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第二章
16.娘の涙
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神様、殺されそうだったみたいだ。
どうしてそんなことになったんだろう。
「マルティア国の王家の弓が盗まれて竜さんが襲われたってことですか?」
私の質問に王子が答えた。
「それならまだいいがな。おそらくは、王族の誰かが己の勇を示そうと持ち出したのだろう」
王子の推測は当たっていた。
マルティア国は王太子の指名を巡って、三人の王子がそれぞれ功を焦っていたようだ。
そのうちの一人が、国宝の弓を持ち出し、水竜を射殺そうとしたらしい。
大昔から火山を守ると言われて神の化身と崇められていた竜だったが、近年はそうしたいわれがねじ曲げられ、噴火を起こす邪悪な竜だと怖れる人もいたのだという。
「私は遠い昔、かの国の王に頼まれ、それからあの火山が噴火せぬようにと見守っていた。故に人間が私を攻撃するとは思わず油断したのだ」
水竜は悔しそうだ。裏切られて辛いというよりは、油断してなければ勝ったと言いたげだ。
神様的に譲れない線らしい。
「えーと、あの、人間がすみません。ごめんなさい」
「辛くも逃げ出しここまでやってきたものの、思った以上の深手を負った。竜の里には戻る前に力尽き、ここで死を待つのみであった。私が離れ、火山の国マルティアは今すぐにも滅びよう。水の守護を失い、火山が爆発する。海もまた水神である私を傷付けられ、怒り狂っている。そして炎いが人々に降り注ぐ。この地にもそれはやってくる」
「…………」
王子は竜をにらみ付けるようにじっと見た。
竜は金色の瞳で、王子の金色の瞳を見返す。
「この国は傷付けさせぬ。王よ、それがお前達に命を助けられた私の礼である」
王子は「ならばいい」と呟いた。
「マルティア国はどうなっちゃうんですか?」
「エルシー」
たしなめるように王子が私の腕を引いた。
竜の視線から隠すように私を抱きしめる。
「それはマルティアの問題だ。俺達には関係ない」
「えっと、竜さんに聞くだけ聞きたいですが、それも駄目ですか?」
竜は静かに言った。
「かの国の者は良きも悪しきもすべて滅びる。それが精霊を怒らせるということだ」
「いい人もですか?何とかならないですかね」
「何がしたいのだ、娘」
竜は、金色の目を細め、喉を鳴らすように笑う。
「罪のない人くらいは助けてあげられないかなと思います」
これ言っちゃ駄目だったのかも知れない。
王子がきゅっと私を守る様に抱きしめる。
だが、王子は私がそう言うのを止めはしなかった。
やがて竜は言った。
「強欲で心優しき娘よ、マルティア国の民がその全てを捨て去るというのなら、お前の慈悲に免じよう。お前の民はお前の友である私が守ろう」
それはどういう意味だろう。
良く分からないが、王子は分かったらしい。
「感謝する」
と王子は竜に頭を下げた。
「いや、少し眠る」
と竜は丸くなった。
「エルシー、俺達も行くぞ」
「あ、はい。あの、竜さん、ありがとうございます。お休みなさい」
私と王子も元のたき火の場所に戻る。
「娘」
水竜は立ち去ろうとする私と王子を呼び止めた。
「娘、お前は運命を動かした。運命を動かす時は大きな犠牲が必要となる。お前達は今それを使った。だが、案ずることはない。星は巡り、いずれ、戻る。私もいずれ、戻る。今、それが定まった」
竜はそれだけ言うと、また目を閉じ、まどろむ。
***
敷物で簡易寝床を作って私も王子も横になったが、疲れている割に寝付けない。
「寒くはないか?エルシー」
「大丈夫です」
二枚重ねの毛布に包まれて、更に二人で身を寄せ合っているので寒くはない。
色々あった一日だった。
しみじみそんなことを考えていると、「エルシー」とごく近くで声が掛かる。
「はい」
少し顔を上げて王子を見ると、彼はとても厳しい表情をしていた。
「エルシー、明朝すぐに発ち、王宮に戻る。この度のことを兄上と話し合わねばならない」
「はい、話し合って下さい」
「その後俺はマルティア国に向かい、皆にこのことを伝えねばならない」
「はい、頑張って下さい。あ、でも信じてくれますかね。神様の竜のこと」
「信じるかは分からんが、マルティア国はすでに水竜を失い、様々な異変が起こっているだろう。土地の者なら何か感じ取っているはずだ。とにかく行く」
「はい」
マルティア国は我が国の南だ。
我が国の南の端まで王都から馬では一週間以上掛かる。
竜でも三日の距離と聞く。
その更に南の国がマルティア国だ。
マルティア国は温暖な気候で知られ、豊かな国であるとタルコット先生から習った。
「だから、新婚旅行はこれで中止だ」
「そうで……えっ?」
王子がもう一度、言う。
「中止だ」
しばらく、何も言えなくて、呆然とした。
王子と王宮に戻って、その後、王子はマルティア国に向かう。
だから、新婚旅行はなしだ。当たり前だが、何故か今の今までその考えは思い当たらなかった。
「……そうですよね。はい、分かります」
ガッカリしたが、こう言うしかない。
涙がこぼれそうなったので、もう王子の顔が見ていられなくなってうつむいた。
「エルシー、残念か?」
泣くの我慢してたのに、王子は私の髪の毛を撫でて、わざわざ聞いて来た。
「ざっ、残念に決まってるじゃないですか」
声を出すと、涙が出た。
「泣いてるのか。可愛いな」
王子は両手で私の顔を挟み、顔を上げさせるとそう言った。
王子は、何だか楽しそうでムッとした。
「なっ、泣いてないですよ」
「嘘をつけ。泣いてるじゃないか」
王子は私の目尻に手を当て、涙を拭う。
「新婚旅行、行きたかっただろう?」
からかうみたいに、だが優しくそう言われて胸に顔を押し当てられる。
もう我慢出来なくて、しがみついて泣いてしまった。
「行きたかったですよ、温泉ですよ!」
「一人で行ってもいいんだぞ」
「嫌ですよ!新婚旅行ですよ!一緒に決まってるじゃないですか」
「また連れて行ってやる」
「一ヶ月の休暇なんて取れるわけないじゃないですか」
王子、割と忙しいのだ。しかもマルティア国のこともある。
「一ヶ月は無理だが、落ち着いたら行こう」
「いつ落ち着くんですか?」
「さあ、二、三ヶ月くらいか?」
「うわーん。私の新婚旅行ー!グレン様は!寂しくないですか?」
「そんなわけはない」
「でも笑ってるじゃないですか!」
「それは嬉しいからだ。エルシーは今まで俺に期待したことはなかった。お前にとって俺は諦められる程度のものだった」
「うー」
反論しようとしたが、声に出たのはうめき声だった。
そうじゃないと言いたかったが、そうかもしれない。
王子のことは、いつでも諦められるように好きになるのを我慢していたような気がする。
でももう夫で、一生一緒で、思う存分好きになっていいのに、この仕打ち。
王子は嬉しそうな声で囁いてくる。
「だが今は違うな。愛しているだろう、俺を。一緒に居たいだろう?新婚旅行は楽しみにしていただろう?お前温泉好きだからな」
「好きですよ、一緒に居たかったですよ、新婚旅行なんですよ。一生に一回だけなんですよ。とっても楽しみにしてましたよ。うわーん」
グスグスと泣きながら王子にすがる。
王子はただ私をあやすように撫でる。
泣き終えると王子は私を覗き込み、やっぱり楽しそうに金色の目を細めて言った。
「だがお前は、それでも夫をマルティアに向かわすのだろう?」
考えるより早く、頷いていた。
「はい。行って下さい。グレン様にしか出来ないことです」
そしてマルティア国に私は付いていってはいけないのだ。
王子とゲルボルグは私が一緒では最高速度で飛べない。
向こうはきっと大混乱になる。
私がついていっても足手まといになるだけだ。
「愛している、エルシー」
と王子がちゅーしてくる。
「それより新婚旅行ー!」
「そのうち連れて行くからお前も愛していると言え」
「分かりましたよ、愛してますよ」
三度目の初夜は一応した。
地べたはちょっと固かった。もうしたくない。
翌朝は節々がまだ痛い気がしたが、王子は元気だ。
朝、挨拶に行ったが、水竜はまだ寝ていた。
「グオー、キュールルル」と気持ちよさそうないびきまで掻いていたのでそのまま起こさずに王子と私はおやつだけ置いて立ち去る。
どうしてそんなことになったんだろう。
「マルティア国の王家の弓が盗まれて竜さんが襲われたってことですか?」
私の質問に王子が答えた。
「それならまだいいがな。おそらくは、王族の誰かが己の勇を示そうと持ち出したのだろう」
王子の推測は当たっていた。
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「…………」
王子は竜をにらみ付けるようにじっと見た。
竜は金色の瞳で、王子の金色の瞳を見返す。
「この国は傷付けさせぬ。王よ、それがお前達に命を助けられた私の礼である」
王子は「ならばいい」と呟いた。
「マルティア国はどうなっちゃうんですか?」
「エルシー」
たしなめるように王子が私の腕を引いた。
竜の視線から隠すように私を抱きしめる。
「それはマルティアの問題だ。俺達には関係ない」
「えっと、竜さんに聞くだけ聞きたいですが、それも駄目ですか?」
竜は静かに言った。
「かの国の者は良きも悪しきもすべて滅びる。それが精霊を怒らせるということだ」
「いい人もですか?何とかならないですかね」
「何がしたいのだ、娘」
竜は、金色の目を細め、喉を鳴らすように笑う。
「罪のない人くらいは助けてあげられないかなと思います」
これ言っちゃ駄目だったのかも知れない。
王子がきゅっと私を守る様に抱きしめる。
だが、王子は私がそう言うのを止めはしなかった。
やがて竜は言った。
「強欲で心優しき娘よ、マルティア国の民がその全てを捨て去るというのなら、お前の慈悲に免じよう。お前の民はお前の友である私が守ろう」
それはどういう意味だろう。
良く分からないが、王子は分かったらしい。
「感謝する」
と王子は竜に頭を下げた。
「いや、少し眠る」
と竜は丸くなった。
「エルシー、俺達も行くぞ」
「あ、はい。あの、竜さん、ありがとうございます。お休みなさい」
私と王子も元のたき火の場所に戻る。
「娘」
水竜は立ち去ろうとする私と王子を呼び止めた。
「娘、お前は運命を動かした。運命を動かす時は大きな犠牲が必要となる。お前達は今それを使った。だが、案ずることはない。星は巡り、いずれ、戻る。私もいずれ、戻る。今、それが定まった」
竜はそれだけ言うと、また目を閉じ、まどろむ。
***
敷物で簡易寝床を作って私も王子も横になったが、疲れている割に寝付けない。
「寒くはないか?エルシー」
「大丈夫です」
二枚重ねの毛布に包まれて、更に二人で身を寄せ合っているので寒くはない。
色々あった一日だった。
しみじみそんなことを考えていると、「エルシー」とごく近くで声が掛かる。
「はい」
少し顔を上げて王子を見ると、彼はとても厳しい表情をしていた。
「エルシー、明朝すぐに発ち、王宮に戻る。この度のことを兄上と話し合わねばならない」
「はい、話し合って下さい」
「その後俺はマルティア国に向かい、皆にこのことを伝えねばならない」
「はい、頑張って下さい。あ、でも信じてくれますかね。神様の竜のこと」
「信じるかは分からんが、マルティア国はすでに水竜を失い、様々な異変が起こっているだろう。土地の者なら何か感じ取っているはずだ。とにかく行く」
「はい」
マルティア国は我が国の南だ。
我が国の南の端まで王都から馬では一週間以上掛かる。
竜でも三日の距離と聞く。
その更に南の国がマルティア国だ。
マルティア国は温暖な気候で知られ、豊かな国であるとタルコット先生から習った。
「だから、新婚旅行はこれで中止だ」
「そうで……えっ?」
王子がもう一度、言う。
「中止だ」
しばらく、何も言えなくて、呆然とした。
王子と王宮に戻って、その後、王子はマルティア国に向かう。
だから、新婚旅行はなしだ。当たり前だが、何故か今の今までその考えは思い当たらなかった。
「……そうですよね。はい、分かります」
ガッカリしたが、こう言うしかない。
涙がこぼれそうなったので、もう王子の顔が見ていられなくなってうつむいた。
「エルシー、残念か?」
泣くの我慢してたのに、王子は私の髪の毛を撫でて、わざわざ聞いて来た。
「ざっ、残念に決まってるじゃないですか」
声を出すと、涙が出た。
「泣いてるのか。可愛いな」
王子は両手で私の顔を挟み、顔を上げさせるとそう言った。
王子は、何だか楽しそうでムッとした。
「なっ、泣いてないですよ」
「嘘をつけ。泣いてるじゃないか」
王子は私の目尻に手を当て、涙を拭う。
「新婚旅行、行きたかっただろう?」
からかうみたいに、だが優しくそう言われて胸に顔を押し当てられる。
もう我慢出来なくて、しがみついて泣いてしまった。
「行きたかったですよ、温泉ですよ!」
「一人で行ってもいいんだぞ」
「嫌ですよ!新婚旅行ですよ!一緒に決まってるじゃないですか」
「また連れて行ってやる」
「一ヶ月の休暇なんて取れるわけないじゃないですか」
王子、割と忙しいのだ。しかもマルティア国のこともある。
「一ヶ月は無理だが、落ち着いたら行こう」
「いつ落ち着くんですか?」
「さあ、二、三ヶ月くらいか?」
「うわーん。私の新婚旅行ー!グレン様は!寂しくないですか?」
「そんなわけはない」
「でも笑ってるじゃないですか!」
「それは嬉しいからだ。エルシーは今まで俺に期待したことはなかった。お前にとって俺は諦められる程度のものだった」
「うー」
反論しようとしたが、声に出たのはうめき声だった。
そうじゃないと言いたかったが、そうかもしれない。
王子のことは、いつでも諦められるように好きになるのを我慢していたような気がする。
でももう夫で、一生一緒で、思う存分好きになっていいのに、この仕打ち。
王子は嬉しそうな声で囁いてくる。
「だが今は違うな。愛しているだろう、俺を。一緒に居たいだろう?新婚旅行は楽しみにしていただろう?お前温泉好きだからな」
「好きですよ、一緒に居たかったですよ、新婚旅行なんですよ。一生に一回だけなんですよ。とっても楽しみにしてましたよ。うわーん」
グスグスと泣きながら王子にすがる。
王子はただ私をあやすように撫でる。
泣き終えると王子は私を覗き込み、やっぱり楽しそうに金色の目を細めて言った。
「だがお前は、それでも夫をマルティアに向かわすのだろう?」
考えるより早く、頷いていた。
「はい。行って下さい。グレン様にしか出来ないことです」
そしてマルティア国に私は付いていってはいけないのだ。
王子とゲルボルグは私が一緒では最高速度で飛べない。
向こうはきっと大混乱になる。
私がついていっても足手まといになるだけだ。
「愛している、エルシー」
と王子がちゅーしてくる。
「それより新婚旅行ー!」
「そのうち連れて行くからお前も愛していると言え」
「分かりましたよ、愛してますよ」
三度目の初夜は一応した。
地べたはちょっと固かった。もうしたくない。
翌朝は節々がまだ痛い気がしたが、王子は元気だ。
朝、挨拶に行ったが、水竜はまだ寝ていた。
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