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第9章 Freedom国の発展!
94話 馬車の完成①
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ギルドが帰った後、ムシュダルクはケンジに詰め寄ったのである。
「ケンジ様!どうして?ギルドの行動が、あそこまで明確にわかったのですか?」
「なっ?だから言っただろ?だけど、ギルドが1年半も自分達だけで頑張るとは思わなかったよ!」
「イエ……そうじゃなくてですね!何でギルドがこうなる分かったのですか?」
「そんなの簡単だよ!ギルドの立場で考え、自分の利益じゃなくギルドの信頼回復を考えれば、まず世論を取り込もうとする考え方だからだよ」
「えっ⁉それってどういう事ですか?」
「つまりだな!ギルドは今までやりたい放題してきて、平民達や構成員はギルドを見限ったんだよ。そして、ギルド職員達も又クーデターを起こし、ギルドのトップを引きずり下ろしたんだ!」
「それはわかります。ですが、それでそこまでギルドの行動が読めるものなのですか?」
「ギルドのトップが変わっただけだと、こういう事にはならないよ。だけどオッシさんは、今まで不遇の待遇で頑張って来たんだ。その為、ギルドの意見は二の次にして、まずギルドの信頼回復を重点を置くため、あのような行動をしたんだ」
「あのような行動?」
「多分だが、馬車の改良は現場の者や平民達冒険者色んな人間から、意見を集めて統計を取ったはずだ!その中で平均値を取り、流通という物に辿り着き馬車の改良をしようとしたはずだよ」
「な、なるほど……ですが、なんで馬車の利益の2割などと言ったのですか?ギルドには、開発できない物なんでしょ?それならもっと取ってもいいと思いますが?」
「ムシュダルクさん、そんな欲張ったらだめですよ」
「欲張るとかではなくて、普通から考えても少なすぎると言っているのです!」
「俺はそうは思わないよ!」
「何でですか?商人が10人いたら10人が少なすぎると言う事ですよ!」
「それは、この馬車の改良が個人で考えたものだったらだよ」
「えっ?」
「あの馬車は、ギルドが平民達や構成員達から意見を集計したものだよ。それを、6割以上Freedomが利益を取ったらどうなると思う?」
「そ、それは……」
「そうだよ!今度はFreedomが、前のギルドと同じような立場になってもおかしくない!まあ、たぶんこの馬車の件だけでは、Freedomの信頼は落ちることは無いけどね」
「それは当たり前です!」
「だけど、今回のような場合は慎重に行かないと思わぬところで、しっぺ返しを食らうかもしれないからね」
「だからって……」
「それに、俺は只、技術提供しようとしている訳じゃないだろ?俺が作る馬車はとにかく重いんだ!街道の広さからして馬2頭でひくのが精一杯だろ?」
「それはそうですが……」
「って事は、馬車を引くアイテムが絶対必要不可欠となるんだ!その売り上げはギルドの思いつかなかった案だよ?それに関しては、ギルドが手出しできる商品じゃないんだ」
「はい……」
「大丈夫だって!俺の予想からして、馬車とセットで売れるアイテムだが、馬車が売れなくとも俺のアイテムは売れると思うからさ!」
「どういう事ですか⁉」
「まあ、それはギルドがFreedomに、乗って来てからのお楽しみにしていてくれ!」
ムシュダルクは、またケンジの秘密主義にやきもきしてしまうのだった。それと同時にケンジには敵わないと思うのだった。
一方こちらは、ギルドの面々である。本部に帰り今回の事を議題に上げ幹部達、そして現場の責任者達を招集し話し合うのだった。
「……と、いうわけなんだ。みんなの意見を聞かせてもらいたい!」
「俺はFreedomを信じてもいいかと思うが?」
「確かに!売り上げの2割だけなんだろ?」
「そんなの安すぎるだろ?裏があるんじゃないのか?」
「俺も何か裏があるんじゃないかと思うな……」
「だが、水飴の時ギルドを回復してくれたじゃないか?」
「だけど、Freedomは案だけ渡して、広めたのはギルドじゃないか!」
「そうは言うが、ギルドの人間で砂糖の代用品を見つけた人間はいないだろ?元は米なんだぜ?今まで家畜の餌としか認識がなかったじゃないか?」
