異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!

本条蒼依

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第4章 生産無双へ!

5話 久しぶりに!

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 ケンジはみんなの装備品を製作した後、一週間休みギルドに来るのは1か月ぶりだったのだ。

「あ、ケンジ様お久しぶりです。今までどうしていたのですか?」

「ああ、俺のスキルがグランドマスターになったんでな、みんなの装備品作っていたんだ。」

「え?ケンジ様!鍛冶もグランドマスターになったのですか?」

「ああ。やっとなれた感じだがな。」

「いやいやいや・・・やっとって・・・ケンジ様普通ってどのように思っているんですか?17歳とゆう若さで生産職2つがグランドマスターってありえないんですよ。」

「まあ、それは個人差とゆうことで・・・」

「ま・・・いいです・・・久々に今日は依頼を受けてもらえるのでしょうか?」

「ああ、そのつもりできたよ。今日はこの3つで頼む。帰りは1か月後で頼む。」

Aランク依頼
内容  オリハルコンインゴット5個納品
報酬  オリハルコンインゴット1個につき1000万ドゴン
納品期限なし

Aランク依頼
内容  アダマンタイトインゴット5個納品
報酬  アダマンタイトインゴット1個につき1500万ドゴン
納期期限なし

Aランク依頼
内容  ダマスカスインゴット10個納品 
報酬  ダマスカスインゴット1個につき800万ドゴン
納期期限なし

「あのケンジ様・・・ちょっといいですか?」

「うん?なんだ?」

「これら3つの依頼を受けてくれるのはわかるのですが、何で一か月も潜るのですか?」

「この3種のインゴット揃えるのは大変だと思うのですがたぶん普通1週間あればいけるとおもうのですが・・・」

「ああ、そうゆうことか・・・えーっとこれは内緒にしてほしいんだが・・・中級ダンジョンを攻略してこようとおもってな。」
「だから時間を1か月かかるとおもうんだ。」

「!!」

 ウランはケンジ達が中級ダンジョンを攻略してくると聞きて大声を出そうとしたのだった。すかさずケンジはウランの口に手を当てて大声が出るのを阻止したのだった。

「ウランさん!驚くのは無理もないかもしれないが大声出すのは勘弁してくれ。目立ちたくないし!」

 ウランはケンジに抱きしめられ、口を押さえられたままの格好で、首をコクコク上下に振ったのだった。
 すると周りから「あいつ又ウランさんとイチャイチャしてやがる!」「ウランさんの口に手を!」等いろいろ聞こえてくるのだったがギル達が強いとゆうのが広まっていてケンジに絡んでくる人間は最近この土地に来たレベルの低い冒険者か、余程の馬鹿かどちらかである。

「いいか?手を放すけど大声はやめてくれよ。」

 ケンジは手を放すとウランが攻略など止めるように説得してくるのだった。

「ケンジ様は自殺志願者かなにかですか?そうじゃなければお止め下さい。」

「え?なんでだよ?中級攻略がなんでだめなんだ?」

「だってケンジ様は生産者じゃないですか。攻略は冒険者に任せておいたらいいじゃないですか。ケンジ様は素材をインゴットを納品したら暮らせていけるんですよ。」

「別に生産者だからといって魔物の素材を持って帰ったらだめって事ないだろ?ギルドも今までなかった素材が手に入って嬉しいだろ?」

「それは嬉しいですが、生産者の危険が少ないやり方で死なずに戻ってくる方が嬉しいです。」

「まあ、普通はそうおもうんだが中級ぐらいで危険て事は俺達はもうないよ。」

「何言ってるんですか!中級攻略といえば冒険者でもC・Bランクでも無理なんですよ。ケンジ様は生産ギルドのBランクなんですから本来は初級ダンジョンで素材を取りに行ってほしいくらいなんですよ。」

「しょうがない。本当なら内緒にしておきたかったんだがギル、ウランさんに武器を見せてやってくれないか?」

「主、良いのですか?」

「しょうがないだろ・・・大丈夫だとゆう証拠を見せないと行かせてくれないみたいだし・・・」

「証拠って何ですか?奴隷に武器を与えても攻略できるとは思わないですが・・・」

 ウランのギルを馬鹿にした言い方にケンジはムッとしたが、ギルはそれが当たり前のように気にせず自分の武器をウランに見せるのだった。

「この武器が何か?」

「この武器は主が私の為に製作してくれたダガーです。よく見てください。この武器のおかげで私の力は何倍にもなります。」

「そんな武器あるわけ・・・」

 ウランは長年、生産ギルドの受付嬢をしてベテランであり、今までいろんな製作物を見てきていたのだ。
 ギルが手渡してきたダガーは見た目は普通のミスリル製のダガーに見えるのだがよく見るとウランでも何かわからない金属で不思議な感じがするダガーなのである。

「ケンジ様・・・これってミスリルやオリハルコンでもないですよね・・・」

「ウランさん・・・絶対大声を出さないと誓えるか?」

「ええ、わかったわ!驚かないから。」

「その武器は中心にアダマンタイトで柄とグリップには魔法力を通しやすいようにオリハルコンが使用されている。」

「で、刀身のまわりにミスリルで加工されているのね。だからなんか感じが違ってるのね。でもそんな驚く事なの?」

「いや・・・周りに囲って加工しているのはヒイロカネだよ。」

「ひっ!ヒヒ!」

 ウランは大声が出るのを押さえようと自分の口に手をやり大声でるのを押さえるのだった。

「そんな金属どこで手に入れたのですか?」

「この前に中級に行った時に偶然掘ることが出来てね。仲間の武器を作る時用に保存しておいたんだよ。」

「でも、そんな金属使ったとしてもその奴隷だけで中級を攻略できないからだめですよ。」

「あのな・・・何のために俺がこの1か月ギルドに顔を出せなかったかよく考えろよ。」

「え?まさか・・・奴隷全員にそんな希少な金属を使ったと言わないですよね・・・」

「ああ、つかったよ。」
 ケンジはあっさり使ったことを言い、それを聞いたウランは腰からカクッと倒れ込むように地面に手をつくのだった。

「なんでそんな・・・奴隷なんかに・・・」

「ウランさん!さっきから奴隷奴隷と言っているがなんか文句あるのか!俺の信頼できる仲間だぞ!」

「だって・・・奴隷にそんな良い武器与えるのだったらギルドにも納品してくれてもいいじゃないですか・・・」

「だからその為の布石で良い武器を持って中級を攻略しようとしているんじゃないか。依頼を受けるのだってAランク3つだぞ。何をそんな文句があるんだよ。」

「だって・・・ヒイロカネですよ。わたくしここに働き始めて初めて採掘した人に会ったんですよ。」
「それとも、ヒイロカネを納品していただけるのですか?」

「ああ、残念だな。全部使っちまったよ。」

 全部使ったというケンジにウランはさらに落ち込むのだった。何とか気を保ちウランはそれでもケンジを攻略に行かせたくなかったのだ。確かに強力な武器を手に入れたとはいえ生産者がダンジョン攻略というのは無謀だったからだ。

「それでも、やっぱり行かせたくないです・・・死んだら終わりなんですよ。」

「大丈夫だって・・・言っておくがこの武器はゴッドオーダーで出したマジカルスミスハンマーで製作した逸品なんだぞ。」

 ウランは更に目を見開き声にならない声を出したのだった。

「ど・・・ど、どういうことですか・・・まさか・・・」

「ああ、そのまさかのこの武器はマジカルアイテムでギルはブーストされあり得ないくらい強いぞ!」

「強いと言っても奴隷でしょ?限界がありますよ。それなのにそんな武器を奴隷に与えるだなんて!」

「さっきから奴隷奴隷ってギルを馬鹿にするな!ギルが本気出したらAランク冒険者にも負けないんだぞ!」





「おい!そこの坊主!生産者の奴隷が俺より強いってのか?」

 ケンジが声のする方向を向くとこの町では見ないガタイのゴツイ冒険者がこめかみをピクピクさせてケンジに絡んできたのだった。

「もうそうゆうのはいいから・・・アンタは黙ってろって!」

 ケンジはうんざりした様な顔で冒険者に呆れていたのだった周りにいた冒険者は「あいつAランクなのに死んだな・・・」とか「あんな奴がA?」だとか口々に言っていたのだった。
 その言葉に又そのAランクの冒険者はプライドを傷つけられたのかケンジに決闘を申し込んできたのだった。

