50 / 619
第2章 新たな国へ!
9話 家を購入!①
しおりを挟む
次の日、ケンジは一人、町の広場でボーっと何かを考え、屋台の肉串を食べていたのだった。この2週間を振り返り、何もわからないままよく、ここまでたどり着いたなぁと思っていたのだった。
「まさか、マイが転移してたとは思わなかったな……」
「あたしがどうしたの?」
「わっ!マイ、どうしてここに?」
「ケンちゃんが、朝から一人でどこかに行ったと、ギルに聞いてやっと見つけたんだよ。ケンちゃんこそどうしたのよ?いつもみんなと一緒なのに……」
「そりゃ、俺だって一人になりたいって思う時くらいあるよ」
「そっか、ケンちゃんは向こう(地球)にいた時も、どちらかと言ったらインドア派だったもんね」
マイマールは、クスッと笑った。
「で、一人になって、何考えてたの?」
「う~ん……このまま、この町に住んでも良いのかなあって思ってた……」
「えっ?ケンちゃん、又どっか移るの?」
「いやっ反対!定住の事だよ。仲間も増えてしまって、宿屋に泊まるより家を借りるかした方が安くつくだろ?」
「あああ……ケンちゃん、その考えは捨てたほうが良いよ。この世界で賃貸はないんだよ」
「えええ!賃貸が無い?なんで?」
「旅人や冒険者達が定住しようとしたら、まず城壁内に土地を買うんだよ。そこに建っている建物ごとね」
「それで、なんで?賃貸がないんだ?」
「冒険者や生産者達って、素材や魔物討伐でいつ死んでもわからない職業でしょ?賃貸したら、いきなりいなくなってその部屋が空き続けるんだよ。生死が、すぐわかればいいんだけどね……野たれ死ぬ事も、この世界じゃめずらしくないからね」
「なるほどなあ……たしかに、空き続けると儲けがなくなるから、誰も部屋を賃貸なんかしないか……」
「そういう事!」
「じゃあ、家を買うしかないのかよ……」
「冒険者達は、家を買うまで宿屋が普通なんだよ。まあ、冒険者は生き残れば儲かる職業だからね、Cランクまで行けば、小さい家ならすぐ買えると思うよ」
「小さい家だと、みんなと一緒に住めないからな……」
「え?奴隷も、一緒に住むの?」
「マイ……何度も、言っているが……」
「あ~~~はいはい!わかったよ!ケンちゃんの家だし、自由にしたらいいよ。でも、昨日も言ったけど、締めるとこはちゃんとしなよ!」
「ああ!わかってるよ。」
ケンジは、マイマールに家ってどこで買ったらいいのか尋ねるのだった。そして、マイマールは商人ギルドで家は売っていると教えたのであった。
商人ギルドは、行商人が店を持ちたい時、店舗で商売をするに登録しないといけないギルドである。
街中で少しくらいの物なら、売買しても登録しなくてもいいのだが、年間金貨5枚ぐらい稼げると登録しないと、ギルドから忠告を受ける事になるのだ。
屋台でも、凄く儲かっている屋台は登録し、人気が無いと登録していない人もいるのである。要はざる状態で、目立つとギルドから注意を受けるのである。
ギルドの一角に来ると、受付嬢の一人が声をかけてきてくれるのだった。
「ケンジ様、今日は何か用ですか?」
「え?なんで俺の名前を知っているの?」
「それは、ケンジ様は生産ギルドの若手のホープですからね。商人は情報が命です」
「へえ!さすが商人ギルドだ!」
「まあ、それは冗談ですけどね。ここは4つのギルドが一緒になっていますから、それくらいは情報共有できてて普通ですよ」
舌を出し、ハニカム受付嬢だった。その仕草の、一つ一つが可愛く様になっていると思い、ケンジは受付嬢に見惚れてしまっていたのだった。
「で、今日はなにかの用事で商人ギルドに?」
「あ、ああ……家の下見に来たんだが、どんな家があるか見せてほしいと思ってな」
「予算は、どのくらいでご希望ですか?人数は、マイ様とお二人で同棲ですか?」
受付嬢は、マイマールの方をみて微笑むのだった。すると、マイマールは同棲と言う言葉に、顔を真っ赤にするのだった。
「ああ!マイも一緒だけど、俺の仲間もいるから10人位余裕で入れる家で、予算は1億ドゴンまで出せるけど大丈夫か?」