「た、確かに……」
「だが、2割しかとらないってどういうことなんだ?」
「それを補うために、その重量のある馬車を引くためのアイテムで、Freedomは儲けるつもりなんだろ?馬車はギルドが考えたものだから、そこからの利益は取らないって事なんだろ?」
ギルドの会議は三日三晩続き、やっと答えを絞り出したのである。そして、オッシは、Freedomへと訪問したのである。
「ケンジさん、この間の馬車の改良を手伝ってください‼これが完成したら、町の人達の暮らしは必ず良くなるはずです」
「そうですか。町の人達の生活の為に、ギルドは動いてくれるのですね?」
「ええ!この馬車は町の人達の意見から、発進した企画です。つまり、これが成功すれば町の人達は、ギルドを見直してくれるはずです!」
「わかりました。俺達Freedomはそのギルドの気持ちを汲み、協力する事にします」
「ありがとう!よろしくお願いします!」
オッシとケンジは、馬車の契約を結ぶこととなったのである。この事で、ギルドはまた町の人達からの信頼を勝ち取ることに成功したと同時に、Freedomに逆らうことが出来なくなるかもしれないのである。
これは本当に難しい問題で、バランスが本当に難しいのである。ギルドは今までやりたい放題で、ギルドがあって構成員達や町の人達の生活は成り立っていると思っていたが、ここにきて信頼を勝ち取るために、世論の意見重視になりつつあったのである。
そうなると、今度は何か責任を取らないといけない事があった時、尻込みしてしまい世論の意見に振り回され、言っている事と行動が一致しなくなるのである。
今回、馬車の件で民衆の信頼を勝ち取った事で、ギルドの立場がだんだん弱くなる恐れが出てきたのである。
「オッシさん!いいですか?今回馬車の件で、Freedomは協力すると言いましたが、本当に前のようなギルドには戻らないでくださいね?」
「何を言っておられるのですか?」
「ギルド、この馬車でたぶん本当に復活するでしょう!そうなった時、ギルドには前の体制でやりたい放題だった人間はまだいます!その人間達が出てきてもおかしくはないのです」
「うくっ……」
オッシは、ケンジに言われた事に息をのんだのである。そういった人間は、まだギルドには多くいるのである。だが、前の幹部たち全員を処分してしまっては、ギルドがまわらないのも確かであり、謹慎や給料の減額だけにした人間もいっぱいいたのである。
「そして、もう一つ忠告しておきます!今回でオッシさんは、世間の意見を聞き企画を発案しましたが、これからはその経験だけに囚われない様にしてください!」
「それって、どういう事……」
「でないと、今度は前のギルドとは違う理由で、ギルドは崩壊しますよ」
「なっ⁉」
「何事も、バランスを考えて行動してください!俺が言えるのはここまでです」
「そんな中途半端で!」
「いえ……これ以上言えば、ギルドは今度は俺の意見に振り回される事となるので、それは俺の思うところではありません!」
ケンジの言っていることは、オッシには分からなかったのである。そして、ケンジはこの会話を終わらせ、ケンジの馬車をギルドの製作部門の人間に説明したのである。
「これは凄い!確かにこの技術は木材では作れぬな……」
ケンジは、ギルドの製作人達にベアリングを使った車輪を教え、スムーズに車輪が回転する仕組みや、スプリングを使った衝撃吸収、そしてタイヤにスライムジェリーの素材で作ったゴムの代用品を使った、タイヤの説明したのである。
そして、完成した馬車は重厚感のある立派な馬車であったが、普通の速度で走るには馬を6頭でひき、継続時間は1時間ほど引くことが出来たのだった。
「これは確かに安定化のある馬車だが、馬6頭では馬の飯代だけでも高くつくな……」
「ケンジ殿は、どんなアイテムを作る気なんだ?」
「ひょっとしたら馬型のゴーレムかもな?」
「そんなもの平民が買えるわけないだろ?いくらすると思っているんだ?」
「た、確かに……でも、Freedomの衛兵って人間みたいなゴーレムがいるって知っているか?」
「そういえば聞いたことあるよな。でもだからって、ゴーレムなんかじゃ本当に購入なんか無理だぞ?」
「じゃあ、誰でもテイムできる、馬の魔物を売り出すのかな?」
「あの、ハヤテとか言う魔物か?」
「あの魔物なら、この馬車を引くことが出来るんだろ?」
ギルドでは、ケンジがどんなものを持ってくるのか、色々好き勝手な事を言い合っていたのであった。
「ケンジ様!どうして?ギルドの行動が、あそこまで明確にわかったのですか?」
「なっ?だから言っただろ?だけど、ギルドが1年半も自分達だけで頑張るとは思わなかったよ!」
「イエ……そうじゃなくてですね!何でギルドがこうなる分かったのですか?」
「そんなの簡単だよ!ギルドの立場で考え、自分の利益じゃなくギルドの信頼回復を考えれば、まず世論を取り込もうとする考え方だからだよ」
「えっ⁉それってどういう事ですか?」
「つまりだな!ギルドは今までやりたい放題してきて、平民達や構成員はギルドを見限ったんだよ。そして、ギルド職員達も又クーデターを起こし、ギルドのトップを引きずり下ろしたんだ!」
「それはわかります。ですが、それでそこまでギルドの行動が読めるものなのですか?」
「ギルドのトップが変わっただけだと、こういう事にはならないよ。だけどオッシさんは、今まで不遇の待遇で頑張って来たんだ。その為、ギルドの意見は二の次にして、まずギルドの信頼回復を重点を置くため、あのような行動をしたんだ」
「あのような行動?」
「多分だが、馬車の改良は現場の者や平民達冒険者色んな人間から、意見を集めて統計を取ったはずだ!その中で平均値を取り、流通という物に辿り着き馬車の改良をしようとしたはずだよ」
「な、なるほど……ですが、なんで馬車の利益の2割などと言ったのですか?ギルドには、開発できない物なんでしょ?それならもっと取ってもいいと思いますが?」
「ムシュダルクさん、そんな欲張ったらだめですよ」
「欲張るとかではなくて、普通から考えても少なすぎると言っているのです!」
「俺はそうは思わないよ!」
「何でですか?商人が10人いたら10人が少なすぎると言う事ですよ!」
「それは、この馬車の改良が個人で考えたものだったらだよ」
「えっ?」
「あの馬車は、ギルドが平民達や構成員達から意見を集計したものだよ。それを、6割以上Freedomが利益を取ったらどうなると思う?」
「そ、それは……」
「そうだよ!今度はFreedomが、前のギルドと同じような立場になってもおかしくない!まあ、たぶんこの馬車の件だけでは、Freedomの信頼は落ちることは無いけどね」
「それは当たり前です!」
「だけど、今回のような場合は慎重に行かないと思わぬところで、しっぺ返しを食らうかもしれないからね」
「だからって……」
「それに、俺は只、技術提供しようとしている訳じゃないだろ?俺が作る馬車はとにかく重いんだ!街道の広さからして馬2頭でひくのが精一杯だろ?」
「それはそうですが……」
「って事は、馬車を引くアイテムが絶対必要不可欠となるんだ!その売り上げはギルドの思いつかなかった案だよ?それに関しては、ギルドが手出しできる商品じゃないんだ」
「はい……」
「大丈夫だって!俺の予想からして、馬車とセットで売れるアイテムだが、馬車が売れなくとも俺のアイテムは売れると思うからさ!」
「どういう事ですか⁉」
「まあ、それはギルドがFreedomに、乗って来てからのお楽しみにしていてくれ!」
ムシュダルクは、またケンジの秘密主義にやきもきしてしまうのだった。それと同時にケンジには敵わないと思うのだった。
一方こちらは、ギルドの面々である。本部に帰り今回の事を議題に上げ幹部達、そして現場の責任者達を招集し話し合うのだった。
「……と、いうわけなんだ。みんなの意見を聞かせてもらいたい!」
「俺はFreedomを信じてもいいかと思うが?」
「確かに!売り上げの2割だけなんだろ?」
「そんなの安すぎるだろ?裏があるんじゃないのか?」
「俺も何か裏があるんじゃないかと思うな……」
「だが、水飴の時ギルドを回復してくれたじゃないか?」
「だけど、Freedomは案だけ渡して、広めたのはギルドじゃないか!」
「そうは言うが、ギルドの人間で砂糖の代用品を見つけた人間はいないだろ?元は米なんだぜ?今まで家畜の餌としか認識がなかったじゃないか?」
「た、確かに……」
「だが、2割しかとらないってどういうことなんだ?」
「それを補うために、その重量のある馬車を引くためのアイテムで、Freedomは儲けるつもりなんだろ?馬車はギルドが考えたものだから、そこからの利益は取らないって事なんだろ?」
ギルドの会議は三日三晩続き、やっと答えを絞り出したのである。そして、オッシは、Freedomへと訪問したのである。
「ケンジさん、この間の馬車の改良を手伝ってください‼これが完成したら、町の人達の暮らしは必ず良くなるはずです」
「そうですか。町の人達の生活の為に、ギルドは動いてくれるのですね?」
「ええ!この馬車は町の人達の意見から、発進した企画です。つまり、これが成功すれば町の人達は、ギルドを見直してくれるはずです!」
「わかりました。俺達Freedomはそのギルドの気持ちを汲み、協力する事にします」
「ありがとう!よろしくお願いします!」
オッシとケンジは、馬車の契約を結ぶこととなったのである。この事で、ギルドはまた町の人達からの信頼を勝ち取ることに成功したと同時に、Freedomに逆らうことが出来なくなるかもしれないのである。
これは本当に難しい問題で、バランスが本当に難しいのである。ギルドは今までやりたい放題で、ギルドがあって構成員達や町の人達の生活は成り立っていると思っていたが、ここにきて信頼を勝ち取るために、世論の意見重視になりつつあったのである。
そうなると、今度は何か責任を取らないといけない事があった時、尻込みしてしまい世論の意見に振り回され、言っている事と行動が一致しなくなるのである。
今回、馬車の件で民衆の信頼を勝ち取った事で、ギルドの立場がだんだん弱くなる恐れが出てきたのである。
「オッシさん!いいですか?今回馬車の件で、Freedomは協力すると言いましたが、本当に前のようなギルドには戻らないでくださいね?」
「何を言っておられるのですか?」
「ギルド、この馬車でたぶん本当に復活するでしょう!そうなった時、ギルドには前の体制でやりたい放題だった人間はまだいます!その人間達が出てきてもおかしくはないのです」
「うくっ……」
オッシは、ケンジに言われた事に息をのんだのである。そういった人間は、まだギルドには多くいるのである。だが、前の幹部たち全員を処分してしまっては、ギルドがまわらないのも確かであり、謹慎や給料の減額だけにした人間もいっぱいいたのである。
「そして、もう一つ忠告しておきます!今回でオッシさんは、世間の意見を聞き企画を発案しましたが、これからはその経験だけに囚われない様にしてください!」
「それって、どういう事……」
「でないと、今度は前のギルドとは違う理由で、ギルドは崩壊しますよ」
「なっ⁉」
「何事も、バランスを考えて行動してください!俺が言えるのはここまでです」
「そんな中途半端で!」
「いえ……これ以上言えば、ギルドは今度は俺の意見に振り回される事となるので、それは俺の思うところではありません!」
ケンジの言っていることは、オッシには分からなかったのである。そして、ケンジはこの会話を終わらせ、ケンジの馬車をギルドの製作部門の人間に説明したのである。
「これは凄い!確かにこの技術は木材では作れぬな……」
ケンジは、ギルドの製作人達にベアリングを使った車輪を教え、スムーズに車輪が回転する仕組みや、スプリングを使った衝撃吸収、そしてタイヤにスライムジェリーの素材で作ったゴムの代用品を使った、タイヤの説明したのである。
そして、完成した馬車は重厚感のある立派な馬車であったが、普通の速度で走るには馬を6頭でひき、継続時間は1時間ほど引くことが出来たのだった。
「これは確かに安定化のある馬車だが、馬6頭では馬の飯代だけでも高くつくな……」
「ケンジ殿は、どんなアイテムを作る気なんだ?」
「ひょっとしたら馬型のゴーレムかもな?」
「そんなもの平民が買えるわけないだろ?いくらすると思っているんだ?」
「た、確かに……でも、Freedomの衛兵って人間みたいなゴーレムがいるって知っているか?」
「そういえば聞いたことあるよな。でもだからって、ゴーレムなんかじゃ本当に購入なんか無理だぞ?」
「じゃあ、誰でもテイムできる、馬の魔物を売り出すのかな?」
「あの、ハヤテとか言う魔物か?」
「あの魔物なら、この馬車を引くことが出来るんだろ?」
ギルドでは、ケンジがどんなものを持ってくるのか、色々好き勝手な事を言い合っていたのであった。
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