88 / 619
第3章 ダンジョンへ!
26話 やっと決まった!
しおりを挟む
ケンジ達は【ウィンドーウルフ】のメンバーをリアカーに乗せ馬車の後ろに連結させて引っ張って帰るのだった。6時間ほど馬車を走らせると遠くの方に町の城壁がみえてきてやっと帰ってきたと実感がわいてくる。
「主!町が見えてきたぞ。」
「そっか、みんな今回もお疲れさま!家に帰ったらゆっくりしような!」
「はい!」みんないい声で返事をした。
城門に着くと門番の兵士がその者たちはどうした?と聞いてくるので野営してたらいきなり襲ってきたので捕らえました。縛られたウィンドーウルフのメンバーは何やら声にならない呻き声を上げるだけでギル達に引っ張られていたのだった。
「哀れな奴らだ・・・こいつらのギルドカードだが一緒に提出したらいいのか?」
ケンジは有無も言わさず衛兵に突き出した。
「いや、すまないが確認だけするからそれはギルドの方に君らが持って行ってくれないか?それは君達が悪くないという証明になるからな。」
そういってギルドカードはこの捕らえられた者と死亡者のギルドカードが同一人物と裏面に現れた罪状の確認をして返されたのだった。
「このギルドカードってどうゆう仕組みになっているんだろうな?便利な物だよな・・・」
「坊主も悪い事は絶対にしちゃいかんぞ!こいつ等みたいに奴隷に落とされ死ぬまで鉱山で働かされるからな。」
「まあ、女は鉱山じゃなくて鉱山で監視官をやっている者たちの慰み者にされちまうがな。」
「いや、俺は人生楽しく生きたいから悪い事はしませんよ。あははは!」
「それじゃ、手間になるがギルドカードの方はたのんだぞ!」
「はい!わかりました。」ケンジは元気よく返事をしギルドに向かうのだった。
ギルドの門をくぐり受付に向かったケンジは久しぶりに会うウランに強盗に襲われたこと報告するのだった。
「あ、ケンジ様おかえりなさい!今回は中級ダンジョンでしたよね。」
「ああ、中級ダンジョンだが5階層だったんでそんなつらくはなかったよ。」
「ええ!生産者が中級ダンジョンに行くなんて普通はいないんですよ?」
「まあ、そこはいいんだが・・・報告したいことがあるんだ。」
「え?なにかありましたか?」
「ああ、この間ウィンドーウルフやその仲間の冒険者に注意しろと言ってくれただろ?」
「え!まさか?」
「ああ、そのまさかだ!昨日野営してたところを襲われたんだ。そして返り討ちにして門番の兵士に突き出したところだ。」
「それで大丈夫だったのですか?」
「俺達はだいじょうぶだ。それにこれ・・・衛兵に証拠だからと言われてウィンドーウルフのメンバーのギルドカードをギルドに提出しろと言われて持ってきたんだ。」
「そうですか・・・無事で何よりです。そのカードは預からせていただきます。」
「それじゃ俺達は一旦帰るとして明日また今回の依頼清算にこさせてもらいますね。」
「わかりました。その時一緒にウィンドーウルフのメンバーの奴隷に落としたお金が支払われると思いますので昼頃にいらしてください。」
「あ、そっか・・・そうゆうのもあったな。わかった。じゃあ明日昼過ぎにくるよ。」
そういってケンジはマイの清算を待ち、一緒に屋敷に帰るのだった。
「ご主人様、おかえりなさいませ。」
「「「「おかえりなさいませ。」」」」
5人は庭の手入れをしていたらしくケンジが帰ってきたのがわかって安心した様子だった。セバスたちにすれば留守を守るのと同時にケンジが無事帰ってこないと生きていけない為、いつも帰ってくるまでハラハラし通しなのだ。
今回ケンジがダンジョンに行く前にティアナとフィアナが家庭菜園をしたいと言ってきたので庭の一部を畑に変えていたのだった。そこにはこの一週間で芽が出てスクスク育った野菜の苗があった。
「フィアナ、ティアナ芽が出てるじゃないか。がんばってるな。」とケンジは二人の頭を優しくなでるのだった。最初二人は奴隷商店であと少ししたら廃棄されるほど体力はなくなっており手足も欠損し表情も暗く世の中に絶望していたのだが、今ではケンジを慕い表情も明るく美味しいご飯も与えられふっくらと丸みを帯びた健康的な美少女となっていたのだった。
ケンジに頭を撫でられたフィアナは満面の笑みを浮かべ、ティアナは顔を赤らめ照れた表情を浮かべるのだった。
二人の性格は対照的だがいつも二人一緒に行動しさすが双子だなと思えるのだ。家庭菜園も二人同時に言いだしたことでやってみたいならやらせてあげようと思い、庭の一部を畑に変えてあげたのだった。
実はこの世界のトイレは未だくみ取り式トイレなのである。最初この世界のトイレにはケンジは慣れなかったのだがくみ取り式はまだいい方で殆どのトイレはトイレ用の小さな川の上にトイレが建てられて川を跨いで用を足すのが普通だったのだ。
ケンジの屋敷のトイレもくみ取り式で便が貯まったら誰かがくみ取り便の処理場に捨てに行かなければならなかったのだ。そこで便の有効活動として畑の肥料代わりに畑を作ったのだった。
その為トイレ用の川は臭いがきついのだが国がお金を払い教会関係者がクリーンの魔法で浄化しているため綺麗なはずなのだが予算がなかなか取れないため、不衛生になる時がしばしばあるのだ。
だが、貴族街では下水道が完備されていて街中が不衛生になることは無かったのだが病気になると困る理由で下水道の浄化を先にしてから平民の方に回ってくるので予算が無いらしいのだった。
だが平民から不平不満が出ない為に平民街には公衆便所を設置し、衛生面をなんとかしようとはしていたのだった。トイレ掃除のくみ取りはギルドの依頼で出したり、依頼失敗続きの冒険者のペナルティーとして掃除させたりしていたのだった。
まあ、貴族や王族なんてこんなもんだよなと思いケンジは気にもしないようにしていた。
久しぶりに屋敷のご飯はゆっくりできて美味しく楽しいものだった。そして落ち着いたところでケンジはみんなに提案をしたのだった。
「ちょっとみんな聞いてくれないか?」
「主、なんでしょうか?」
「俺忘れていたんだけどダンジョンに入るとき兵士さんにパーティー名を聞かれてつけるのをすっかり忘れていたんだよ。」
「ああ、なるほど!」
「ご主人様、今までパーティーに名前付けていなかったのですか?」セバスは驚き信じられない様子で聞いてきたのだった。
「ああ、そうなんだよ。すっかり忘れていてな・・・」
「で主は今その名前を決めようと思ったのですね。」
「その通りだ!ギル。」
「はい!はい!は~~~い!」
「じゃマードックなんか提案があるのか?」
「ケンジ様とそのしもべ達でどうだ?」
「はい!却下!」
「どうしてだよ!」
「俺はお前たちをしもべと思ってないし、そんなパーティーなんかいやだ!」
「じゃあ、立花極心流は?」
「マイ・・・それはお前だけだろ・・・」
「やっぱだめか・・・」
「あたりまえだろ。もっと真剣に考えてくれよ・・・」
「・・・」
「やっぱりそこはご主人様が思ういい名前はありませんか?」
「システィナ、どういう具合がいいんだ?」
「あたしとしてはご主人様が決めた名前なら何でもいいのですが・・・」
ここでセバスが発言をするのだった。
「ご主人様、少しいいですか?」
「ああ、なんだセバス?」
「ここにいる者は全てご主人様の事なら何でも受け入れる者ばかりです。だからご主人様が決めた事に反対を述べる人間がいるとは思えないのでここはどうでしょう。」
「いつもご主人様が言葉に出している事柄を引用してみると言うのは?」
「うん・・・どうゆうことだ?」
「ご主人様はいつも生活の中でみんな楽しく暮らしていけるのが俺の幸せなんだと言っているじゃありませんか?そこからいい名前を決めてくださいませんか?」
ケンジはセバスの言葉にピンときてパーティー名を考えるのだった。
「セバスナイスアイデアだ!」
ケンジはメモ用紙に浮かんだパーティーの名前を書いた。
「何か浮かびましたか?」
「うん!【Freedom】はどうだろうか?」ケンジの書いた文字にみんなが身を乗り出して見るのだった。
「主、この暗号のような文字は?読めないのですが・・・」
この文字がわかるのはマイだけだがマイだけがケンちゃんらしいねと喜んでいたのだった。
「これは俺の前にいた所の文字でフリーダムと読むんだ。」
「で、どうゆう意味なんですか?」
「「自由!」」
それを聞いたギル達みんなはいつもケンジがみんな一緒に自由に楽しく暮らしていこう!の言葉を思い出し、みんなはなんか自分たちのパーティーにピッタリな名前だと笑顔になるのだった。
「ご主人様、取ってもいい名前が決まりましたね。」
「ああ、セバスのおかげだよ。ありがとな!」
このようにしてケンジのパーティーに名前が付けられたのと同時にケンジ達が活躍しFreedomの名前が世の中に知れ渡るのは時間の問題になるのだった。
*------*------*------*------*------*------*
ギルドではパーティーは2名から10名と枠は決まっているのである。それ以上、気の合った者同士が集まる場合、11人以上30人未満の場合ギルドに申請するとファミリーになるのである。
ファミリーを設立するには所属しているギルドに申請書を提出し、代表者がAランクでファミリーの拠点となるファミリーハウスを建てればファミリーが設立できるのである。
年間所属ギルドに100万ドゴンを税金として納めなければならない。
そして、信頼できる仲間がさらに増え30人以上になった場合、90人まで、つまりファミリーが3セットできるまでが連合となる。
その際拠点となるファミリーハウスは増築し新しくするなりし、仲間全員が住める拠点を作らなければならない。年間500万ドゴンを納めることで申請が通る。
そして、最終段階90人以上になるとレギュオンとなるのである!これはもう国ともいえるものでギルド依頼も国家相手に引けを取らないものと言えるだろう。
年間1000万ドゴンを納めることで申請が通る。
この年間費はあくまでも城壁内の土地税になるので城壁外にファミリーハウスを建てた場合、年間費は要らないが維持が大変になる。
城壁の外に建てても構わないが建てる人はまずいないであろう。理由はわかると思うが魔物や盗賊がいて安全に拠点が守れないからである。
「主!町が見えてきたぞ。」
「そっか、みんな今回もお疲れさま!家に帰ったらゆっくりしような!」
「はい!」みんないい声で返事をした。
城門に着くと門番の兵士がその者たちはどうした?と聞いてくるので野営してたらいきなり襲ってきたので捕らえました。縛られたウィンドーウルフのメンバーは何やら声にならない呻き声を上げるだけでギル達に引っ張られていたのだった。
「哀れな奴らだ・・・こいつらのギルドカードだが一緒に提出したらいいのか?」
ケンジは有無も言わさず衛兵に突き出した。
「いや、すまないが確認だけするからそれはギルドの方に君らが持って行ってくれないか?それは君達が悪くないという証明になるからな。」
そういってギルドカードはこの捕らえられた者と死亡者のギルドカードが同一人物と裏面に現れた罪状の確認をして返されたのだった。
「このギルドカードってどうゆう仕組みになっているんだろうな?便利な物だよな・・・」
「坊主も悪い事は絶対にしちゃいかんぞ!こいつ等みたいに奴隷に落とされ死ぬまで鉱山で働かされるからな。」
「まあ、女は鉱山じゃなくて鉱山で監視官をやっている者たちの慰み者にされちまうがな。」
「いや、俺は人生楽しく生きたいから悪い事はしませんよ。あははは!」
「それじゃ、手間になるがギルドカードの方はたのんだぞ!」
「はい!わかりました。」ケンジは元気よく返事をしギルドに向かうのだった。
ギルドの門をくぐり受付に向かったケンジは久しぶりに会うウランに強盗に襲われたこと報告するのだった。
「あ、ケンジ様おかえりなさい!今回は中級ダンジョンでしたよね。」
「ああ、中級ダンジョンだが5階層だったんでそんなつらくはなかったよ。」
「ええ!生産者が中級ダンジョンに行くなんて普通はいないんですよ?」
「まあ、そこはいいんだが・・・報告したいことがあるんだ。」
「え?なにかありましたか?」
「ああ、この間ウィンドーウルフやその仲間の冒険者に注意しろと言ってくれただろ?」
「え!まさか?」
「ああ、そのまさかだ!昨日野営してたところを襲われたんだ。そして返り討ちにして門番の兵士に突き出したところだ。」
「それで大丈夫だったのですか?」
「俺達はだいじょうぶだ。それにこれ・・・衛兵に証拠だからと言われてウィンドーウルフのメンバーのギルドカードをギルドに提出しろと言われて持ってきたんだ。」
「そうですか・・・無事で何よりです。そのカードは預からせていただきます。」
「それじゃ俺達は一旦帰るとして明日また今回の依頼清算にこさせてもらいますね。」
「わかりました。その時一緒にウィンドーウルフのメンバーの奴隷に落としたお金が支払われると思いますので昼頃にいらしてください。」
「あ、そっか・・・そうゆうのもあったな。わかった。じゃあ明日昼過ぎにくるよ。」
そういってケンジはマイの清算を待ち、一緒に屋敷に帰るのだった。
「ご主人様、おかえりなさいませ。」
「「「「おかえりなさいませ。」」」」
5人は庭の手入れをしていたらしくケンジが帰ってきたのがわかって安心した様子だった。セバスたちにすれば留守を守るのと同時にケンジが無事帰ってこないと生きていけない為、いつも帰ってくるまでハラハラし通しなのだ。
今回ケンジがダンジョンに行く前にティアナとフィアナが家庭菜園をしたいと言ってきたので庭の一部を畑に変えていたのだった。そこにはこの一週間で芽が出てスクスク育った野菜の苗があった。
「フィアナ、ティアナ芽が出てるじゃないか。がんばってるな。」とケンジは二人の頭を優しくなでるのだった。最初二人は奴隷商店であと少ししたら廃棄されるほど体力はなくなっており手足も欠損し表情も暗く世の中に絶望していたのだが、今ではケンジを慕い表情も明るく美味しいご飯も与えられふっくらと丸みを帯びた健康的な美少女となっていたのだった。
ケンジに頭を撫でられたフィアナは満面の笑みを浮かべ、ティアナは顔を赤らめ照れた表情を浮かべるのだった。
二人の性格は対照的だがいつも二人一緒に行動しさすが双子だなと思えるのだ。家庭菜園も二人同時に言いだしたことでやってみたいならやらせてあげようと思い、庭の一部を畑に変えてあげたのだった。
実はこの世界のトイレは未だくみ取り式トイレなのである。最初この世界のトイレにはケンジは慣れなかったのだがくみ取り式はまだいい方で殆どのトイレはトイレ用の小さな川の上にトイレが建てられて川を跨いで用を足すのが普通だったのだ。
ケンジの屋敷のトイレもくみ取り式で便が貯まったら誰かがくみ取り便の処理場に捨てに行かなければならなかったのだ。そこで便の有効活動として畑の肥料代わりに畑を作ったのだった。
その為トイレ用の川は臭いがきついのだが国がお金を払い教会関係者がクリーンの魔法で浄化しているため綺麗なはずなのだが予算がなかなか取れないため、不衛生になる時がしばしばあるのだ。
だが、貴族街では下水道が完備されていて街中が不衛生になることは無かったのだが病気になると困る理由で下水道の浄化を先にしてから平民の方に回ってくるので予算が無いらしいのだった。
だが平民から不平不満が出ない為に平民街には公衆便所を設置し、衛生面をなんとかしようとはしていたのだった。トイレ掃除のくみ取りはギルドの依頼で出したり、依頼失敗続きの冒険者のペナルティーとして掃除させたりしていたのだった。
まあ、貴族や王族なんてこんなもんだよなと思いケンジは気にもしないようにしていた。
久しぶりに屋敷のご飯はゆっくりできて美味しく楽しいものだった。そして落ち着いたところでケンジはみんなに提案をしたのだった。
「ちょっとみんな聞いてくれないか?」
「主、なんでしょうか?」
「俺忘れていたんだけどダンジョンに入るとき兵士さんにパーティー名を聞かれてつけるのをすっかり忘れていたんだよ。」
「ああ、なるほど!」
「ご主人様、今までパーティーに名前付けていなかったのですか?」セバスは驚き信じられない様子で聞いてきたのだった。
「ああ、そうなんだよ。すっかり忘れていてな・・・」
「で主は今その名前を決めようと思ったのですね。」
「その通りだ!ギル。」
「はい!はい!は~~~い!」
「じゃマードックなんか提案があるのか?」
「ケンジ様とそのしもべ達でどうだ?」
「はい!却下!」
「どうしてだよ!」
「俺はお前たちをしもべと思ってないし、そんなパーティーなんかいやだ!」
「じゃあ、立花極心流は?」
「マイ・・・それはお前だけだろ・・・」
「やっぱだめか・・・」
「あたりまえだろ。もっと真剣に考えてくれよ・・・」
「・・・」
「やっぱりそこはご主人様が思ういい名前はありませんか?」
「システィナ、どういう具合がいいんだ?」
「あたしとしてはご主人様が決めた名前なら何でもいいのですが・・・」
ここでセバスが発言をするのだった。
「ご主人様、少しいいですか?」
「ああ、なんだセバス?」
「ここにいる者は全てご主人様の事なら何でも受け入れる者ばかりです。だからご主人様が決めた事に反対を述べる人間がいるとは思えないのでここはどうでしょう。」
「いつもご主人様が言葉に出している事柄を引用してみると言うのは?」
「うん・・・どうゆうことだ?」
「ご主人様はいつも生活の中でみんな楽しく暮らしていけるのが俺の幸せなんだと言っているじゃありませんか?そこからいい名前を決めてくださいませんか?」
ケンジはセバスの言葉にピンときてパーティー名を考えるのだった。
「セバスナイスアイデアだ!」
ケンジはメモ用紙に浮かんだパーティーの名前を書いた。
「何か浮かびましたか?」
「うん!【Freedom】はどうだろうか?」ケンジの書いた文字にみんなが身を乗り出して見るのだった。
「主、この暗号のような文字は?読めないのですが・・・」
この文字がわかるのはマイだけだがマイだけがケンちゃんらしいねと喜んでいたのだった。
「これは俺の前にいた所の文字でフリーダムと読むんだ。」
「で、どうゆう意味なんですか?」
「「自由!」」
それを聞いたギル達みんなはいつもケンジがみんな一緒に自由に楽しく暮らしていこう!の言葉を思い出し、みんなはなんか自分たちのパーティーにピッタリな名前だと笑顔になるのだった。
「ご主人様、取ってもいい名前が決まりましたね。」
「ああ、セバスのおかげだよ。ありがとな!」
このようにしてケンジのパーティーに名前が付けられたのと同時にケンジ達が活躍しFreedomの名前が世の中に知れ渡るのは時間の問題になるのだった。
*------*------*------*------*------*------*
ギルドではパーティーは2名から10名と枠は決まっているのである。それ以上、気の合った者同士が集まる場合、11人以上30人未満の場合ギルドに申請するとファミリーになるのである。
ファミリーを設立するには所属しているギルドに申請書を提出し、代表者がAランクでファミリーの拠点となるファミリーハウスを建てればファミリーが設立できるのである。
年間所属ギルドに100万ドゴンを税金として納めなければならない。
そして、信頼できる仲間がさらに増え30人以上になった場合、90人まで、つまりファミリーが3セットできるまでが連合となる。
その際拠点となるファミリーハウスは増築し新しくするなりし、仲間全員が住める拠点を作らなければならない。年間500万ドゴンを納めることで申請が通る。
そして、最終段階90人以上になるとレギュオンとなるのである!これはもう国ともいえるものでギルド依頼も国家相手に引けを取らないものと言えるだろう。
年間1000万ドゴンを納めることで申請が通る。
この年間費はあくまでも城壁内の土地税になるので城壁外にファミリーハウスを建てた場合、年間費は要らないが維持が大変になる。
城壁の外に建てても構わないが建てる人はまずいないであろう。理由はわかると思うが魔物や盗賊がいて安全に拠点が守れないからである。
0
お気に入りに追加
2,454
あなたにおすすめの小説
おもちゃで遊ぶだけでスキル習得~世界最強の商人目指します~
暇人太一
ファンタジー
大学生の星野陽一は高校生三人組に事故を起こされ重傷を負うも、その事故直後に異世界転移する。気づけばそこはテンプレ通りの白い空間で、説明された内容もありきたりな魔王軍討伐のための勇者召喚だった。
白い空間に一人残された陽一に別の女神様が近づき、モフモフを捜して完全復活させることを使命とし、勇者たちより十年早く転生させると言う。
勇者たちとは違い魔王軍は無視して好きにして良いという好待遇に、陽一は了承して異世界に転生することを決める。
転生後に授けられた職業は【トイストア】という万能チート職業だった。しかし世界の常識では『欠陥職業』と蔑まされて呼ばれる職業だったのだ。
それでも陽一が生み出すおもちゃは魔王の心をも鷲掴みにし、多くのモフモフに囲まれながら最強の商人になっていく。
魔術とスキルで無双し、モフモフと一緒におもちゃで遊んだり売ったりする話である。
小説家になろう様でも投稿始めました。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
異世界に転生したのでとりあえず好き勝手生きる事にしました
おすし
ファンタジー
買い物の帰り道、神の争いに巻き込まれ命を落とした高校生・桐生 蓮。お詫びとして、神の加護を受け異世界の貴族の次男として転生するが、転生した身はとんでもない加護を受けていて?!転生前のアニメの知識を使い、2度目の人生を好きに生きる少年の王道物語。
※バトル・ほのぼの・街づくり・アホ・ハッピー・シリアス等色々ありです。頭空っぽにして読めるかもです。
※作者は初心者で初投稿なので、優しい目で見てやってください(´・ω・)
更新はめっちゃ不定期です。
※他の作品出すのいや!というかたは、回れ右の方がいいかもです。
無能と呼ばれてパーティーを追放!最強に成り上がり人生最高!
本条蒼依
ファンタジー
主人公クロスは、マスターで聞いた事のない職業だが、Eランクという最低ランクの職業を得た。
そして、差別を受けた田舎を飛び出し、冒険者ギルドに所属しポーターとして生活をしていたが、
同じパーティーメンバーからも疎まれている状況で話は始まる。
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる