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第9章 Freedom国の発展!
71話 ギルドの敗北
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ギルドが、教会本部に乗り込みFreedomが聖教国に進出してきた事に、聖女達に食って掛かったのである。
「どういう事なんだ!Freedomが支店を開いたぞ」
「えーっと……Freedomが、この聖教国に支店を構えたと言う事ですか?司教その報告は受けていますか?」
「いえ……そんな報告は受けていません!」
「だ、そうです!我々聖教国は、確かにFreedomの進出を断りました」
「だったらなぜ!Freedom支店が開いているのだ!」
「そんな事、私達に聞かれてもわかりません!本当に城壁内に店がオープンしたのですか?」
「何を言っておる……城壁外だ!正面門から200mほど離れた街道沿いに2日ほど前から白い建物があったであろう!そこがFreedomの店だ!」
「貴方こそ何を言っておられるのか?だったら、私達の管理外の場所ではないですか!私達には関係のない事ではありませんか!」
「あっ……」
「あっじゃありませんよ!私達、聖教国はFreedomの進出は確かにお断りしました」
「じゃあ、なんで支店が開店しているのですか?」
「そんなのは知りません!Freedomが、勝手に進出してきたのではないのですか?」
「ま、まさか……」
「それより、ギルドの魔道具の開発はどうなっているのですか?最近では、冒険者の依頼受注が減ってきて、聖職者の負担が増えているのです!私達からしたら、ギルドの方が約束を違えている状況に、文句を言いたいくらいなのですよ!」
「そんな簡単に、魔道具の開発は早くできないのです!無茶を言わんでくれ!」
「そんな事はわかっています!私が言いたいのは、本当に今の状況を何とかしたいと言う事なのです!」
「それは……」
「私達が催促しに、ギルドに乗り込んだ事がありましたか?」
「い、いえ……」
「私達は私達が出来る事を、最優先で頑張ってきたはずです!なのに、貴方達は依頼を放ったらかしにして、自分達の立場が分かっているのですか?」
「……」
「何か言いたいことがあるのですか?」
「今は、そのような事ではなくFreedomが進出……」
「おだまりなさい!それは私達、マルシェイム聖教国とは関係ないと言ったはずです!」
「それはあまりに横暴です!」
「横暴とはどういう事ですか?マルシェイム聖教国は断ったのです!それ以上、何が出来ると言うのですか?」
「それは聖教国側から警告を……」
「それは、ここマルルドの町の城壁内の敷地に、Freedomの店がある場合ならできましょうが、先ほど貴方は城壁の外に建っていると言いましたよね?」
「は、はい……」
「だったら、私達がなにも手出しできないではありませんか!」
「ですが、聖教国は進出しない様に断ったと私達に約束を!」
「確かに、私達はあなた達の我儘を聞き、Freedomの進出を断りましたよ。だけど、Freedomが勝手に進出してきただけではありませんか!これ以上どうせよと言うのですか?王国領でも、城壁外の場所に建設し手出しできないと報告を受けていますよ?」
「そ、それは……」
「それにこんな事は言いたくありませんが、ギルドの方こそ約束が違うのではありませんか?」
「……」
「Freedomの進出を断る代わりに、出した条件は何もしてくれないではありませんか!魔道具の開発は完成の目処もたたず、聖属性の適性のある冒険者は汚水貯水場所の依頼は受けてくれず、他の冒険者も又、汚水掃除の依頼も面倒くさいといい、なかなか受けてくれないではありませんか?そして、その状況をギルドは見て見ぬふりをして放置している事もわかっているのですよ」
「それは、聖教国が資金調達の援助を……」
「何を言っているのですか!その魔道具は、ギルドが責任もってやるのが筋という物ではありませんか!出すにしてもまだ完成の目途が立っているのならまだしも、その企画書ですら見せてもくれないではありませんか!」
「わかりました!そこまで、私達ギルドを愚弄すると言うのなら……いいのですか?」
「何が言いたいのですか?」
聖女達は、ギルドが何を言い出すのかわかっていて、あえて聞き返すのだった。これこそが、ケンジの計画していた事である。
「そんな態度に出られては私達ギルドは、聖教国から出て行き町の結界の仕事はやりません!」
「それはやってもらわなければなりません!」
「なぜですか!貴方達は、Freedomの進出を容認するのですよ!約束が違うではありませんか!」
「いえ……もうその条件とは別にギルドとは契約があります!お忘れですか?」
「そんな契約した覚えはない!でたらめを言う出ないわ!」
「何を言っているのですか!貴方達は向こう5年間15%減額で、聖教国領にある町の結界システムをやると言い、契約書にサインしたではありませんか!」
「なっ!それは減額と言う……」
「つまり、向こう5年間は、この値段で町の結界の仕事を請け負うと言う事です!」
「そんなバカな‼」
「馬鹿はそちらです!いいですか?もう、Freedomの進出がどうこう言う問題ではなく、聖教国とギルドの契約は成り立っているのですよ」
「そんな契約無効だ!我々はそういうつもりではなく……」
「ですが、もう契約は済ませました。もう2か月も前にね!」
「そんなのは無効だ!我々が聖教国を出てしまえば、結界ステムを稼働できる人間はいなくなるんだ!」
「もし、契約を違えるなら聖教国は、ギルドを詐欺の容疑で訴えますよ!そして、向こう5年間の結界の費用と迷惑料、その他にギルドが依頼を受けそれを放置した損害賠償請求いたします!」
「なっ!そんなむちゃくちゃが通る訳!」
「それが嫌なら、ちゃんと仕事をしてください‼」
「いいのか……そんな事を言って!」
「まだ、何かあるのですか?」
「我々が大人しく5年間結界を稼働し続けて、5年経ったら聖教国と断交すると考えないのか?そうなれば、町の結界はどうなる?」
「だから何を言っているのですか?ちゃんと契約書は見ないといけないですよ?」
「何を言っておる!向こう5年間であろう!だったら!」
「向こう5年間は15%の減額で聖教国領町の結界を請け負い、6年目から従来の値段に戻るとすると書いてあるではないですか?」
「なっ!」
「つまり6年目以降もちゃんと、町の結界システムを稼働すると成っているではありませんか?」
「ば、馬鹿な……」
「いいですか?貴方達、ギルド本部は聖教国から去る事は出来ても、町の結界は守ってもらわないと困ります!」
これこそが、ケンジが聖教国に与えたアドバイスであり、聖教国を救う事だったのである。これでギルドは好き勝手出来ない事となり、Freedomが進出してきても、聖教国に強く出るカードがなくなってしまったのである。
もしギルドが約束を違えたとしても、ケンジがインゴットを用意すれば結界魔道具は作動可能であり、聖女達は心に余裕ができ、ギルドにマウントを取りながら交渉を進めることが出来たのである。
「このままでは、ギルドが本当に潰れてしまうのだぞ!そうなれば、聖教国とて望むところではないだろ?ギルドがつぶれたら、結界も稼働できなくなるんだぞ。だから頼む!」
「今度は泣き落としですか?そうならない様に、貴方達が努力すれば良いだけの話です!貴方達ギルドは、そうやって人のせいにしますが、日頃努力をしていないから、新しい事を生み出せないのではありませんか?」
「何を言っておる!私達ギルドは町に絶対必要なのだ!」
「えぇ!その通りです!必要だからこそ、私も我慢して貴方達の要求を飲んだのです!だけど、結果はどうだったのですか?魔道具の開発は全然進まず、かといってFランクの依頼は安くて汚いと言う理由で放ったらかし、そんなギルドの態度に、平民達は我慢ならずFreedomの商品を求めているのではないのですか?」
「うぐっ……」
「もし、Freedomが邪魔とおっしゃるなら、ギルドが何とかしてください‼」
「何でギルドが!」
「私達、聖教国には何ともできないからです!それにここで聖教国が、Freedomに何かしても平民からの反感を買い暴動が起きます!それは聖教国の思うところではありません!」
「……」
聖教国と、ギルド本部のにらみ合いが続くが、ギルドとしてはもう何もできないのが口惜しかったのである。聖教国も、ギルドが結界の事で圧力をかけることが出来ないのがわかっているので、一歩も引かなかったのである。
「話が無いのなら、終わりでよろしいですか?」
「むぐぐぐぐ!」
「私も忙しいのです!ギルドがつぶれない様に頑張ってください‼」
