91 / 619
第3章 ダンジョンへ!
閑話② 主のいない間
しおりを挟む
私達は双子の魔族です。このあいだ、ケンジ様とゆうご主人様に買ってもらいました。
「ねえ、ご主人様って不思議な方だよね?フィアナ。」
「ん・・・そうね・・・ティアナ。不思議な方だけど私は好き・・・」
ティアナとフィアナはケンジに許可を取って庭の一部を畑に変えてもらい、野菜の苗を育てていたのだった。
「でも、私達こうしてまた自分で歩けるようになれてホントに良かったよね。」
「うん・・・ご主人様やさしい・・・こうして庭の一部を好きに使わせてもらえたしね・・・」
「野菜育ててご主人様に食べてもらおうね。」
「ん・・・」二人はケンジに美味しい野菜を食べてもらおうと少しでも恩を返したいと思っていたのだった。
そこにケンジが二人のもとに近づいてきたのだった。
「お!二人とも野菜作りはどんな感じだ?楽しいか?」
「「あ!ご主人様!おかえりなさい!」」
「ああ、ただいま。今日は日差しが強いから水分はちゃんととるんだぞ。」
「私達なら大丈夫です。」
「うん・・・だけど水分をちゃんと取らなきゃ熱中症になるからな。無理しちゃだめだぞ!」
「「はーい!」」ティアナとフィアナは元気よく返事するのだった。
そういいながら、ケンジは自分の仕事に戻り鍛冶工房に入っていく。ケンジが工房に入った後
「ねえフィアナ、熱中症ってなに?」
「う~ん・・・わかんない・・・」
すると、数時間後鍛冶工房の扉が勢いよく開かれるのだった。
その勢いよく開かれた扉の音にケンジはビックと背筋が伸びるのだった。
「なんだ?セバス!ビックリするからもっと静かには言ってくれないか?」
「ご主人様!たいへんでございます!」
ケンジはいつも沈着冷静なセバスがこんなに慌てていたのに驚きなにがあったのか聞きただすのだった。
「なにかあったのか?」
「先ほど様子を見に行くとティアナとフィアナが畑で倒れていて、意識が戻らないのでございます。」
「なっ!いまどこにいるんだ?」
「はい!急いで店舗の二階に運び込みました。です・・・」
ケンジは店舗の二階と聞いた瞬間、セバスの言う続きを聞かず慌てて2階にすっ飛んでいくのだった。セバスは主が慌てたおかげかスッと冷静になり、鍛冶工房の火を落としてから奴隷部屋の2階に向かうのだった。
ケンジが大部屋に入るや否や大きな声を出し慌てて部屋に突入した。
「ティアナ、フィアナ大丈夫か!」
部屋の扉がバンッと大きな音を立てて中にいた人がビクッと跳び上がるのだった。
ケンジが部屋に入るとびっくりしたオリヴィアとセイラがこちらを見てベットの上にはコップで水を飲もうとしていたティアナとフィアナがビックリした表情でこちらを見ていた。
「ご主人様びっくりするじゃないですか!」
「そうですよ、モット静かに入ってきてくださいよ。」
ケンジはオリヴィアとセイラの言葉は聞かず無事に目覚めていたのが嬉しくてティアナとフィアナを抱きしめて頭をなでるのだった。
「「ご、ご主人様・・・くるしいです・・・」」
「ばかやろう・・・心配したじゃないか。セバスから二人が畑で倒れて目覚めないと聞いたから・・・」
そこにセバスが遅れて部屋に入ってくるのだった。
「セバス!ちゃんと目覚めているじゃないか!何が目覚めないだ・・・」
ケンジは目に涙を溜めながらセバスに文句を言うのだった。
「いえ・・・目覚めないからオリヴィアさんとセイラさんに回復魔法を頼んでいると言おうとしたらご主人様は何も聞かず慌ててとんでいったんじゃありませんか・・・」
「そ、そうだったのか・・・オリヴィア、セイラありがとな。それにしてもティアナ、フィアナ倒れていたって聞いたんだが何があったんだ?」
ここでオリヴィアが「だいじょうぶですよ。只の体内発火症です。」と言ってきたのだった。
「た、体内・・・発火、なんだそれ?」
「今日のような日差しが強い日に時たま起こることがあるんですよ。体内が火のように熱くなって熱が出るような症状がおこるのです。」
それを聞いたケンジは熱中症だとおもい、フィアナとティアナの頭をぐりぐり強めにかき乱すのだった。
「ティアナ、フィアナ俺はちゃんと水分補習しろといい無理はするなと言っただろ!言う事を守ったのか?」
ケンジは二人を睨み叱るのだった。2人はケンジの真剣な瞳と威圧に耐えられそうになく、二人で抱き合い震えるのだった。
「ご主人様!そんな威圧したら二人が怯えて何も言えないでおります。心配したのはわかりますが押さえてください。」セバスがケンジ注意するのだった。
ケンジはセバスに言われハッとした表情になりティアナとフィアナに謝罪し威圧を解くのだった。
「で、ちゃんと俺の言う事は守ったのか?」
「ご主人様ごめんなさい・・・作業に集中してて水分補給や休憩せず畑仕事してました・・・・」二人はケンジの言う事を守っていなかったのだ。
ケンジはその言葉フーとため息をつき呆れて二人を無言で見つめていたのだった。ケンジは二人を見て色んなことを考えていただけで、二人は俺の為に野菜を育てているのだったとか、まだ俺より小さいのにいつも恩を返したいとのだが、考えてこれ以上怒ることが出来ないでいたのだったが、二人からしたら無言の圧力が怖くて仕方がなかったのだ。
「ご、ご主人様!言いつけを守らなくてごめんなさい・・・」
「だ、だから奴隷商人に売られるのは嫌です!ホントごめんなさい!」
「「ご主人様の側にずっといさせてください!」」と、二人は泣き出してしまったのだった。
泣き出してしまった二人をセイラとオリヴィアは抱きしめつつ頭を撫ぜて落ち着かせようとしていた。
「ちょっと待て!なんで俺がティアナとフィアナを奴隷商人に売らなきゃいけないんだ。」
その言葉にティアナ、フィアナは泣きやみ「「え?」」という顔をするのだった。
「「だって、言う事を聞かない奴隷はいらなくなったんじゃ・・・」」
「ば、馬鹿!そんな理由でいらなくなるわけないだろ!奴隷商人に売ってくれと言われても二人を売る訳ないだろうが!」
それを聞きティアナ、フィアナは安心してホッとするのだった。
「ったく・・・俺という人間を何だと思っているんだ・・・」
「ご主人様が無言で黙っているから怖くなっちゃったんだとおもいますよ。」
「無言になったのは二人の想いがわかったからこれ以上怒れないと思ってだな・・・って何を言わせんだよ。」
「ティアナ、フィアナもう絶対俺の為とか思って無理すんじゃないぞ!」
ケンジは部屋の空気感に気づき耐えられなくなって、いそいそと出ていくのだった。ケンジの後姿を見てティアナ、フィアナは瞳に涙をためて笑いあうのだった。
*------*-----*------*-----*
次回から新章スタート!どうぞお楽しみに(^^)/
「ねえ、ご主人様って不思議な方だよね?フィアナ。」
「ん・・・そうね・・・ティアナ。不思議な方だけど私は好き・・・」
ティアナとフィアナはケンジに許可を取って庭の一部を畑に変えてもらい、野菜の苗を育てていたのだった。
「でも、私達こうしてまた自分で歩けるようになれてホントに良かったよね。」
「うん・・・ご主人様やさしい・・・こうして庭の一部を好きに使わせてもらえたしね・・・」
「野菜育ててご主人様に食べてもらおうね。」
「ん・・・」二人はケンジに美味しい野菜を食べてもらおうと少しでも恩を返したいと思っていたのだった。
そこにケンジが二人のもとに近づいてきたのだった。
「お!二人とも野菜作りはどんな感じだ?楽しいか?」
「「あ!ご主人様!おかえりなさい!」」
「ああ、ただいま。今日は日差しが強いから水分はちゃんととるんだぞ。」
「私達なら大丈夫です。」
「うん・・・だけど水分をちゃんと取らなきゃ熱中症になるからな。無理しちゃだめだぞ!」
「「はーい!」」ティアナとフィアナは元気よく返事するのだった。
そういいながら、ケンジは自分の仕事に戻り鍛冶工房に入っていく。ケンジが工房に入った後
「ねえフィアナ、熱中症ってなに?」
「う~ん・・・わかんない・・・」
すると、数時間後鍛冶工房の扉が勢いよく開かれるのだった。
その勢いよく開かれた扉の音にケンジはビックと背筋が伸びるのだった。
「なんだ?セバス!ビックリするからもっと静かには言ってくれないか?」
「ご主人様!たいへんでございます!」
ケンジはいつも沈着冷静なセバスがこんなに慌てていたのに驚きなにがあったのか聞きただすのだった。
「なにかあったのか?」
「先ほど様子を見に行くとティアナとフィアナが畑で倒れていて、意識が戻らないのでございます。」
「なっ!いまどこにいるんだ?」
「はい!急いで店舗の二階に運び込みました。です・・・」
ケンジは店舗の二階と聞いた瞬間、セバスの言う続きを聞かず慌てて2階にすっ飛んでいくのだった。セバスは主が慌てたおかげかスッと冷静になり、鍛冶工房の火を落としてから奴隷部屋の2階に向かうのだった。
ケンジが大部屋に入るや否や大きな声を出し慌てて部屋に突入した。
「ティアナ、フィアナ大丈夫か!」
部屋の扉がバンッと大きな音を立てて中にいた人がビクッと跳び上がるのだった。
ケンジが部屋に入るとびっくりしたオリヴィアとセイラがこちらを見てベットの上にはコップで水を飲もうとしていたティアナとフィアナがビックリした表情でこちらを見ていた。
「ご主人様びっくりするじゃないですか!」
「そうですよ、モット静かに入ってきてくださいよ。」
ケンジはオリヴィアとセイラの言葉は聞かず無事に目覚めていたのが嬉しくてティアナとフィアナを抱きしめて頭をなでるのだった。
「「ご、ご主人様・・・くるしいです・・・」」
「ばかやろう・・・心配したじゃないか。セバスから二人が畑で倒れて目覚めないと聞いたから・・・」
そこにセバスが遅れて部屋に入ってくるのだった。
「セバス!ちゃんと目覚めているじゃないか!何が目覚めないだ・・・」
ケンジは目に涙を溜めながらセバスに文句を言うのだった。
「いえ・・・目覚めないからオリヴィアさんとセイラさんに回復魔法を頼んでいると言おうとしたらご主人様は何も聞かず慌ててとんでいったんじゃありませんか・・・」
「そ、そうだったのか・・・オリヴィア、セイラありがとな。それにしてもティアナ、フィアナ倒れていたって聞いたんだが何があったんだ?」
ここでオリヴィアが「だいじょうぶですよ。只の体内発火症です。」と言ってきたのだった。
「た、体内・・・発火、なんだそれ?」
「今日のような日差しが強い日に時たま起こることがあるんですよ。体内が火のように熱くなって熱が出るような症状がおこるのです。」
それを聞いたケンジは熱中症だとおもい、フィアナとティアナの頭をぐりぐり強めにかき乱すのだった。
「ティアナ、フィアナ俺はちゃんと水分補習しろといい無理はするなと言っただろ!言う事を守ったのか?」
ケンジは二人を睨み叱るのだった。2人はケンジの真剣な瞳と威圧に耐えられそうになく、二人で抱き合い震えるのだった。
「ご主人様!そんな威圧したら二人が怯えて何も言えないでおります。心配したのはわかりますが押さえてください。」セバスがケンジ注意するのだった。
ケンジはセバスに言われハッとした表情になりティアナとフィアナに謝罪し威圧を解くのだった。
