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【第一章、コベロス村】
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飲食できる場所は、村に一つだけのようで、盛況だった。
客の多くは老人と軍人だ。
端のテーブルに着いたが、旅の人間は珍しくないのか、誰も二人を気に留める様子がなかったのは幸いだった。
板の品書きに指を滑らせながら、そんなに食べられるのか、というくらいの数をルノアは注文した。
「そういえば、お金、あるのか?」
「正直、多くは持ち合わせていません」
大柄で、無愛想な女の店員が去るのを待って、彼女は腰を持ち上げ、レーヴの耳元に口を寄せた。
「金貨、五枚だけです。師匠が最後に託してくれたものですから、大切にしないと」
庶民に流通している貨幣は金銀銅の三種類。銅貨五十枚で銀貨一枚。銀貨二十枚で金貨一枚だ。
「それ以外に、大金貨もあります。金貨百枚の価値ですが、国同士の交易で使われるもので、拙者たちが目にすることは、一生に一度もないでしょうね」
最初に運ばれてきたのは、飲み物だった。
彼女は木の器の中を確認し、黄金色の泡立っているほうを口にした。
レーヴの前に置かれたのは、果汁を炭酸水で割った飲み物のようだ。
「かはーっ」
半分ほどを一挙に飲み干すと、彼女は満足そうに息を吐いた。
周囲にアルコールの芳香が漂う。
確か師匠が死んだことを、泣いて悲しんでいたはずだが――。
遠回しにそのことを尋ねると、ルノアは、「ふん」と鼻息を荒くした。
「いいですか、師匠は九十一歳で亡くなりました。普通の人なら、七十まで生きれば、長生きだというのにです。しかも、死ぬ間際まで、拙者の尻を触るような好色家だったんです。さっきまで、少しは悲しかったのは確かですけどね」
そう言って、もう一度、麦酒を口にした。
どうやら、師の思い出は、酒より軽いらしい。死んだ人間は、普通は生き返らない。悲しみで立ち止まったままよりは、今の彼女の態度が正解なのだろう。
最初の一杯がなくなりかけた頃、串刺しの肉料理が運ばれてきた。
「鶏肉です。あなたの好物だったのですが、いかがですか」
すでにかなりの空腹だ。好き嫌いなど、確かめる余裕もなかった。二人であっという間に平らげる。
二皿目の卵料理を完食した頃、彼女の頬は朱色になっていた。
「飲酒に年齢制限はないのか」
「特に決まりはありません。人によって、十歳で飲む者もいれば、三十で苦手にしている場合もあるでしょう。どうしてそんなことを気にするんですか?」
「どうして――。理由は説明できないんだけど、子供には害になる気がしたんだ」
「またそれですか。自分が誰かもわからないのに、教えてもいない希少なアビリティが使え、頭が回る、と。ちなみに言葉は話せていますが、文字はどうなんですか?」
そう言って、品書きをレーヴの前に置いた。
「問題なく読める。麦酒一杯、銀貨一枚。食べ物は一皿、銅貨三十枚。飲み物のほうが高いのか」
「税がかかってますからね。まったく、酒くらい、好きに飲ませてほしいものです」
不満げにそう言うと、彼女はカップの中を覗き込み、最後の一滴をなめ取ると、ちゅうちょなく、二杯目を注文した。
金は大切に使うと、確かそう言っていたような。
「蘇生でいったい何が起きたのか、あなたの頭の中身を見てみたいですね」
そう言った声調は、それまでより一段高く、口の回転も速くなっていた。
ずっと胸にあった、突拍子もない疑問を告白するには、ちょうどいいタイミングかもしれない。
「馬鹿にしないで聞いてほしいんだけど……。実はオレ、何かの生まれ変わりみたいなんだ。前がどんな人間だったのか、まるでわからないんだけど、レーヴでなかったことだけは確かだと思う」
そう言いながら、相手がいったいどんな反応を見せるのか、知らずに息を止めていた。
「なるほど、ですね」
だが、酔っ払いは、運ばれてきた二杯目を味わうことに集中していて、相手の不安には何の感慨も見せようとしない。
「何、その反応。信じたってこと?驚かないのか?」
「生まれ変わりは、当然あるんでしょう」
「それって、ここでは普通のこと?もしかして、君も――」
「いえ、前世の記憶なんて、もちろんありません。ただ、あなたが生き返る瞬間をすぐ横で見ていましたから」