ギルドマスターは何も言い返すことが出来ず、その場に腰から砕け落ち膝をついたのであった。
そして、ギルドマスターのホーメインは、幹部連中に抱きかかえられるように教会本部を後にしたのだった。
「どういう事なんだ!Freedomが支店を開いたぞ」
「えーっと……Freedomが、この聖教国に支店を構えたと言う事ですか?司教その報告は受けていますか?」
「いえ……そんな報告は受けていません!」
「だ、そうです!我々聖教国は、確かにFreedomの進出を断りました」
「だったらなぜ!Freedom支店が開いているのだ!」
「そんな事、私達に聞かれてもわかりません!本当に城壁内に店がオープンしたのですか?」
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「貴方こそ何を言っておられるのか?だったら、私達の管理外の場所ではないですか!私達には関係のない事ではありませんか!」
「あっ……」
「あっじゃありませんよ!私達、聖教国はFreedomの進出は確かにお断りしました」
「じゃあ、なんで支店が開店しているのですか?」
「そんなのは知りません!Freedomが、勝手に進出してきたのではないのですか?」
「ま、まさか……」
「それより、ギルドの魔道具の開発はどうなっているのですか?最近では、冒険者の依頼受注が減ってきて、聖職者の負担が増えているのです!私達からしたら、ギルドの方が約束を違えている状況に、文句を言いたいくらいなのですよ!」
「そんな簡単に、魔道具の開発は早くできないのです!無茶を言わんでくれ!」
「そんな事はわかっています!私が言いたいのは、本当に今の状況を何とかしたいと言う事なのです!」
「それは……」
「私達が催促しに、ギルドに乗り込んだ事がありましたか?」
「い、いえ……」
「私達は私達が出来る事を、最優先で頑張ってきたはずです!なのに、貴方達は依頼を放ったらかしにして、自分達の立場が分かっているのですか?」
「……」
「何か言いたいことがあるのですか?」
「今は、そのような事ではなくFreedomが進出……」
「おだまりなさい!それは私達、マルシェイム聖教国とは関係ないと言ったはずです!」
「それはあまりに横暴です!」
「横暴とはどういう事ですか?マルシェイム聖教国は断ったのです!それ以上、何が出来ると言うのですか?」
「それは聖教国側から警告を……」
「それは、ここマルルドの町の城壁内の敷地に、Freedomの店がある場合ならできましょうが、先ほど貴方は城壁の外に建っていると言いましたよね?」
「は、はい……」
「だったら、私達がなにも手出しできないではありませんか!」
「ですが、聖教国は進出しない様に断ったと私達に約束を!」
「確かに、私達はあなた達の我儘を聞き、Freedomの進出を断りましたよ。だけど、Freedomが勝手に進出してきただけではありませんか!これ以上どうせよと言うのですか?王国領でも、城壁外の場所に建設し手出しできないと報告を受けていますよ?」
「そ、それは……」
「それにこんな事は言いたくありませんが、ギルドの方こそ約束が違うのではありませんか?」
「……」
「Freedomの進出を断る代わりに、出した条件は何もしてくれないではありませんか!魔道具の開発は完成の目処もたたず、聖属性の適性のある冒険者は汚水貯水場所の依頼は受けてくれず、他の冒険者も又、汚水掃除の依頼も面倒くさいといい、なかなか受けてくれないではありませんか?そして、その状況をギルドは見て見ぬふりをして放置している事もわかっているのですよ」
「それは、聖教国が資金調達の援助を……」
「何を言っているのですか!その魔道具は、ギルドが責任もってやるのが筋という物ではありませんか!出すにしてもまだ完成の目途が立っているのならまだしも、その企画書ですら見せてもくれないではありませんか!」
「わかりました!そこまで、私達ギルドを愚弄すると言うのなら……いいのですか?」
「何が言いたいのですか?」
聖女達は、ギルドが何を言い出すのかわかっていて、あえて聞き返すのだった。これこそが、ケンジの計画していた事である。
「そんな態度に出られては私達ギルドは、聖教国から出て行き町の結界の仕事はやりません!」
「それはやってもらわなければなりません!」
「なぜですか!貴方達は、Freedomの進出を容認するのですよ!約束が違うではありませんか!」
「いえ……もうその条件とは別にギルドとは契約があります!お忘れですか?」
「そんな契約した覚えはない!でたらめを言う出ないわ!」
「何を言っているのですか!貴方達は向こう5年間15%減額で、聖教国領にある町の結界システムをやると言い、契約書にサインしたではありませんか!」
「なっ!それは減額と言う……」
「つまり、向こう5年間は、この値段で町の結界の仕事を請け負うと言う事です!」
「そんなバカな‼」
「馬鹿はそちらです!いいですか?もう、Freedomの進出がどうこう言う問題ではなく、聖教国とギルドの契約は成り立っているのですよ」
「そんな契約無効だ!我々はそういうつもりではなく……」
「ですが、もう契約は済ませました。もう2か月も前にね!」
「そんなのは無効だ!我々が聖教国を出てしまえば、結界ステムを稼働できる人間はいなくなるんだ!」
「もし、契約を違えるなら聖教国は、ギルドを詐欺の容疑で訴えますよ!そして、向こう5年間の結界の費用と迷惑料、その他にギルドが依頼を受けそれを放置した損害賠償請求いたします!」
「なっ!そんなむちゃくちゃが通る訳!」
「それが嫌なら、ちゃんと仕事をしてください‼」
「いいのか……そんな事を言って!」
「まだ、何かあるのですか?」
「我々が大人しく5年間結界を稼働し続けて、5年経ったら聖教国と断交すると考えないのか?そうなれば、町の結界はどうなる?」
「だから何を言っているのですか?ちゃんと契約書は見ないといけないですよ?」
「何を言っておる!向こう5年間であろう!だったら!」
「向こう5年間は15%の減額で聖教国領町の結界を請け負い、6年目から従来の値段に戻るとすると書いてあるではないですか?」
「なっ!」
「つまり6年目以降もちゃんと、町の結界システムを稼働すると成っているではありませんか?」
「ば、馬鹿な……」
「いいですか?貴方達、ギルド本部は聖教国から去る事は出来ても、町の結界は守ってもらわないと困ります!」
これこそが、ケンジが聖教国に与えたアドバイスであり、聖教国を救う事だったのである。これでギルドは好き勝手出来ない事となり、Freedomが進出してきても、聖教国に強く出るカードがなくなってしまったのである。
もしギルドが約束を違えたとしても、ケンジがインゴットを用意すれば結界魔道具は作動可能であり、聖女達は心に余裕ができ、ギルドにマウントを取りながら交渉を進めることが出来たのである。
「このままでは、ギルドが本当に潰れてしまうのだぞ!そうなれば、聖教国とて望むところではないだろ?ギルドがつぶれたら、結界も稼働できなくなるんだぞ。だから頼む!」
「今度は泣き落としですか?そうならない様に、貴方達が努力すれば良いだけの話です!貴方達ギルドは、そうやって人のせいにしますが、日頃努力をしていないから、新しい事を生み出せないのではありませんか?」
「何を言っておる!私達ギルドは町に絶対必要なのだ!」
「えぇ!その通りです!必要だからこそ、私も我慢して貴方達の要求を飲んだのです!だけど、結果はどうだったのですか?魔道具の開発は全然進まず、かといってFランクの依頼は安くて汚いと言う理由で放ったらかし、そんなギルドの態度に、平民達は我慢ならずFreedomの商品を求めているのではないのですか?」
「うぐっ……」
「もし、Freedomが邪魔とおっしゃるなら、ギルドが何とかしてください‼」
「何でギルドが!」
「私達、聖教国には何ともできないからです!それにここで聖教国が、Freedomに何かしても平民からの反感を買い暴動が起きます!それは聖教国の思うところではありません!」
「……」
聖教国と、ギルド本部のにらみ合いが続くが、ギルドとしてはもう何もできないのが口惜しかったのである。聖教国も、ギルドが結界の事で圧力をかけることが出来ないのがわかっているので、一歩も引かなかったのである。
「話が無いのなら、終わりでよろしいですか?」
「むぐぐぐぐ!」
「私も忙しいのです!ギルドがつぶれない様に頑張ってください‼」
ギルドマスターは何も言い返すことが出来ず、その場に腰から砕け落ち膝をついたのであった。
そして、ギルドマスターのホーメインは、幹部連中に抱きかかえられるように教会本部を後にしたのだった。
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