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第4章 生産無双へ!
6話 中級ダンジョン攻略前①
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ケンジは屋敷に帰る途中、奴隷の二人に色々話しかけるのだが二人は世の中に絶望しているため反応が薄かったのだ。
「なあ、君達腹はすいてないか?」
「「・・・・・」」
「君達の名前は?」
「「・・・・・」」
ケンジが話しかけても無反応に近い状態でただ、黙ってついてくるだけだった。
「おい!君達。主が話しかけているのにその態度は失礼だろ!」
ギルはケンジが無視されていることに腹が立ち大きな声を出してしまうのだった。
「ギル・・・いいんだ。この二人はたぶん今まで理不尽な事ばかりあっていたんだとおもうよ。こうゆうのは時間が経たなきゃ無理だと思うからさ・・・とりあえずそこの屋台で肉串を10本ほど買ってきてくれないか?」
「主・・・わかりました。」ギルはケンジからお金をもらい肉串を買いに行くのだった。ケンジは屋台が出ている広場のベンチに腰を掛けてゆっくりし、2人に話しかけこれからの事を話し始めるのだった。
「君達にはこれから俺の屋敷で掃除や洗濯をしてもらい暮らしてもらおうとおもっているんだ。」
ケンジの言葉に二人はピクッと少し反応するのだった。
「そして俺達は明日から一か月ダンジョンに向かうからその間、家での行動はセバスという執事に言っておくからわからない事があればセバスに聞けばいいからな。」
「「・・・・」」
「なあ、名前くらい教えてくれないか?」
「・・・りあ・・・」「あい・・・」
二人は顔を下に向けていたためケンジは聞き取りにくかったのだが、二人が反応を示してくれただけでもうれしく思うのだった。
「そっか・・・リアとアイだな。これからよろしくな!」
「「・・・ちがっ・・・」」
「うん?なんだ、ちがうのか?」
「わたしはユリアです・・・」「ボクはアイリ・・・」
「なるほど。聞き間違えて悪かったな。ユリアとアイリだな。」
そういうとユリアとアイリはまた下を向いてしまったのだった。ユリアはあの冒険者のお気に入りの奴隷だった者だ。
「ユリア、アイリちょっと見させてくれな。」
二人はケンジが何を言ったのかわからないのか頭に?を浮かべた表情になる。
名前 ユリア (150歳)
種族 ハイエルフ レベル10
職業 薬師 レベル10
ステータス
HP 80 (5~20)
MP 200 (5~20)
STR 41 (1~5)
VIT 43 (1~5)
INT 50 (1~5)
MID 47 (1~5)
DEX 43 (1~5)
AGI 46 (1~5)
LUK 25 (固定)
パッシブスキル
魔法(風水土木聖光) 5.00
瞑想 5.00
耐性 15.00
詠唱 1.00
薬学 10.00
加護
クローティアの加護
(ベール)
ケンジはユリアのステータスを見て驚いたのだった。ハイエルフだったとはそして魔法適正も6属性も持っているし何よりおどろいたのがクローティアの加護を持っていたことだ。
そして、アイリの方を鑑定してみた。
名前 アイリ(15歳)
種族 獣人ハーフ(猫獣人×ヒューマン) レベル5
職業 細工師 レベル5
ステータス
HP 65 (5~20)
MP 50 (5~20)
STR 20 (1~5)
VIT 18 (1~5)
INT 12 (1~5)
MID 18 (1~5)
DEX 25 (1~5)
AGI 25 (1~5)
LUK 45 (固定)
パッシブスキル
魔法水 1.00
集中 10.00
鑑定 1.00
細工 30.57
アイリの方はまさかのハーフだった。ケンジが今まで気づけなかったのは無理もなく獣人とのハーフなのに耳と尻尾が千切れていてなかったのだった。それに、あの冒険者に飽きられていたらしく、ご飯も満足に与えられていなかったのでガリガリにやせ細って成長できないので見た目は小学5年生ぐらいにしか見えなかったのである。15歳と言えばケンジと2歳しか違わないのにびっくりしてしまったのだった。
そこにギルが肉串を買ってきてケンジに渡してきたのだった。
「ほら二人とも食え。美味しいぞ。」
二人は奴隷である自分達にこんな食事を与えるとは思わなかったので固まってしまった。ケンジとギルは1本づつ取って食べ始めるのだった。
「ほら、二人とも遠慮せずに食えって腹減ってるんだろ?」
二人は恐る恐るケンジから肉串をもらいチラチラ、ケンジを見るのだった。
「ああ、ゆっくり食べな。」
すると二人はよほどお腹がすいていたのか一気に食べ始めるのだった。
「ん~~~」
アイリは日頃から何も食べていなかったらしく一気に飲み込んで肉をのどに詰まらせてしまうのだった。
「ほら・・・水。もっとゆっくり食べろ危ないだろ・・・誰も取らないからまだ、肉串はあるからゆっくりだぞ。」
アイリは水を取り一気に流し込みケホケホ咳き込んでいたのだった。
「食べながらでいいから聞いてくれ。まあ、縁があって二人は俺の奴隷になったんだが、先に言っておくが俺は理不尽な事や理不尽な権力や裏切り行為が大嫌いなんだ。だからそういった行為は君達には絶対しない。」
二人はケンジの言っていることがよくわからなかったのだ。
「だから、何が言いたいのかと言うとだな。二人が俺を裏切ったり、仲間たちに嫌な行為をしない限り奴隷商人に売らないということだ。」
やっぱりケンジの言っていることがよくわからないでいたのだった。自分達は一番の新参者なので、他の者たちへの嫌がらせは絶対できないのが当たり前なのである。まして自分の主人を裏切るなんて天地がひっくり返ってもありえないことなのだ。
「なんだ?俺の言っていることがわからないのか?」
「主・・・そんなこといちいち言う必要はどこにもないですよ。そんなのは当たり前のことなんですから。」
「そんなものなのか?」
「そりゃそうですよ。この二人は新参者で先にいる私達は先輩にあたるので嫌がらせなんてできないのです。反対に新参者が虐められることはよくあるのですが・・・」
「ギル。そんなことは絶対するなよ。」
「うちはそんな事する者は絶対いないですよ。」ギルは笑顔で答えるのだった。
奴隷たちで虐めが起こるのは大抵、自分が不幸だと思い込みそのストレスが爆発で起こるものだということなのだ。日頃寒い中寝る所もなく、毎日空腹で倒れそうになり、それでも一日中働かなければならないストレスは物凄い物だろうと想像できる。
だが、ケンジの奴隷たちは毎日腹いっぱいの食事、暖かい寝床、着るものだって一週間違う服装もできるのだ。それに実質働く時間も長くないし土の日は自分の為のスキルアップで仕事ではなく完全週休二日なのだ。
衣食住が充実した生活でそれも平民よりいい生活が出来ている現状でストレスが貯まるはずがないのである。
「それならいいんだがな。」
「それに主人に逆らう奴隷なんて聞いたことないですよ。奴隷紋が発動するし絶対ありえないことです。」
「まあ、考えたらそうか・・・」
「まあ、奴隷じゃなくても主には絶対逆らう事はしないとおもいますけどね。」
ケンジはギルの言葉に嬉しく思うのだった。
「まあ、そうゆうことだ。肉串まだあるからもっと食え。」
ユリアとアイリはケンジが言っていたことに疑問を持ちながら肉串を4本づつ平らげてしまったのだった。
ケンジは2人を連れて屋敷に帰ってきたのだが、真っ先にマードックが気づき大きな声で驚くのだった。
「ああ~~~!主が又ハーレム要員増やしてきた!」
「マードックお前!なんつーことを大声で言っているんだ!」
「主も好きだねえ!」
「ち、ちがう!絶対違うからな!」
「いいっていいって!俺達はわかっているから!」
ユリアとアイリは目の前で起こっていることが信じられないでいたのだった。奴隷が主人に対して冗談でも弄っていることにびっくりしていた。
