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1章
リリー王城へ行く
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私リリー、王都に来てから早3日。
やっと王都民を癒やし終えました。コネ作りもバッチリです!
使者さんと共に王城へ馬車で向かいます。
向かっている途中、王都民達が私に気付き手を降ったり声援を掛けられたので愛想を振りまきました。来て3日で国民をハートキャッチしちゃいましたね!
王城前の門はキリッっとした門番さんが2人立っていましたが、私の乗った馬車が来ると手に持っている槍を地面にカツンと鳴らしシュババっと不思議な振り付けをしました。多分この世界の敬礼?だと思います。
門を潜り長い舗装路を進むとロータリーになっている場所に馬車を停めお城に入る場所が見えてきました。
真っ赤な絨毯が敷かれています!降りる所から階段が有りお城の中まで絨毯が続いています。なが~い!
それに絨毯の両端にメイドさんや執事さんがズラッと並んでて圧巻ですね!
お城に入り少し進むと一人の男性が待っていました。
「お待ちしておりました聖女様。さぁこちらへ。」
深い紫色のサラサラヘアーが肩に付くほどの長さで、琥珀色の優しげな目元に泣き黒子がある超イケメンのお兄さんが、掛けているモノクルをチャッと直し案内してくれました。
なんだこのイケメン!服装は白と濃い緑色の落ち着いたローブを着ているので魔法使いさんかな?
「申し遅れました、わたくしはこの国で宰相を勤めておりますセインス・ホロ・グランディアと申します。」
なんと!イケメンお兄さんは宰相さんでした!宰相といえば国の頭脳ですね!!
ふぅむ、父もイケメンですがアレは体育会系です。
セインスさんは線の細い耽美な感じです。
向かいながらセインスさんに色々質問をいていくと、既婚者で子供も成人済み(15歳から成人)らしいです。マジか~20代にしか見えませんでした!
ちなみに成人済みの息子さんは魔法の研究に夢中で婚約者を作ろうとしなくてパパとして困っているそうです。
「さぁ着きました。今回は謁見ではないのでこちらの応接の間でお会いになるそうです。陛下は気さくな方なので作法などは気にせずとも構いませんよ。」
ニッコリと爽やかな笑顔をした後、応接の間の扉をノックして返事を待つセインスさん。
「入りなさい。」
扉の向こう側から聞こえた声は思ったより若々しく感じられました。
セインスさんも年齢と見た目が合ってないので王様も同じなのかもしれないですね!
セインスさん、使者さん、わたしと母と父の順番で部屋に入ると、20畳くらいのお部屋に綺羅びやかに飾り付けられいて、座り心地の良さそうなソファに男性と女声、私と同じくらいの幼女が座っていた。
やっと王都民を癒やし終えました。コネ作りもバッチリです!
使者さんと共に王城へ馬車で向かいます。
向かっている途中、王都民達が私に気付き手を降ったり声援を掛けられたので愛想を振りまきました。来て3日で国民をハートキャッチしちゃいましたね!
王城前の門はキリッっとした門番さんが2人立っていましたが、私の乗った馬車が来ると手に持っている槍を地面にカツンと鳴らしシュババっと不思議な振り付けをしました。多分この世界の敬礼?だと思います。
門を潜り長い舗装路を進むとロータリーになっている場所に馬車を停めお城に入る場所が見えてきました。
真っ赤な絨毯が敷かれています!降りる所から階段が有りお城の中まで絨毯が続いています。なが~い!
それに絨毯の両端にメイドさんや執事さんがズラッと並んでて圧巻ですね!
お城に入り少し進むと一人の男性が待っていました。
「お待ちしておりました聖女様。さぁこちらへ。」
深い紫色のサラサラヘアーが肩に付くほどの長さで、琥珀色の優しげな目元に泣き黒子がある超イケメンのお兄さんが、掛けているモノクルをチャッと直し案内してくれました。
なんだこのイケメン!服装は白と濃い緑色の落ち着いたローブを着ているので魔法使いさんかな?
「申し遅れました、わたくしはこの国で宰相を勤めておりますセインス・ホロ・グランディアと申します。」
なんと!イケメンお兄さんは宰相さんでした!宰相といえば国の頭脳ですね!!
ふぅむ、父もイケメンですがアレは体育会系です。
セインスさんは線の細い耽美な感じです。
向かいながらセインスさんに色々質問をいていくと、既婚者で子供も成人済み(15歳から成人)らしいです。マジか~20代にしか見えませんでした!
ちなみに成人済みの息子さんは魔法の研究に夢中で婚約者を作ろうとしなくてパパとして困っているそうです。
「さぁ着きました。今回は謁見ではないのでこちらの応接の間でお会いになるそうです。陛下は気さくな方なので作法などは気にせずとも構いませんよ。」
ニッコリと爽やかな笑顔をした後、応接の間の扉をノックして返事を待つセインスさん。
「入りなさい。」
扉の向こう側から聞こえた声は思ったより若々しく感じられました。
セインスさんも年齢と見た目が合ってないので王様も同じなのかもしれないですね!
セインスさん、使者さん、わたしと母と父の順番で部屋に入ると、20畳くらいのお部屋に綺羅びやかに飾り付けられいて、座り心地の良さそうなソファに男性と女声、私と同じくらいの幼女が座っていた。
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