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再会
第2話 分かってないなら教えてやる
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飾り立てるだけで身を守ることを目的としていない薄生地は、指を動かすだけで容易に引き裂くことができた。
下だけだ。上は着せたまま。特に触る予定もないんだから、余計な手間をかけるつもりはない。
下衣を全部ボロ布にしてやって、そこで動きを止めることになった。
「……なァに固まってんだよ」
動かなくなった俺に旭陽が眉を歪めて、仕方ないものを見るような笑い方をした。
「……何だよ、これ」
男の声に我に返って、震えそうになる指で褐色の太腿を指差す。
東郷旭陽は、親は大企業の取締役で、本人は文武両道の超人。顔も体も彫刻のように整っていて、性格は嗜虐的な皮肉屋だが、誰もが正体を無くしてしまうほどの圧倒的なカリスマ性に膝を突かざるを得ない。
信者と呼ぶしかない狂信者に囲まれていて、こいつのためなら喜んで身も心も、命さえ差し出すであろう人間は老若男女問わず幾らでも居た。まるで宗教みたいだと思ったことは数えきれない。
宗教とは根本的に異なるのは、傅かれている本人が別に誰かを救おうなんてする性格じゃなく、他者のために何もしない独善的で自分本位な男であるという点か。
それでも良いという連中に何重にも守られて、肉体的にも精神的にも痛苦とは無縁の男だったはずだ。
それなのに、服を剥いだ下の引き締まった腿には――幾つもの傷跡が刻まれていた。
傷の上に傷を重ねるような刻み方は、下手をすれば神経まで達しているかもしれない深さに見える。裂傷だけではなく、火傷の跡もあった。
俺だって、こいつに刻まれた傷は多い。でも治りがやたらと早い所為で、跡として残っているものは少ない。
明らかに今目にしているものの方が、傷の数も深さも上だった。
「何つってもなァ……ッハハ、ンだよその顔。心配してんの?」
嘲笑われて、呆然としていた頭に怒りの熱が蘇った。
「ンなわけないだろ……!」
太い首輪を掴んで、床に強く押し付ける。
金属越しに気道を圧迫されて、旭陽の顔が苦しさに歪んだ。余裕が薄れた顔を見ながら、魔王らしい衣装をと与えられたローブをたくし上げた。
こっちに来てからやたらとデカくなったペニスを、ボロ布が僅かに引っ掛かっている男のソレに押し付けてやる。びくりと肩を跳ねさせて、驚きを浮かべた顔がこちらを見た。
びっくりした表情に少しだけ苛立ちが収まる。は、ざまあみろ。俺だってもうお前に好き勝手翻弄されてばかりじゃないんだ。
すぐに驚きの過ぎ去った様子の旭陽が、息苦しさに歪んでいる唇でゆっくりと弧を描いた。
僅かな変化だが、こいつの顔を見慣れている俺には挑発されているのだと理解できる。
……はは、上等だ。手加減は要らないってことだな……!!
濡らしても触ってもいないアナルに押し付けて、乾いた窄まりを無理矢理抉じ開ける。
自分でも触れたことはないであろう場所の抵抗は凄まじいが、体重をかけて強引に貫いた。幸い、俺の体は無駄に強靭で痛みも然程感じない。それは男根も同じだ。
先端を力技で捻じ込み、亀頭を押し通す。
ぶつん、と嫌な音がした。
本当にヤるとは思ってなかったんだろうが、残念だったな。
「ッぎ、ゥ゛ッ……! ァ、ぐぅう゛、が ッ゛ーー!」
俺より大柄な体が驚きからか固まった後、僅かな抵抗を見せた。それも初めて体験する激痛にすぐ身動き一つ取れなくなり、全身を硬直させて冷や汗を滲ませるまでのことだが。
硬直したままカタカタと震えていた体が、苦悶の声が途切れると同時に動かなくなった。
何事かと見てみれば、薄い唇がはくはくと頼りなく動いていた。息が出来ないのかもしれない。
ああ、気持ちは分かるよ。あまりに衝撃が大きすぎると、息の吸い方も吐き方も分からなくなるんだよな。
俺はどうやって息の仕方を思い出してたっけ。考えながら、目の前の唇に噛み付いた。
かつての旭陽はしょっちゅうキスしてきて俺をますます惨めにさせていたが、俺はこいつほど底意地は悪くないので噛み付くだけに留める。強く歯を立てた所為で、俺の咥内にまで男の血が流れ込んできた。
うっっわ、なにこれあっま。今更だけど俺、本当に人間じゃなかったんだな……
あ、もっとデカくなっちゃった。腰にくる甘さだなぁ……
「――ッかは、ハッ、はあっ! ぁ、ぁ……っひぐ! ぃ゛……ッ! バッ、カヤロ、でかッく、すんな……ッは、ガッ、ぁ゛っ゛ーー」
噛まれた痛みか驚きか、どうにか息を取り戻した様子の旭陽が一気に体を脱力させる。全身で息をしている姿は、怒りに満たされていた頭に別の熱を齎した。
だって、あの、旭陽が!
俺が知る限りの世界を総べていた、恐ろしくも愛おしい王様が!
身動き一つ碌に取れず、俺の下で為す術もなく震えている!!
これに誘われずに堪えられる生き物なんて、居やしない。
グラグラする頭を振って、体躯の割に細いが俺よりもがっちりとした腰を掴む。
何か察したのか力のこもった体を無理矢理押し開き、人間よりも遥かにデカい性器を一気に捻じ込んだ。
一層大きく跳ねた体は、四肢を戒める鎖の重みに負けて俺を振り落とすには至らない。ひゅ、と息を呑んで数秒また呼吸を失う。
その瞬間を狙って、旭陽の耳の下に牙を突き立てた。
人間と殆ど見た目が変わらない俺だが、こちらの世界に来てから耳の先端が少しだけ尖った。それから、犬歯がやけに鋭くなった。それは意識するともっと太く大きくなって、他者の肌を突き破るための牙となる。
破った肌の下から溢れ出した血を啜り、嚥下する。
ああ、やっぱりとんでもなく甘い血だ……舌にも喉にもどろどろと絡み付いて沁み込んでくる、体験したことがない濃厚な味。
う、俺もう今日ご飯入らないかも。俺はさっぱり派なんだ。なんだけど、この味はもう好みとか関係ないほど強烈だ。甘露というより、最早即効性の高い毒かと思いたくなる。どれだけ飲んでも延々と次が欲しくなる予感がした。他の食べ物の味が全部色褪せちまいそう。
一口のつもりだったのに、思わず二口三口と続けてしまう。
旭陽の唇が震えを大きくして、堰を切ったように嬌声が溢れ出した。
「ぁっ? ッァ、がっ、ひぃあっ!? あっ、なに、晃、何してっ、ッァ、ぁあああ! あ、ッあ、ぁあっ、」
うわ、凄いな。苦痛を耐えていた旭陽の呻き声が、一気に快感に染まった。
低音の声が、混乱と快感で普段より高くなっている。俺が血を飲めば相手には催淫効果が出るとは聞いていたが、ここまで強烈なものだとは思わなかった。
ずるずると腰を引いていって、強引な挿入で裂けた旭陽の血を絡めたペニスでまた奥まで貫いた。
「あ゛ぐっ!」
ぶしゅ、と白い体液が互いの腹に飛んだ。
一瞬何事かと混乱したが、すぐに理解した。いつの間にか勃起していた旭陽の性器が、今吐き出したばかりである証拠に白濁塗れで震えていた。
まだ全部は出きっていない精液が、先端から滴って褐色の腹へと垂れている。
吐き出して芯を失いかけている雄を掴み、上下に扱いてやった。
「ひぁっ、あっ! ゃめ、あきらッ、はな、ッ ア っがッッぁ゛っあ゛あぁぁーー!」
萎えさせる暇は与えないと、奥を穿ちながら一滴の残さぬよう男根を扱き上げる。ふと思い付いて鈴口に爪を立てれば、旭陽が嬌声よりも悲鳴と呼ぶのが相応しい声を上げて身を捩った。
床に爪を立て、必死に暴力的なまでの快感に耐えようとしている。閉じられなくなったらしい唇から唾液が垂れていた。
食らい付きたくなる光景から目を背け、さっきとは逆の耳下に牙を突き立てる。催淫の結果か、吐き出しても吐き出しても収まる気配がない精液の出口に爪先を捻じ込んだ。
これは流石に痛みが勝るか? いや、ちょっと弄るくらいなら大丈夫だろ。今は何しても気持ち良さに変換されてくれてそうだし。
「ぃ゛あ゛っ、ひっ、かはっ、あっ、ぐ、ぅ、ッつア゛、ヒッぃ゛イっ」
精液が溢れ出してくる尿道口に親指の爪を入るだけ埋め込んでしまうと、欲を吐き出せなくなってしまった旭陽の嬌声が途切れ途切れになる。
表情を確認してみれば、元から少し垂れがちな目尻がすっかり垂れてぐしょぐしょに濡れていた。いつの間に泣かせていたのか、興奮で染まりきっていた頭では思い出せない。
これ以上はないと思っていた興奮が、更に昂るのを感じた。
下だけだ。上は着せたまま。特に触る予定もないんだから、余計な手間をかけるつもりはない。
下衣を全部ボロ布にしてやって、そこで動きを止めることになった。
「……なァに固まってんだよ」
動かなくなった俺に旭陽が眉を歪めて、仕方ないものを見るような笑い方をした。
「……何だよ、これ」
男の声に我に返って、震えそうになる指で褐色の太腿を指差す。
東郷旭陽は、親は大企業の取締役で、本人は文武両道の超人。顔も体も彫刻のように整っていて、性格は嗜虐的な皮肉屋だが、誰もが正体を無くしてしまうほどの圧倒的なカリスマ性に膝を突かざるを得ない。
信者と呼ぶしかない狂信者に囲まれていて、こいつのためなら喜んで身も心も、命さえ差し出すであろう人間は老若男女問わず幾らでも居た。まるで宗教みたいだと思ったことは数えきれない。
宗教とは根本的に異なるのは、傅かれている本人が別に誰かを救おうなんてする性格じゃなく、他者のために何もしない独善的で自分本位な男であるという点か。
それでも良いという連中に何重にも守られて、肉体的にも精神的にも痛苦とは無縁の男だったはずだ。
それなのに、服を剥いだ下の引き締まった腿には――幾つもの傷跡が刻まれていた。
傷の上に傷を重ねるような刻み方は、下手をすれば神経まで達しているかもしれない深さに見える。裂傷だけではなく、火傷の跡もあった。
俺だって、こいつに刻まれた傷は多い。でも治りがやたらと早い所為で、跡として残っているものは少ない。
明らかに今目にしているものの方が、傷の数も深さも上だった。
「何つってもなァ……ッハハ、ンだよその顔。心配してんの?」
嘲笑われて、呆然としていた頭に怒りの熱が蘇った。
「ンなわけないだろ……!」
太い首輪を掴んで、床に強く押し付ける。
金属越しに気道を圧迫されて、旭陽の顔が苦しさに歪んだ。余裕が薄れた顔を見ながら、魔王らしい衣装をと与えられたローブをたくし上げた。
こっちに来てからやたらとデカくなったペニスを、ボロ布が僅かに引っ掛かっている男のソレに押し付けてやる。びくりと肩を跳ねさせて、驚きを浮かべた顔がこちらを見た。
びっくりした表情に少しだけ苛立ちが収まる。は、ざまあみろ。俺だってもうお前に好き勝手翻弄されてばかりじゃないんだ。
すぐに驚きの過ぎ去った様子の旭陽が、息苦しさに歪んでいる唇でゆっくりと弧を描いた。
僅かな変化だが、こいつの顔を見慣れている俺には挑発されているのだと理解できる。
……はは、上等だ。手加減は要らないってことだな……!!
濡らしても触ってもいないアナルに押し付けて、乾いた窄まりを無理矢理抉じ開ける。
自分でも触れたことはないであろう場所の抵抗は凄まじいが、体重をかけて強引に貫いた。幸い、俺の体は無駄に強靭で痛みも然程感じない。それは男根も同じだ。
先端を力技で捻じ込み、亀頭を押し通す。
ぶつん、と嫌な音がした。
本当にヤるとは思ってなかったんだろうが、残念だったな。
「ッぎ、ゥ゛ッ……! ァ、ぐぅう゛、が ッ゛ーー!」
俺より大柄な体が驚きからか固まった後、僅かな抵抗を見せた。それも初めて体験する激痛にすぐ身動き一つ取れなくなり、全身を硬直させて冷や汗を滲ませるまでのことだが。
硬直したままカタカタと震えていた体が、苦悶の声が途切れると同時に動かなくなった。
何事かと見てみれば、薄い唇がはくはくと頼りなく動いていた。息が出来ないのかもしれない。
ああ、気持ちは分かるよ。あまりに衝撃が大きすぎると、息の吸い方も吐き方も分からなくなるんだよな。
俺はどうやって息の仕方を思い出してたっけ。考えながら、目の前の唇に噛み付いた。
かつての旭陽はしょっちゅうキスしてきて俺をますます惨めにさせていたが、俺はこいつほど底意地は悪くないので噛み付くだけに留める。強く歯を立てた所為で、俺の咥内にまで男の血が流れ込んできた。
うっっわ、なにこれあっま。今更だけど俺、本当に人間じゃなかったんだな……
あ、もっとデカくなっちゃった。腰にくる甘さだなぁ……
「――ッかは、ハッ、はあっ! ぁ、ぁ……っひぐ! ぃ゛……ッ! バッ、カヤロ、でかッく、すんな……ッは、ガッ、ぁ゛っ゛ーー」
噛まれた痛みか驚きか、どうにか息を取り戻した様子の旭陽が一気に体を脱力させる。全身で息をしている姿は、怒りに満たされていた頭に別の熱を齎した。
だって、あの、旭陽が!
俺が知る限りの世界を総べていた、恐ろしくも愛おしい王様が!
身動き一つ碌に取れず、俺の下で為す術もなく震えている!!
これに誘われずに堪えられる生き物なんて、居やしない。
グラグラする頭を振って、体躯の割に細いが俺よりもがっちりとした腰を掴む。
何か察したのか力のこもった体を無理矢理押し開き、人間よりも遥かにデカい性器を一気に捻じ込んだ。
一層大きく跳ねた体は、四肢を戒める鎖の重みに負けて俺を振り落とすには至らない。ひゅ、と息を呑んで数秒また呼吸を失う。
その瞬間を狙って、旭陽の耳の下に牙を突き立てた。
人間と殆ど見た目が変わらない俺だが、こちらの世界に来てから耳の先端が少しだけ尖った。それから、犬歯がやけに鋭くなった。それは意識するともっと太く大きくなって、他者の肌を突き破るための牙となる。
破った肌の下から溢れ出した血を啜り、嚥下する。
ああ、やっぱりとんでもなく甘い血だ……舌にも喉にもどろどろと絡み付いて沁み込んでくる、体験したことがない濃厚な味。
う、俺もう今日ご飯入らないかも。俺はさっぱり派なんだ。なんだけど、この味はもう好みとか関係ないほど強烈だ。甘露というより、最早即効性の高い毒かと思いたくなる。どれだけ飲んでも延々と次が欲しくなる予感がした。他の食べ物の味が全部色褪せちまいそう。
一口のつもりだったのに、思わず二口三口と続けてしまう。
旭陽の唇が震えを大きくして、堰を切ったように嬌声が溢れ出した。
「ぁっ? ッァ、がっ、ひぃあっ!? あっ、なに、晃、何してっ、ッァ、ぁあああ! あ、ッあ、ぁあっ、」
うわ、凄いな。苦痛を耐えていた旭陽の呻き声が、一気に快感に染まった。
低音の声が、混乱と快感で普段より高くなっている。俺が血を飲めば相手には催淫効果が出るとは聞いていたが、ここまで強烈なものだとは思わなかった。
ずるずると腰を引いていって、強引な挿入で裂けた旭陽の血を絡めたペニスでまた奥まで貫いた。
「あ゛ぐっ!」
ぶしゅ、と白い体液が互いの腹に飛んだ。
一瞬何事かと混乱したが、すぐに理解した。いつの間にか勃起していた旭陽の性器が、今吐き出したばかりである証拠に白濁塗れで震えていた。
まだ全部は出きっていない精液が、先端から滴って褐色の腹へと垂れている。
吐き出して芯を失いかけている雄を掴み、上下に扱いてやった。
「ひぁっ、あっ! ゃめ、あきらッ、はな、ッ ア っがッッぁ゛っあ゛あぁぁーー!」
萎えさせる暇は与えないと、奥を穿ちながら一滴の残さぬよう男根を扱き上げる。ふと思い付いて鈴口に爪を立てれば、旭陽が嬌声よりも悲鳴と呼ぶのが相応しい声を上げて身を捩った。
床に爪を立て、必死に暴力的なまでの快感に耐えようとしている。閉じられなくなったらしい唇から唾液が垂れていた。
食らい付きたくなる光景から目を背け、さっきとは逆の耳下に牙を突き立てる。催淫の結果か、吐き出しても吐き出しても収まる気配がない精液の出口に爪先を捻じ込んだ。
これは流石に痛みが勝るか? いや、ちょっと弄るくらいなら大丈夫だろ。今は何しても気持ち良さに変換されてくれてそうだし。
「ぃ゛あ゛っ、ひっ、かはっ、あっ、ぐ、ぅ、ッつア゛、ヒッぃ゛イっ」
精液が溢れ出してくる尿道口に親指の爪を入るだけ埋め込んでしまうと、欲を吐き出せなくなってしまった旭陽の嬌声が途切れ途切れになる。
表情を確認してみれば、元から少し垂れがちな目尻がすっかり垂れてぐしょぐしょに濡れていた。いつの間に泣かせていたのか、興奮で染まりきっていた頭では思い出せない。
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