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第9章 Freedom国の発展!
76話 パよりラ
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ケンジは、今後ギルドに関して傍観すると決め、ギルドがどのように出てくるかによって対応を変えようと思ったのである。それまでは、錬金術のスキルを頑張ろうと思ったのだ。
「ご主人様……今日から、もう錬金術を再開するのですか?」
ケンジが、昨日の今日でまたすぐに仕事にかかることに、ケンジの体の事を心配して、ダリアが声をかけてきたのである。
「昨日久しぶりに、マイと食事に行き、リフレッシュできたからな」
「だけど、ご主人様は殺されかけたのですよ?もうちょっと休んだ方が良いのでは……」
「昨日も言ったように無傷だよ。それに俺があんな不意打ちに傷一つつけられないよ」
「でも、襲われた事には変わりないんでしょ?」
「まあ、それはそうだが……俺を殺そうとするならまず、アンチマジックシェルという魔法で、魔法効果を封じてからじゃないと傷一つつけれないよ」
「その、魔法がどういう物かは知りませんが、やっぱりわたし達は心配ですよ」
「心配をしてくれるのは嬉しいけど、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!」
「なんですか?それは!」
「まあ、分からないならいいよ。お前達の気持ちはわかっているつもりだよ。ありがとな!」
ケンジはダリアにそういって、錬金工房で今日ゴッドオーダーで出した受注書の、ポーションを製作し始めたのである。
ダリアは、ケンジのなぞかけのような言葉が気になり、セバス達に聞いて回るのだった。そして、今日一日そのことが頭に残り仕事に集中出来なかったのである。
一方、ケンジは一日かかって、1400本近いポーションを製作したのである。これは14枚ものの、受注書の商品を製作したのである。
そして、これが思わなかった事になるのである。ゴッドオーダーから凄い商品がでるのである。
※①【パワースクロール錬金術200】※②【錬金術のバッチ】※③【錬金の書】※④【魔道錬成盤】後の、アイテムはいつも通りの普通のアイテムであった。
「やったぁ~~~~~!」
「ご主人様!どうかしたのですか?」
ケンジの大声に、セバス達がとんできたのである。そして、ケンジは笑顔で錬金術200を見せたのである。
「セバス見てくれ!やっと出たんだよ!」
「本当ですか⁉それはようございましたね」
「ああ……これで、ツバキ達の喜ぶ顔が見れるかもしれないな!」
「でも、本当にキキョウは、生き返ることが出来るのでしょうか?」
「今まで、黙っていたが多分大丈夫だろ!実はなヒールポーションを極めて行くと、錬金術スキルの蘭に???と出ているんだよ。これは、130.01と150.01と180.50と200.00の位置で、ここまでスキルを伸ばせば、新しいポーションが作れるんだよ!」
「本当ですか?」
「俺の予想だが、多分200.00まで伸ばせば、蘇生ポーションが作れると思うんだよ」
「それは、世紀の大発見ですね!」
「多分大丈夫だ!」
「それにしても、今回はまた色んなものが出ましたね?」
「本当に不思議だよな……今まで、こんな大量に出た事なかったものな」
「これもご主人様の努力を、女神様が見ていてくれたおかげですよね」
「それがだな、ティアさんが言うには、このアイテムに関しては、本当にランダムで運なんだそうだ!」
「そうなのですか?じゃあ、ご主人様の努力が実ったってことですね」
「あ!そっか!」
ケンジは、何かに気づきセバスを置いて、裁縫工房に急いで向かったのである。
「エレナ!いるか?」
ケンジは、嬉しさのあまり大声でエレナの名前を呼び、裁縫工房の扉を勢いよく開けたのだった。
「キャッ!はい!ここにいますよ。どうかしたのですか?」
「エレナ、これを見てくれ!錬金術のパワースクロールが出たんだよ!」
「本当ですか!それは良かったですね」
「ああ!お前のおかげだ!本当にありがとう!」
そう言って、ケンジはエレナに抱きついたのである。それにびっくりしたエレナは、アタフタして顔がトマトの様に真っ赤になったのである。
「ちょ、ちょっとご主人様!」
「あぁ~~~~~!工房長とご主人様が!」
「なっ⁉」
「エレナさんばっかりするい!」
裁縫工房内は、ケンジがエレナに抱きついたことにより騒然となったのである。
「ちょっと!ご主人様……」
「あ!ごめん……嬉しくてつい……」
「何でわたしのおかげなのですか?錬金術は、わたしには何もできないですよ」
「いや……俺は今まで、がむしゃらにゴッドオーダーをやってパワースクロールを出す事ばかりしていたが、エレナに貰ったこの服のおかげでパワースクロールが出たんだよ」
「えっ⁉その服のおかげでですか?」
「ああ、マジカル効果で幸運値+100がついているだろ?これしか出た要因が思いつかない!」
それを聞き、エレナはなぜか瞳に涙を溜めたのだった。
「なんで泣くんだよ!俺は感謝しているんだぞ?」
「いえ……わたしも嬉しいのです。ご主人様はキキョウの為に、10ヶ月近い時間無理をしていて、やっと報われた事が嬉しいのです。そして、そのことでわたし達裁縫工房の、仲間達が役に立てた事が本当に嬉しいのです」
「そ、そっか!本当にありがとな!みんなも本当にありがとう」
ケンジの感謝の言葉に、裁縫工房で働いていた者、全員が涙したのだった。
「ツバキ!もうちょっと待っていてくれよ!これからはスキルを伸ばして、キキョウを蘇生できるポーションを作って見せるからな」
「ご主人様、ありがとうございます!ですが、無理はしないでくださいね」
「ああ!任せろ!」
そういってケンジは、裁縫工房から出ていくのだった。ケンジが出て行った後、エレナは他の者達からケンジに抱きしめられた事を、責められたのは言うまでもなかったのだが……
そして、その日の夕飯時にダリアは昼間のケンジの言葉が気になってしょうがなかった事を、改めて聞き直したのである。
「ご主人様、ちょっとよろしいですか?」
「ん?どうかしたのか?」
「昼間、わたしに言った言葉が気になってて……あれってどういう意味ですか?」
「んっ?俺何か言ったか?」
「他のみんなにも聞いたんだけど、全然わからなくて……」
「そうですよ!あたしもダリアから聞いたんだけど、全然意味がわからないですよ!」
「だよな!あれでは何が言いたいのか……」
ダリアの言葉に、システィナやマードック、セバスまでケンジに答えを求めてきたのだ。
「だから何の事だよ!」
「ご主人様はわたしに、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!とおっしゃったではないですか」
「俺達も、それを相談されたんだが、全然わからなくてよ!」
ケンジは、ダリアたちの言葉に笑いながら呆れた様子だった。
「ぷっ!お前達そんなことを、一日悩んでたのかよ?」
「ご主人様!笑い事じゃありません!わたしあんな風に言われて、不安になっちゃったんですからね」
「あ~悪い悪い!ちょっと愚痴っただけだよ。そんな気にする事じゃないよ」
「気にするなって!」
「お前達は、俺の事になると心配しすぎなんだ!まあ、ありがたい事ではあるんだけどな……」
「それは当たり前ですよ!心配しすぎて何が悪いんですか?」
「いやな……そんな心配したら疲れるだろ?もっと俺を信頼してくれてもいいと思ってな!なら、気づかれもしないだろ?そう思ってちょっと愚痴っただけだよ……」
「はっ?」
「はっ?ってなんだよ。ちゃんと教えただろ?」
「「「「「全然わからないんですけど!」」」」」
ケンジの言葉にダリア達はピンときてなくて、目が点になっていたのだった。だが、その言葉の意味が気づいた人間もいて、マードック達を見ていたのだった。
「だから、俺としては『パ』をしてくれるより『ラ』をしてほしいけどな!と言ったんだが、お前達はまだわからないのか?気づいている人間もいるみたいだぞ」
「「「「「……」」」」」
ケンジは、その様子を見てしょうがないとばかりに答えを教えるのだった。
「俺は、心配(しん『パ』い)じゃなく、信頼(しん『ラ』い)の方が嬉しいんだけどな!と言っただけだよ」
ケンジが、そう言った時ようやく、みんなわかったらしく大きな声を出すのだった。
「主!そういう事はちゃんと言ってくれよ!」
「何言ってんだよ……俺はいつもお前達に言っているぞ?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「だな!マードック、主殿はワシらにいつも言っているよ!」
「えっ?シェムいきなりなんだよ!」
「マードックよ!お主は主殿とここにいる者より、長い時間を過ごしておるから、何気ない主殿の言葉を聞き逃しているんじゃよ。主殿はいつも、お前達はチームだといって、仲間を信頼し合ったらいいんだと口を酸っぱく言っておるじゃないか!」
「あっ……」
「じゃから、主殿はダリアに自分もチームの一員であり、心配ばかりじゃなく信頼せよと言ったんじゃよ!」
さすが、シェムだ!と言わんばかりにケンジは満足げにうなずいたのだった。シェムやダンギ、ユリアなど人生経験が豊富な人間達は、分かっていたようで、なんかドヤ顔をしていたのがちょっと気になったが、そこはケンジは黙っていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*-----*
今回の話は少し違い、小休憩のような感じになりました。
次回から、ケンジ達は出てこず、ギルドがどうなるか?
そう言ったところを書いていきたいです(^^♪
ギルドは本当にもう崩壊しているのか?それとも……
この話で出てきたアイテム一覧
※①【パワースクロール錬金術200】
使う事で、錬金術のスキルの上限が200.00になり、称号がゴッズに
なる。
※②【錬金術のバッチ】
装備することで錬金術のスキルが+20.00される。
※③【錬金の書】
色んな錬金術のレシピが載っており、その通りに作ると最高の効果が
得られるポーションなどが製作可能。
※④【魔道錬成盤】
ポーションを作る時や錬成する時、この錬成盤を使う事で失敗確率が
減る。成功確率が50%増える魔道具。
「ご主人様……今日から、もう錬金術を再開するのですか?」
ケンジが、昨日の今日でまたすぐに仕事にかかることに、ケンジの体の事を心配して、ダリアが声をかけてきたのである。
「昨日久しぶりに、マイと食事に行き、リフレッシュできたからな」
「だけど、ご主人様は殺されかけたのですよ?もうちょっと休んだ方が良いのでは……」
「昨日も言ったように無傷だよ。それに俺があんな不意打ちに傷一つつけられないよ」
「でも、襲われた事には変わりないんでしょ?」
「まあ、それはそうだが……俺を殺そうとするならまず、アンチマジックシェルという魔法で、魔法効果を封じてからじゃないと傷一つつけれないよ」
「その、魔法がどういう物かは知りませんが、やっぱりわたし達は心配ですよ」
「心配をしてくれるのは嬉しいけど、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!」
「なんですか?それは!」
「まあ、分からないならいいよ。お前達の気持ちはわかっているつもりだよ。ありがとな!」
ケンジはダリアにそういって、錬金工房で今日ゴッドオーダーで出した受注書の、ポーションを製作し始めたのである。
ダリアは、ケンジのなぞかけのような言葉が気になり、セバス達に聞いて回るのだった。そして、今日一日そのことが頭に残り仕事に集中出来なかったのである。
一方、ケンジは一日かかって、1400本近いポーションを製作したのである。これは14枚ものの、受注書の商品を製作したのである。
そして、これが思わなかった事になるのである。ゴッドオーダーから凄い商品がでるのである。
※①【パワースクロール錬金術200】※②【錬金術のバッチ】※③【錬金の書】※④【魔道錬成盤】後の、アイテムはいつも通りの普通のアイテムであった。
「やったぁ~~~~~!」
「ご主人様!どうかしたのですか?」
ケンジの大声に、セバス達がとんできたのである。そして、ケンジは笑顔で錬金術200を見せたのである。
「セバス見てくれ!やっと出たんだよ!」
「本当ですか⁉それはようございましたね」
「ああ……これで、ツバキ達の喜ぶ顔が見れるかもしれないな!」
「でも、本当にキキョウは、生き返ることが出来るのでしょうか?」
「今まで、黙っていたが多分大丈夫だろ!実はなヒールポーションを極めて行くと、錬金術スキルの蘭に???と出ているんだよ。これは、130.01と150.01と180.50と200.00の位置で、ここまでスキルを伸ばせば、新しいポーションが作れるんだよ!」
「本当ですか?」
「俺の予想だが、多分200.00まで伸ばせば、蘇生ポーションが作れると思うんだよ」
「それは、世紀の大発見ですね!」
「多分大丈夫だ!」
「それにしても、今回はまた色んなものが出ましたね?」
「本当に不思議だよな……今まで、こんな大量に出た事なかったものな」
「これもご主人様の努力を、女神様が見ていてくれたおかげですよね」
「それがだな、ティアさんが言うには、このアイテムに関しては、本当にランダムで運なんだそうだ!」
「そうなのですか?じゃあ、ご主人様の努力が実ったってことですね」
「あ!そっか!」
ケンジは、何かに気づきセバスを置いて、裁縫工房に急いで向かったのである。
「エレナ!いるか?」
ケンジは、嬉しさのあまり大声でエレナの名前を呼び、裁縫工房の扉を勢いよく開けたのだった。
「キャッ!はい!ここにいますよ。どうかしたのですか?」
「エレナ、これを見てくれ!錬金術のパワースクロールが出たんだよ!」
「本当ですか!それは良かったですね」
「ああ!お前のおかげだ!本当にありがとう!」
そう言って、ケンジはエレナに抱きついたのである。それにびっくりしたエレナは、アタフタして顔がトマトの様に真っ赤になったのである。
「ちょ、ちょっとご主人様!」
「あぁ~~~~~!工房長とご主人様が!」
「なっ⁉」
「エレナさんばっかりするい!」
裁縫工房内は、ケンジがエレナに抱きついたことにより騒然となったのである。
「ちょっと!ご主人様……」
「あ!ごめん……嬉しくてつい……」
「何でわたしのおかげなのですか?錬金術は、わたしには何もできないですよ」
「いや……俺は今まで、がむしゃらにゴッドオーダーをやってパワースクロールを出す事ばかりしていたが、エレナに貰ったこの服のおかげでパワースクロールが出たんだよ」
「えっ⁉その服のおかげでですか?」
「ああ、マジカル効果で幸運値+100がついているだろ?これしか出た要因が思いつかない!」
それを聞き、エレナはなぜか瞳に涙を溜めたのだった。
「なんで泣くんだよ!俺は感謝しているんだぞ?」
「いえ……わたしも嬉しいのです。ご主人様はキキョウの為に、10ヶ月近い時間無理をしていて、やっと報われた事が嬉しいのです。そして、そのことでわたし達裁縫工房の、仲間達が役に立てた事が本当に嬉しいのです」
「そ、そっか!本当にありがとな!みんなも本当にありがとう」
ケンジの感謝の言葉に、裁縫工房で働いていた者、全員が涙したのだった。
「ツバキ!もうちょっと待っていてくれよ!これからはスキルを伸ばして、キキョウを蘇生できるポーションを作って見せるからな」
「ご主人様、ありがとうございます!ですが、無理はしないでくださいね」
「ああ!任せろ!」
そういってケンジは、裁縫工房から出ていくのだった。ケンジが出て行った後、エレナは他の者達からケンジに抱きしめられた事を、責められたのは言うまでもなかったのだが……
そして、その日の夕飯時にダリアは昼間のケンジの言葉が気になってしょうがなかった事を、改めて聞き直したのである。
「ご主人様、ちょっとよろしいですか?」
「ん?どうかしたのか?」
「昼間、わたしに言った言葉が気になってて……あれってどういう意味ですか?」
「んっ?俺何か言ったか?」
「他のみんなにも聞いたんだけど、全然わからなくて……」
「そうですよ!あたしもダリアから聞いたんだけど、全然意味がわからないですよ!」
「だよな!あれでは何が言いたいのか……」
ダリアの言葉に、システィナやマードック、セバスまでケンジに答えを求めてきたのだ。
「だから何の事だよ!」
「ご主人様はわたしに、俺としては『パ』をしてくれるより、『ラ』をしてほしいけどな!とおっしゃったではないですか」
「俺達も、それを相談されたんだが、全然わからなくてよ!」
ケンジは、ダリアたちの言葉に笑いながら呆れた様子だった。
「ぷっ!お前達そんなことを、一日悩んでたのかよ?」
「ご主人様!笑い事じゃありません!わたしあんな風に言われて、不安になっちゃったんですからね」
「あ~悪い悪い!ちょっと愚痴っただけだよ。そんな気にする事じゃないよ」
「気にするなって!」
「お前達は、俺の事になると心配しすぎなんだ!まあ、ありがたい事ではあるんだけどな……」
「それは当たり前ですよ!心配しすぎて何が悪いんですか?」
「いやな……そんな心配したら疲れるだろ?もっと俺を信頼してくれてもいいと思ってな!なら、気づかれもしないだろ?そう思ってちょっと愚痴っただけだよ……」
「はっ?」
「はっ?ってなんだよ。ちゃんと教えただろ?」
「「「「「全然わからないんですけど!」」」」」
ケンジの言葉にダリア達はピンときてなくて、目が点になっていたのだった。だが、その言葉の意味が気づいた人間もいて、マードック達を見ていたのだった。
「だから、俺としては『パ』をしてくれるより『ラ』をしてほしいけどな!と言ったんだが、お前達はまだわからないのか?気づいている人間もいるみたいだぞ」
「「「「「……」」」」」
ケンジは、その様子を見てしょうがないとばかりに答えを教えるのだった。
「俺は、心配(しん『パ』い)じゃなく、信頼(しん『ラ』い)の方が嬉しいんだけどな!と言っただけだよ」
ケンジが、そう言った時ようやく、みんなわかったらしく大きな声を出すのだった。
「主!そういう事はちゃんと言ってくれよ!」
「何言ってんだよ……俺はいつもお前達に言っているぞ?」
「「「「「えっ⁉」」」」」
「だな!マードック、主殿はワシらにいつも言っているよ!」
「えっ?シェムいきなりなんだよ!」
「マードックよ!お主は主殿とここにいる者より、長い時間を過ごしておるから、何気ない主殿の言葉を聞き逃しているんじゃよ。主殿はいつも、お前達はチームだといって、仲間を信頼し合ったらいいんだと口を酸っぱく言っておるじゃないか!」
「あっ……」
「じゃから、主殿はダリアに自分もチームの一員であり、心配ばかりじゃなく信頼せよと言ったんじゃよ!」
さすが、シェムだ!と言わんばかりにケンジは満足げにうなずいたのだった。シェムやダンギ、ユリアなど人生経験が豊富な人間達は、分かっていたようで、なんかドヤ顔をしていたのがちょっと気になったが、そこはケンジは黙っていたのだった。
*-----*-----*-----*-----*-----*
今回の話は少し違い、小休憩のような感じになりました。
次回から、ケンジ達は出てこず、ギルドがどうなるか?
そう言ったところを書いていきたいです(^^♪
ギルドは本当にもう崩壊しているのか?それとも……
この話で出てきたアイテム一覧
※①【パワースクロール錬金術200】
使う事で、錬金術のスキルの上限が200.00になり、称号がゴッズに
なる。
※②【錬金術のバッチ】
装備することで錬金術のスキルが+20.00される。
※③【錬金の書】
色んな錬金術のレシピが載っており、その通りに作ると最高の効果が
得られるポーションなどが製作可能。
※④【魔道錬成盤】
ポーションを作る時や錬成する時、この錬成盤を使う事で失敗確率が
減る。成功確率が50%増える魔道具。
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