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4章 色々な転生者達
魔王
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ステラと同じように勇者達が魔王討伐の為に活動している頃、魔王は力を蓄えていた。
魔王は世界中にある負の感情が集まり人や魔物に取り付いて魔王となる。
今回は盗賊の頭が魔王になったようだ。
盗賊の部下達も魔王の配下になっている。
魔王になった頭は負の感情が自分の力になる事を理解し、今までやってきた旅人や行商人を襲うやり方を辞め、村や町を襲い奪うついでに数人を殺し、恨みや悲しむように仕向け力を蓄えていく。
ある程度強くなった魔王は冒険者を襲い始める。
必ずパーティを組んだ冒険者を狙いわざと一人を逃す。
こうすることで「冒険者狩り」をしている盗賊集団の噂がすぐに広がった。
ランクの低い冒険者は恐怖し、ランクの高い冒険者は冒険者狩りに憤慨し怒りと言う負の感情を得られ更に強くなる。
魔王誕生から暫くたった頃、魔王は一つの国を攻め始めた。
魔王はあっという間に国を滅ぼし、その国にいた悪人を配下にし、世界に向けて「魔王」を名乗った。
☆
魔王に占領された国は魔王国と呼ばれ、勇者達は次々と向かっていった。
転生者がほとんどの勇者達は魔王軍の配下達を次々と撃破、いよいよ魔王城に突入というタイミングで魔王軍の幹部が現れ勇者達を退かせた。
勇者達は一度体制を立て直す為に隣国へ下り、周辺国と協力して魔王討伐に当たることにした。
魔王軍も減った配下達を補充するように近隣の魔物を支配下に置き魔王城前に集結させる。
もはや戦争のような構図になっているが、これは仕方ない事だ。
まだ本物の勇者が来ていないのだから。
魔王軍と勇者軍との戦いが始まった。
数は魔王軍が優勢だが、魔王軍の兵は数が多くて弱い魔物が主で、更に魔物は作戦も特に無いので読みやすい。
勇者軍は周辺国の将軍や軍師がおり見事な采配で魔物の数を減らしていった。
魔王軍が半分ほどに減った頃、魔王軍の幹部が再び現れた。
彼は盗賊だった頃は、頭の右腕のポジションで腕っ節だけなら頭よりも強かった。
今回は更に他の幹部も引き連れている。
雑魚相手に無双していた勇者達は幹部を警戒して少し下り様子を見る事にした。
そこへ現れたステラとリオンの孫娘のソーラ。
ステラは聖剣をソーラは魔剣を持ち、幹部含めて魔物達を一閃のもとに斬り伏せた。
実はこの二人、旅の途中で出会い意気投合してパーティを組んだのである。
高いステータスと恐ろしい切れ味の聖剣で戦うステラと、ステラとのステータス差を技術で補い多段ヒットし追尾機能付の飛ぶ斬撃が弾幕シューティング並みに出る魔剣で戦うソーラ。
「女神様、やっぱりこの魔剣強すぎますって!」
ソーラが何やら言っているが気にしない。
「聖剣も加減が難し過ぎるよ!」
ステラも同じく。
ステラ達の登場からの殲滅を見ていた勇者達は「ヤベェ本物のチート 来た」とか「俺勇者じゃなかった」とか言っている。
魔王を倒す為魔王城へ行くステラ達を野次馬しに勇者達が付いていく。
魔王城は魔王のいる玉座の間まで特に何も居なかった。
全て倒されたのだろう。
ステラとソーラが玉座の間に着いた。
魔王は土下座していた・・・
『すいませんっした!無理っす!あんなのに勝てるわけないっす!!』
ステラとソーラは顔を見合わせて頷いた。
「「すぐ楽にしてあげる!」」
『嫌だ!死にたくない!死にたくなーい!!』
☆
こうして魔王は討伐された。
討伐のご褒美に不老不死を望んだステラにはフェニ太の血を一滴あげた。
フェニ太はもう立派なフェニックスになっており、その立派な見た目と裏腹に牧場で食っちゃ寝をしている怠け者である。
今回のご褒美の為に役にたったね!
血を取った後はまた牧場でダラけている。
そのうちデブるぞフェニ太。
ソーラの願いは「神になりたい」だったので神にしてあげた。
勇者からの神って事で武神の称号をあげた。
神になりたかった理由はミドリの手伝いがしたいからだった。良い子だねソーラ。
魔王は世界中にある負の感情が集まり人や魔物に取り付いて魔王となる。
今回は盗賊の頭が魔王になったようだ。
盗賊の部下達も魔王の配下になっている。
魔王になった頭は負の感情が自分の力になる事を理解し、今までやってきた旅人や行商人を襲うやり方を辞め、村や町を襲い奪うついでに数人を殺し、恨みや悲しむように仕向け力を蓄えていく。
ある程度強くなった魔王は冒険者を襲い始める。
必ずパーティを組んだ冒険者を狙いわざと一人を逃す。
こうすることで「冒険者狩り」をしている盗賊集団の噂がすぐに広がった。
ランクの低い冒険者は恐怖し、ランクの高い冒険者は冒険者狩りに憤慨し怒りと言う負の感情を得られ更に強くなる。
魔王誕生から暫くたった頃、魔王は一つの国を攻め始めた。
魔王はあっという間に国を滅ぼし、その国にいた悪人を配下にし、世界に向けて「魔王」を名乗った。
☆
魔王に占領された国は魔王国と呼ばれ、勇者達は次々と向かっていった。
転生者がほとんどの勇者達は魔王軍の配下達を次々と撃破、いよいよ魔王城に突入というタイミングで魔王軍の幹部が現れ勇者達を退かせた。
勇者達は一度体制を立て直す為に隣国へ下り、周辺国と協力して魔王討伐に当たることにした。
魔王軍も減った配下達を補充するように近隣の魔物を支配下に置き魔王城前に集結させる。
もはや戦争のような構図になっているが、これは仕方ない事だ。
まだ本物の勇者が来ていないのだから。
魔王軍と勇者軍との戦いが始まった。
数は魔王軍が優勢だが、魔王軍の兵は数が多くて弱い魔物が主で、更に魔物は作戦も特に無いので読みやすい。
勇者軍は周辺国の将軍や軍師がおり見事な采配で魔物の数を減らしていった。
魔王軍が半分ほどに減った頃、魔王軍の幹部が再び現れた。
彼は盗賊だった頃は、頭の右腕のポジションで腕っ節だけなら頭よりも強かった。
今回は更に他の幹部も引き連れている。
雑魚相手に無双していた勇者達は幹部を警戒して少し下り様子を見る事にした。
そこへ現れたステラとリオンの孫娘のソーラ。
ステラは聖剣をソーラは魔剣を持ち、幹部含めて魔物達を一閃のもとに斬り伏せた。
実はこの二人、旅の途中で出会い意気投合してパーティを組んだのである。
高いステータスと恐ろしい切れ味の聖剣で戦うステラと、ステラとのステータス差を技術で補い多段ヒットし追尾機能付の飛ぶ斬撃が弾幕シューティング並みに出る魔剣で戦うソーラ。
「女神様、やっぱりこの魔剣強すぎますって!」
ソーラが何やら言っているが気にしない。
「聖剣も加減が難し過ぎるよ!」
ステラも同じく。
ステラ達の登場からの殲滅を見ていた勇者達は「ヤベェ本物のチート 来た」とか「俺勇者じゃなかった」とか言っている。
魔王を倒す為魔王城へ行くステラ達を野次馬しに勇者達が付いていく。
魔王城は魔王のいる玉座の間まで特に何も居なかった。
全て倒されたのだろう。
ステラとソーラが玉座の間に着いた。
魔王は土下座していた・・・
『すいませんっした!無理っす!あんなのに勝てるわけないっす!!』
ステラとソーラは顔を見合わせて頷いた。
「「すぐ楽にしてあげる!」」
『嫌だ!死にたくない!死にたくなーい!!』
☆
こうして魔王は討伐された。
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フェニ太はもう立派なフェニックスになっており、その立派な見た目と裏腹に牧場で食っちゃ寝をしている怠け者である。
今回のご褒美の為に役にたったね!
血を取った後はまた牧場でダラけている。
そのうちデブるぞフェニ太。
ソーラの願いは「神になりたい」だったので神にしてあげた。
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神になりたかった理由はミドリの手伝いがしたいからだった。良い子だねソーラ。
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