マイ様どうするおつもりですか?」
「知らないわよ……まあ、あの人が何とかするでしょ?あたしはこれに関しては関与したくはないわ……」
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