竜騎士王子のお嫁さん!

林優子

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16.レッスン4:クンニ○○○○②

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 私はあわてて言った。
「でっ、でも駄目。そこ、おしっこのところですよね」
「おしっこ……ああ、違うと思うぞ、それは多分、ここだ」
 と彼は指で撫でる。
「やっ!」
「すまない。加減が分からん。もっと慎重にする」

「舐めているのは、クリトリスというところだ」
「くり……」
「うん、名は知っていた。……触って見たかった。まさか舐められるとは……」
 感慨深げにしみじみそう言って王子はまたクリトリスってところを舐め始めた。

 今度はそっと口の中に包み込むように丁寧に舐められる。
「あふ…ふぁっ、……あぁん……そっ、そうじゃなくて……!あの…グレン様…やめて……胸もドキドキするし、なんかもうこわいっ……!」

 王子は止めてくれなかった。
 そのまま舐められちゃう。
「……っ!」
 王子は股間を舐めながら、私の足の下から腕がにゅーっと伸ばして、腰の辺りをさわさわと撫でた。
 何がどうなっているのか分からないけど、服の上からだけど撫でられると……おかしい……くすぐったくて、気持ちいい。
「あっ…ふにゃ……やっ…」
 手が私の体をつたい登り、ムネの辺りを揉み始めた。
「あふ…ふぁっ、…だめ……」
 ムネ、揉まれるの気持ちいい。
 服の上からだからか、痛くはなくて、気持ちいいだけ……。
 王子、駄目って言ってるのに止めてくれないし、駄目って言ってるのに私……。
「……っん……あっ」
 私は王子の手を取って感じるところを触って貰う。
 ムネの先端のところ、撫でられるの気持ちいい。

 クリトリスも気持ちいい。
 舐められるとピクピクしちゃう。
 特にあの……口にふくんでちゅっと吸われるのがもう駄目……!
 あっ、また。
「きゃぅ!」
 体が跳ね上がっちゃう。

 王子が顔を上げて私に聞く。
「良いのか?」
 なんで分かっちゃうんだろう。
 ちょっと泣いちゃうくらい気持ちいいの、バレてる。
「うん……」

 王子は自分の方に強く抱き寄せると耳元で言った。
「どうして欲しいか言え」
「……んっ」
 吐息が、ゾクゾクする。
 ただの息なのに、どうしてこんなになっちゃうの?

 そのまま王子は耳を舐めて、ちょっと噛んだ。
「やぁんっ……」
 こんなの気持ちいいの絶対、変。

 そしてどこまで分かっちゃってるの?

 目があうと、王子は今まで見たことがない表情で私を見つめていた。
 王子、ずっと優しくて、美形ででっかいけど可愛かったのに。
 だけど、今はギラギラしたみたいな目で見てくる。
 怖いのに、なんか見てるとドキドキしてくる。

「直にムネ、触って……」

 今日のドレスはハイネックの後ろボタンで、私一人では脱げない。
 王子に脱がして貰うしかない。
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