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第7章 超級ダンジョン攻略!
23話 ごめん・・・
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システィナはテンペの町の城壁の上に着き、必ずここにケンジは来ていると思いケンジを探すのだった。そこには当然だが姿を消しているケンジがいるのだがパッと見では誰もいないのである。
システィナはケンジは自分と同じように姿を消しているはずだと思い、システィナはエルフ族は種族スキルである※①【インフラヴィジョン】を発動させたのだった。
すると二人で見た時の様にその場所にサーモグラフィーのように人影が浮かび上がるのだった。その人影はずっと動かず城壁の外を向き夕日をタダたたずみ見ているようだった。
システィナは静かにその人影に近づくのだった。
何もない誰もいない場所でケンジはタダ夕日を眺めていたのだ。その時ザッと近づく足音のようなものが聞こえ後ろを振り向き構えるのだった。
そして何もない所から声だけが聞こえてきたのだった。
「ご主人様・・・」
ケンジは驚き小さな声が漏れたのだった。何もない所からシスティナの声が聞こえたからだ。
「シ、システィナ?」
ケンジがそう言ってシスティナ名前を呼びケンジは姿を現したのだった。システィナはケンジが姿を現した途端我慢していた涙があふれ出してケンジに抱きついたのだった。
「やっぱりご主人様はここにいたぁ」
システィナはケンジがいて涙が止めどなく溢れケンジが無事だった事に歓喜して大声で泣いたのだった。
「お、オイ・・・システィナどうしたんだよ?何でお前がここに?」
ケンジはシスティナがここに現れた事に驚いたがなんで泣いているのかわからなかったのだ。そして姿を消すことが出来ていた事にも驚いたのだった。
「だって・・・ご主人様が・・・わぁ~~~ん!」
こうなってはさすがのケンジもお手上げである。
「何でお前一人でここに来たんだよ。」
「だって・・・ひっく・・・ご、ごしゅ・・・様がひっく、いきなりいなくなるからみんな心配・・・して・・・」
「なんでみんなが心配してんだよ。」
「だって・・・いきなりいなくなる・・・から・・・」
「いきなりって俺ちゃんと一人にさせてくれって言っただろ。」
「だってえええ・・・今の状況で・・・一人で外に出るなんて・・・・みんな思ってなかったんです・・・よ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
「そっか、俺が悪かったよ。ごめんな・・・」
ケンジはシスティナが落ちつくまで優しく抱いて頭を撫でていたのだった。そしてようやく落ち着いたのかシスティナはケンジの瞳を見つめ目をつむるのだった。
ケンジはシスティナがまさかそんなことを要求してくるとは思っておらず戸惑ったがケンジは夕日をバックにキスをしたのだった。二人は夕日をバックに城壁の上で抱き合い町からは城壁で抱き合う恋人の影が長く伸びてなんとも良い光景がそこにあったのだ。
そして夕日の影を見た町の人たちはあんなところで恋人が。何て素敵なんだろう!とか私も恋人に!等騒めき立ったのだ。そしてそののちこの場所は恋人同士の有名スポットとなってしまったのだ。
後日談だがこの城壁で夕日をバックに告白すると一生幸せになれると言う噂がでまわるほどだった。
「でもシスティナよくここがわかったな。」
「ご主人様が前にここを教えてくれたとき一人になりたいときここの夕日を見て元気を貰えるって言ってたではありませんか。それでご主人様は絶対ここにいると思ったんですよ。」
「そんなことよく覚えてたな。」
「ご主人様が言ったことや行動は絶対忘れません。」
「そっか。ありがとな・・・」
「あの・・・それでご主人様はどうですか?」
「ああ・・・・久しぶりに失敗しちまったな・・・・あれからここにきて町の人達をみたら俺がやっぱり間違ってたよ。」
「じゃあ、セバスは許してもらえるのですか?」
「は?なんでそんなこと言うんだ?」
「だってセバスはご主人様に逆らってあんなことを!」
「いやいやいや・・・・逆らうってなんだよ!セバスは俺の間違いを正してくれたんだろ?俺がみんなに謝らないとな。」
「良かった・・・」
システィナはセバスが奴隷商人に売られないと分かりホッとしたのだった。
「じゃあ、ご主人様!みんなが心配してますし帰りましょう!」
そういって二人は振り返り城壁を降りようと階段の方に向いた時ケンジとシスティナの周りには町の兵士たちに囲まれていたのだった。
「し、しまった!周りに気を配って・・・・」
ケンジがそう言おうとした時、町の兵士たちがみんな揃って頭を下げてきたのだった。
「ケンジ殿すまなかった!」
団長が先頭に立ち頭を地面に着くんじゃないかというくらいに頭を下げてきたのだった。
「はっ?」
ケンジもシスティナも団長達の謝罪に言葉が出なかったのだ。
「ちょ、ちょっと何をやってんですか?」
「全ては国王の命令を私達部下が勘違いした事によりケンジ殿に迷惑をかけてしまったのだ・・・・本当に申し訳ない!」
「「えっ?」」「勘違いとは?」
「国王、我が主君はケンジ殿を逮捕せよとは言っていなかったのだ。ただケンジ殿を王国の中央に連れて来いと指示を出した時言葉を荒げてしまい私達部下は主君のプライドを傷つけたと思ってしまったのです。」
「どういうことだ?さっぱりわからないんだが・・・」
「我が主君はケンジ殿がなぜ授賞式を辞退した理由が聞きたかっただけだったんだ・・・だが我々は主君のプライドが傷つけられたと思い不敬罪と思い込んでケンジ殿を逮捕しようとしたんです。」
「なっ!」
「「「「本当に申し訳ありませんでした!」」」」
ケンジは呆れ返ってしまったのである。完璧に悪い意味での忖度を騎士達がしたことによりケンジの家族達は危険にさらされたことになるのである。
「それでこの謝罪なのか?」
「それでつきましては国王がケンジ殿に謝罪をしたいと申しておりましてグランパス王国に来ていただきたいとのことで・・・」
ケンジはやっぱりこうなるのかと思い気に入らなかったのだ。なんで謝罪される側が遠い道のりをかけて出向かなければならないのか全然理解が出来なかったのである。
「団長さん申し訳ないがその謝罪受け取る訳にはいかないよ。」
「えっ!なぜですか?」
「ご主人様!」
「俺は王族とか貴族のルールしきたりが面倒と思っているんだ。謝罪という言葉だけならいらないんだよ。ただ、団長の先ほどしてくれた謝罪は受けようと思ってるよ。だからもう気にしなくてもいいよ。」
「なっ・・・・国王の謝罪を受けない?なぜですか?」
「そんなの決まってるだろ。国王が本当に謝罪する気が無いからさ」
団長はケンジが何を言っているのか全然理解できなかった。自分の謝罪は呆気ないほど謝罪を受け許すのに主君の事になると謝罪する気が無いと言って受けないと言うのだ。
「それはわたしがケンジ殿と日頃仲良くしていたから自分の事は許すと言っているのですか?」
「いいや。ちがうよ!俺は同じ人間として謝罪をしてほしいんだよ。で、なかったら俺はその謝罪を受けるつもりはどんなことがあってもないと言っておくよ。」
団長はケンジの言っていることが増々分からなくなったのだ。同じ人間としての謝罪?
「それよりさ!団長さん。」
「あ?ああ!なんだい?」
「俺達はもう犯罪者ではないと思ってもいいのか?」
「ああ、それはもう大丈夫だ。誰も君達を逮捕しようとする人間はいないよ。」
「ご主人様!」
「ああ、本当に良かった!」
ケンジとシスティナは喜び抱き合ったのである。だが、団長はケンジの言った事が全然わからなかったのである。
「ケンジ殿国王の謝罪を受けないってなんでだ?それに同じ人間としての謝罪ってどういう事なんだ?」
「本当にわからないのか?じゃ、一日よく考えてくれよ。俺は王族や貴族のルールやしきたりには絶対に従うつもりはない!これがヒントだ。」
「ちょっとまってくれ!」
「厳しいとは思うが謝罪を受け入れる時間のタイムリミットは1週間だけあたえるよ。もし、それまでに俺が納得するような謝罪がなかった場合俺はこの国と縁を切る形になるから覚悟しておいてくれ!」
団長は顔が真っ青になったのだ。ケンジがこの国を出る?ケンジは冒険者みたいな生産者だ。引き止める事なんて絶対できない。
そうなった場合この町はどうなる?そうのように考えるだけで物凄い王国にとって損害は計り知れないのだ。
当初団長は王国が多めの賠償金を払えば何とかなると思っていたがケンジのそのセリフに冷や汗が止まらなくなったのである。
「ご、ご主人様・・・」
「さあ、システィナ帰ろう!みんなの所に戻ろ。」
「は、はい・・・・」
そういってもう真っ暗になり街灯がついた町をケンジは帰って行ってしまったのだ。そしてその場に残された団長と兵士達は何も言えずただその場に立ちすくむのだった。
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この話で出てきたスキル一覧
※①【インフラビジョン】
インフラビジョンとはエルフやドワーフ、小人族
などが持つ魔眼の一種で熱を感知する眼の事を言う。
地球で言うならサーモグラフィーの様に見えるのである。
そしてこのインフラヴィジョンの弱点はいきなり
明るい光をあてられると目の前が真っ赤になり
少しの間、目は使い物にならなくなる。
システィナはケンジは自分と同じように姿を消しているはずだと思い、システィナはエルフ族は種族スキルである※①【インフラヴィジョン】を発動させたのだった。
すると二人で見た時の様にその場所にサーモグラフィーのように人影が浮かび上がるのだった。その人影はずっと動かず城壁の外を向き夕日をタダたたずみ見ているようだった。
システィナは静かにその人影に近づくのだった。
何もない誰もいない場所でケンジはタダ夕日を眺めていたのだ。その時ザッと近づく足音のようなものが聞こえ後ろを振り向き構えるのだった。
そして何もない所から声だけが聞こえてきたのだった。
「ご主人様・・・」
ケンジは驚き小さな声が漏れたのだった。何もない所からシスティナの声が聞こえたからだ。
「シ、システィナ?」
ケンジがそう言ってシスティナ名前を呼びケンジは姿を現したのだった。システィナはケンジが姿を現した途端我慢していた涙があふれ出してケンジに抱きついたのだった。
「やっぱりご主人様はここにいたぁ」
システィナはケンジがいて涙が止めどなく溢れケンジが無事だった事に歓喜して大声で泣いたのだった。
「お、オイ・・・システィナどうしたんだよ?何でお前がここに?」
ケンジはシスティナがここに現れた事に驚いたがなんで泣いているのかわからなかったのだ。そして姿を消すことが出来ていた事にも驚いたのだった。
「だって・・・ご主人様が・・・わぁ~~~ん!」
こうなってはさすがのケンジもお手上げである。
「何でお前一人でここに来たんだよ。」
「だって・・・ひっく・・・ご、ごしゅ・・・様がひっく、いきなりいなくなるからみんな心配・・・して・・・」
「なんでみんなが心配してんだよ。」
「だって・・・いきなりいなくなる・・・から・・・」
「いきなりって俺ちゃんと一人にさせてくれって言っただろ。」
「だってえええ・・・今の状況で・・・一人で外に出るなんて・・・・みんな思ってなかったんです・・・よ・・・ヒック・・・ヒック・・・」
「そっか、俺が悪かったよ。ごめんな・・・」
ケンジはシスティナが落ちつくまで優しく抱いて頭を撫でていたのだった。そしてようやく落ち着いたのかシスティナはケンジの瞳を見つめ目をつむるのだった。
ケンジはシスティナがまさかそんなことを要求してくるとは思っておらず戸惑ったがケンジは夕日をバックにキスをしたのだった。二人は夕日をバックに城壁の上で抱き合い町からは城壁で抱き合う恋人の影が長く伸びてなんとも良い光景がそこにあったのだ。
そして夕日の影を見た町の人たちはあんなところで恋人が。何て素敵なんだろう!とか私も恋人に!等騒めき立ったのだ。そしてそののちこの場所は恋人同士の有名スポットとなってしまったのだ。
後日談だがこの城壁で夕日をバックに告白すると一生幸せになれると言う噂がでまわるほどだった。
「でもシスティナよくここがわかったな。」
「ご主人様が前にここを教えてくれたとき一人になりたいときここの夕日を見て元気を貰えるって言ってたではありませんか。それでご主人様は絶対ここにいると思ったんですよ。」
「そんなことよく覚えてたな。」
「ご主人様が言ったことや行動は絶対忘れません。」
「そっか。ありがとな・・・」
「あの・・・それでご主人様はどうですか?」
「ああ・・・・久しぶりに失敗しちまったな・・・・あれからここにきて町の人達をみたら俺がやっぱり間違ってたよ。」
「じゃあ、セバスは許してもらえるのですか?」
「は?なんでそんなこと言うんだ?」
「だってセバスはご主人様に逆らってあんなことを!」
「いやいやいや・・・・逆らうってなんだよ!セバスは俺の間違いを正してくれたんだろ?俺がみんなに謝らないとな。」
「良かった・・・」
システィナはセバスが奴隷商人に売られないと分かりホッとしたのだった。
「じゃあ、ご主人様!みんなが心配してますし帰りましょう!」
そういって二人は振り返り城壁を降りようと階段の方に向いた時ケンジとシスティナの周りには町の兵士たちに囲まれていたのだった。
「し、しまった!周りに気を配って・・・・」
ケンジがそう言おうとした時、町の兵士たちがみんな揃って頭を下げてきたのだった。
「ケンジ殿すまなかった!」
団長が先頭に立ち頭を地面に着くんじゃないかというくらいに頭を下げてきたのだった。
「はっ?」
ケンジもシスティナも団長達の謝罪に言葉が出なかったのだ。
「ちょ、ちょっと何をやってんですか?」
「全ては国王の命令を私達部下が勘違いした事によりケンジ殿に迷惑をかけてしまったのだ・・・・本当に申し訳ない!」
「「えっ?」」「勘違いとは?」
「国王、我が主君はケンジ殿を逮捕せよとは言っていなかったのだ。ただケンジ殿を王国の中央に連れて来いと指示を出した時言葉を荒げてしまい私達部下は主君のプライドを傷つけたと思ってしまったのです。」
「どういうことだ?さっぱりわからないんだが・・・」
「我が主君はケンジ殿がなぜ授賞式を辞退した理由が聞きたかっただけだったんだ・・・だが我々は主君のプライドが傷つけられたと思い不敬罪と思い込んでケンジ殿を逮捕しようとしたんです。」
「なっ!」
「「「「本当に申し訳ありませんでした!」」」」
ケンジは呆れ返ってしまったのである。完璧に悪い意味での忖度を騎士達がしたことによりケンジの家族達は危険にさらされたことになるのである。
「それでこの謝罪なのか?」
「それでつきましては国王がケンジ殿に謝罪をしたいと申しておりましてグランパス王国に来ていただきたいとのことで・・・」
ケンジはやっぱりこうなるのかと思い気に入らなかったのだ。なんで謝罪される側が遠い道のりをかけて出向かなければならないのか全然理解が出来なかったのである。
「団長さん申し訳ないがその謝罪受け取る訳にはいかないよ。」
「えっ!なぜですか?」
「ご主人様!」
「俺は王族とか貴族のルールしきたりが面倒と思っているんだ。謝罪という言葉だけならいらないんだよ。ただ、団長の先ほどしてくれた謝罪は受けようと思ってるよ。だからもう気にしなくてもいいよ。」
「なっ・・・・国王の謝罪を受けない?なぜですか?」
「そんなの決まってるだろ。国王が本当に謝罪する気が無いからさ」
団長はケンジが何を言っているのか全然理解できなかった。自分の謝罪は呆気ないほど謝罪を受け許すのに主君の事になると謝罪する気が無いと言って受けないと言うのだ。
「それはわたしがケンジ殿と日頃仲良くしていたから自分の事は許すと言っているのですか?」
「いいや。ちがうよ!俺は同じ人間として謝罪をしてほしいんだよ。で、なかったら俺はその謝罪を受けるつもりはどんなことがあってもないと言っておくよ。」
団長はケンジの言っていることが増々分からなくなったのだ。同じ人間としての謝罪?
「それよりさ!団長さん。」
「あ?ああ!なんだい?」
「俺達はもう犯罪者ではないと思ってもいいのか?」
「ああ、それはもう大丈夫だ。誰も君達を逮捕しようとする人間はいないよ。」
「ご主人様!」
「ああ、本当に良かった!」
ケンジとシスティナは喜び抱き合ったのである。だが、団長はケンジの言った事が全然わからなかったのである。
「ケンジ殿国王の謝罪を受けないってなんでだ?それに同じ人間としての謝罪ってどういう事なんだ?」
「本当にわからないのか?じゃ、一日よく考えてくれよ。俺は王族や貴族のルールやしきたりには絶対に従うつもりはない!これがヒントだ。」
「ちょっとまってくれ!」
「厳しいとは思うが謝罪を受け入れる時間のタイムリミットは1週間だけあたえるよ。もし、それまでに俺が納得するような謝罪がなかった場合俺はこの国と縁を切る形になるから覚悟しておいてくれ!」
団長は顔が真っ青になったのだ。ケンジがこの国を出る?ケンジは冒険者みたいな生産者だ。引き止める事なんて絶対できない。
そうなった場合この町はどうなる?そうのように考えるだけで物凄い王国にとって損害は計り知れないのだ。
当初団長は王国が多めの賠償金を払えば何とかなると思っていたがケンジのそのセリフに冷や汗が止まらなくなったのである。
「ご、ご主人様・・・」
「さあ、システィナ帰ろう!みんなの所に戻ろ。」
「は、はい・・・・」
そういってもう真っ暗になり街灯がついた町をケンジは帰って行ってしまったのだ。そしてその場に残された団長と兵士達は何も言えずただその場に立ちすくむのだった。
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この話で出てきたスキル一覧
※①【インフラビジョン】
インフラビジョンとはエルフやドワーフ、小人族
などが持つ魔眼の一種で熱を感知する眼の事を言う。
地球で言うならサーモグラフィーの様に見えるのである。
そしてこのインフラヴィジョンの弱点はいきなり
明るい光をあてられると目の前が真っ赤になり
少しの間、目は使い物にならなくなる。
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