そこに、オリヴィアとシスティナがやってきてまたびっくりするのだった。オリヴィアとシスティナは奴隷だとわかるのだが綺麗な身なりをし奴隷では絶対あり得ないような服を着ているのだ。
「ご主人様!新しい女奴隷を相手にするならわたしがいるじゃないですか・・・」
「姉貴、主は姉貴に飽きてきたんだよ。しょうがないことだよ。」マードックはオリヴィアをいじり楽しそうに笑うのだった。
「マードック!いったわね~~~!」
「ぎゃああ!久々に姉貴がオーガになった!」マードックは逃げようとした時ケンジが呆れた様に言い放つ。
「マードックお前は言い過ぎだ・・・パラライズ・・・」
逃げようとしたマードックにケンジはパラライズを唱えるのだった。その瞬間マードックは身体が動かなくなりオリヴィアの制裁がはじまるのだった。
「ご主人様、ナイスです!」
オリヴィアは動かなくなったマードックの前に回り込み指をぽきぽきならし追い詰めていく様子が笑えるのだった。
「姉貴・・・ちょっと待て・・・俺は動けないんだぞ・・・卑怯じゃないか・・・ちょっといじったくらいでそんな怒らなくとも・・・」
「言い訳無用!」と言った瞬間オリヴィアの往復ビンタが炸裂しそのままの恰好で倒れたのだった。
「いってええ~~~!」マードックはパラライズで固まったままなので頬をさすることもできないので苦痛も倍増だったのだ。
「で、ご主人様?その者たちはどうしたのですか?」
ケンジはギルドで起こったことを食堂でみんなに報告したのだった。
「え?そんなことがあったのですか?」
「ああ、だがギルの戦闘が凄かったぞ!日頃戦闘をしないギルがAランクの冒険者にあそこまで圧倒的にやってしまえるんだからな。」
「あの戦闘は主の作ってくれたこの武器のおかげですよ。」
「それで、その決闘の報酬がこの二人だというのですね。」
「セバスそういうことだから明日から二人の教育をたのむよ。」
「俺達は明日から中級ダンジョンに出発しないといけないからさ。」
「服とか日用品も金庫から出しておいてくれ!」
「はい、承知しました。」
セバスは着替えなどはミイナとミナレスに任せるのだった。日用品はティアナ、フィアナにまかせるのだった。
「なあ、君達腹はすいてないか?」
「「・・・・・」」
「君達の名前は?」
「「・・・・・」」
ケンジが話しかけても無反応に近い状態でただ、黙ってついてくるだけだった。
「おい!君達。主が話しかけているのにその態度は失礼だろ!」
ギルはケンジが無視されていることに腹が立ち大きな声を出してしまうのだった。
「ギル・・・いいんだ。この二人はたぶん今まで理不尽な事ばかりあっていたんだとおもうよ。こうゆうのは時間が経たなきゃ無理だと思うからさ・・・とりあえずそこの屋台で肉串を10本ほど買ってきてくれないか?」
「主・・・わかりました。」ギルはケンジからお金をもらい肉串を買いに行くのだった。ケンジは屋台が出ている広場のベンチに腰を掛けてゆっくりし、2人に話しかけこれからの事を話し始めるのだった。
「君達にはこれから俺の屋敷で掃除や洗濯をしてもらい暮らしてもらおうとおもっているんだ。」
ケンジの言葉に二人はピクッと少し反応するのだった。
「そして俺達は明日から一か月ダンジョンに向かうからその間、家での行動はセバスという執事に言っておくからわからない事があればセバスに聞けばいいからな。」
「「・・・・」」
「なあ、名前くらい教えてくれないか?」
「・・・りあ・・・」「あい・・・」
二人は顔を下に向けていたためケンジは聞き取りにくかったのだが、二人が反応を示してくれただけでもうれしく思うのだった。
「そっか・・・リアとアイだな。これからよろしくな!」
「「・・・ちがっ・・・」」
「うん?なんだ、ちがうのか?」
「わたしはユリアです・・・」「ボクはアイリ・・・」
「なるほど。聞き間違えて悪かったな。ユリアとアイリだな。」
そういうとユリアとアイリはまた下を向いてしまったのだった。ユリアはあの冒険者のお気に入りの奴隷だった者だ。
「ユリア、アイリちょっと見させてくれな。」
二人はケンジが何を言ったのかわからないのか頭に?を浮かべた表情になる。
名前 ユリア (150歳)
種族 ハイエルフ レベル10
職業 薬師 レベル10
ステータス
HP 80 (5~20)
MP 200 (5~20)
STR 41 (1~5)
VIT 43 (1~5)
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MID 47 (1~5)
DEX 43 (1~5)
AGI 46 (1~5)
LUK 25 (固定)
パッシブスキル
魔法(風水土木聖光) 5.00
瞑想 5.00
耐性 15.00
詠唱 1.00
薬学 10.00
加護
クローティアの加護
(ベール)
ケンジはユリアのステータスを見て驚いたのだった。ハイエルフだったとはそして魔法適正も6属性も持っているし何よりおどろいたのがクローティアの加護を持っていたことだ。
そして、アイリの方を鑑定してみた。
名前 アイリ(15歳)
種族 獣人ハーフ(猫獣人×ヒューマン) レベル5
職業 細工師 レベル5
ステータス
HP 65 (5~20)
MP 50 (5~20)
STR 20 (1~5)
VIT 18 (1~5)
INT 12 (1~5)
MID 18 (1~5)
DEX 25 (1~5)
AGI 25 (1~5)
LUK 45 (固定)
パッシブスキル
魔法水 1.00
集中 10.00
鑑定 1.00
細工 30.57
アイリの方はまさかのハーフだった。ケンジが今まで気づけなかったのは無理もなく獣人とのハーフなのに耳と尻尾が千切れていてなかったのだった。それに、あの冒険者に飽きられていたらしく、ご飯も満足に与えられていなかったのでガリガリにやせ細って成長できないので見た目は小学5年生ぐらいにしか見えなかったのである。15歳と言えばケンジと2歳しか違わないのにびっくりしてしまったのだった。
そこにギルが肉串を買ってきてケンジに渡してきたのだった。
「ほら二人とも食え。美味しいぞ。」
二人は奴隷である自分達にこんな食事を与えるとは思わなかったので固まってしまった。ケンジとギルは1本づつ取って食べ始めるのだった。
「ほら、二人とも遠慮せずに食えって腹減ってるんだろ?」
二人は恐る恐るケンジから肉串をもらいチラチラ、ケンジを見るのだった。
「ああ、ゆっくり食べな。」
すると二人はよほどお腹がすいていたのか一気に食べ始めるのだった。
「ん~~~」
アイリは日頃から何も食べていなかったらしく一気に飲み込んで肉をのどに詰まらせてしまうのだった。
「ほら・・・水。もっとゆっくり食べろ危ないだろ・・・誰も取らないからまだ、肉串はあるからゆっくりだぞ。」
アイリは水を取り一気に流し込みケホケホ咳き込んでいたのだった。
「食べながらでいいから聞いてくれ。まあ、縁があって二人は俺の奴隷になったんだが、先に言っておくが俺は理不尽な事や理不尽な権力や裏切り行為が大嫌いなんだ。だからそういった行為は君達には絶対しない。」
二人はケンジの言っていることがよくわからなかったのだ。
「だから、何が言いたいのかと言うとだな。二人が俺を裏切ったり、仲間たちに嫌な行為をしない限り奴隷商人に売らないということだ。」
やっぱりケンジの言っていることがよくわからないでいたのだった。自分達は一番の新参者なので、他の者たちへの嫌がらせは絶対できないのが当たり前なのである。まして自分の主人を裏切るなんて天地がひっくり返ってもありえないことなのだ。
「なんだ?俺の言っていることがわからないのか?」
「主・・・そんなこといちいち言う必要はどこにもないですよ。そんなのは当たり前のことなんですから。」
「そんなものなのか?」
「そりゃそうですよ。この二人は新参者で先にいる私達は先輩にあたるので嫌がらせなんてできないのです。反対に新参者が虐められることはよくあるのですが・・・」
「ギル。そんなことは絶対するなよ。」
「うちはそんな事する者は絶対いないですよ。」ギルは笑顔で答えるのだった。
奴隷たちで虐めが起こるのは大抵、自分が不幸だと思い込みそのストレスが爆発で起こるものだということなのだ。日頃寒い中寝る所もなく、毎日空腹で倒れそうになり、それでも一日中働かなければならないストレスは物凄い物だろうと想像できる。
だが、ケンジの奴隷たちは毎日腹いっぱいの食事、暖かい寝床、着るものだって一週間違う服装もできるのだ。それに実質働く時間も長くないし土の日は自分の為のスキルアップで仕事ではなく完全週休二日なのだ。
衣食住が充実した生活でそれも平民よりいい生活が出来ている現状でストレスが貯まるはずがないのである。
「それならいいんだがな。」
「それに主人に逆らう奴隷なんて聞いたことないですよ。奴隷紋が発動するし絶対ありえないことです。」
「まあ、考えたらそうか・・・」
「まあ、奴隷じゃなくても主には絶対逆らう事はしないとおもいますけどね。」
ケンジはギルの言葉に嬉しく思うのだった。
「まあ、そうゆうことだ。肉串まだあるからもっと食え。」
ユリアとアイリはケンジが言っていたことに疑問を持ちながら肉串を4本づつ平らげてしまったのだった。
ケンジは2人を連れて屋敷に帰ってきたのだが、真っ先にマードックが気づき大きな声で驚くのだった。
「ああ~~~!主が又ハーレム要員増やしてきた!」
「マードックお前!なんつーことを大声で言っているんだ!」
「主も好きだねえ!」
「ち、ちがう!絶対違うからな!」
「いいっていいって!俺達はわかっているから!」
ユリアとアイリは目の前で起こっていることが信じられないでいたのだった。奴隷が主人に対して冗談でも弄っていることにびっくりしていた。
そこに、オリヴィアとシスティナがやってきてまたびっくりするのだった。オリヴィアとシスティナは奴隷だとわかるのだが綺麗な身なりをし奴隷では絶対あり得ないような服を着ているのだ。
「ご主人様!新しい女奴隷を相手にするならわたしがいるじゃないですか・・・」
「姉貴、主は姉貴に飽きてきたんだよ。しょうがないことだよ。」マードックはオリヴィアをいじり楽しそうに笑うのだった。
「マードック!いったわね~~~!」
「ぎゃああ!久々に姉貴がオーガになった!」マードックは逃げようとした時ケンジが呆れた様に言い放つ。
「マードックお前は言い過ぎだ・・・パラライズ・・・」
逃げようとしたマードックにケンジはパラライズを唱えるのだった。その瞬間マードックは身体が動かなくなりオリヴィアの制裁がはじまるのだった。
「ご主人様、ナイスです!」
オリヴィアは動かなくなったマードックの前に回り込み指をぽきぽきならし追い詰めていく様子が笑えるのだった。
「姉貴・・・ちょっと待て・・・俺は動けないんだぞ・・・卑怯じゃないか・・・ちょっといじったくらいでそんな怒らなくとも・・・」
「言い訳無用!」と言った瞬間オリヴィアの往復ビンタが炸裂しそのままの恰好で倒れたのだった。
「いってええ~~~!」マードックはパラライズで固まったままなので頬をさすることもできないので苦痛も倍増だったのだ。
「で、ご主人様?その者たちはどうしたのですか?」
ケンジはギルドで起こったことを食堂でみんなに報告したのだった。
「え?そんなことがあったのですか?」
「ああ、だがギルの戦闘が凄かったぞ!日頃戦闘をしないギルがAランクの冒険者にあそこまで圧倒的にやってしまえるんだからな。」
「あの戦闘は主の作ってくれたこの武器のおかげですよ。」
「それで、その決闘の報酬がこの二人だというのですね。」
「セバスそういうことだから明日から二人の教育をたのむよ。」
「俺達は明日から中級ダンジョンに出発しないといけないからさ。」
「服とか日用品も金庫から出しておいてくれ!」
「はい、承知しました。」
セバスは着替えなどはミイナとミナレスに任せるのだった。日用品はティアナ、フィアナにまかせるのだった。
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