283 / 619
第7章 超級ダンジョン攻略!
46話 安心
しおりを挟む
その日の、晩の食事は何とも味気なく、いつもは賑わいの中美味しく食べている食事なのに、全然美味しく感じられなかったのだった。
その為、食事が終わると、いつもなら座談会のようにしばらくは楽しい夜のひと時が勝手に始まるのだが、その日はそのまま自然に消滅し、ケンジもまた食事がすみ部屋へと戻るのだった。
コンコンコンと、ケンジの部屋の扉が3回ノックされ、ケンジは読書をしていたが、読むのを止めるのだった。
「はい!開いてるよ。」
すると、マイが部屋に入ってくるのだった。
「ケンちゃん・・・ちょっといいかな?」
「なんだ、マイか。どうした?」
「なんだ?じゃないでしょ・・・マードック達の事、どうするつもりなの?」
「ああ、それなら今さっきセバスに護衛メンバーを、部屋に来るようにと言ったばかりだよ。」
「えっ!あ・・・そうなの?あたしはてっきり明日まで放置するかと、思ってたから心配しちゃったよ。」
「ああ・・・・心配してくれてありがとな。」
ケンジは、マイの腕を取り引き寄せ、肩を抱き頭を撫でるのだった。
「なに?ケンちゃん、なんかいつもと違うんだけど・・・」
「いや・・・マイが、この世界に来てくれて本当に嬉しいんだよ。今日みたいな日は、必ず来るだろうと思っていたからさ、俺一人だったら耐えられなかったかもしれなかったからさ・・・」
ケンジは、マイがこうやって心配で部屋に入って来てくれた事が、本当に嬉しかったのである。
確かに、ギルやセバスといったケンジが信頼を置き、いつも相談に乗ってもらっているたくさんの仲間が、自分のまわりにできた。だが、やはりそこは師従関係であり、同じ立場としての関係じゃないのだ。
「ケンちゃん・・・どうしたのよ・・・いつもとホントちがうよ。」
マイは、この世界でケンジと会う事が出来て本当に嬉しかった。それから、逢えた事を毎晩のように感謝を込め、マイはクローティアにお祈りしていたのである。
「ケンちゃん、本当にどうしたのよ?」
「しばらくこのままで・・・」
ケンジは、なぜだかこの世界に来て一人になったような気分になり、そこに、マイが部屋に入ってきて、自分の事を心配してくれて、人の優しさに触れる事が出来た感じになったのである。
ケンジは、マイの事を抱きしめ頭をずっと撫で続けていたのだった。
しばらくすると、セバスがギル達を連れて、部屋にやってきたのだった。
「ご主人様。ギル達を連れてきました。」
セバスは、そういってケンジの部屋に入ってくるのだった。ギル達は、ケンジから何を言われるのか不安で、顔が強張っていたのだった。その中でも、マードックは死にそうなくらい落ち込んでいて、オリヴィアに肩を抱かれて、部屋に入ってくるのだった。
「みんな、今回の事で・・・」
「主!申し訳ございません!」
「「「「「申し訳ございません!」」」」」
「私達、あれからずっとこれからの事考えていたのですが、もう一度我々にチャンスをくれませんか?」
「「「「「お願いします!」」」」」
「主!頼む・・・・もう絶対調子に乗らないからさ!もう一度俺に!」
ケンジは、ギル達に言いかけた事を話を遮られ、先手を打たれ謝罪されてしまったのである。
「ギル、本当にお前達で、話し合って反省したんだな?」
「はい!私達は自分の力を試したくて過信してしまいました。でも、この力は自分達の力を誇示するものではなく、主や仲間を守る為にあるのだと再確認しました。」
「うん、わかったよ。」
その言葉に、ギル達は安心したように笑顔が戻るのだった。そして、マードックは涙を流して、ケンジに謝罪を繰り返すのだった。
「マードック、お前はいつも調子に乗り、今回のようなポカをやることがある。だけどな、日頃ムードメイカーとして、明るくて助けられている事もいっぱいあるんだよ。」
「だから、お前はもっと周りを見て場所によって、いつものように調子に乗るんじゃない!いいな?」
「ああ・・・主・・・ごめん・・・」
マードックは、ケンジの目を見るといつものまなざしに戻っている事を、本当に嬉しく思ったのである。そして、ケンジはマードックに装備を返すのである。
「あ、主!これって!」
「ああ、今日帰ってからすぐに修理しておいたんだ。」
「主・・・・俺・・・主の装備壊してしまって、もう二度とこの装備着けれないと思ってた・・・」
「マードック、今回の事でお前達には危機感をもっと持って欲しくて、あんな演技をしてすまなかったな。」
「はっ?」
「「「「「「えっ?」」」」」
マードックはもちろんだが、ギル達もケンジの言葉に固まってしまったのである。自分達は、ケンジに見放されたと思っていたのだが、全然そんなことはなかったのである。
それを聞いた途端、ギル達は腰から崩れ落ちるようにその場に座りこんでしまったのである。
「主・・・本当に、あの目は演技だったのですか?」
「ああ、これでもうお前達は油断しないだろ?次、油断したらいくら俺でも本当に見放すからな!」(まあ、冗談だけど・・・)
「マードックには荒療治になってしまったが、本当にまた今度死にかけるようなら、護衛メンバーから外すから肝に銘じろよ!」
「主!そりゃねぇぜ!俺、本当に見捨てられると思ったんだからな!」
「ああ、俺はお前が腕を切断された時、本当に心配で生きた心地がしなかったんだ!あの時は、本当に見捨てようかと思ったぐらいなんだぞ。」
「それは・・・・だけど、あんな演技しなくても・・・」
「まあまあ、そう言うなって!ここでお前には特に危機感を持ってもらうためだったんだよ。じゃないとここから、先のダンジョンには連れて行けないと判断したんだ。」
「当然、これはギル達も言える事なんだからな!」
「「「「「は、はい!」」」」」
ギル達は、ケンジにいきなりみられ背筋が、ピンと伸びるのだった。
「でも、主・・・もっと優しく、言ってくれてもいいじゃないか・・・」
「はんっ!男が甘えるな!俺にそんな趣味はない。」
ケンジは、マードックがまた調子に乗って来たので、突き放したのだった。
「マードック、一応お前のアームの装備は魔宝石じゃなく、マイ達の装備と同じように神風魔石に変えて、パワーアップしているから大事に使うんだぞ。」
「主!本当か?ありがとう!」
さっきまで、ブチブチ言っていたマードックだが、マイ達と同じ装備効果にしたと言ったら、機嫌が直ってしまっているようだった。
「ったく、ゲンキンな奴め。」
ギル達はマードックがいつものような感じに戻っていた為、安心していたのだった。
そして、マイはケンジのその様子を見て、先ほどまでの死にそうなくらい寂しそうなケンジは無くなっていた為、安心したのだった。マイはケンジの笑顔を見てそっと部屋を出ていくのだった。
「マイ様・・・」
マイが、そっと部屋から出ると、セバスが気づいたらしく後追い声をかけてきたのだった。
「マイ様。ありがとうございます。」
「なによ、いきなり・・・」
「さっきまで、主の心の支えになってくれていたんですよね?マイ様が、主を追ってこの世界に来てくれて、本当に良かったと思います。」
「セバス、あんた・・・さっきの事を見てたの?」
「そんな、無粋な事いたしませんよ。だけど、晩御飯の時とギル達を部屋の中に入った時とでは、ご主人様の感じが違っていましたからね。」
「え?そんなに違ってた?」
「ええ!全然違って見えましたよ。私達では、あんな短時間にご主人様を元に戻す事はできませんよ・・・悔しいですがね・・・」
セバスは、やっぱりケンジのメンタルをよくわかっていたのである。ケンジは頼りになり、自分達をいつも想ってくれているのだが、反対にケンジには安らぎというものが無いのである。
ないと、言うのは変だが、本当の意味での想ってくれる人はマイだけなのである。
当然だがセバス達も、ケンジの事を大事に思っているが、無償の愛で包んでくれるのは、許嫁であるマイだけなのである。
ケンジは、マイの心の癒しを受け、どんな時も絶対に隣にいてくれるのがとても嬉しいのである。
「マイ様、どんな時も絶対にご主人様を頼みますね。」
「そんなの当たり前じゃない。」
セバスは、マイに一礼をして、自分の部屋に戻って、行ってしまったのである。
そして、ケンジ達は次の日の朝早くに、転移マットで超級ダンジョンへ向かったのだった。
その為、食事が終わると、いつもなら座談会のようにしばらくは楽しい夜のひと時が勝手に始まるのだが、その日はそのまま自然に消滅し、ケンジもまた食事がすみ部屋へと戻るのだった。
コンコンコンと、ケンジの部屋の扉が3回ノックされ、ケンジは読書をしていたが、読むのを止めるのだった。
「はい!開いてるよ。」
すると、マイが部屋に入ってくるのだった。
「ケンちゃん・・・ちょっといいかな?」
「なんだ、マイか。どうした?」
「なんだ?じゃないでしょ・・・マードック達の事、どうするつもりなの?」
「ああ、それなら今さっきセバスに護衛メンバーを、部屋に来るようにと言ったばかりだよ。」
「えっ!あ・・・そうなの?あたしはてっきり明日まで放置するかと、思ってたから心配しちゃったよ。」
「ああ・・・・心配してくれてありがとな。」
ケンジは、マイの腕を取り引き寄せ、肩を抱き頭を撫でるのだった。
「なに?ケンちゃん、なんかいつもと違うんだけど・・・」
「いや・・・マイが、この世界に来てくれて本当に嬉しいんだよ。今日みたいな日は、必ず来るだろうと思っていたからさ、俺一人だったら耐えられなかったかもしれなかったからさ・・・」
ケンジは、マイがこうやって心配で部屋に入って来てくれた事が、本当に嬉しかったのである。
確かに、ギルやセバスといったケンジが信頼を置き、いつも相談に乗ってもらっているたくさんの仲間が、自分のまわりにできた。だが、やはりそこは師従関係であり、同じ立場としての関係じゃないのだ。
「ケンちゃん・・・どうしたのよ・・・いつもとホントちがうよ。」
マイは、この世界でケンジと会う事が出来て本当に嬉しかった。それから、逢えた事を毎晩のように感謝を込め、マイはクローティアにお祈りしていたのである。
「ケンちゃん、本当にどうしたのよ?」
「しばらくこのままで・・・」
ケンジは、なぜだかこの世界に来て一人になったような気分になり、そこに、マイが部屋に入ってきて、自分の事を心配してくれて、人の優しさに触れる事が出来た感じになったのである。
ケンジは、マイの事を抱きしめ頭をずっと撫で続けていたのだった。
しばらくすると、セバスがギル達を連れて、部屋にやってきたのだった。
「ご主人様。ギル達を連れてきました。」
セバスは、そういってケンジの部屋に入ってくるのだった。ギル達は、ケンジから何を言われるのか不安で、顔が強張っていたのだった。その中でも、マードックは死にそうなくらい落ち込んでいて、オリヴィアに肩を抱かれて、部屋に入ってくるのだった。
「みんな、今回の事で・・・」
「主!申し訳ございません!」
「「「「「申し訳ございません!」」」」」
「私達、あれからずっとこれからの事考えていたのですが、もう一度我々にチャンスをくれませんか?」
「「「「「お願いします!」」」」」
「主!頼む・・・・もう絶対調子に乗らないからさ!もう一度俺に!」
ケンジは、ギル達に言いかけた事を話を遮られ、先手を打たれ謝罪されてしまったのである。
「ギル、本当にお前達で、話し合って反省したんだな?」
「はい!私達は自分の力を試したくて過信してしまいました。でも、この力は自分達の力を誇示するものではなく、主や仲間を守る為にあるのだと再確認しました。」
「うん、わかったよ。」
その言葉に、ギル達は安心したように笑顔が戻るのだった。そして、マードックは涙を流して、ケンジに謝罪を繰り返すのだった。
「マードック、お前はいつも調子に乗り、今回のようなポカをやることがある。だけどな、日頃ムードメイカーとして、明るくて助けられている事もいっぱいあるんだよ。」
「だから、お前はもっと周りを見て場所によって、いつものように調子に乗るんじゃない!いいな?」
「ああ・・・主・・・ごめん・・・」
マードックは、ケンジの目を見るといつものまなざしに戻っている事を、本当に嬉しく思ったのである。そして、ケンジはマードックに装備を返すのである。
「あ、主!これって!」
「ああ、今日帰ってからすぐに修理しておいたんだ。」
「主・・・・俺・・・主の装備壊してしまって、もう二度とこの装備着けれないと思ってた・・・」
「マードック、今回の事でお前達には危機感をもっと持って欲しくて、あんな演技をしてすまなかったな。」
「はっ?」
「「「「「「えっ?」」」」」
マードックはもちろんだが、ギル達もケンジの言葉に固まってしまったのである。自分達は、ケンジに見放されたと思っていたのだが、全然そんなことはなかったのである。
それを聞いた途端、ギル達は腰から崩れ落ちるようにその場に座りこんでしまったのである。
「主・・・本当に、あの目は演技だったのですか?」
「ああ、これでもうお前達は油断しないだろ?次、油断したらいくら俺でも本当に見放すからな!」(まあ、冗談だけど・・・)
「マードックには荒療治になってしまったが、本当にまた今度死にかけるようなら、護衛メンバーから外すから肝に銘じろよ!」
「主!そりゃねぇぜ!俺、本当に見捨てられると思ったんだからな!」
「ああ、俺はお前が腕を切断された時、本当に心配で生きた心地がしなかったんだ!あの時は、本当に見捨てようかと思ったぐらいなんだぞ。」
「それは・・・・だけど、あんな演技しなくても・・・」
「まあまあ、そう言うなって!ここでお前には特に危機感を持ってもらうためだったんだよ。じゃないとここから、先のダンジョンには連れて行けないと判断したんだ。」
「当然、これはギル達も言える事なんだからな!」
「「「「「は、はい!」」」」」
ギル達は、ケンジにいきなりみられ背筋が、ピンと伸びるのだった。
「でも、主・・・もっと優しく、言ってくれてもいいじゃないか・・・」
「はんっ!男が甘えるな!俺にそんな趣味はない。」
ケンジは、マードックがまた調子に乗って来たので、突き放したのだった。
「マードック、一応お前のアームの装備は魔宝石じゃなく、マイ達の装備と同じように神風魔石に変えて、パワーアップしているから大事に使うんだぞ。」
「主!本当か?ありがとう!」
さっきまで、ブチブチ言っていたマードックだが、マイ達と同じ装備効果にしたと言ったら、機嫌が直ってしまっているようだった。
「ったく、ゲンキンな奴め。」
ギル達はマードックがいつものような感じに戻っていた為、安心していたのだった。
そして、マイはケンジのその様子を見て、先ほどまでの死にそうなくらい寂しそうなケンジは無くなっていた為、安心したのだった。マイはケンジの笑顔を見てそっと部屋を出ていくのだった。
「マイ様・・・」
マイが、そっと部屋から出ると、セバスが気づいたらしく後追い声をかけてきたのだった。
「マイ様。ありがとうございます。」
「なによ、いきなり・・・」
「さっきまで、主の心の支えになってくれていたんですよね?マイ様が、主を追ってこの世界に来てくれて、本当に良かったと思います。」
「セバス、あんた・・・さっきの事を見てたの?」
「そんな、無粋な事いたしませんよ。だけど、晩御飯の時とギル達を部屋の中に入った時とでは、ご主人様の感じが違っていましたからね。」
「え?そんなに違ってた?」
「ええ!全然違って見えましたよ。私達では、あんな短時間にご主人様を元に戻す事はできませんよ・・・悔しいですがね・・・」
セバスは、やっぱりケンジのメンタルをよくわかっていたのである。ケンジは頼りになり、自分達をいつも想ってくれているのだが、反対にケンジには安らぎというものが無いのである。
ないと、言うのは変だが、本当の意味での想ってくれる人はマイだけなのである。
当然だがセバス達も、ケンジの事を大事に思っているが、無償の愛で包んでくれるのは、許嫁であるマイだけなのである。
ケンジは、マイの心の癒しを受け、どんな時も絶対に隣にいてくれるのがとても嬉しいのである。
「マイ様、どんな時も絶対にご主人様を頼みますね。」
「そんなの当たり前じゃない。」
セバスは、マイに一礼をして、自分の部屋に戻って、行ってしまったのである。
そして、ケンジ達は次の日の朝早くに、転移マットで超級ダンジョンへ向かったのだった。
0
お気に入りに追加
2,458
あなたにおすすめの小説

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

異世界に召喚されたおっさん、実は最強の癒しキャラでした
鈴木竜一
ファンタジー
健康マニアのサラリーマン宮原優志は行きつけの健康ランドにあるサウナで汗を流している最中、勇者召喚の儀に巻き込まれて異世界へと飛ばされてしまう。飛ばされた先の世界で勇者になるのかと思いきや、スキルなしの上に最底辺のステータスだったという理由で、優志は自身を召喚したポンコツ女性神官リウィルと共に城を追い出されてしまった。
しかし、実はこっそり持っていた《癒しの極意》というスキルが真の力を発揮する時、世界は大きな変革の炎に包まれる……はず。
魔王? ドラゴン? そんなことよりサウナ入ってフルーツ牛乳飲んで健康になろうぜ!
【「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」1巻発売中です! こちらもよろしく!】
※作者の他作品ですが、「おっさん、異世界でドラゴンを育てる。」がこのたび書籍化いたします。発売は3月下旬予定。そちらもよろしくお願いします。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。

異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる