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第7章 超級ダンジョン攻略!
34話 ギルドマスターの誤算
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ケンジはメイガン商会のガンスと別れテンペの町へと帰って来たのだった。
「主?俺達はいつ超級ダンジョンに行くことになるんだ?」
「とりあえずテンペのお客が落ち着いてからだな!」
「じゃあ、だいぶんと掛かりそうだな・・・早く3次職になった腕を振るいたいぜ!」
「マードック!威勢がいいのはいいことだが当分の間超級は攻略しないからよろしく!」
ケンジは何か心内に秘めた感じで真顔になった。
「ええ~~~!主ぃ!それは・・・ない・・・」
マードックはケンジに言い寄ろうとしたがケンジの目を見て言葉が詰まるのだった。
「主・・・どうした?そんな怖い顔をして・・・」
「ああ・・・マードック悪いな・・・ちょっと考え事をしてた・・・」
「ケンちゃんギルドの事を考えてたんでしょ?」
「・・・・・・ああ、よくわかったな!」
マイだけじゃなくギルやシスティナもわかっていたみたいだった。
「主・・・何かするつもりですか?」
「いや・・・今回は直接何かするつもりはないよ。たぶんだが俺達がこのまま計画を進行していくとでギルドの方から又呼び出しか何かしてくるはずだ。」
「何かってどういうことですか?」
「うん・・・それってどういうことですか?」
「今までギルドは俺がギルド言う事に従わなくて目の上のたんこぶのような存在で商品を手に入れようとやっきになってただろ?」
「そうですね。」
「さっきもガンスさんの話の中で出てきたことが予想通りだとしたらギルドマスターにとって予想外の事だと思うんだよ。」
「ギルドが俺に恩を作れなかったそれも独自の販売方法で売り上げを上げその利益が税金としてギルドには一切あがってこなくなるんだよ。」
「今までとそんな大差ないだろ一緒じゃねえか?あんま変わらないだろ?」
「マードック全然違うよ。これからケンちゃんの店は王国中に広がる事になって今まではテンペの町だけのことだったのがまずは王都から。」
「ああ・・・・そういうことか・・・」
「マードックまだよくわかってないだろ?」
「なんだよギルまで馬鹿にすんなよな。」
「いいか、これから主の冷蔵庫が王国中に広まるんだよ。そしたらギルドが販売している商品が王国では売れなくなるんだ。」
「あ、あああ!そういう事か!」
「その時ギルドは主に何かコンタクトを取ってきた時どうなるか?言わなくても解るだろ?」
ケンジはギル達の顔を見てニヤリと笑うのである。
「主ってやっぱ怖ぇ~~~!」
「そういうわけだから当分超級に行っても50階層までで中ボスを周回して※①【ハウス】と※②【転移マット】を出すだけ出し鉱石の採掘を行う事にするからよろしく!」
「マイは冒険者ギルドの依頼を受けたら魔物の素材で儲けれるからいいよな?」
「もうお金はケンちゃんから賠償金の大半貰ったしどっちでもいいよ。」
マイはケンジと一緒にいてもう金銭感覚がマヒしているようでどっちでもいい感じで両手を広げて呆れていたのだった。それもそのはずで虹金貨で80枚という人生何周できるかわからない程の大金を手に入れてしまったので依頼などもうどうでもいいのである。
一方こちらはギルドの会議室である。ギルドマスター4人が集まり会議をしていたのだった。
「いったいどうなっておるのじゃ!ブロッサム!ケンジの売り上げが一切入ってこなくなったじゃろうが!」
「私もこんなことになるとは思っていなかったのだ!」
「まさか、グランパス王がケンジを許し賠償金を払うとは思いもしなかったのだ!俺もまさかこんなことになるとは思ってもいなかったんだ・・・」
「どうするつもりじゃ?このままではわたしゃの商人ギルドは売り上げが落ちる事になるだけだが、生産ギルドはインゴットがもう入らぬぞ!」
「そんなことはないだろ?また、前の状況になるだけだ!」
「お主!そんな考え方じゃと後でとんでもないことになるぞよ。ひゃひゃひゃ!」
「どういうことだ?」
「よくお聞き!いいかい?ケンジはもう町中で商売しなくてもいいんじゃよ。つまり違う土地で商売しているのさ!テンペの町の事情なんか知った事じゃないんじゃよ!」
ここにいるギルドマスター達は商人ギルドのクーナンに言われて初めてその重要さに気づくのだった。確かに解りずらいがケンジの店の跡地があるのでテンペの町にいる錯覚に陥るがケンジがすんでいる場所と店はテンペの町ではなくグランパス王から譲り受けたどこかにある土地である。
店には大きな窓があり透明な窓で景色が見えるのである。そこは確かにテンペの町ではなく窓からはどこの位置なのか判断はできないが王国のまだ未開の地だと言うのはわかるのである。
「いいかい!これからインゴットを手に入れようとすれば町にいる生産者に頼むかケンジの店で買い付けるかどちらかじゃろ?」
「もう、この町には頼りの綱であるメイガン商会も撤退してしまったんじゃからのう・・・」
生産ギルドマスターのブロッサムは今更ながら慌て出すのだった。それに予想外の反応を示すのは魔道ギルドマスターのオックスである。
「お、おい!ブロッサムどうするつもりだ?インゴットが無ければ町の維持が出来ぬぞ!」
「わかっている・・・だが、どうしたらいいんだ?」
なんでテンペの町はインゴットが無いのだろうか?それは簡単な事である。他の町にはケンジがいないから昔から少ないながらも採掘士が頑張って調達してくるからである。
テンペの町にはケンジがいる事によりケンジ以外の採掘士が他の町に移住したり鍛冶師に転職してしまったからである。本当にインゴットに関してはテンペの町のギルドはケンジにおんぶに抱っこ状態でこの状況を見て見ぬふりをしていたのだった。
ここにきて初めて事の重大さに気づく馬鹿なギルドマスター達であった。そして、何の実害もないように涼しい顔をしていたのが冒険者ギルドマスターのムーリだったのだ。
「わしの所は何ともないようで安心しているみたいじゃな?ムーリよ。」
「実際大丈夫だろう?」
「お主・・・忘れているのじゃないか?マイマールはケンジの許嫁だろう。マイマールはケンジの言いなりじゃないのか?そうなるともう高ランクの魔物の素材も冒険者ギルドには入ってこぬぞ?」
「いやいや・・・そんなことは無いだろう?」
「何を言っておる!マイマールはケンジと一緒にグランパス王から賠償金を貰っておるのじゃろ?だったらもう依頼なんか無理にせずともいいのと違うのか?」
そのように言われると確かにもう危険な冒険をしなくても十分生活はできるのである。それにケンジのお店の売り上げがあれば国王からの貰ったお金も必要ない事を思い知らされるのだった。
「どーすんだよ!マイマールはうちの稼ぎ頭だぞ!あいつが持ってくる素材はオークションにかける物ばかりで引く手あまたなんだぞ!」
「何をいまさら焦ってんだい!それをどうにかする為にこうやって集まってんじゃないか!」
そう言った商人ギルドのクーナンは頭御抱えてしまうのである。当然の事だが何かいい案が出るわけでもなく4人とも腕を組み時間だけが過ぎ去っていくのだった。
ギルドがいい案を出せずにいる間もケンジ達は業績を伸ばし製造部の人員を確保したおかげで冷蔵庫の生産がとんでもない伸びを見せたのだった。
そして、ケンジは商人ギルドに出向きもう商人ギルドに所属する意味はないと思い脱退を申請したのだった。
「ケ、ケンジ様!ちょ、ちょっとお待ちください!脱退するのはお待ちください!」
「え?なんで?もう俺は自分の土地でしか商売しないし所属してても意味ないかと思うんだけど・・・」
「それはそうかもしれませんが何も脱退までしなくてもいいかと?」
「でも、所属してても意味ないしな。このまま所属してたら厄介事が出てきた場合動かなきゃいけないだろ?だったら今のうちに脱退して不安のない様にしてたいんだよな。」
「そ、そんな・・・」
「まあでも生産ギルドを脱退するつもりは今のとこないしギルドと完全に切れるわけじゃないから構わないだろ?」
「構わないだろ?と聞くのもおかしな話なんだけどな。あはははは!」
ギルドの所属、脱退は個人の自由でギルド職員がどうこう言える立場ではないのである。ただし一回脱退するとランクは剥奪され3年は所属できないのがデメリットなのである。
犯罪をした者が強制的に追放されるともう二度とギルドへの登録はできないが今回ケンジの様に自分から脱退を申し入れることはなんの問題もないのである。
ただ、普通は一回所属したら脱退を申し出る者は皆無に等しい。やはり普通は町の中でしか店を持つことが出来ないのである。だからギルドに所属し場所代という名目の税金をギルドに支払わなければならないのである。
受付嬢も困り果てるのだが業務としては所属した者が脱退したいと言えば断る訳にもいかず脱退手続きをするしかないわけでケンジは商人ギルドを脱退するのだった。
後日それを報告書に上がってきた書類を見たギルドマスターは大きな声を上げるしかなかったのである。
*-----*-----*-----*-----*
この話で出てきたアイテム一覧
※①【ハウス】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。物としてはミニチュアサイズの家の玩具
のような魔道具。用途は少しの魔力を込めイメージした家が簡単に建築可能。
そして、ミニチュアに戻し持ち運び可能。テントとして使ったり白亜の王城を
建築したりできる。
※②【転移マット】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。四角いタイルのようなマットで2つで一組
の魔道具でその対になったマットの間を瞬間移動できる。
最初に出したマットには何も文字はなかったが次から出た転移マットには
ルーン文字のような物が一つ書いてあるペアのマットがわかる様になっている。
設置した者以外が取り外そうとしても絶対にもっていく事はできない。
「主?俺達はいつ超級ダンジョンに行くことになるんだ?」
「とりあえずテンペのお客が落ち着いてからだな!」
「じゃあ、だいぶんと掛かりそうだな・・・早く3次職になった腕を振るいたいぜ!」
「マードック!威勢がいいのはいいことだが当分の間超級は攻略しないからよろしく!」
ケンジは何か心内に秘めた感じで真顔になった。
「ええ~~~!主ぃ!それは・・・ない・・・」
マードックはケンジに言い寄ろうとしたがケンジの目を見て言葉が詰まるのだった。
「主・・・どうした?そんな怖い顔をして・・・」
「ああ・・・マードック悪いな・・・ちょっと考え事をしてた・・・」
「ケンちゃんギルドの事を考えてたんでしょ?」
「・・・・・・ああ、よくわかったな!」
マイだけじゃなくギルやシスティナもわかっていたみたいだった。
「主・・・何かするつもりですか?」
「いや・・・今回は直接何かするつもりはないよ。たぶんだが俺達がこのまま計画を進行していくとでギルドの方から又呼び出しか何かしてくるはずだ。」
「何かってどういうことですか?」
「うん・・・それってどういうことですか?」
「今までギルドは俺がギルド言う事に従わなくて目の上のたんこぶのような存在で商品を手に入れようとやっきになってただろ?」
「そうですね。」
「さっきもガンスさんの話の中で出てきたことが予想通りだとしたらギルドマスターにとって予想外の事だと思うんだよ。」
「ギルドが俺に恩を作れなかったそれも独自の販売方法で売り上げを上げその利益が税金としてギルドには一切あがってこなくなるんだよ。」
「今までとそんな大差ないだろ一緒じゃねえか?あんま変わらないだろ?」
「マードック全然違うよ。これからケンちゃんの店は王国中に広がる事になって今まではテンペの町だけのことだったのがまずは王都から。」
「ああ・・・・そういうことか・・・」
「マードックまだよくわかってないだろ?」
「なんだよギルまで馬鹿にすんなよな。」
「いいか、これから主の冷蔵庫が王国中に広まるんだよ。そしたらギルドが販売している商品が王国では売れなくなるんだ。」
「あ、あああ!そういう事か!」
「その時ギルドは主に何かコンタクトを取ってきた時どうなるか?言わなくても解るだろ?」
ケンジはギル達の顔を見てニヤリと笑うのである。
「主ってやっぱ怖ぇ~~~!」
「そういうわけだから当分超級に行っても50階層までで中ボスを周回して※①【ハウス】と※②【転移マット】を出すだけ出し鉱石の採掘を行う事にするからよろしく!」
「マイは冒険者ギルドの依頼を受けたら魔物の素材で儲けれるからいいよな?」
「もうお金はケンちゃんから賠償金の大半貰ったしどっちでもいいよ。」
マイはケンジと一緒にいてもう金銭感覚がマヒしているようでどっちでもいい感じで両手を広げて呆れていたのだった。それもそのはずで虹金貨で80枚という人生何周できるかわからない程の大金を手に入れてしまったので依頼などもうどうでもいいのである。
一方こちらはギルドの会議室である。ギルドマスター4人が集まり会議をしていたのだった。
「いったいどうなっておるのじゃ!ブロッサム!ケンジの売り上げが一切入ってこなくなったじゃろうが!」
「私もこんなことになるとは思っていなかったのだ!」
「まさか、グランパス王がケンジを許し賠償金を払うとは思いもしなかったのだ!俺もまさかこんなことになるとは思ってもいなかったんだ・・・」
「どうするつもりじゃ?このままではわたしゃの商人ギルドは売り上げが落ちる事になるだけだが、生産ギルドはインゴットがもう入らぬぞ!」
「そんなことはないだろ?また、前の状況になるだけだ!」
「お主!そんな考え方じゃと後でとんでもないことになるぞよ。ひゃひゃひゃ!」
「どういうことだ?」
「よくお聞き!いいかい?ケンジはもう町中で商売しなくてもいいんじゃよ。つまり違う土地で商売しているのさ!テンペの町の事情なんか知った事じゃないんじゃよ!」
ここにいるギルドマスター達は商人ギルドのクーナンに言われて初めてその重要さに気づくのだった。確かに解りずらいがケンジの店の跡地があるのでテンペの町にいる錯覚に陥るがケンジがすんでいる場所と店はテンペの町ではなくグランパス王から譲り受けたどこかにある土地である。
店には大きな窓があり透明な窓で景色が見えるのである。そこは確かにテンペの町ではなく窓からはどこの位置なのか判断はできないが王国のまだ未開の地だと言うのはわかるのである。
「いいかい!これからインゴットを手に入れようとすれば町にいる生産者に頼むかケンジの店で買い付けるかどちらかじゃろ?」
「もう、この町には頼りの綱であるメイガン商会も撤退してしまったんじゃからのう・・・」
生産ギルドマスターのブロッサムは今更ながら慌て出すのだった。それに予想外の反応を示すのは魔道ギルドマスターのオックスである。
「お、おい!ブロッサムどうするつもりだ?インゴットが無ければ町の維持が出来ぬぞ!」
「わかっている・・・だが、どうしたらいいんだ?」
なんでテンペの町はインゴットが無いのだろうか?それは簡単な事である。他の町にはケンジがいないから昔から少ないながらも採掘士が頑張って調達してくるからである。
テンペの町にはケンジがいる事によりケンジ以外の採掘士が他の町に移住したり鍛冶師に転職してしまったからである。本当にインゴットに関してはテンペの町のギルドはケンジにおんぶに抱っこ状態でこの状況を見て見ぬふりをしていたのだった。
ここにきて初めて事の重大さに気づく馬鹿なギルドマスター達であった。そして、何の実害もないように涼しい顔をしていたのが冒険者ギルドマスターのムーリだったのだ。
「わしの所は何ともないようで安心しているみたいじゃな?ムーリよ。」
「実際大丈夫だろう?」
「お主・・・忘れているのじゃないか?マイマールはケンジの許嫁だろう。マイマールはケンジの言いなりじゃないのか?そうなるともう高ランクの魔物の素材も冒険者ギルドには入ってこぬぞ?」
「いやいや・・・そんなことは無いだろう?」
「何を言っておる!マイマールはケンジと一緒にグランパス王から賠償金を貰っておるのじゃろ?だったらもう依頼なんか無理にせずともいいのと違うのか?」
そのように言われると確かにもう危険な冒険をしなくても十分生活はできるのである。それにケンジのお店の売り上げがあれば国王からの貰ったお金も必要ない事を思い知らされるのだった。
「どーすんだよ!マイマールはうちの稼ぎ頭だぞ!あいつが持ってくる素材はオークションにかける物ばかりで引く手あまたなんだぞ!」
「何をいまさら焦ってんだい!それをどうにかする為にこうやって集まってんじゃないか!」
そう言った商人ギルドのクーナンは頭御抱えてしまうのである。当然の事だが何かいい案が出るわけでもなく4人とも腕を組み時間だけが過ぎ去っていくのだった。
ギルドがいい案を出せずにいる間もケンジ達は業績を伸ばし製造部の人員を確保したおかげで冷蔵庫の生産がとんでもない伸びを見せたのだった。
そして、ケンジは商人ギルドに出向きもう商人ギルドに所属する意味はないと思い脱退を申請したのだった。
「ケ、ケンジ様!ちょ、ちょっとお待ちください!脱退するのはお待ちください!」
「え?なんで?もう俺は自分の土地でしか商売しないし所属してても意味ないかと思うんだけど・・・」
「それはそうかもしれませんが何も脱退までしなくてもいいかと?」
「でも、所属してても意味ないしな。このまま所属してたら厄介事が出てきた場合動かなきゃいけないだろ?だったら今のうちに脱退して不安のない様にしてたいんだよな。」
「そ、そんな・・・」
「まあでも生産ギルドを脱退するつもりは今のとこないしギルドと完全に切れるわけじゃないから構わないだろ?」
「構わないだろ?と聞くのもおかしな話なんだけどな。あはははは!」
ギルドの所属、脱退は個人の自由でギルド職員がどうこう言える立場ではないのである。ただし一回脱退するとランクは剥奪され3年は所属できないのがデメリットなのである。
犯罪をした者が強制的に追放されるともう二度とギルドへの登録はできないが今回ケンジの様に自分から脱退を申し入れることはなんの問題もないのである。
ただ、普通は一回所属したら脱退を申し出る者は皆無に等しい。やはり普通は町の中でしか店を持つことが出来ないのである。だからギルドに所属し場所代という名目の税金をギルドに支払わなければならないのである。
受付嬢も困り果てるのだが業務としては所属した者が脱退したいと言えば断る訳にもいかず脱退手続きをするしかないわけでケンジは商人ギルドを脱退するのだった。
後日それを報告書に上がってきた書類を見たギルドマスターは大きな声を上げるしかなかったのである。
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この話で出てきたアイテム一覧
※①【ハウス】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。物としてはミニチュアサイズの家の玩具
のような魔道具。用途は少しの魔力を込めイメージした家が簡単に建築可能。
そして、ミニチュアに戻し持ち運び可能。テントとして使ったり白亜の王城を
建築したりできる。
※②【転移マット】
超級ダンジョンの中ボスの宝物。四角いタイルのようなマットで2つで一組
の魔道具でその対になったマットの間を瞬間移動できる。
最初に出したマットには何も文字はなかったが次から出た転移マットには
ルーン文字のような物が一つ書いてあるペアのマットがわかる様になっている。
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