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モノクロ・ガールミーツガール
モノクロ・ガールミーツガール⑥
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35人のクラスの真ん中に、明音の名前もあった。小中で通算5回目の同じクラスだったことに安心して笑みが溢れる。そこに、後ろから明音が声をかけてきた。
「いろはー、おんなじクラスだね。」
私より少し先にこのことを知ったはずの明音は、鮮やかなオレンジの声で、私よりもキラキラした笑顔をむけた。
「そうだね。安心したよ。」
「うん。これからもよろしくー。」
明音は、素直な私の感想に少し驚いた様子で答える。どんだけ、私はひねくれものだと思われているのだろう。
「こちらこそー。さ、教室行こー。」
「はいよー。」
ちっちゃな私の不満に気づいたのか、明音は茶化すような返事をする。私もいじってるの気付いてるからな。色が濁ったぞ。
教室につくと、そこには数人の今日からのクラスメイトが談笑していた。
「おはよーー。今日からよろしくー。」
明音は、物怖じすることなくクラスメイト達に挨拶した。「明音はすごいなー」と思った。こんな感じで、すぐにクラスの中心になってしまうのだから。そして、私も明音のお陰で人間関係で困ることは全く無かった。
「おはよー。こちらこそよろしくね。」
そんな感じのことを、クラスメイト達が明音に言う。そして、私も含めて軽く挨拶をした。そんなことをしていると、チャイムが鳴り先生が入ってくる。
「おはようございます。」
・・・
先生の挨拶からあっという間に自己紹介等の新学期の行事が終わった。そして、入学式もボーッとしていたら終わっていた。前日、あんなに緊張したのに終わってしまえば大したことはない。そこにギターの少女の影響があるのは言うまでもない。ちなみに、明音は終始ワチャワチャしていた。
「いろはー、おんなじクラスだね。」
私より少し先にこのことを知ったはずの明音は、鮮やかなオレンジの声で、私よりもキラキラした笑顔をむけた。
「そうだね。安心したよ。」
「うん。これからもよろしくー。」
明音は、素直な私の感想に少し驚いた様子で答える。どんだけ、私はひねくれものだと思われているのだろう。
「こちらこそー。さ、教室行こー。」
「はいよー。」
ちっちゃな私の不満に気づいたのか、明音は茶化すような返事をする。私もいじってるの気付いてるからな。色が濁ったぞ。
教室につくと、そこには数人の今日からのクラスメイトが談笑していた。
「おはよーー。今日からよろしくー。」
明音は、物怖じすることなくクラスメイト達に挨拶した。「明音はすごいなー」と思った。こんな感じで、すぐにクラスの中心になってしまうのだから。そして、私も明音のお陰で人間関係で困ることは全く無かった。
「おはよー。こちらこそよろしくね。」
そんな感じのことを、クラスメイト達が明音に言う。そして、私も含めて軽く挨拶をした。そんなことをしていると、チャイムが鳴り先生が入ってくる。
「おはようございます。」
・・・
先生の挨拶からあっという間に自己紹介等の新学期の行事が終わった。そして、入学式もボーッとしていたら終わっていた。前日、あんなに緊張したのに終わってしまえば大したことはない。そこにギターの少女の影響があるのは言うまでもない。ちなみに、明音は終始ワチャワチャしていた。
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