「ったく・・・ウランさんのせいだぞ。早く依頼を受付してくれてたらこんなやつに絡まれないで済んだのに・・・」

「ケンジ様・・・ごめんなさい・・・だけどあの方はAランク冒険者のミドンさんといって中級ダンジョンを攻略したほどの人なんです。」

「だからなんだよ!中級ダンジョンに行こうとしたら止めたのに、攻略した人間との決闘は止めないのかよ!何を考えているんだあんたは!」

「ですが、ギルド所属している者同士の決闘やいざこざにはギルドは手を出せないと規約で定まれており・・・」

「じゃあ個人がどこに行くとかどんな依頼を受けようが黙って受付して余計なおせっかいばっかりするな!」
 
 ケンジの言葉にウランは落ち込むのだった。ウランはケンジの事を考えてアドバイスをしていたつもりだが余計なおせっかいと言われてしまったのだった。

「ごちゃごちゃ言ってねーで決闘場にきやがれ!」

 決闘場に連れてこられたケンジはミドンに賭けの対象物を提示され、何と作ったばかりのギルのダガーを賭けさせられたのだった。

「なんだやっぱり俺様には勝つ自信がねえのか?さっき言っていた大口だったのか?だったら早く俺様に土下座をするんだな!」

「そんな事する必要がどこにあるんだ!格下の雑魚相手に。寝言は寝ている時にいったらどうだ!」

「くっ!貴様ぁ~~~!優しく言っていたら調子に乗りやがって!」

「どこが優しく言ってるだ!で、お前が負けたときには何を賭けるつもりなんだ!この武器と同等のものを賭けろよ!」

「じゃ、俺様の奴隷を賭けてやろう!」そう言ってミドンは自分の奴隷を連れてくるのだった。その女性奴隷は目に生気がなく人生を諦めている感じだった。見た目もご飯が与えられていないのかガリガリにやせ細っていて餓死寸前のように思えるほどだった。

「言っておくがその奴隷はいらないしギルの武器の相場は最低3500万ドゴンはするから全然同等じゃないぞ。そのランクの奴隷なら4人から5人は買えるからな!」

「そんなわけあるかよ!ぼったくりもほどがあるぜ!」

 ギルド職員は査定を鑑定するとその通りでギルの武器は最低でもその金額になりオークションにかけたら、美術品としての価値でどこまで伸びるかわからなかったのだ。

「ミドン様、賭けの対象が同等のものではない為このままだと決闘が出来なくなりますがよろしいですか?」

「ちっ・・・わかったよ!俺様のお気に入りの奴隷をもう一人追加してやるよ。どうせ俺様が勝つんだ構わない!」

 ミドンのお気に入りの奴隷らしくその女性はちゃんと食べ物を与えられているらしいのか普通の体形をしていたが生気が無いのは変わらなかったが、ケンジは奴隷はもういらないとばかりに他の物にと言ったのだが同等の物なら口出しが出来ないと知りガックリとするのだった。

「ケンジ様、奴隷がいらないならそれを手に入れたら売ってしまっても構わないんですよ。」

「だが売るとなったら安くなるんじゃないのか?」

「まあ、それは致し方のない事なので・・・」

「ったく・・・なんで俺がこんな決闘をしなくちゃいけないんだよ。デメリットばかりじゃないか・・・」

「主・・・元気出してください。すぐに終わらせてギルドに実力を解らせてやりますよ。そうしたら中級ダンジョンにも行けるようになります。」

「ああ、ギルドの頭の固さを砕いてやってくれ!」

「ミドン様、ケンジ様。決闘方法はどういたしますか?」

「そんなの死ぬか動けなくなるまでだ!それ以外ねぇ~~~!」

「ケンジ様もそれでよろしいですか?」

「ああ、Aランク冒険者が使い物にならなくなって引退してもいいのならそれで構わないよ。ホントにいいんだな?」

「貴様ぁ!いちいち癇に障る言い方ばかりしやがって!その奴隷は俺様が殺してやるから後悔しろ!」

「ギル。殺さなくてもいいが手足の一本ぐらいは残してやれ。」

「殺さないでっていってもこの武器を使ったらオーバーキルになりそうですが・・・」

「死んでしまったらしょうがないけど軽くいけ!軽くな!」

「はい・・・」ギルは苦笑いをしながらミドンを睨みつけるのだった。

 当然この試合は冒険者達の賭けで盛り上がるはずなのだが、他の冒険者はケンジの奴隷が強いのがわかっていたため賭けが成立しなかったのだった。ほとんどの者がケンジの奴隷に賭けたため配当が全然でないのがわかるのだった。

 審判のギルド職員は二人の真ん中にたち「はじめ!」の号令をかけた!その瞬間ギルが踏み込み、一瞬にしてミドンの前に現れるのだった。

「なっ!なにぃ~~~!」

 ミドンは何が起こったのか一瞬解らなかったのだった。たかが生産者の奴隷が消えたかと思ったら自分の前に現れたのだった。

「くっそ~!調子に乗るな!」ミドンは自分の獲物の大剣を振りかぶりギルに振り下ろしたのだった。
ギルはダガーでその大剣を防ぐことはせず、少し身体を横にずらし回避するのだった。

 ミドンはギルがそう出ることを読んでいたかのように、その大剣を握り直し横に薙ぎ払ってきたのだった。

「ははは!ばかめ!そのまま真っ二つになってしまえぇ~~~~!」

「これがAランクの冒険者だとはな・・・ガッカリだな・・・」
 ギルはそうつぶやいたかと思うとアクロバットを使い、ミドンの頭上を空中回転をし、ミドンのバックを取るのだった。
 周りの観客はもちろん審判のギルド職員は口を開けたまま固まってしまっていたのだった。当然ミドン自身も何が起こったのかわからずにいた。薙ぎ払って真っ二つにしたはずの奴隷が目の前から消えてしまったのだった。

 その瞬間ミドンは後方からものすごい衝撃を受けて吹っ飛ぶのだった。ギルはいつもの癖で敵対対象のバックを取るとバックスタブ、クリティカルブロウを繰り出してしまったのだった。


 そうあの、ダガーを使って・・・クリティカルブロウは1.5倍ダメージそのうえダガーの能力であるストレングスで2倍になるである。つまり3倍ダメージでヘイストの効果で4回攻撃を繰り出したのである。
 ギルはやばいと思ったがその時にはすでに遅く狙いを少しずらすしかできなかったのだ。

 狙いをずらせたことが幸いしたのかミドンの右腕は肩から千切れミドンが吹っ飛んだ時に衝撃が強すぎた結果、体がその場で縦に回転をしてしまったのだ。そして攻撃回数が残っていたギルのダガーはミドンの右足も根元から切断してしまったのだった。そのまま吹き飛んだミドンは気絶し動かなかったのだった。

 この光景に誰も動けず固まったままだった。それをやってしまったギル本人もまたケンジから与えられたダガーの威力に信じられないものを見てしまったと思考回路が止まったまま立ち尽くしてしたのだった。

「おい!審判!勝負は決まっただろ?」
 ケンジの言葉にギルド職員はハッとして「勝負はギルの勝ち!」と高々にギルの勝利を宣言したのだった。

 救護班のヒーラーはミドンにヒールをかけ、千切れた手足を繋げようとしたのだがあまりにもダメージが大きく、ダガーの火属性ダメージも追加で傷口が焼けただれ接続不可能だったのだ。
 その結果、ミドンは手足を失い、エリクサーでしか治せなくなり冒険者を引退を余技するしかなくなったのである。

 ケンジはその結果をウランに報告され興味のない事を言われてもしょうがないとばかりに賭けの商品である2人の奴隷を貰うのだった。

「ったく・・・だから言っただろ。Aランクの冒険者より強い仲間がいるから心配ないと。」

「ですがあんな強さだと普通は思わないじゃないですか!」

「あんたらギルドの連中は普通普通といつも言っているがそれはもうやめたらどうなんだ!」

「どういうことですか?」

「だって、そうだろう。言っていることと行動が一致してないんだよ。日頃俺には期待の新人だとかなんとか言っているんだろ。そしてさっきもその若さで生産職2つもグランドマスターだなんて普通じゃないって言ってたじゃないか!その地点で俺はギルドから言ったら普通じゃないと考えるのが普通じゃないのか?」

「それはそうだと思うのですが・・・普通生産者がAランク冒険者より強いなんて・・・それにダンジョンを攻略ってあり得ない・・・」

「それ見ろまた普通とか言ってんじゃねえか・・・じゃあ聞くけど生産者はダンジョン攻略をしたらいけないのか?」

「いえ・・・そんな規定はありません・・・」

「じゃあギルドは俺達の行動を束縛できるのか?」

「いえ、そんな規定もございません・・・」

「わかってんじゃねえか!ならこれからはグチグチ余計なお世話を焼くんじゃねえよ。」

「そんな言い方はないんじゃないですか?わたしたちは少しでも安全に行動できるようにアドバイスを言ってるんじゃありませんか。」

「どこが安全なんだよ!アンタ達のせいでダンジョンどころか街中それもギルド内で危険な目に会っているじゃないか!どうなってんだと俺は言ってるんだよ。」

「生産者がAランクの冒険者に絡まれても匿ってくれないし、全然役に立ってないじゃないか。ゴッドオーダーの時でもギルドを上げてやると約束したのに、やってることは子供でもできるようなことしかしないし、しかも1週間程度しか継続しないってお前等馬鹿ばっかりか!」

 ケンジに言われた事で核心を突かれギルドはもう黙るしかなかったのだ・・・

「じゃあ、どうすればよかったのですか?」

「もう俺の事は依頼の受付だけで構わん!アンタらに構っていたら反対に仲間に危険がおよぶのがよく分かった。俺の持って帰ってくる素材だけ楽しみに待ってろ。」

 ケンジはギルドのやり方に本当に頭に来たらしくウランが何を言っても事務的な返事しかしなくなり、呼び方もウランから受付嬢さんと前の呼び方に変えてしまうほどであった。

 そして、ケンジは奴隷商人のところに行き新しい奴隷の契約手続きをして一旦屋敷に帰るのだった。


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