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マンホールの向こうは…

マンホールの向こうは…

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「ここは…」


目が覚めると何故か森の中で仰向けで横になっていた。


「…っっ…あー…体がいてぇ…」


ゆっくり身体を起こせば、周りを見渡した。


…うん、やっぱり森だ。


「……森…だよな…?…なんでこんな場所にっ?」


確か俺は、クーラーがガンガンに効いた部屋の中でくつろいでて…


いや、確か飲み物が無くなったから買い出しに出たんだったか…


そして、コンビニに向かう途中に空いてたマンホールに…


「…えっ…?…ここって、マンホールの中?」


ありえない事を呟いてみた。


だが実際、俺の記憶はそこで途切れている…


誰かが運んだや、無意識に彷徨っていたなんて事がない限り、こんな場所には…


「…まさか、異世界転生ってやつか?……マンホールに落ちて異世界転生っ?…うわぁ…売れなさそうなタイトル…」


とんでも思考になりつつあるなと頭を抱えた。


それだけの異常な状態だから仕方がないといえ、そんなバカな事があるかと自分を叱ってみるが…


現に、俺は今説明不可能な状態にいるのは確かだ。


周りは木々だらけだし、上を見れば真っ青な青空が広がっている。


…マンホールに落ちただけじゃ、決して説明ができないような状況だからな…


「………とりあえず……何かしよう」


変に考えても仕方ないから、体を動かそう…


そう思い、立ち上がると周りを見渡して…


「………家でも作ってみるか…」

















「…何とか形にはなったか…」


数時間かけて組み上げた簡易の家。


いや、その作りはすでに家と言うにはおこがましすぎる…


だって、木の枝と葉っぱ、そして落ちてたロープで組み上げただけの本当に簡易すぎる…なんて言うんだこれ…キャンプハウス?…手作りテント?


「…雨風……風はきびしそうだけど……雨ぐらいなら何とかなるだろ……てか、もう無理…体力の限界……都会暮らしなめんな…」


俺は、疲れた手足を動かしてどうにか手作りテント内に潜り込むと仰向けになった。


…今まで便利な道具がある環境にいたのに…いきなり真逆の環境…そりゃぁ…疲れるわ…


「…これからどうしようか……」


…異世界転生にありがちなチートスキルのご褒美…


女神様になんてあった事ないから、スキルなんて持ってない(と思う…)


…ただ、何かに巻き込まれたのか…はたまた使命があるのか…


……いや、はた迷惑すぎるわ。勝手に人の道きめんなよっ…俺はどうでもいい事はしたくない主義なんだからっそんな使命とか言われて人生狂わされたくないしっ…


どこぞのいるかもわからない女神様にむけて愚痴りながら、ゆっくりと目を閉じた。














「んんっ…」


何だか、妙に心地いい……


特に下半身が…


これがあれか、森の中で優雅に過ごすひと時ってやつか?


確かにこれから、森の中で過ごしていたくなる…


「んちゅっっちゅぱちゅっんん♡」


「…ぁあ?」


目を開けてみればそこには、俺のちんぽを舐める人がいた。


俺を食べようと来た猛獣じゃないぞ?


人だ。


いい感じに実った褐色肌で、金髪の可愛らしい…見た目からして男か…?


そいつが、俺のちんぽを美味しそうに舐めまわしてる…


…いや、男に勃つ俺も大概だが…これだけ可愛いとなぁ…


「んふんっ♡……」


「…ょ…よぅ…」


幸せそうにしゃぶっている最中、目があったから声をかけてみた。


「…ッ!?///ふぁッふぁにぃぃッまにまッままま!?///」


よくわからない言葉で叫び、顔を真っ赤にしながら勢いよく離れた。


…ロープがあったからな…人らしき存在はいるだろうとは思ってたが……


「…ぁぁー…君は?」


「まにまっにににっままッ!///」


…わからん…なんて言ってんだ…?


……言葉が喋れないって感じじゃないな…だって必死に何か言ってるみたいだし…


……これはあれか?


言語が違うってやつか?


…そうだとしたらお手上げだぞ…新しい言語を1から覚えなおさないといけないとか、凡人にできるはずないだろ…


「……」


どうしたものかと頭をひねる。


「………ぅぅッ…///」


可愛い……じゃなかったっ。


運良く人に出会えたんだ、何とかして意思疎通をとりたいっ…でもどうやって…


“…ぐ…くぅぅぅぅっ…”


「…」


「…」


俺の腹の虫がなった。


…そういえば…朝から何も食べてなかったっけ…


「…ににっ?」


「ん?」


こちらに何か話しかけてきた…だが、何と言ってるかわからん…


「にににっにに?」


問いかけてくれてるんだが…申し訳ないことに俺はわからない…すまんな、謎のちんぽ好きな人よ…


“くぅぅ…”


また腹がなった…


…やっぱりなんか食べないと…


「…に!」


ビシッと何かを突き出してきた。


茶色の固形物……しかも乾燥させているようだが…


…もしかして…肉っ?


…干し肉ってやつかっ?


「…くれるのか?」


「にっ!」


そうだと言わんばかりの笑顔…


どうやら、腹がなったのでお腹が空いているのは理解してくれたみたいだ。


「…悪い、もらうわ」


と俺はそれを受け取った。


好意を無駄にするのも嫌だし、他に何か食べるものがあるのかと言われれば、ないに等しいからな……


それに、干し肉とはいえ、この異世界らしき場所の味が気になった。


「…い…いただきます……はむ…んん!?」


口にくわえた瞬間、広がる肉の旨味。


やっぱり肉だったかと思うと同時に、なんて香ばしい味付けだと感動した!


干し肉は食ったことなかったけど、こんなにうまいもんなのかっ?


それとも、この肉か味付けがいいのかっ…


「んんんっ…はぁぁ…美味い」


ペロリと食べた俺は、思わず感嘆の声を漏らしてしまう。


それだけ美味な味付けだったからな…


「…美味かったよ、ありがとう」


通じるかわからないが、やっぱりお礼は大事だろ?


「にっ!」


と、また俺にさっきの干し肉を差し出す彼。


「…あ…ぇ?…ぃ…いやいやっ…流石にもらいすぎるのもっ」


「にっ!」


言葉が通じないって言うのは、とことん不便だわっ…


質問や感想だけでなく、否定まで伝わらないんだからな…


「ぁ……ありがとう…」


笑顔のまま差し出されて、しかも言葉が通じないとなれば俺は受け取るしかない…


だが、ただ恵んでもらうのは俺の心情に反するし…


あっ、そうだっ…


「…通じないが…すまん」


彼の肩に手を伸ばせば、そのまま俺の膝の上にひきたおす。


もちろんちんぽは隠してないから顔にもろ当たってる状態だ。


「…にっ…にぃっ?///」


こちらをみて何かを聞いてきている。


たぶん、なんでっ?と言っているんだろうな…


「…その…お礼だ…///」


「…?」


「ぁぁー…///……やっぱり通じないよなぁ…」


俺は、彼の頭に手を添えれば、口にちんぽが押しつけられるように力を加えた。


こうなれば、ペットを躾る感じでわかってもらうしかないっ


「んん…ちゅちゅッ♡」


しばらく押しつけていれば、ちゅぱちゅぱと舐め出し始めた。


美味しそうにしゃぶってくれる様子を見て、何とか考えが伝わって嬉しさ半分、見ず知らずの美青年にちんぽを舐めさせて罪悪感半分…すごい気持ちいいんだけどねっ?


「んっっでるッ!」


「んんんッ!♡♡♡♡♡」


ぶびゅるるるっぶぶぶっぶぶびゅ!!!♡

思わず頭を押さえつけて、口の中に吐き出した。


「んんッ…じゅるるる♡」


彼は出されても嬉しそうに飲み干した…


いや、エロすぎだろッ…
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