レーヴは、崩れてきた日時計の直撃を頭に受け、一度息を引き取った。師匠が行ったのは、身体の治癒と、同時に魂を呼び戻すアビリティだったそうだ。
「ケガの治療はこれまで何度も目にしたことがありますが、続けて行ったほうは、その存在すら知りませんでした。正直、あなたが目を開けたとき、傀儡として操っているのだと、そう思ったくらいです」
ただ、現実はそうでなかった。であれば、蘇生とは、身体から遊離した魂を戻す手段にほかならない、というのが彼女の推測だ。
「もしそうなら、別の人間の魂が元の器に入る可能性もあるんじゃないですか。ただ、引き寄せられるのは、誰のものでも良かった、というわけではないのでしょう。年齢なのか、性別なのかは不明ですけど、今のあなたと、元のレーヴ殿下に、何かしらの共通点があったか、あるいは――真逆、ということもあり得ますかね」
「真逆?どういう意味?」
「人は自分にないものを求める生き物だと、師匠が言ってました。生まれ変われば、次は女にモテまくる人間になりたいって」
「なるほど、こうなりたいと思う姿、か」
「ちなみに、一つ前がどんな人間だったのか、少しくらいは覚えているのですか?」
「それがまるで……。ただ、この喋り方とか性格は、引き継いでる気がする。それくらいかな」
「なるほど。では、殿下の記憶は?いかがです?」
「たぶん、ある。何て言うか、すごく雑然としていて、探し物を見つけるのには、しばらく苦労しそうだけど。生きていくのに必要なことくらいはどうにか」
彼女が三杯目を頼もうとしたとき、店の入り口で、「今は満席なんだ」と、店員が二人連れの客を断るやり取りが聞こえた。
「そろそろ出ようか。お金もないんだから」
ルノアは一瞬、不服そうな表情を見せたが、レーヴの視線を追って状況を把握したのだろう、しぶしぶ手を上げた。
「すみません、お会計、お願いします」
その声に、立ち去ろうとしていた外の二人が足を止める。
店員が皿を数え始めた。
「えーと、銀貨三枚と、銅貨六十枚――じゃなくて、銀貨四枚と銅貨十枚だね」
ルノアが巾着から、慎重に金貨一枚を取り出し、テーブルに置くのを見て、店員は眉をひそめた。
「あらら。細かいの、ないのかい?えーと、お釣りは……」
「銀貨十五と、銅貨四十枚」
そう言うと、相手は動きを止め、不思議そうにレーヴを見た。
「何だい、それ。本当かい?」
彼女は言われた通りに、硬貨をテーブルに並べ、皿と合わせて数え直したあと、「へえ」と感嘆の息をもらした。
「あんたら、ソーサラー?」
「いいえ、まさかっ。アビリティで計算はできませんよ」
ルノアは立ち上がって、大げさに否定した。
「あはは。そうだよね。にしもて、あんた、頭いいねえ。王宮で、財務卿になれるんじゃないかい」
女は、口を大きく開けて笑った。
どうやら王都が敵の手に落ちたことは、まだ伝わっていないようだ。
「そっちのお客さん、ここが空いたよ」
店を出るところですれ違ったのは、アントラーシュの軍人二人だった。
一人は、クマのような大きな中年の男。子供の体くらいの大きさの、ナタのような武器を背負っている。
あとの一人は、軍服の上からも筋肉が発達していることのわかる、妙齢の女だった。
「急かしたようですまないな」
通り過ぎるとき、彼女はそう言って、軽く頭を下げた。
帰り道、ルノアは、軍人たちの来訪の意図をいぶかしがった。
「王都陥落を察知した隣国が、混乱に乗じて侵攻してきた、っていうのがあり得そうな展開じゃないのか」
「確かに。ですが、彼らから、そんな殺気は感じられませんでした――。というか、あなたは本当に殿下ではないのですねえ。さっきのお釣りもそうですが、そんなに、筋道立てて、物事を考えられるお人ではありませんでした」
宿に戻り、部屋が一つであることを知った。
何かまずいのではと思ったが、何かをためらう間もなく、同行者は自分のベッドに飛び込むと、すぐに寝息を立て始めた。
一階で桶に水を汲み、部屋に戻る。ただ顔を洗うだけの作業が面倒な気がする。もっと便利な方法があるような――。とはいえ、何かを思い出せる気もしなかったが。
扉にかんぬきを差して、もう一つのベッドに横になった。
ここに至るまで、長い道程だった。
本当に生まれ変わったのか、おそらく、それを確かめるすべはない気がする。
誰かの人生を引き継ぐことの意味を考えようとして、明日、起きたあとにどう過ごすか、そんな簡単な予測すらできない現実に、今はただ、生き延びることに専念しようと心に決めた。
客の多くは老人と軍人だ。
端のテーブルに着いたが、旅の人間は珍しくないのか、誰も二人を気に留める様子がなかったのは幸いだった。
板の品書きに指を滑らせながら、そんなに食べられるのか、というくらいの数をルノアは注文した。
「そういえば、お金、あるのか?」
「正直、多くは持ち合わせていません」
大柄で、無愛想な女の店員が去るのを待って、彼女は腰を持ち上げ、レーヴの耳元に口を寄せた。
「金貨、五枚だけです。師匠が最後に託してくれたものですから、大切にしないと」
庶民に流通している貨幣は金銀銅の三種類。銅貨五十枚で銀貨一枚。銀貨二十枚で金貨一枚だ。
「それ以外に、大金貨もあります。金貨百枚の価値ですが、国同士の交易で使われるもので、拙者たちが目にすることは、一生に一度もないでしょうね」
最初に運ばれてきたのは、飲み物だった。
彼女は木の器の中を確認し、黄金色の泡立っているほうを口にした。
レーヴの前に置かれたのは、果汁を炭酸水で割った飲み物のようだ。
「かはーっ」
半分ほどを一挙に飲み干すと、彼女は満足そうに息を吐いた。
周囲にアルコールの芳香が漂う。
確か師匠が死んだことを、泣いて悲しんでいたはずだが――。
遠回しにそのことを尋ねると、ルノアは、「ふん」と鼻息を荒くした。
「いいですか、師匠は九十一歳で亡くなりました。普通の人なら、七十まで生きれば、長生きだというのにです。しかも、死ぬ間際まで、拙者の尻を触るような好色家だったんです。さっきまで、少しは悲しかったのは確かですけどね」
そう言って、もう一度、麦酒を口にした。
どうやら、師の思い出は、酒より軽いらしい。死んだ人間は、普通は生き返らない。悲しみで立ち止まったままよりは、今の彼女の態度が正解なのだろう。
最初の一杯がなくなりかけた頃、串刺しの肉料理が運ばれてきた。
「鶏肉です。あなたの好物だったのですが、いかがですか」
すでにかなりの空腹だ。好き嫌いなど、確かめる余裕もなかった。二人であっという間に平らげる。
二皿目の卵料理を完食した頃、彼女の頬は朱色になっていた。
「飲酒に年齢制限はないのか」
「特に決まりはありません。人によって、十歳で飲む者もいれば、三十で苦手にしている場合もあるでしょう。どうしてそんなことを気にするんですか?」
「どうして――。理由は説明できないんだけど、子供には害になる気がしたんだ」
「またそれですか。自分が誰かもわからないのに、教えてもいない希少なアビリティが使え、頭が回る、と。ちなみに言葉は話せていますが、文字はどうなんですか?」
そう言って、品書きをレーヴの前に置いた。
「問題なく読める。麦酒一杯、銀貨一枚。食べ物は一皿、銅貨三十枚。飲み物のほうが高いのか」
「税がかかってますからね。まったく、酒くらい、好きに飲ませてほしいものです」
不満げにそう言うと、彼女はカップの中を覗き込み、最後の一滴をなめ取ると、ちゅうちょなく、二杯目を注文した。
金は大切に使うと、確かそう言っていたような。
「蘇生でいったい何が起きたのか、あなたの頭の中身を見てみたいですね」
そう言った声調は、それまでより一段高く、口の回転も速くなっていた。
ずっと胸にあった、突拍子もない疑問を告白するには、ちょうどいいタイミングかもしれない。
「馬鹿にしないで聞いてほしいんだけど……。実はオレ、何かの生まれ変わりみたいなんだ。前がどんな人間だったのか、まるでわからないんだけど、レーヴでなかったことだけは確かだと思う」
そう言いながら、相手がいったいどんな反応を見せるのか、知らずに息を止めていた。
「なるほど、ですね」
だが、酔っ払いは、運ばれてきた二杯目を味わうことに集中していて、相手の不安には何の感慨も見せようとしない。
「何、その反応。信じたってこと?驚かないのか?」
「生まれ変わりは、当然あるんでしょう」
「それって、ここでは普通のこと?もしかして、君も――」
「いえ、前世の記憶なんて、もちろんありません。ただ、あなたが生き返る瞬間をすぐ横で見ていましたから」
レーヴは、崩れてきた日時計の直撃を頭に受け、一度息を引き取った。師匠が行ったのは、身体の治癒と、同時に魂を呼び戻すアビリティだったそうだ。
「ケガの治療はこれまで何度も目にしたことがありますが、続けて行ったほうは、その存在すら知りませんでした。正直、あなたが目を開けたとき、傀儡として操っているのだと、そう思ったくらいです」
ただ、現実はそうでなかった。であれば、蘇生とは、身体から遊離した魂を戻す手段にほかならない、というのが彼女の推測だ。
「もしそうなら、別の人間の魂が元の器に入る可能性もあるんじゃないですか。ただ、引き寄せられるのは、誰のものでも良かった、というわけではないのでしょう。年齢なのか、性別なのかは不明ですけど、今のあなたと、元のレーヴ殿下に、何かしらの共通点があったか、あるいは――真逆、ということもあり得ますかね」
「真逆?どういう意味?」
「人は自分にないものを求める生き物だと、師匠が言ってました。生まれ変われば、次は女にモテまくる人間になりたいって」
「なるほど、こうなりたいと思う姿、か」
「ちなみに、一つ前がどんな人間だったのか、少しくらいは覚えているのですか?」
「それがまるで……。ただ、この喋り方とか性格は、引き継いでる気がする。それくらいかな」
「なるほど。では、殿下の記憶は?いかがです?」
「たぶん、ある。何て言うか、すごく雑然としていて、探し物を見つけるのには、しばらく苦労しそうだけど。生きていくのに必要なことくらいはどうにか」
彼女が三杯目を頼もうとしたとき、店の入り口で、「今は満席なんだ」と、店員が二人連れの客を断るやり取りが聞こえた。
「そろそろ出ようか。お金もないんだから」
ルノアは一瞬、不服そうな表情を見せたが、レーヴの視線を追って状況を把握したのだろう、しぶしぶ手を上げた。
「すみません、お会計、お願いします」
その声に、立ち去ろうとしていた外の二人が足を止める。
店員が皿を数え始めた。
「えーと、銀貨三枚と、銅貨六十枚――じゃなくて、銀貨四枚と銅貨十枚だね」
ルノアが巾着から、慎重に金貨一枚を取り出し、テーブルに置くのを見て、店員は眉をひそめた。
「あらら。細かいの、ないのかい?えーと、お釣りは……」
「銀貨十五と、銅貨四十枚」
そう言うと、相手は動きを止め、不思議そうにレーヴを見た。
「何だい、それ。本当かい?」
彼女は言われた通りに、硬貨をテーブルに並べ、皿と合わせて数え直したあと、「へえ」と感嘆の息をもらした。
「あんたら、ソーサラー?」
「いいえ、まさかっ。アビリティで計算はできませんよ」
ルノアは立ち上がって、大げさに否定した。
「あはは。そうだよね。にしもて、あんた、頭いいねえ。王宮で、財務卿になれるんじゃないかい」
女は、口を大きく開けて笑った。
どうやら王都が敵の手に落ちたことは、まだ伝わっていないようだ。
「そっちのお客さん、ここが空いたよ」
店を出るところですれ違ったのは、アントラーシュの軍人二人だった。
一人は、クマのような大きな中年の男。子供の体くらいの大きさの、ナタのような武器を背負っている。
あとの一人は、軍服の上からも筋肉が発達していることのわかる、妙齢の女だった。
「急かしたようですまないな」
通り過ぎるとき、彼女はそう言って、軽く頭を下げた。
帰り道、ルノアは、軍人たちの来訪の意図をいぶかしがった。
「王都陥落を察知した隣国が、混乱に乗じて侵攻してきた、っていうのがあり得そうな展開じゃないのか」
「確かに。ですが、彼らから、そんな殺気は感じられませんでした――。というか、あなたは本当に殿下ではないのですねえ。さっきのお釣りもそうですが、そんなに、筋道立てて、物事を考えられるお人ではありませんでした」
宿に戻り、部屋が一つであることを知った。
何かまずいのではと思ったが、何かをためらう間もなく、同行者は自分のベッドに飛び込むと、すぐに寝息を立て始めた。
一階で桶に水を汲み、部屋に戻る。ただ顔を洗うだけの作業が面倒な気がする。もっと便利な方法があるような――。とはいえ、何かを思い出せる気もしなかったが。
扉にかんぬきを差して、もう一つのベッドに横になった。
ここに至るまで、長い道程だった。
本当に生まれ変わったのか、おそらく、それを確かめるすべはない気がする。
誰かの人生を引き継ぐことの意味を考えようとして、明日、起きたあとにどう過ごすか、そんな簡単な予測すらできない現実に、今はただ、生き延びることに専念しようと心に決めた。
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