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3章 コトナ、未来の学園とアバター冒険者編

神を作るよ

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ファーストに帰ってきた私は早速神を作る事にした。

ミドリのもとに転移する。

「あらぁ創造主様ぁ、おかえりなさい~」
いつものようにニコニコしながら挨拶してくる。

「ただいま、創造神達の集まりに行ってきた帰りなんだけど、このゴッズっいうコインはね通貨としても使えるけど、配下の神を作るのにも使えるんだって。」
ゴッズ金貨を一枚取り出して見せる。

「なるほどぉ、誰を神に昇格するか決めているんですかぁ?」
ミドリは私の意図を理解して誰を神にするのか聞いてくる。

「まずミドリは確定だよ、後は優秀な天使を何人か選ぶつもり。」

「わかりましたぁ。では私が優秀な天使達を呼んでおきますねぇ。・・・すぐ集まるそうですぅ。」
流石ミドリ、もう天使達に連絡したのか。

「じゃあ天使達が集まる前にミドリの神化しとこうか。」

ゴッズをミドリの魂に吸収させる。

するとミドリから神力が溢れてくる。
おー凄い光っているね、力の大きさは弱い創造神より上かもしれない。

「凄いですぅ!これが神の力なんですね~!!」
ミドリの緑色だった髪が緑がかったプラチナ色になった。綺麗だな。

「神になって力は増えてるみたいだけど神らしい能力とか増えてたりするかな?」

「はい~【神樹】というスキルですぅ。世界樹を神樹に変えるパッシブスキルで~今まで出来なかった宇宙への攻撃や隕石の破壊などが出来るようになりましたよぉ!」

今までの世界樹は、世界の情報の書き換えや安定化など直接的な武力を持たなかった。
今の神樹なら、例えば宇宙人が攻めて来ても余裕で返り討ちに出来る。
一度虫っぽい宇宙人が来て一つの大陸に住み着いてるしなー。まぁあれはそこまで被害無いから放置しているけど。
出来れば外来生物は入れたくは無い。
転生者などはこの星の生き物として生まれてくるから問題ないけどね。

そう言えば1000人分の魂あったな。

「ミドリ、これ地球からの転生希望者達なんだけど任せていいかな?」

地球の転生担当から渡されたままの袋詰め魂を渡す。

「はい~お任せ下さい~。これから天使達も神になるのでぇ、その子達の神としての初仕事にしましょう~!」
なるほど、確かに転生は神の仕事っぽいから新人の神にはちょうどいいかもしれない。



私が名前を付けた天使達がやって来たので、説明をして次々と神にしていく。

みんな多少のバラツキはあるものの上位神並の力を得られたようだ。

そして転生を担当する神を選ぶと言ったら。
皆「私がやります!」と取り合いになった。

10人の上位神全員でやって、と言ったらみんな落ち着いて仲良くニコニコしていた。
どうやら私に直接仕事を貰えるのが嬉しいらしい。丸投げしてるだけなのに何故か喜ばれるな。創造主だからかな?

みんなには無理しないように
・千体の魂を一度に転生させなくてもいい
・困ったらミドリに相談する事
・休みはちゃんと取る
と指示した。

しかし千人の転生者か・・・変な事起こす奴が居ないといいけど。
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