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第4章 生産無双へ!
24話 町での活動②
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ケンジは朝食をすませ、マードックとオリヴィアを連れてギルドについて受付で、Fランクの依頼をさしだすのである。
「ケンジ様おはようございます。今日も依頼をするのですか?」
「ああ、今日から1週間はのんびりするつもりだ。」そういってケンジはFランクの依頼をさしだす。
「え?」
「ん?どうかしたのか?」
「ケンジ様これってFランクの依頼ですよ?」
「ああ、そうだな何か問題あるのか?」
「いえ、ケンジ様はもうオリハルコンを納品できるような生産者なんですからいまさらFランクの仕事なんてする必要ないじゃないですか?」
「俺が何の依頼をやろうが問題ないと思うが?」
「まあ、そうなんですが・・・こんな依頼をやるならオリハルコンを納品して貰った方がギルドも助かるのですが・・・」
「Fランクの仕事誰もやってないからあんなに溜まってるんだがギルドはなにもしないのか?」
「もうちょっと町の人たちともコミニュケーション取ったらどうなんだ?まあ、俺が言う事じゃないんだけどな。後で泣く事になっても知らんぞ。」
「Fランクの依頼ももうちょっとお金出してくれたら誰かがやるんですけどね・・・」
「まあ、ギルドの事なかれ主義には俺は興味もないしな好きにしたらいいさ。とりあえずこの2つを受け付けてくれ!」
ケンジは隣同士の家の溝掃除を受注してもらうのだった。ケンジは受注してもらった家に向かう途中色んな場所の町の人たちから声がかかるのだった。
「お!ケン坊、いつ町に帰って来たんだ?」八百屋の親父さんから声がかかる。
「おひさしぶりです。いつもうちの家族がおせわになってます。昨日帰って来たんですよ。またしばらくゆっくりするつもりです。」
「じゃあ、今日は町の仕事をやってくれるのか?」
「ええ、今日はこの先のマインさん家の溝掃除をがんばってきますよ。」
「そうかあ!いつも町の依頼をやってくれてありがとな!」
八百屋の親父さんはがはははと笑いながら自分の依頼じゃないのにケンジにお礼を言うのだった。
「いや、こちらこそいつもミナレス達だけなのに野菜売ってくれてありがたくおもってますよ。それじゃ時間もないんで仕事に向かいますね。」
「ああ、わるかったな!依頼頑張ってな!」
「はい!」ケンジは親父さんに手を振って依頼さきに急ぐのだった。
「主はほんとすごいな・・・」
「なんだよいきなり。」
「依頼先までに何人の人から礼を言われたんだ?依頼主の家に着くまではホントなら30分もあれば着くのに1時間かかってるんだぞ。」
「マードック!それだけご主人様は町の人に慕われているのよ。」
「ああ、だからすごいなあって感心しているんじゃないか。」
「まあ、あれだけFランクの依頼が放置されてるんじゃなあ・・・かといって町の人たちにあれ以上のお金を払えとも言えないから俺達ギルド所属の人間が頑張らなきゃいけないのにな・・・」
「でも、報酬が少ないから誰もやらないなんて・・・」
「そうだよなあ・・・普段ギルドの人間は町の人たちに食事だけじゃなく宿屋色んなことを助けてもらってるのになんでわからないのか謎だ・・・」
「まあ、俺ももっとできるんだが厄介事に巻き込まれるのは嫌だからセーブしているから人の事は言えんのだけどな・・・」
「主は凄いと思うぜ!じゃなきゃあんなに町の人から声がかからないとおもう。」
「そうですよ!」
「まあ、町の人もそう思ってくれてたらありがたいけどな。」
「「絶対思ってますって!」」
ケンジ達はそんな話をしながら依頼先の家に着くのだった。
「ごめんくださ~~~い!」
でっかい家から老婦人がケンジの呼びかけでゆっくり出てくるのだった。
「あらあらあら・・・ケンジさんじゃありませんか?今日はどうかしましたか?」
「ギルドに依頼をだしてたでしょ?やりに来ました。」
「ええ!本当にですか?ありがとうございます。」老婦人は家の周りの溝が詰まってきていてどうしようかと思っていたんだと打ち明けてくれた。
「もう大丈夫ですよ。今日中に綺麗にしますから。」
「ほんとうにありがとねえ・・・ケンジさんがこの町に来てくれて本当にたすかるわ~~~。」
「それじゃあすぐに取り掛かりますので失礼しますね。」
「ホントありがとね~~~よろしくお願いするわ。」
ケンジは隣の家に向かいここはおじいさんが一人で住んでいて奥様は数年前に亡くなっている家に向かい、同じように挨拶をして一緒くたに溝掃除をすませてしまったのだった。
この2件は特別大きな家なので溝の外周も結構長くて深いのである。だがケンジにかかれば2時間もあればかたづけてしまえるのだった。老婦人もおじいさんも仕事の出来栄えを見てこれで雨が降っても大丈夫と感謝されるのだった。
受注書には完了のサインをもらい、ケンジ達はギルドには帰らず、ケンジの家に帰るのだった。依頼は午前中で済ませてしまい、ユリア、ティアナ、フィアナをつれて、メイガン商会に向かい薬師とガーデニングのツールを
買いに行くのだった。
「ケンジ様おはようございます。今日も依頼をするのですか?」
「ああ、今日から1週間はのんびりするつもりだ。」そういってケンジはFランクの依頼をさしだす。
「え?」
「ん?どうかしたのか?」
「ケンジ様これってFランクの依頼ですよ?」
「ああ、そうだな何か問題あるのか?」
「いえ、ケンジ様はもうオリハルコンを納品できるような生産者なんですからいまさらFランクの仕事なんてする必要ないじゃないですか?」
「俺が何の依頼をやろうが問題ないと思うが?」
「まあ、そうなんですが・・・こんな依頼をやるならオリハルコンを納品して貰った方がギルドも助かるのですが・・・」
「Fランクの仕事誰もやってないからあんなに溜まってるんだがギルドはなにもしないのか?」
「もうちょっと町の人たちともコミニュケーション取ったらどうなんだ?まあ、俺が言う事じゃないんだけどな。後で泣く事になっても知らんぞ。」
「Fランクの依頼ももうちょっとお金出してくれたら誰かがやるんですけどね・・・」
「まあ、ギルドの事なかれ主義には俺は興味もないしな好きにしたらいいさ。とりあえずこの2つを受け付けてくれ!」
ケンジは隣同士の家の溝掃除を受注してもらうのだった。ケンジは受注してもらった家に向かう途中色んな場所の町の人たちから声がかかるのだった。
「お!ケン坊、いつ町に帰って来たんだ?」八百屋の親父さんから声がかかる。
「おひさしぶりです。いつもうちの家族がおせわになってます。昨日帰って来たんですよ。またしばらくゆっくりするつもりです。」
「じゃあ、今日は町の仕事をやってくれるのか?」
「ええ、今日はこの先のマインさん家の溝掃除をがんばってきますよ。」
「そうかあ!いつも町の依頼をやってくれてありがとな!」
八百屋の親父さんはがはははと笑いながら自分の依頼じゃないのにケンジにお礼を言うのだった。
「いや、こちらこそいつもミナレス達だけなのに野菜売ってくれてありがたくおもってますよ。それじゃ時間もないんで仕事に向かいますね。」
「ああ、わるかったな!依頼頑張ってな!」
「はい!」ケンジは親父さんに手を振って依頼さきに急ぐのだった。
「主はほんとすごいな・・・」
「なんだよいきなり。」
「依頼先までに何人の人から礼を言われたんだ?依頼主の家に着くまではホントなら30分もあれば着くのに1時間かかってるんだぞ。」
「マードック!それだけご主人様は町の人に慕われているのよ。」
「ああ、だからすごいなあって感心しているんじゃないか。」
「まあ、あれだけFランクの依頼が放置されてるんじゃなあ・・・かといって町の人たちにあれ以上のお金を払えとも言えないから俺達ギルド所属の人間が頑張らなきゃいけないのにな・・・」
「でも、報酬が少ないから誰もやらないなんて・・・」
「そうだよなあ・・・普段ギルドの人間は町の人たちに食事だけじゃなく宿屋色んなことを助けてもらってるのになんでわからないのか謎だ・・・」
「まあ、俺ももっとできるんだが厄介事に巻き込まれるのは嫌だからセーブしているから人の事は言えんのだけどな・・・」
「主は凄いと思うぜ!じゃなきゃあんなに町の人から声がかからないとおもう。」
「そうですよ!」
「まあ、町の人もそう思ってくれてたらありがたいけどな。」
「「絶対思ってますって!」」
ケンジ達はそんな話をしながら依頼先の家に着くのだった。
「ごめんくださ~~~い!」
でっかい家から老婦人がケンジの呼びかけでゆっくり出てくるのだった。
「あらあらあら・・・ケンジさんじゃありませんか?今日はどうかしましたか?」
「ギルドに依頼をだしてたでしょ?やりに来ました。」
「ええ!本当にですか?ありがとうございます。」老婦人は家の周りの溝が詰まってきていてどうしようかと思っていたんだと打ち明けてくれた。
「もう大丈夫ですよ。今日中に綺麗にしますから。」
「ほんとうにありがとねえ・・・ケンジさんがこの町に来てくれて本当にたすかるわ~~~。」
「それじゃあすぐに取り掛かりますので失礼しますね。」
「ホントありがとね~~~よろしくお願いするわ。」
ケンジは隣の家に向かいここはおじいさんが一人で住んでいて奥様は数年前に亡くなっている家に向かい、同じように挨拶をして一緒くたに溝掃除をすませてしまったのだった。
この2件は特別大きな家なので溝の外周も結構長くて深いのである。だがケンジにかかれば2時間もあればかたづけてしまえるのだった。老婦人もおじいさんも仕事の出来栄えを見てこれで雨が降っても大丈夫と感謝されるのだった。
受注書には完了のサインをもらい、ケンジ達はギルドには帰らず、ケンジの家に帰るのだった。依頼は午前中で済ませてしまい、ユリア、ティアナ、フィアナをつれて、メイガン商会に向かい薬師とガーデニングのツールを
買いに行くのだった。
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