受付嬢は、1億と聞いて目を見開いた。
「ケンジ様、どうぞ奥の方へ来ていただけますか?」
ケンジとマイは、ギルドの奥の部屋に案内され、色んな部屋の見取り図を出されるのだった。
「部屋は、だいたいこんな感じになるのですが、より詳しく教えていただければ、1億もあれば大体の要望は叶えられるかと思いますよ」
「うーん……いきなり言われても思いつかないなぁ!鍛冶の工房があるとか食堂があるとか、あ!そうだ!風呂のある家ってありますか?」
「え?お風呂ですか?」
「それだと、この2件ぐらいですが、見学に行ってみますか?」
受付嬢が驚いたのは、平民でお風呂に入る習慣がないのと、お風呂を沸かすには大変手間がかかるので、普通は上級貴族がお金に任せて準備するしかなかったのである。
マイマールも、お風呂と聞いてビックリして、ケンジの袖を引っ張るのだった。
「ケンちゃん!お風呂って……そんな維持に大変な、家を買うつもりなの?」
「えっ⁉そうなのか?」
「そりゃそうだよ!お風呂って、どうやって入る準備するのかわかってないでしょ?あたしも、詳しくはしらないけど、お風呂に井戸から水を汲んで、いっぱいにする作業があってその水を沸かすんだよ」
「ケンジ様、水を沸かす為に魔道具がついているんですが、普通は魔法使い2人から4人ぐらいの魔法力がいるとされています」
「ケンちゃん、そんな大変な作業をした後お風呂に入り、ちゃんとお風呂掃除をすぐにして、水気を乾燥しないと建てつけが悪くなるんだよ。それでもそんな家を買うの?」
「じゃあ、どんな家なのか見るだけでもいいか?それでも買いたい家なら検討するからさ」
受付嬢は、お風呂がある家は貴族しか買わないので、この家が売れれば在庫になっている物件が1つ片付くと思い気合を入れるのだった。
最初の家に行くと、上級貴族の別荘だった家で、今は没落してしまったらしく借金の肩に取られた物件だった。
値段は家の大きさに対して安く、それでも1億2千万ドゴンと予算オーバーだった。それに家が大きすぎるのだった。
「この家は、大きすぎますよ……何人で住むのですか?」
こういう理由で、ケンジはこの家を諦めるのだった。受付嬢は、次の家は変わり者だった人の持ち家だったので、買ってもらうのは半分諦めムードで案内するのだった。
「こちらが、2件目になります。」
「なに、この家?」
その家の正面には店舗で、横の入り口から住居に向かう感じだったのだ。そのおかげというのはおかしいのだが、住むとしたら面倒といったら面倒なのだ。
受付嬢から聞いた話では、ここを作った人はちょっと変わり者で生産者だったという事。
その人はこれから職人を目指す為、店舗を正面に持ってきて、住居スペースでゆっくりするつもりだったのだが素材を入手する為、町の外に出た所を盗賊に殺されてしまったと説明したのである。
家の敷地に入ると、良い作りになっていて、店舗の裏側に鍛冶工房や練金室等仕事部屋が6室、そして、屋敷の地下にお風呂があり、一階には食堂や大部屋、2階は住居スペースで個室が10室で、ケンジは屋敷を見て、皆で住んでも余裕があり、少し大きいが丁度いい感じの家だと思ったのだった。
「それで、この家はいくらするのですか?」
「この家は、当初1億ドゴンだったのですが、当然お風呂もついてて貴族様しか買う事にならないのですが、この前にある店舗のせいで売れないのです。だから、今は4000万ドゴンまで値が下がっております」
「えっ?貴族なら、自分で店舗解体できるんじゃないの?」
「そういう考えもあるのですが、そんな事せずとももっといい家はありますからね。それにここは店舗を出せる位、人通りも多いし騒がしく感じると思います!まあ、総合的に考えて貴族様には不人気だという事ですね!」
「ああ、なるほどなあ……どうしようかな?たしかに風呂もあるし、丁度いい大きさの家だけど、この家の前の店舗がなあぁ……」
「ケンジ様、たしかにこの店舗は邪魔かもしれないですが、それさえ目をつむれば暮らしやすい家だと思いますよ」
「たしかに、そうだと思うけどね!やっぱ邪魔かなあ……」
「邪魔なら、解体すればいいんですし、いかがですか?」
受付嬢も、この期会を逃せばいつ売れるかわからない為、販売に必死なのである。
「解体するのも大変だしな……」
チラリと、受付嬢の顔をみるケンジだった。
「はぁ~わかりましたよ。まけさせていただきます!」
「えっ?ホント?なんか悪いね催促したみたいで!それでいくらまで下がります?」
「じゃ、3500万ドゴンでいかがでしょう?」
「切りのいいところで3000万!」
「それじゃ、話にならないですよ……3400万で!」
「じゃ、今回はなかった事に・・・3100万で!」
「いやいや……ホントに、そんなじゃ無理ですって!3300万でいかがですか?」
ケンジと、受付嬢は交渉をやり合うのだった。
「まさか、マイが転移してたとは思わなかったな……」
「あたしがどうしたの?」
「わっ!マイ、どうしてここに?」
「ケンちゃんが、朝から一人でどこかに行ったと、ギルに聞いてやっと見つけたんだよ。ケンちゃんこそどうしたのよ?いつもみんなと一緒なのに……」
「そりゃ、俺だって一人になりたいって思う時くらいあるよ」
「そっか、ケンちゃんは向こう(地球)にいた時も、どちらかと言ったらインドア派だったもんね」
マイマールは、クスッと笑った。
「で、一人になって、何考えてたの?」
「う~ん……このまま、この町に住んでも良いのかなあって思ってた……」
「えっ?ケンちゃん、又どっか移るの?」
「いやっ反対!定住の事だよ。仲間も増えてしまって、宿屋に泊まるより家を借りるかした方が安くつくだろ?」
「あああ……ケンちゃん、その考えは捨てたほうが良いよ。この世界で賃貸はないんだよ」
「えええ!賃貸が無い?なんで?」
「旅人や冒険者達が定住しようとしたら、まず城壁内に土地を買うんだよ。そこに建っている建物ごとね」
「それで、なんで?賃貸がないんだ?」
「冒険者や生産者達って、素材や魔物討伐でいつ死んでもわからない職業でしょ?賃貸したら、いきなりいなくなってその部屋が空き続けるんだよ。生死が、すぐわかればいいんだけどね……野たれ死ぬ事も、この世界じゃめずらしくないからね」
「なるほどなあ……たしかに、空き続けると儲けがなくなるから、誰も部屋を賃貸なんかしないか……」
「そういう事!」
「じゃあ、家を買うしかないのかよ……」
「冒険者達は、家を買うまで宿屋が普通なんだよ。まあ、冒険者は生き残れば儲かる職業だからね、Cランクまで行けば、小さい家ならすぐ買えると思うよ」
「小さい家だと、みんなと一緒に住めないからな……」
「え?奴隷も、一緒に住むの?」
「マイ……何度も、言っているが……」
「あ~~~はいはい!わかったよ!ケンちゃんの家だし、自由にしたらいいよ。でも、昨日も言ったけど、締めるとこはちゃんとしなよ!」
「ああ!わかってるよ。」
ケンジは、マイマールに家ってどこで買ったらいいのか尋ねるのだった。そして、マイマールは商人ギルドで家は売っていると教えたのであった。
商人ギルドは、行商人が店を持ちたい時、店舗で商売をするに登録しないといけないギルドである。
街中で少しくらいの物なら、売買しても登録しなくてもいいのだが、年間金貨5枚ぐらい稼げると登録しないと、ギルドから忠告を受ける事になるのだ。
屋台でも、凄く儲かっている屋台は登録し、人気が無いと登録していない人もいるのである。要はざる状態で、目立つとギルドから注意を受けるのである。
ギルドの一角に来ると、受付嬢の一人が声をかけてきてくれるのだった。
「ケンジ様、今日は何か用ですか?」
「え?なんで俺の名前を知っているの?」
「それは、ケンジ様は生産ギルドの若手のホープですからね。商人は情報が命です」
「へえ!さすが商人ギルドだ!」
「まあ、それは冗談ですけどね。ここは4つのギルドが一緒になっていますから、それくらいは情報共有できてて普通ですよ」
舌を出し、ハニカム受付嬢だった。その仕草の、一つ一つが可愛く様になっていると思い、ケンジは受付嬢に見惚れてしまっていたのだった。
「で、今日はなにかの用事で商人ギルドに?」
「あ、ああ……家の下見に来たんだが、どんな家があるか見せてほしいと思ってな」
「予算は、どのくらいでご希望ですか?人数は、マイ様とお二人で同棲ですか?」
受付嬢は、マイマールの方をみて微笑むのだった。すると、マイマールは同棲と言う言葉に、顔を真っ赤にするのだった。
「ああ!マイも一緒だけど、俺の仲間もいるから10人位余裕で入れる家で、予算は1億ドゴンまで出せるけど大丈夫か?」
受付嬢は、1億と聞いて目を見開いた。
「ケンジ様、どうぞ奥の方へ来ていただけますか?」
ケンジとマイは、ギルドの奥の部屋に案内され、色んな部屋の見取り図を出されるのだった。
「部屋は、だいたいこんな感じになるのですが、より詳しく教えていただければ、1億もあれば大体の要望は叶えられるかと思いますよ」
「うーん……いきなり言われても思いつかないなぁ!鍛冶の工房があるとか食堂があるとか、あ!そうだ!風呂のある家ってありますか?」
「え?お風呂ですか?」
「それだと、この2件ぐらいですが、見学に行ってみますか?」
受付嬢が驚いたのは、平民でお風呂に入る習慣がないのと、お風呂を沸かすには大変手間がかかるので、普通は上級貴族がお金に任せて準備するしかなかったのである。
マイマールも、お風呂と聞いてビックリして、ケンジの袖を引っ張るのだった。
「ケンちゃん!お風呂って……そんな維持に大変な、家を買うつもりなの?」
「えっ⁉そうなのか?」
「そりゃそうだよ!お風呂って、どうやって入る準備するのかわかってないでしょ?あたしも、詳しくはしらないけど、お風呂に井戸から水を汲んで、いっぱいにする作業があってその水を沸かすんだよ」
「ケンジ様、水を沸かす為に魔道具がついているんですが、普通は魔法使い2人から4人ぐらいの魔法力がいるとされています」
「ケンちゃん、そんな大変な作業をした後お風呂に入り、ちゃんとお風呂掃除をすぐにして、水気を乾燥しないと建てつけが悪くなるんだよ。それでもそんな家を買うの?」
「じゃあ、どんな家なのか見るだけでもいいか?それでも買いたい家なら検討するからさ」
受付嬢は、お風呂がある家は貴族しか買わないので、この家が売れれば在庫になっている物件が1つ片付くと思い気合を入れるのだった。
最初の家に行くと、上級貴族の別荘だった家で、今は没落してしまったらしく借金の肩に取られた物件だった。
値段は家の大きさに対して安く、それでも1億2千万ドゴンと予算オーバーだった。それに家が大きすぎるのだった。
「この家は、大きすぎますよ……何人で住むのですか?」
こういう理由で、ケンジはこの家を諦めるのだった。受付嬢は、次の家は変わり者だった人の持ち家だったので、買ってもらうのは半分諦めムードで案内するのだった。
「こちらが、2件目になります。」
「なに、この家?」
その家の正面には店舗で、横の入り口から住居に向かう感じだったのだ。そのおかげというのはおかしいのだが、住むとしたら面倒といったら面倒なのだ。
受付嬢から聞いた話では、ここを作った人はちょっと変わり者で生産者だったという事。
その人はこれから職人を目指す為、店舗を正面に持ってきて、住居スペースでゆっくりするつもりだったのだが素材を入手する為、町の外に出た所を盗賊に殺されてしまったと説明したのである。
家の敷地に入ると、良い作りになっていて、店舗の裏側に鍛冶工房や練金室等仕事部屋が6室、そして、屋敷の地下にお風呂があり、一階には食堂や大部屋、2階は住居スペースで個室が10室で、ケンジは屋敷を見て、皆で住んでも余裕があり、少し大きいが丁度いい感じの家だと思ったのだった。
「それで、この家はいくらするのですか?」
「この家は、当初1億ドゴンだったのですが、当然お風呂もついてて貴族様しか買う事にならないのですが、この前にある店舗のせいで売れないのです。だから、今は4000万ドゴンまで値が下がっております」
「えっ?貴族なら、自分で店舗解体できるんじゃないの?」
「そういう考えもあるのですが、そんな事せずとももっといい家はありますからね。それにここは店舗を出せる位、人通りも多いし騒がしく感じると思います!まあ、総合的に考えて貴族様には不人気だという事ですね!」
「ああ、なるほどなあ……どうしようかな?たしかに風呂もあるし、丁度いい大きさの家だけど、この家の前の店舗がなあぁ……」
「ケンジ様、たしかにこの店舗は邪魔かもしれないですが、それさえ目をつむれば暮らしやすい家だと思いますよ」
「たしかに、そうだと思うけどね!やっぱ邪魔かなあ……」
「邪魔なら、解体すればいいんですし、いかがですか?」
受付嬢も、この期会を逃せばいつ売れるかわからない為、販売に必死なのである。
「解体するのも大変だしな……」
チラリと、受付嬢の顔をみるケンジだった。
「はぁ~わかりましたよ。まけさせていただきます!」
「えっ?ホント?なんか悪いね催促したみたいで!それでいくらまで下がります?」
「じゃ、3500万ドゴンでいかがでしょう?」
「切りのいいところで3000万!」
「それじゃ、話にならないですよ……3400万で!」
「じゃ、今回はなかった事に・・・3100万で!」
「いやいや……ホントに、そんなじゃ無理ですって!3300万でいかがですか?」
ケンジと、受付嬢は交渉をやり合うのだった。
5
お気に入りに追加
2,451
あなたにおすすめの小説
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍2巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
家族もチート!?な貴族に転生しました。
夢見
ファンタジー
月神 詩は神の手違いで死んでしまった…
そのお詫びにチート付きで異世界に転生することになった。
詩は異世界何を思い、何をするのかそれは誰にも分からない。
※※※※※※※※※
チート過ぎる転生貴族の改訂版です。
内容がものすごく変わっている部分と変わっていない部分が入り交じっております
※※※※※※※※※
どうやら異世界ではないらしいが、魔法やレベルがある世界になったようだ
ボケ猫
ファンタジー
日々、異世界などの妄想をする、アラフォーのテツ。
ある日突然、この世界のシステムが、魔法やレベルのある世界へと変化。
夢にまで見たシステムに大喜びのテツ。
そんな中、アラフォーのおっさんがレベルを上げながら家族とともに新しい世界を生きていく。
そして、世界変化の一因であろう異世界人の転移者との出会い。
新しい世界で、新たな出会い、関係を構築していこうとする物語・・・のはず・・。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~
丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月
働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。
いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震!
悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。
対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。
・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。
もう少しマシな奴いませんかね?
あっ、出てきた。
男前ですね・・・落ち着いてください。
あっ、やっぱり神様なのね。
転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。
ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。
不定期更新
誤字脱字
理解不能
読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる