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第1話 プロローグ
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自分など,いつ死んでもいい。
俺,梶木夕弦はいつしかそう思うようになっていた。両親は物心つく前に交通事故で死んだらしい。唯一の家族である兄さんも2~3週間に1度帰って来るか来ないかだ。
最後に会話を交わしたのはいつだっただろう。そんな簡単なことすら忘れてしまった。
兄さんは俺の食費・学費・生活費諸々まで払ってくれている。
そんな兄さんの為にも学校だけは行かなくてはならないとは思ったが,学校にいるだけで同情の目で見られることにこれ以上ないほどの息苦しさを感じ1週間,体調が優れずに休んだら,もう学校に行くことさえ憂愁に感じそれ以来行けなくなってしまった。
当然友達と呼べる存在はおらず,
もうここに俺が居なくなって困る人は,止めてくれる人は,居ない。
………俺は机の中にしまってある大量の睡眠薬を取り出すとそれを口に含み,一気に飲み込んだ……。
それからだんだんと意識が遠のいてきた。
玄関の方でインターホンがなった気がして思わず立ち上がったが,しかし遠のく意識の中ではどうにもまともに立っていられなくなり,俺の記憶はとうとう途切れてしまった………
To Be Continued…
第1話,読んで頂きありがとうございました。
⚠加筆あり。
⚠ふぃくしょんです。
率直な感想など頂けると嬉しいです!
俺,梶木夕弦はいつしかそう思うようになっていた。両親は物心つく前に交通事故で死んだらしい。唯一の家族である兄さんも2~3週間に1度帰って来るか来ないかだ。
最後に会話を交わしたのはいつだっただろう。そんな簡単なことすら忘れてしまった。
兄さんは俺の食費・学費・生活費諸々まで払ってくれている。
そんな兄さんの為にも学校だけは行かなくてはならないとは思ったが,学校にいるだけで同情の目で見られることにこれ以上ないほどの息苦しさを感じ1週間,体調が優れずに休んだら,もう学校に行くことさえ憂愁に感じそれ以来行けなくなってしまった。
当然友達と呼べる存在はおらず,
もうここに俺が居なくなって困る人は,止めてくれる人は,居ない。
………俺は机の中にしまってある大量の睡眠薬を取り出すとそれを口に含み,一気に飲み込んだ……。
それからだんだんと意識が遠のいてきた。
玄関の方でインターホンがなった気がして思わず立ち上がったが,しかし遠のく意識の中ではどうにもまともに立っていられなくなり,俺の記憶はとうとう途切れてしまった………
To Be Continued…
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⚠加筆あり。
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