「で、ちゃんと俺の言う事は守ったのか?」
「ご主人様ごめんなさい・・・作業に集中してて水分補給や休憩せず畑仕事してました・・・・」二人はケンジの言う事を守っていなかったのだ。
ケンジはその言葉フーとため息をつき呆れて二人を無言で見つめていたのだった。ケンジは二人を見て色んなことを考えていただけで、二人は俺の為に野菜を育てているのだったとか、まだ俺より小さいのにいつも恩を返したいとのだが、考えてこれ以上怒ることが出来ないでいたのだったが、二人からしたら無言の圧力が怖くて仕方がなかったのだ。
「ご、ご主人様!言いつけを守らなくてごめんなさい・・・」
「だ、だから奴隷商人に売られるのは嫌です!ホントごめんなさい!」
「「ご主人様の側にずっといさせてください!」」と、二人は泣き出してしまったのだった。
泣き出してしまった二人をセイラとオリヴィアは抱きしめつつ頭を撫ぜて落ち着かせようとしていた。
「ちょっと待て!なんで俺がティアナとフィアナを奴隷商人に売らなきゃいけないんだ。」
その言葉にティアナ、フィアナは泣きやみ「「え?」」という顔をするのだった。
「「だって、言う事を聞かない奴隷はいらなくなったんじゃ・・・」」
「ば、馬鹿!そんな理由でいらなくなるわけないだろ!奴隷商人に売ってくれと言われても二人を売る訳ないだろうが!」
それを聞きティアナ、フィアナは安心してホッとするのだった。
「ったく・・・俺という人間を何だと思っているんだ・・・」
「ご主人様が無言で黙っているから怖くなっちゃったんだとおもいますよ。」
「無言になったのは二人の想いがわかったからこれ以上怒れないと思ってだな・・・って何を言わせんだよ。」
「ティアナ、フィアナもう絶対俺の為とか思って無理すんじゃないぞ!」
ケンジは部屋の空気感に気づき耐えられなくなって、いそいそと出ていくのだった。ケンジの後姿を見てティアナ、フィアナは瞳に涙をためて笑いあうのだった。
*------*-----*------*-----*
次回から新章スタート!どうぞお楽しみに(^^)/
0
お気に入りに追加
2,451
あなたにおすすめの小説
研磨職人!異世界に渡り、色んなものを磨き魔法スキルと合わせて、幸せに暮らす。
本条蒼依
ファンタジー
主人公である小野田博俊(おのだひろとし)は女神ミーレヌのせいで死んでしまい、
異世界であるミストラルに転移してもらう。
そこには研磨という職業は無く、博俊は研磨でお店を開き、魔法と掛け合わせて
楽しく儲けて生活する物語。
研磨で新しい効果を生み出し、時には笑い時には悲しみありの長編小説。に、
したいとおもいます(*^-^*)
元銀行員の俺が異世界で経営コンサルタントに転職しました
きゅちゃん
ファンタジー
元エリート (?)銀行員の高山左近が異世界に転生し、コンサルタントとしてがんばるお話です。武器屋の経営を改善したり、王国軍の人事制度を改定していったりして、異世界でビジネススキルを磨きつつ、まったり立身出世していく予定です。
元エリートではないものの銀行員、現小売で働く意識高い系の筆者が実体験や付け焼き刃の知識を元に書いていますので、ツッコミどころが多々あるかもしれません。
もしかしたらひょっとすると仕事で役に立つかもしれない…そんな気軽な気持ちで読んで頂ければと思います。
錆びた剣(鈴木さん)と少年
へたまろ
ファンタジー
鈴木は気が付いたら剣だった。
誰にも気づかれず何十年……いや、何百年土の中に。
そこに、偶然通りかかった不運な少年ニコに拾われて、異世界で諸国漫遊の旅に。
剣になった鈴木が、気弱なニコに憑依してあれこれする話です。
そして、鈴木はなんと! 斬った相手の血からスキルを習得する魔剣だった。
チートキタコレ!
いや、錆びた鉄のような剣ですが
ちょっとアレな性格で、愉快な鈴木。
不幸な生い立ちで、対人恐怖症発症中のニコ。
凸凹コンビの珍道中。
お楽しみください。
虐待して監禁してくるクソ親がいるので、仮想現実に逃げちゃいます!
学生作家志望
ファンタジー
かつて、主人公の父親は国王だったが、謎の失踪を遂げ、現在は主人公の母親が女王となってこの国の政治を任されている
表向きは優しく美しい女王、カンナ・サンダーランド。
裏では兄を贔屓、弟の主人公を城に監禁して虐待しまくるクソ親。
子供のころから当たり前になっていた生活に、14歳にもなって飽き飽きしてきた、主人公、グラハム・サンダーランドは、いつもの通り城の掃除を任されて父親の書斎にやってくる。
そこで、録音機が勝手に鳴る、物が勝手に落ちる、などの謎の現象が起こる
そんな謎の現象を無視して部屋を出て行こうとすると、突然、いかにも壊れてそうな機械が音を出しながら動き始める
瞬間、周りが青に染まり、そこを白い閃光が駆け抜けていく──────
目が覚めると...そこは俺の知っているクルパドックではなく、まさかのゲーム世界!?
現実世界で生きる意味を無くしたグラハムは仮想現実にいるという父親と、愛を求めて、仲間と共に戦う物語。
重複投稿をしています!
この物語に登場する特殊な言葉
オーガニゼーション 組織、ギルドのこと
鳥の羽 魔法の杖のこと
転生賢者の異世界無双〜勇者じゃないと追放されましたが、世界最強の賢者でした〜
平山和人
ファンタジー
平凡な高校生の新城直人は異世界へと召喚される。勇者としてこの国を救ってほしいと頼まれるが、直人の職業は賢者であったため、一方的に追放されてしまう。
だが、王は知らなかった。賢者は勇者をも超える世界最強の職業であることを、自分の力に気づいた直人はその力を使って自由気ままに生きるのであった。
一方、王は直人が最強だと知って、戻ってくるように土下座して懇願するが、全ては手遅れであった。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
転生済み最上級魔導士はギルドの事務職にジョブチェンジして平穏な日々を送りたい!
紫波すい
ファンタジー
「生き残るつもりがないのに『行ってきます』なんて、俺は言わない」
16歳の少年、クロニア・アルテドットは前世の記憶を持つ『転生者』。特異な素質を持つ、歴史の主役候補生だ。
しかしクロニアは自分も含め、親しい人はみんな揃って穏やかに長生きしたい!
そこで事務員としての採用希望でギルドへの入会試験を受けたのだが、いくつかの手違い&落ちたくないあまり全力で挑んでしまったことで、炎を操る魔導士の中で最上級の称号『紅炎』を授かることに。
当然のごとく戦闘員として配置されることになったけれど、生存最優先でどうにかして事務員になりたい……!
勝気なパーフェクト美少女の幼馴染や、弱気ながら夢のために奮闘する兎の獣人娘、謎に包まれた女好きの狙撃手らと、ギルドでの毎日を送りながら、生きることにこだわっていく物語。
試行錯誤しながらの執筆。
健康第一マイペース。
第3章「明日を願う『白氷』の絶唱」
2023/1/21……完結
第4章「悠久を渡る『黒虚』の暇つぶし」
2023/1/31……第一話公開
※2022/12/24(土)HOT男性向けランキングにおいて、最高15位をいただきました。お読みいただいた皆様、ありがとうございます!
※この作品は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さんにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる