ジャージ女子高生による異世界無双

7章 姫のお茶会編

目標完了とその後

セレーネ達が無事目的を果たし、メウダリウス聖王国から帰ってきた。
そういえばそんな名前の国だったね。忘れてたよ。

敵である姉の私兵や影部隊を蹴散らし無力化させた。
そこでセレーネを嵌めた汚いやり口の証拠を抑え、王侯貴族の集まる王城のパーティー会場で暴露。あ、証拠を確保する魔道具は私が貸し出したよ。

ちなみにセレーネの姉の汚いやり口っていうのが、セレーネに対する事実無根の罪をでっち上げ、それを貴族間で広め集団イジメに発展させるという陰湿なものだった。

本当は姉を王族から除籍し犯罪奴隷にでもさせようと考えていたらしいけど、ウチの方が王城より快適で自由な暮らしが出来ると考え、国には戻らず姉の処罰はメウダリスの司法に任せる事にしたようだ。

私的にはセレーネは既に身内なので大歓迎だ。
ミーちゃん、ルーちゃん、ミューも私について来ると言うので、ファーストに連れて帰るつもりだ。いや、こっちの世界でも良いんだけど。一度は私の世界に連れていきたいのだ。

☆

それから5年ほどたった。

セレーネは、10歳のホムンクルス［ホムホム］と結婚した。
ホムホムはホムンクルスなので年は取らない。
20代前半のセレーネとショタの組み合わせは犯罪臭がするけど、大丈夫なのか？

ルーちゃんは紆余曲折の末ジャバと結婚した。12歳ホムンクルスのクルスと迷ったらしいけどクルスは弟にしたようだ。

ミーちゃんは18歳のケビンと17歳のマーク、16歳のアレックス、15歳のジェフと結婚した。一妻多夫である。脳筋ヒーラー逆ハーレムとか要素多すぎでしょ。

ミューは既に19歳のホークとの間に2人子供が生まれている。二人共母親似の狐人族だ。

他のホムンクルス達も自我がハッキリ芽生えて恋をしたり向上心が芽生え自営業をやると行って独立した者もいる。

ジャバの部下達はそれぞれ小動物化出来たようでウチの店の看板動物と化してる。

コトノは一周回って修道院を作って世界中の可愛そうな女の子を集め、美少女限定の宗教。［コトノ美少女教］とかいう変な宗教を立ち上げた。なんだそれ。コトノのギフトを駆使してどんな女の子も美少女に出来ちゃうらしく、もう滅茶苦茶だった。美少女教の義務は「女の子同士で愛し合う」だからね。美少女に成りたいって言う少年も美少女にしてたね。
なんだろう。もう好きにしたら良いと思う。私は責任もたんぞ。

アタリとハツキは自分の世界の管理の為に帰った。まぁ主に天界に居るみたいだけど。

検証をさせていたコトネは今じゃオリハルコンランクの冒険者だ。
コトネ道場を開いて後進の指導をしている。
見た目がまだ10代後半に見えるので、新人に舐められているようだ。
まぁそんな新人はすぐに門下生にボコボコにされるのだけどね。

ウマオはずいぶん前にウマコの所に婿に出した。
ウマコは子種だけで良いと言っていたけど、あれはツンデレに違いない。

ほったらかしにしていた異世界フィリチのマコトにも会いに行った。
事情を説明し、様子も聞いたけど問題無かったらしい。
ちょっと居ない間に大商会になっていた。凄いなマコト。

アンポンタンさんにも話をしに行った。
当初の約束通りマコトの知識で国を発展させるという目標を達成したので終了です。まぁマコトはもう身内判定なので時々様子を見に来るつもりだ。

コトノ側の方も特に問題無いみたいだ。あっちの途中で放置しちゃってたみたいだからね。



んー！
これで暫くのんびりできるね！
また百年くらいダラダラしようかな～