416 / 619
第9章 Freedom国の発展!
81話 エイプリルフール編 アナザーワールド②
しおりを挟む
有名レストランの前は、お通夜の状態で暗く沈み誰もが涙を流していたのである。
家に運び込まれたケンジの遺体は、布に巻かれ安置されたのであった。町から、情報を得て屋敷に帰って来たギル達は、屋敷の中の状況をみてケンジが本当に亡くなった事がわかったのである。
部屋の奥に白い布で撒かれたケンジの遺体それを取り囲む様に泣き崩れる仲間達がいたのである。
「主……嘘と言ってください‼」
「ギル……」
マイが、ギルの姿を確認して言葉に詰まったのである。日頃、あれだけ沈着冷静なギルが、大声を出して泣き崩れていたからだ。
それも無理はなく、ケンジがこの世界に来たと同時に一緒にいて、お仕いをしていたギルにとってこれほど悲しいことは無かったのである。
ギルは、ケンジと二人きりで飲みにもよく行っていたのである。その時には、ケンジからギルは奴隷じゃなく俺にとって兄貴みたいな存在とまで言われていたのである。
そんな主であり、自分を兄と呼んでくれた優しい弟のような主人が、目の前で動かない亡骸となったのである。
ギルが、ケンジの肉体に抱きつき大声で泣いていた姿を見て、システィナ達も声を殺して泣いていたのだった。そして、その日のうちにFreedom国では国葬が行われたのである。Freedom国は悲しみ打ち震えたのである。
その報せは、その日のうちに噂が拡がったのである。そして、ギルド本部ではギルドマスターと幹部達が祝杯を挙げたのである。
「わはははは!こんな愉快な事はない!これで、Freedomは失脚しギルドが大陸中で必要な存在となろう!」
「それにしても、ギルドマスター!あのケンジに止めを刺すような武器がよくありましたね」
「ああ!あの武器はギルド秘蔵の武器でその昔ダンジョンから出たものを取って置いたものだ」
ギルドマスターの説明によれば、マジックキラーと呼ばれる物で、魔法使いを倒す事に特化した武器で、ディスペルマジックが付与されている武器であり、刺されると80%の確率で付与されている魔法が消滅される武器と聞かされたのである。
その武器には、もう一つ凶悪なプロパティーがついていて、デスポイズンというものであった。これは刺されたと同時に毒の効果が体中にまわり即効性の毒で、どんなにHPがあっても死に至るものであった。ケンジは、この毒に侵され抵抗できずに死んでしまったのである。
「世の中には、そんな凶悪なマジックアイテムが存在するのですか?」
「ああ!あの武器がギルドに持ち込まれた時は、世の中に出してはいけないと思いギルドに封印したが、こんな風に役に立つとは思わなかったぞ!」
「さすが、ギルドマスターです!先見の目がおありですな!」
そんなギルドの闇が、このガイアースでは普通であるのだ。これから、地獄が始まる事も知らず、呑気に酒を酌み交わすギルド上層部だったのである。
そして、Freedom国は、国王がいなくなりこの国を継ぐ者もいなくなり、この国最大の強みであるケンジの作る商品が無くなった事で、この国から人が離れ始めたのである。
そして、マイはこの国を閉鎖する事にしたのである。そして、民衆には悪いとは思ったが、追放してしまったのである。
そして、マイはギル達を自分の奴隷とし契約をすませるのだった。Freedom国は、大陸一住みやすい国だったのだが、これを境にイズモ大陸で恐怖の国と呼ばれる事となるのである。
マイはこの時、悲しみに打ち震え1ヶ月という長い期間、泣き明かしたというのである。この期間、女神クローティアの声は全く届かなかったのである。
クローティアが、なぜそんなに焦ってマイにコンタクトを取ろうとしていたのか!これから起こる恐怖を止めたかったからである。
地球と違い、ここはガイアースでありマイの負の感情が魔素と結合し、魔王が誕生してしまう事にあったのだ。
その昔、魔王が誕生したのも、種族レベルが高い者が悲しみに打ち震え誕生してしまったのである。
そして、今回はマイだけでなく、ギル達護衛メンバーもまた種族レベルが高い為、クローティアは何とかしてこの状況を止めたかったのである。マイが魔王になってしまえば、イズモ大陸は滅亡してしまう。いや、ガイアース自体が取り返しのつかない事になるだろうと予想できたのである。
そして、頼みの綱であるイチカ達、アンドロイドなのだが、ケンジの教えを忠実に守り頑張っていたのだが、エネルギー源である魔石が、ケンジでないと交換できずに機能が停止してしまったのである。
そして、とうとう恐れていたことが起こり、マイを頭とした7人の魔王が、Freedom国に誕生してしまったのである。
『我が国Freedomは、ギルドに復讐を決行する!悪あがき抵抗なんで
もしてもらって結構である。抵抗する物はFreedomの敵とみなす!
ケンジの恨みを思い知れ!
魔王 マイマール』
このような書簡が、大陸中のギルドに送られたのである。抵抗する者ではなく物と書かれている所に、恐怖が感じられるのである。
人間を物扱いするところに、もう以前のようなマイではないのがわかるのである。
魔王となったマイは、帝国領のギルドを叩き潰してしまったのである。帝国も必死に抵抗したのだが、マードックとオリヴィアの二人に抵抗むなしく、あっという間に帝国の歴史が終わってしまったのである。
そして、次は王国のギルドに攻め込んだのである。王国に住む住民達は、帝国の事もありすぐさま火の国や森の国(地球で言う四国)エルフが治める国に避難したのである。王国に攻め込んだプリムとシスティナは、魔王に進化したとはいえ、歯向かわない人間には何もしなかったが、ギルド関係者には一切の手加減はせず破壊の限りを尽くしたのである。
そして、残ったのはマルシェイム聖教国だけとなったのである。ヒューマンが治める国は、聖教国の関東地区だけとなり、ギルド総本部もこんな事になろうとは思いもしなかったのである。
ケンジを殺したことにより、魔王が誕生し王国・帝国・聖教国の3大国が、一瞬に滅亡してしまったのである。
そして、イズモ大陸は魔王マイマールが勢力を伸ばすというより、ケンジを殺された恨みで、破壊と混沌が渦巻く大陸へと変貌してしまったのである。
そう……ここは、バッドエンドを迎えようとした、ガイアースの序章である。
*-----*-----*-----*-----*-----*
いかがでしたか?エイプリルフールという事で、パラレルワールドの
Freedomを書いてみました。
まあ、こんな世界は嘘なんですが、エイプリルフールということで
許してください(;^ω^)
明日からはまた本編の続きを書いていきたいと思います!
いつもこの小説を読んでくれる読者様には本当に感謝しております。
本当にありがとうございます<m(__)m>
家に運び込まれたケンジの遺体は、布に巻かれ安置されたのであった。町から、情報を得て屋敷に帰って来たギル達は、屋敷の中の状況をみてケンジが本当に亡くなった事がわかったのである。
部屋の奥に白い布で撒かれたケンジの遺体それを取り囲む様に泣き崩れる仲間達がいたのである。
「主……嘘と言ってください‼」
「ギル……」
マイが、ギルの姿を確認して言葉に詰まったのである。日頃、あれだけ沈着冷静なギルが、大声を出して泣き崩れていたからだ。
それも無理はなく、ケンジがこの世界に来たと同時に一緒にいて、お仕いをしていたギルにとってこれほど悲しいことは無かったのである。
ギルは、ケンジと二人きりで飲みにもよく行っていたのである。その時には、ケンジからギルは奴隷じゃなく俺にとって兄貴みたいな存在とまで言われていたのである。
そんな主であり、自分を兄と呼んでくれた優しい弟のような主人が、目の前で動かない亡骸となったのである。
ギルが、ケンジの肉体に抱きつき大声で泣いていた姿を見て、システィナ達も声を殺して泣いていたのだった。そして、その日のうちにFreedom国では国葬が行われたのである。Freedom国は悲しみ打ち震えたのである。
その報せは、その日のうちに噂が拡がったのである。そして、ギルド本部ではギルドマスターと幹部達が祝杯を挙げたのである。
「わはははは!こんな愉快な事はない!これで、Freedomは失脚しギルドが大陸中で必要な存在となろう!」
「それにしても、ギルドマスター!あのケンジに止めを刺すような武器がよくありましたね」
「ああ!あの武器はギルド秘蔵の武器でその昔ダンジョンから出たものを取って置いたものだ」
ギルドマスターの説明によれば、マジックキラーと呼ばれる物で、魔法使いを倒す事に特化した武器で、ディスペルマジックが付与されている武器であり、刺されると80%の確率で付与されている魔法が消滅される武器と聞かされたのである。
その武器には、もう一つ凶悪なプロパティーがついていて、デスポイズンというものであった。これは刺されたと同時に毒の効果が体中にまわり即効性の毒で、どんなにHPがあっても死に至るものであった。ケンジは、この毒に侵され抵抗できずに死んでしまったのである。
「世の中には、そんな凶悪なマジックアイテムが存在するのですか?」
「ああ!あの武器がギルドに持ち込まれた時は、世の中に出してはいけないと思いギルドに封印したが、こんな風に役に立つとは思わなかったぞ!」
「さすが、ギルドマスターです!先見の目がおありですな!」
そんなギルドの闇が、このガイアースでは普通であるのだ。これから、地獄が始まる事も知らず、呑気に酒を酌み交わすギルド上層部だったのである。
そして、Freedom国は、国王がいなくなりこの国を継ぐ者もいなくなり、この国最大の強みであるケンジの作る商品が無くなった事で、この国から人が離れ始めたのである。
そして、マイはこの国を閉鎖する事にしたのである。そして、民衆には悪いとは思ったが、追放してしまったのである。
そして、マイはギル達を自分の奴隷とし契約をすませるのだった。Freedom国は、大陸一住みやすい国だったのだが、これを境にイズモ大陸で恐怖の国と呼ばれる事となるのである。
マイはこの時、悲しみに打ち震え1ヶ月という長い期間、泣き明かしたというのである。この期間、女神クローティアの声は全く届かなかったのである。
クローティアが、なぜそんなに焦ってマイにコンタクトを取ろうとしていたのか!これから起こる恐怖を止めたかったからである。
地球と違い、ここはガイアースでありマイの負の感情が魔素と結合し、魔王が誕生してしまう事にあったのだ。
その昔、魔王が誕生したのも、種族レベルが高い者が悲しみに打ち震え誕生してしまったのである。
そして、今回はマイだけでなく、ギル達護衛メンバーもまた種族レベルが高い為、クローティアは何とかしてこの状況を止めたかったのである。マイが魔王になってしまえば、イズモ大陸は滅亡してしまう。いや、ガイアース自体が取り返しのつかない事になるだろうと予想できたのである。
そして、頼みの綱であるイチカ達、アンドロイドなのだが、ケンジの教えを忠実に守り頑張っていたのだが、エネルギー源である魔石が、ケンジでないと交換できずに機能が停止してしまったのである。
そして、とうとう恐れていたことが起こり、マイを頭とした7人の魔王が、Freedom国に誕生してしまったのである。
『我が国Freedomは、ギルドに復讐を決行する!悪あがき抵抗なんで
もしてもらって結構である。抵抗する物はFreedomの敵とみなす!
ケンジの恨みを思い知れ!
魔王 マイマール』
このような書簡が、大陸中のギルドに送られたのである。抵抗する者ではなく物と書かれている所に、恐怖が感じられるのである。
人間を物扱いするところに、もう以前のようなマイではないのがわかるのである。
魔王となったマイは、帝国領のギルドを叩き潰してしまったのである。帝国も必死に抵抗したのだが、マードックとオリヴィアの二人に抵抗むなしく、あっという間に帝国の歴史が終わってしまったのである。
そして、次は王国のギルドに攻め込んだのである。王国に住む住民達は、帝国の事もありすぐさま火の国や森の国(地球で言う四国)エルフが治める国に避難したのである。王国に攻め込んだプリムとシスティナは、魔王に進化したとはいえ、歯向かわない人間には何もしなかったが、ギルド関係者には一切の手加減はせず破壊の限りを尽くしたのである。
そして、残ったのはマルシェイム聖教国だけとなったのである。ヒューマンが治める国は、聖教国の関東地区だけとなり、ギルド総本部もこんな事になろうとは思いもしなかったのである。
ケンジを殺したことにより、魔王が誕生し王国・帝国・聖教国の3大国が、一瞬に滅亡してしまったのである。
そして、イズモ大陸は魔王マイマールが勢力を伸ばすというより、ケンジを殺された恨みで、破壊と混沌が渦巻く大陸へと変貌してしまったのである。
そう……ここは、バッドエンドを迎えようとした、ガイアースの序章である。
*-----*-----*-----*-----*-----*
いかがでしたか?エイプリルフールという事で、パラレルワールドの
Freedomを書いてみました。
まあ、こんな世界は嘘なんですが、エイプリルフールということで
許してください(;^ω^)
明日からはまた本編の続きを書いていきたいと思います!
いつもこの小説を読んでくれる読者様には本当に感謝しております。
本当にありがとうございます<m(__)m>
0
お気に入りに追加
2,454
あなたにおすすめの小説
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~
白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。
日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。
ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。
目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ!
大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ!
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。
【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる