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第5章 遂に始動!
16話 生産ギルド再び③
しおりを挟む「ご主人様・・・いったいどこに行くのですか?」
「ああ、奴隷商店だよ。」
「え?まだ、奴隷を購入されるのですか?そんなに商品の進行がたいへんだと思わないのですが、新しく購入した10人では足りなかったのですか?」
「いやな・・・あの中の5人なんだが、奥さんと一緒に奴隷に落とされたそうなんだ・・・だからその奥さんだった人も契約しにいくんだよ。」
オリヴィアはケンジのセリフに開いた口が塞がらなかったのである。
「え?それってその5人にお願いされたのですか?」
「いや・・・そうゆう訳じゃないんだが・・・奴隷として来てもらった時、その5人は貴族に騙され奴隷に落とされたらしく手足を切り落とされ奥さんも一緒に落とされたらしいんだ。」
「それで?」
「でだな、あの5人は奥さんのことが心配で良かったらで・・・」
「いえ・・・そうではなくてですね。なんでご主人様が大金を払ってまで奴隷の言う事を聞かないといけないのですか?」
「だが、心配で仕事がはかどらなさそうだったし・・・」
「ご主人様は甘すぎます!そんなことご主人様に関係ないじゃないですか。本来ならもっとひどい環境に陥ってでも主人の言う事を聞かないといけないのに、元妻の事が気になって働けないってどうゆうことですか。」
「主の事を馬鹿にしすぎですよ!」
オリヴィアは怒りで気が変になりそうであった。
「まあ、オリヴィアの気持ちは嬉しいが、今は早くアイツらに即戦力になってもらいたいしな!」
「だが、あいつら5人この選択をしたことでもっと辛くなるとおもうよ。」
「え?」
「自分の欲望の為に主を利用したんだ。それなりの代償があるってことだよ。」
「あのわたしにはちょっとご主人様の言っていることが・・・」
「俺は自分の家族を守る為甘いところはあると自覚しているけどな。無条件に甘くするつもりはないよ。」
「オリヴィア達みたいに初期のメンバーで深い付き合いがある者には俺も無条件で甘くはしているが、それはお前たちの事がよくわかっているからだ。」
「ありがとうございます。」
「だけどな、今回来たばかりの新人に対して無条件で甘くしたりはしないよ。」
「俺もそれ相応の見返りを求めるしな。当然それは奥さんにかかった料金分+自分らのかかった料金以上のものをな!」
オリヴィアはケンジが何を考えているのかわからなかったのである。長い付き合いでケンジの奴隷に理不尽な事を一切した事がなかったから余計にケンジの言い回しが怖かったのである。
「まあ、オリヴィアそんな顔をするな!お前に何かしようと言ってないだろ。それにその5人にも理不尽な事はしないよ。」
「ご主人様が何を考えているのかわからないから余計に怖いです。」
「大丈夫だって俺からはひどい事はしないって、ただあいつら5人が勝手に自滅しないかが心配なだけだよ。」
「自滅って・・・」
「自滅ってどうゆうことかわかるか?」
「はい・・・こちらから何もしてないのに勝手に落ちていく事です。」
「だろ。じゃ俺からは何もしないって事じゃないか。」
「まあ、そうなんですが・・・」
ケンジ達はそんな話をしながら奴隷商店へ出向き、そこの店長に驚かれるのだった。
「ケンジさま、どうかなされましたか?先ほどの奴隷たちになにか?」
奴隷商人は先ほど10人も買っていかれたのにまたすぐに店に来たのでケンジが苦情を言いに来たと勘違いしたのだった。
「あ、誤解させてすまん・・・あの奴隷達に文句はないよ。」
それを聞き奴隷商人はホッと胸をなでおろしたのだった。
「じゃあ、なんでこちらに?」
「ああ、それがだな。あの10人のうちの5人に元妻の奴隷が一緒にこちらで売られていると聞いたんだがその5人の女奴隷も買いに来たんだ。」
ケンジはその5人から元妻の名前を聞いてきたのでその名前を言って奴隷商人に説明をした。奴隷商人はケンジが何を言っているのか分からなかったのである。奴隷の為にその元妻も一緒に購入?奴隷商人はパニックを起こし頭の中がクエッションでいっぱいになっていたのだった。
「あのケンジ様あの者らの元妻は確かに奴隷として売られていますが、奴隷の為に元妻の者も購入されるおつもりですか?」
「ああ、そうだ!」
「そんな勿体ない事本当になさるおつもりですか?奴隷同士で再婚はできないのですよ?それに言ったら何なんですがその5人も手足は欠損し顔をつぶされています・・・後になってやっぱりいらないと言っても売ることはできませんが本当によろしいのですか?」
「ああ、わかっているよ。ただ、元妻の事が心配なのは俺も理解できるし安心させたいんだよ。その5人と契約させてほしい。」
「はあ。わたくしは奴隷を売るのが商売ですから文句はないのですが、ケンジ様に買われた奴隷は幸せ者ですよ。本来なら奴隷におちたらもう一生会う事ができないですからね。」
そういって奴隷商人は元妻である5人の女性を連れてきたのだった。鑑定で見ると確かに元妻と記載されていていて、5人の女性は貴族にひどい事され顔に傷を入れられたりバストを切られたり性奴隷としても売られない事になっていたのだった。
「本当にこんな醜くなってしまっていますがよろしいのですか?」
「ああ、かまわない。そのかわりさっきの10人も購入したし、こんな状態の奴隷を買うのだからいっぱいサービスしてくれると嬉しいんだが。」
「それは当然私どもも助かるしサービスさせていただきますよ」
ケンジはものすごい安い価格に納得しその5人の姿を隠せるようにフード付きローブも貰い、契約を結び家に帰るのだった。
家に帰るとセバスが急いでケンジに話しかけてきたのだった。
「ご主人様!まさか本当に購入してきたのですか?」
セバスはダンギがうまく説得をして奴隷たちのお願いを回避したと思っていたのにケンジが奴隷を買ってきたことに早くあの場を離れたことに後悔していたのだった。
「ご主人様!なんで奴隷のお願いを聞いたのですか!そんなことでは示しがつかないじゃないですか。」
「私は安心してあの場から早く離れたことを・・・ダンギがうまく説得してくれたと思い早く離れたことを後悔しています!」
「セバス。いつもありがとな!いつも俺の事を一番に思ってくれて俺は嬉しいよ。」
「そうよ!ケンちゃん!なんで奴隷に言いなりになって元奥さんを購入してきてんのよ!それは本当に甘やかしすぎだよ!」
マイも自分の事のように5人の奴隷に怒りをあらわにしているのだった。
「マイもありがとな!」
「なんでお礼言ってんのよ!その5人にちゃんとペナルティー与えるのよ!」
「何で与えるんだ?」
「そうじゃないとその5人は自分たちの言う事をなんでも聞いてくれると思い頭に乗るからよ!ユエティーとウランの時でこりてるでしょ?」
「これ以上あの5人に俺が言う事を聞くのはおかしいだろ。次はあの5人が頑張る番だよ。」
「それは当たり前じゃない。ペナルティーをちゃんと与えて教育しないとダメだと言っているの。」
「いや、これは俺があいつ等のお願いを聞いて買ってきただけであの5人はまだいう事を聞かないとか仕事をしないとか命令に従わないとかしてないだろ?そういった行為をしたらペナルティーっていうのはわかるが、俺がお願いを聞いて甘やかしたからペナルティーっていうのはなんかおかしくないか?それは俺が納得いかない。」
「ケンちゃんは優しすぎるよ・・・」
「マイ、心配してくれてありがとな。こいつらは俺の奴隷だから俺に任せてくれ。セバスもありがとな。」
「いえ・・・私もちょっと興奮しすぎました。こうゆう事は私が口を出してはいけませんでした・・・わたしはご主人様を信じます。」
マイはほっぺを膨らませながら家の中に入って行ってしまうのだった。
ケンジは元奥さんだった女性たちを大広間に連れて話しかけるのである。
「君達をなぜ俺が買ったのかというと君達の元旦那さん達を俺が購入し君達も一緒に購入して欲しいと言われたからだ。」
そのケンジのセリフを聞き女性たちは驚きを隠せないでいたのだった。この世の中に奴隷のお願いを聞き、元妻の奴隷まで購入すること自体無駄金になるからである。
「なんであの人たちのお願いを聞いてくれたのですか?」
「うーんあの5人は君達の事を想って心配で仕事がはかどらなかったからなんだ。でもこれで安心するはずだし仕事もはかどるから俺にも十分メリットがあるよ。」
「ですがその為に私達の購入した大金を・・・」
「だが、俺はあいつら5人のお願いを聞いたんだ。今度はあいつらが俺の言う事を聞いてがんばってくれたら文句はないよ。あの5人は君達が近くにいるだけで後は何もいらない頑張るだけだと俺と約束したんだから俺はあいつらを信じるだけだよ。」
女性たちはケンジの慈悲深い想いと奴隷を信じてくれる想いに自分達も答えようと誓うのだった。
「あの・・・ご主人様私達のような醜い奴隷を購入していただき本当にありがとうございます。それで私達はこれから何をしたらよろしいですか?」
この5人の女性たちは貴族にひどい事をされ失意のどん底に落とされていたのだった。だがケンジの想いに答えようと自分たちに何ができるのかケンジに尋ねるのだった。
「君達にはここに入ってきたとき見たと思うが表のお店の接客を手伝ってもらおうとおもっているが大丈夫か?」
「「「「「えっ?」」」」」
「えっ?って計算とか苦手でできないのか?それとも文字が読めない・・・」
「いえ・・・そうではありません・・・ご主人様。わたし達のように顔を焼かれたり潰されてしまった者に接客はちょっとお客様に不快な気分にさせてしまうんじゃ・・・」
「あ、悪いな・・・先にその顔を治してしまおうか。」
ケンジはそう言って【パーフェクトヒール】を順に女性たちに唱えていくのだった。ヒールの光が収まるとそこには平民だったとはいえない位の美人が5人がたたずんでいたのだった。
女性たち5人はお互いの顔をみて顔が治っていると言いあい涙を流し喜んでいたのだった。
「これで接客は問題ないだろ?この家で起こった事は内緒にしておいておくれよ。」
この5人の女性たちは本当に美しくスタイルも抜群だったので貴族の女性たちに嫉妬を買い奴隷に落とされ酷い事をされていたのである。この容姿を見たら貴族の女性たちが嫉妬するのもわかるし元旦那がケンジにお願いするのもよくわかる気がしたのだった。
「あの・・・ご主人様。今の魔法はいったい・・・」
「俺は結構高レベルの魔法使いなんだよ。解りやすく言えばエリクサーレベルの回復魔法だと思ってくれたらいいよ。それでこの魔法が公になると騒ぎになるから内緒という訳だ。」
「はい・・・わかりました。」
女性たち5人はケンジに感謝をしきれないとばかりに土下座をしてこれからどうしたらいいのか説明を受けるのだった。
ケンジは女性たち5人の着替えやベット、日用品を買いそろえるようにシスティナ達に指示を出すのだった。
「ギル、システィナ2度手間になってスマンな・・・よろしくたのむ。」
「主・・・主はホント優しすぎます。」
「そうですよ。あたしは元旦那の5人をどうにかしたい気分ですよ。こんな我儘信じられません!」
「まあ、そういうなって。」
「ですが・・・」
「お前達も最初俺にあった時自分が助かりたい一心で俺に主人になってくれとお願いしただろ?」
「「それは・・・」」
「な?引き合いに出したのは悪かったがあいつら5人の心情もわかってやれって。」
「「主(ご主人様)がそういうなら・・・」」
ギルとシスティナは納得いかないがケンジにそういわれてしまってはしょうがなかったのである。
「システィナ、悪いがこの5人と着替えと日用品を買い出しに行ってくれ。プリムも一緒についていってやってくれ。」
「はい!わかりました。」
システィナはプリムを呼び5人の女性たちと買い出しに行くのだった。
そして新しく入った15人はこの家のルールに驚き、晩御飯時にみんなに紹介され、ケンジ達と一緒の席に着きご飯を与えられ寝床も暖かいベッドが用意されていたことに驚きの連続だった。
そして、やっぱりお風呂に入れることに大声を出すほど驚くのだった。
その夜その15人は男性はセバスから女性はオリヴィアからこの状況は主のやさしさがあって暮らせているからいつも感謝を忘れないで調子に乗ってはだめだと忠告を入れられるのだった。
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