69 / 119
69.野外プレイ
しおりを挟む
「思った通りだな」
と王子は私を見つめ唐突に言った。
「えっ?」
「月明かりの下だと、お前の白い肌がことのほか美しく見える。月光を受け、淡く輝いている。まるで月の妖精のようだ……」
急にそんなこと言うから、頬が赤らんでしまう。
うつむいてもじもじしちゃう。
「エルシー」
王子は急に私を抱き寄せて、腰の辺りを本気触りして来た。
耳たぶを食べるように甘噛みして首筋にキスされる。
「えっ、ちょっと…ここでは……」
言い掛けた私の声は、王子の口づけに飲み込まれる。
片方の手は胸を揉んで、もう片方はお尻を揉んでくる。
王子が本気でエッチしたい時にこれは良くする。
お尻って、最初なんでところ揉むのかなと思ってたけど、気持ち良いかも……。
「……んっ…」
胸を少しだけ強めに揉んで、乳首を指で軽く潰してくる。
お尻とお尻の間近くに触れられると、ゾクゾクする。
音を立てて舌を舌で舐めて、吸って歯を擦る。
王子は私が一番感じるようにキスしてくる。
何かの時、「腰に来るわ~」ってオネエ様が言っていたけど、ちょっと分かる。
王子、腰に来るキスする。
王子は最後に唾液を飲ませてきて、それを思わず飲んじゃうと王子が私の同意を取ったということになる。何故か。
実際、美形の王子に、「優しくするから」と囁かれると「もうしてもいいかも……」と流されるからあながち間違いない……のかもしれない。
しかし、今日は駄目だ。
「うー、うーっ!」
全力で、王子の胸を腕で押して、唇を離す。
「何故だ?優しくする」
と王子はまったく優しくない目つきでにらんできた。
「だって……ゲルボルグが見てます」
本当だ。
こっちを興味津々で覗き込んでいる。
他の竜も首を上げて、見てる。
「気にするな」
と王子は言った。そして続行しようとする。
私は思いきり、首を横に振った。
「いえ、無理です」
「エルシー」
「ヤダ!」
「分かった」
と王子がため息を吐いた。
分かってくれたのか。
王子、めちゃくちゃするが、無理強いだけはあんまりしてきたことない。
そして王子は私を抱えたまま立ち上がる。
「竜がいないところに行こう」
「えっ、そっちですか?」
***
王子はすぐに薄暗い森の中に入り、大きな木を背にして私を立たせると。
「ひゃっ!」
ショーツの中に手を突っ込んできた!
「なっ、何するんです?」
「一応、見張りだから、すぐに戻らないと行けない」
「だから、なんで、……やっ、だめぇ……指、指!そんなところ……」
今日の私の恰好は、少し汚しても良いように、町の女の子達が着るような木綿のワンピースだけ。
夜だから下着はショーツ一枚で、ペチコートもはいてない。
つまり、とってもエッチしやすい……。
「意外と濡れている」
と王子は満足そうだ。
「何をしても絶望的に濡れなかったものだが…隔絶の感がある」
「あっ……」
王子、膣の入り口のところ、指で押すように刺激してくる。
「だっ……だめ、そんなところ…あっ!」
指が膣の中に入れられた。
そのまま、かき回される。
「…だめ…そんなの……そんなのっ…!」
「だが、エルシーはここ、好きだろう……」
えっちいことを言いながら、王子は膣の中から、前の、クリトリスの丁度裏側の気持ち良いところを、刺激する。
「そこ、かっ、感じちゃうから、駄目!ああんっ!いや…いやん…!」
ここ、誰もいないけど、外。
こんなことしてて良いんだろうか。
王子は私のショーツを脱がすと、私にお辞儀するように首を近づける。
「エルシー、しっかりつかまれ」
と彼は、王子は私を抱き寄せる。私もおそるおそる王子の首に腕を回した。
「えっ……?」
王子の抱き方はものすごく変だった。
いつものお姫様だっこではなく、股を大きく開かされて、私の両方の太ももに腕を引っかける感じで担がれる。
「えっ、何か変です。この恰好、すごく変っ……あっ……」
王子のあれが、私の股に触れる。
すごく、固くなってるの分かってしまって、頬が赤らむ……。
王子も頬を赤らめている。
「初めての野外での行為に興奮が禁じ得ない」
と彼は呟いた。
「でもでも、これって変ですよね?」
「だが、これはいつもする体位と同じだ。正常位だ。立った体勢なだけだ」
「立ってするの変です!」
「野外は独特の解放感があり、非日常性が楽しめるという。やってみよう」
「えっ、ヤダ!怖い」
そうは言ったけど、大股開きで担ぎ上げられている私に何が出来るわけではない。
王子が私の中にあれを入れる。
「やんっ。入ってくる……あっ…!」
嘘……これ、気持ち良い。
「あっ……おっ……奥……」
「うん……いいな、これ……」
と王子は腰、使ってくる。
「あっ…はっ…ああんっ…あっ…」
「ここまで耳元近くでエルシーが喘ぐのは…聞いたことがない。とてもいい。これが、非日常性か……」
と王子が言った。
外なのに、声を上げるのが抑えられない。
王子が動く度に、王子の首にしがみついて自分の口からいやらしい声が出てしまうのが止められない。
だって奥までゴツっとあれが来る。
「良いのか?」
「うん……こっ、これ…すごい…すごく…いいのぉ…!」
不安定な恰好で、オマケにお外で、いつものエッチとは全然違う。
胸が苦しい位ドキドキして怖い。でも何故かすごく感じちゃう。
王子が腰を動かすと私の体ごと全部、揺すられる。
衝撃が、腰じゃなくて体全体に来る。
バラバラになって、このままじゃ、私、壊れちゃう……!
「あっ…あんっ、…駄目ぇ…グレン様…もう……」
「エルシー、キスしてくれ」
目の前に王子の顔がある。
夢中で王子の唇に吸い付くみたいにキスしちゃった。
王子が腰を上下させながら奥をぐりぐりするのと、
「……!!!」
すぐにイってしまった。
***
訪れる町や村で王子は歓迎された。
竜が訪れる町は、その後何年も害獣が寄ってこないそうだ。そのため、どの町も村も大歓迎してくれる。
万能だな、竜。
ついでに私のことも歓迎してくれた。
たまに王子のこと好きなんじゃないかなという可愛い女の子が切なそうにこっちを見たり、ムッとこっちをにらんだりするが、王子はすごいニブイ。
熱い視線を気にしていない。
と王子は私を見つめ唐突に言った。
「えっ?」
「月明かりの下だと、お前の白い肌がことのほか美しく見える。月光を受け、淡く輝いている。まるで月の妖精のようだ……」
急にそんなこと言うから、頬が赤らんでしまう。
うつむいてもじもじしちゃう。
「エルシー」
王子は急に私を抱き寄せて、腰の辺りを本気触りして来た。
耳たぶを食べるように甘噛みして首筋にキスされる。
「えっ、ちょっと…ここでは……」
言い掛けた私の声は、王子の口づけに飲み込まれる。
片方の手は胸を揉んで、もう片方はお尻を揉んでくる。
王子が本気でエッチしたい時にこれは良くする。
お尻って、最初なんでところ揉むのかなと思ってたけど、気持ち良いかも……。
「……んっ…」
胸を少しだけ強めに揉んで、乳首を指で軽く潰してくる。
お尻とお尻の間近くに触れられると、ゾクゾクする。
音を立てて舌を舌で舐めて、吸って歯を擦る。
王子は私が一番感じるようにキスしてくる。
何かの時、「腰に来るわ~」ってオネエ様が言っていたけど、ちょっと分かる。
王子、腰に来るキスする。
王子は最後に唾液を飲ませてきて、それを思わず飲んじゃうと王子が私の同意を取ったということになる。何故か。
実際、美形の王子に、「優しくするから」と囁かれると「もうしてもいいかも……」と流されるからあながち間違いない……のかもしれない。
しかし、今日は駄目だ。
「うー、うーっ!」
全力で、王子の胸を腕で押して、唇を離す。
「何故だ?優しくする」
と王子はまったく優しくない目つきでにらんできた。
「だって……ゲルボルグが見てます」
本当だ。
こっちを興味津々で覗き込んでいる。
他の竜も首を上げて、見てる。
「気にするな」
と王子は言った。そして続行しようとする。
私は思いきり、首を横に振った。
「いえ、無理です」
「エルシー」
「ヤダ!」
「分かった」
と王子がため息を吐いた。
分かってくれたのか。
王子、めちゃくちゃするが、無理強いだけはあんまりしてきたことない。
そして王子は私を抱えたまま立ち上がる。
「竜がいないところに行こう」
「えっ、そっちですか?」
***
王子はすぐに薄暗い森の中に入り、大きな木を背にして私を立たせると。
「ひゃっ!」
ショーツの中に手を突っ込んできた!
「なっ、何するんです?」
「一応、見張りだから、すぐに戻らないと行けない」
「だから、なんで、……やっ、だめぇ……指、指!そんなところ……」
今日の私の恰好は、少し汚しても良いように、町の女の子達が着るような木綿のワンピースだけ。
夜だから下着はショーツ一枚で、ペチコートもはいてない。
つまり、とってもエッチしやすい……。
「意外と濡れている」
と王子は満足そうだ。
「何をしても絶望的に濡れなかったものだが…隔絶の感がある」
「あっ……」
王子、膣の入り口のところ、指で押すように刺激してくる。
「だっ……だめ、そんなところ…あっ!」
指が膣の中に入れられた。
そのまま、かき回される。
「…だめ…そんなの……そんなのっ…!」
「だが、エルシーはここ、好きだろう……」
えっちいことを言いながら、王子は膣の中から、前の、クリトリスの丁度裏側の気持ち良いところを、刺激する。
「そこ、かっ、感じちゃうから、駄目!ああんっ!いや…いやん…!」
ここ、誰もいないけど、外。
こんなことしてて良いんだろうか。
王子は私のショーツを脱がすと、私にお辞儀するように首を近づける。
「エルシー、しっかりつかまれ」
と彼は、王子は私を抱き寄せる。私もおそるおそる王子の首に腕を回した。
「えっ……?」
王子の抱き方はものすごく変だった。
いつものお姫様だっこではなく、股を大きく開かされて、私の両方の太ももに腕を引っかける感じで担がれる。
「えっ、何か変です。この恰好、すごく変っ……あっ……」
王子のあれが、私の股に触れる。
すごく、固くなってるの分かってしまって、頬が赤らむ……。
王子も頬を赤らめている。
「初めての野外での行為に興奮が禁じ得ない」
と彼は呟いた。
「でもでも、これって変ですよね?」
「だが、これはいつもする体位と同じだ。正常位だ。立った体勢なだけだ」
「立ってするの変です!」
「野外は独特の解放感があり、非日常性が楽しめるという。やってみよう」
「えっ、ヤダ!怖い」
そうは言ったけど、大股開きで担ぎ上げられている私に何が出来るわけではない。
王子が私の中にあれを入れる。
「やんっ。入ってくる……あっ…!」
嘘……これ、気持ち良い。
「あっ……おっ……奥……」
「うん……いいな、これ……」
と王子は腰、使ってくる。
「あっ…はっ…ああんっ…あっ…」
「ここまで耳元近くでエルシーが喘ぐのは…聞いたことがない。とてもいい。これが、非日常性か……」
と王子が言った。
外なのに、声を上げるのが抑えられない。
王子が動く度に、王子の首にしがみついて自分の口からいやらしい声が出てしまうのが止められない。
だって奥までゴツっとあれが来る。
「良いのか?」
「うん……こっ、これ…すごい…すごく…いいのぉ…!」
不安定な恰好で、オマケにお外で、いつものエッチとは全然違う。
胸が苦しい位ドキドキして怖い。でも何故かすごく感じちゃう。
王子が腰を動かすと私の体ごと全部、揺すられる。
衝撃が、腰じゃなくて体全体に来る。
バラバラになって、このままじゃ、私、壊れちゃう……!
「あっ…あんっ、…駄目ぇ…グレン様…もう……」
「エルシー、キスしてくれ」
目の前に王子の顔がある。
夢中で王子の唇に吸い付くみたいにキスしちゃった。
王子が腰を上下させながら奥をぐりぐりするのと、
「……!!!」
すぐにイってしまった。
***
訪れる町や村で王子は歓迎された。
竜が訪れる町は、その後何年も害獣が寄ってこないそうだ。そのため、どの町も村も大歓迎してくれる。
万能だな、竜。
ついでに私のことも歓迎してくれた。
たまに王子のこと好きなんじゃないかなという可愛い女の子が切なそうにこっちを見たり、ムッとこっちをにらんだりするが、王子はすごいニブイ。
熱い視線を気にしていない。
12
お気に入りに追加
3,628
あなたにおすすめの小説
娼館から出てきた男に一目惚れしたので、一晩だけ娼婦になる。
sorato
恋愛
ある日、ミーナは鮮烈な一目惚れを経験した。
娼館から出てきたその男に抱いてもらうため、ミーナは娼館に駆け込み1日だけ働けないか娼館の店主へと交渉する。ミーナがその男に娼婦としてつくことになったのは、「仮面デー」と呼ばれるお互い素顔を隠して過ごす特殊な日で――……。
※男は太っていて脂ぎっている方がより素晴らしいとされ、女は細く印象の薄い方がより美しいとされる美醜逆転的な概念の異世界でのお話です。
主人公のミーナは異世界転生していますが、美醜観だけ影響する程度でありそれ以外の大きな転生要素はありません。
!直接的な行為の描写はありませんが、そういうことを匂わす言葉はたくさん出てきますのでR15指定しています。苦手な方はバックしてください。
見なくても全く影響はありませんが、「気付いたら異世界の娼館に売られていたけど、なんだかんだ美男子に救われる話。」と同じ世界観のお話です。
※小説家になろうさんでも投稿しています。
サラシがちぎれた男装騎士の私、初恋の陛下に【女体化の呪い】だと勘違いされました。
ゆちば
恋愛
ビリビリッ!
「む……、胸がぁぁぁッ!!」
「陛下、声がでかいです!」
◆
フェルナン陛下に密かに想いを寄せる私こと、護衛騎士アルヴァロ。
私は女嫌いの陛下のお傍にいるため、男のフリをしていた。
だがある日、黒魔術師の呪いを防いだ際にサラシがちぎれてしまう。
たわわなたわわの存在が顕になり、絶対絶命の私に陛下がかけた言葉は……。
「【女体化の呪い】だ!」
勘違いした陛下と、今度は男→女になったと偽る私の恋の行き着く先は――?!
勢い強めの3万字ラブコメです。
全18話、5/5の昼には完結します。
他のサイトでも公開しています。
ご落胤じゃありませんから!
実川えむ
恋愛
レイ・マイアール、十六歳。
黒い三つ編みの髪に、長い前髪。
その下には、黒ぶちのメガネと、それに隠れるようにあるのは、金色の瞳。
母さまが亡くなってから、母さまの親友のおじさんのところに世話になっているけれど。
最近急に、周りが騒々しくなってきた。
え? 父親が国王!? ありえないからっ!
*別名義で書いてた作品を、設定を変えて校正しなおしております。
*不定期更新
*カクヨム・魔法のiらんどでも掲載中
【完結】「推しカプを拝みたいだけ」で王子の婚約者選抜試験に参加したのに、気がつけば王子の子を妊娠してました
和泉杏咲
恋愛
HOTランキング(女性向け)入りありがとうございました……(涙)
ヒーローのあだ名が「チンアナゴ」になった作品、2023/9/1に完結公開させていただきました。
小学生レベルの下ネタも、お色気な下ネタもあるR15ぎりぎりの作品になっております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこそこの財産を持ち、そこそこの生活ができるけど、貴族社会では1番下のブラウニー男爵家の末娘、リーゼ・ブラウニーは、物心ついた頃から読み込んでしまった恋愛小説(ちょっぴりエッチ)の影響で、男女問わず「カップリング」を勝手に作っては妄想するようになってしまった。
もちろん、将来の夢は恋愛小説(ちょっぴりエッチ)を書く作家。
娘を溺愛する両親や兄達も、そこそこの財産があればスタンスなので、リーゼを無理に嫁がせる気はなし。
そんなリーゼが今最も推しているのは、眉目秀麗文武両道で評判のエドヴィン王子と、王子の婚約者候補ナンバー1と言われる公爵令嬢アレクサンドラのカップル。
「早く結婚すればいいのに。結婚式はぜひ遠目で眺めて、それを元に小説書いてデビューしたい」
そんな風にリーゼは胸をときめかせていた。
ところがある日、リーゼの元に何故か「王子の婚約者選抜試験」の知らせが届く。
自分の元に来る理由が分からず困惑したものの
「推しカプを間近で眺める絶好のチャンス!」
と、観光気分で選抜試験への参加を決意する。
ところが、気がついた時には全裸で知らない部屋のベッドに寝かされていた……!?
しかも、その横にはあろうことかエドヴィン王子が全裸で寝ていて……。
「やっとお前を手に入れた」
と言ってくるエドヴィン王子だったが
「冗談じゃない!私とのカップリングなんて萌えない、断固拒否!」
と逃げ帰ったリーゼ。
その日からエドヴィン王子から怒涛のアプローチが始まるだけでなく、妊娠も発覚してしまい……?
この話は「推しカプ至上主義!(自分以外)」のリーゼと、「リーゼと結婚するためなら手段を選ばない」エドヴィン王子の間で巻き起こる、ラブバトルコメディだったりする……。
<登場人物>
リーゼ・ブラウニー
男爵令嬢 18歳
推しカプに人生を捧げる決意をした、恋愛小説家志望。
自分と他人のカップリングなんて見たくもないと、全力で全否定をする。推しに囲まれたいという思いだけで絵画、彫刻、工作、裁縫をマスターし、日々推しを持ち歩ける何かをせっせと作っている。
エドヴィン
王子 18歳
パーティーで知り合ったリーゼ(ただしリーゼ本人は全く覚えていない)に一目惚れしてから、どうすればリーゼと結婚できるか、しか頭になかった、残念すぎるイケメン王子。
【R18】幼馴染な陛下と、甘々な毎日になりました💕
月極まろん
恋愛
幼なじみの陛下に、気持ちだけでも伝えたくて。いい思い出にしたくて告白したのに、執務室のソファに座らせられて、なぜかこんなえっちな日々になりました。
ハズレ令嬢の私を腹黒貴公子が毎夜求めて離さない
扇 レンナ
恋愛
旧題:買われた娘は毎晩飛ぶほど愛されています!?
セレニアは由緒あるライアンズ侯爵家の次女。
姉アビゲイルは才色兼備と称され、周囲からの期待を一身に受けてきたものの、セレニアは実の両親からも放置気味。将来に期待されることなどなかった。
だが、そんな日々が変わったのは父親が投資詐欺に引っ掛かり多額の借金を作ってきたことがきっかけだった。
――このままでは、アビゲイルの将来が危うい。
そう思った父はセレニアに「成金男爵家に嫁いで来い」と命じた。曰く、相手の男爵家は爵位が上の貴族とのつながりを求めていると。コネをつなぐ代わりに借金を肩代わりしてもらうと。
その結果、セレニアは新進気鋭の男爵家メイウェザー家の若き当主ジュードと結婚することになる。
ジュードは一代で巨大な富を築き爵位を買った男性。セレニアは彼を仕事人間だとイメージしたものの、実際のジュードはほんわかとした真逆のタイプ。しかし、彼が求めているのは所詮コネ。
そう決めつけ、セレニアはジュードとかかわる際は一線を引こうとしていたのだが、彼はセレニアを強く求め毎日のように抱いてくる。
しかも、彼との行為はいつも一度では済まず、セレニアは毎晩のように意識が飛ぶほど愛されてしまって――……!?
おっとりとした絶倫実業家と見放されてきた令嬢の新婚ラブ!
◇hotランキング 3位ありがとうございます!
――
◇掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
嘘は溺愛のはじまり
海棠桔梗
恋愛
(3/31 番外編追加しました)
わけあって“無職・家無し”になった私は
なぜか超大手商社の秘書課で働くことになって
なぜかその会社のイケメン専務と同居することに……
更には、彼の偽の恋人に……!?
私は偽彼女のはずが、なんだか甘やかされ始めて。
……だけど、、、
仕事と家を無くした私(24歳)
Yuma WAKATSUKI
若月 結麻
×
御曹司で偽恋人な彼(32歳)
Ibuki SHINOMIYA
篠宮 伊吹
……だけど、
彼には、想う女性がいた……
この関係、一体どうなるの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる