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聖剣の行方
09.骸骨剣士→???戦
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「ベルンハルトさん、複雑な家系ですね」
「まあ、王族ってそんなものじゃない?」
アンはサラッとそう言った。
「お嬢さんも第三王子とは面倒なヤツに目を付けられたわね。王子であるなら王位を望むのは当たり前の話だけど、人を踏みつけにしてまですることかとは思うわぁ」
というのが、アンの感想だ。
そういえば、ベルンハルトも王子だが。
「ベルンハルトさんは?」
とカチュアが聞くと、アンは興味なさそうに言った。
「さあ? アイツの話はいいわよ」
昼食を食べ終えたので話を打ち切り、カチュア達は再びダンジョン探索を続ける。
「もうちょっとで三十二階ね」
「そうですね」
カチュア達はあらかじめ三十一階のマップを手に入れている。
三十階を過ぎるとマップなどの情報も無償提供されておらず、お金を出して買わないといけないのだが、あるのとないのとでは探索の難易度が大違いなので買っている。
カチュア達はダンジョンを進みながら、そのマップを元に宝箱の位置や中身、道のちょっとした情報などを書き加えたオリジナルマップを作っている。
ダンジョン内はまるで生き物のように変化するので、アップデートした情報は重宝される。
きちんとしたマップを作れば、冒険の手がかりにもなるし、買ったマップの半額ぐらいで売れるのだ。
マップによると、カチュア達は三十一階の最深部に到達していた。
その時、カタカタカタと不気味な音がして、モンスターが現れた!
「骸骨剣士だ!」
骸骨剣士はその名の示す通り、骸骨の姿をしており、剣から繰り出す斬撃は鋭く、骨だから素早く、骨なのに防御力に優れている。
かなりの強敵だ。
ここで骸骨剣士が出現するのは事前に仕入れた情報で分かっていた。
ガンマチームはあわてず、戦闘を開始する。
骸骨剣士は強敵だが、魔法攻撃を仕掛けてくれることはなく、それにローラの聖魔法『聖別』を施した武器が1.5倍の特攻効果を与える。
準備は万端なので、落ち着いてやれば勝てる相手だ。
「硬いわねぇ」
「もうちょっとです!」
リック、オーグ、アンの三人で、半分ほど骸骨剣士の体力を削り取った時。
「афтwегх;ы@бвкор:г!!!」
骸骨騎士が耳をつんざくような叫び声を上げる。
アンテッドやスケルトンなどのモンスターが唱える呪文だ。
彼らは地下に住む暗黒神に祈りを捧げ、暗黒神がその邪悪な願いを聞き入れるとパワーアップされるという。
だがその成功率はたった0.1パーセント。
通常ならほとんど成功しないのだが。
「あれ?」
ガンマチームの攻撃を受け、ぼろぼろに鳴った骸骨の体にどこからともなく現れた赤いツタが絡みつく。
闇のモンスターの血管だ。
次に肉をまとい、そして皮。骸骨剣士は人の体になっていく。
だがそれは全身から人間とは到底思えない、禍々しい瘴気を放っている!
それに全身が真っ黒だ。
「受肉!」
「なんで?」
「成功率はほとんどないはずなのに!?」
ガンマチームはあわてふためき、カチュアはひらめいた。
「はっ、そういえば今日は肉の日だったわ!」
それは呪われた生を得る代わりに血肉を失ったスケルトンが暗黒神から再び肉体を与えられる、「じゅにく」と呼ばれるパワーアップの方法だ。
毎週金曜日はダンジョンの肉の日。
骸骨剣士はチラシの肉の日効果で受肉し、悪魔剣士にクラスチェンジした!
***
悪魔剣士は五十階以上に出現する強敵だ。
ガンマチームは呆然としたが、
「悪魔剣士の弱点は骸骨剣士と同じよ! あわてないで」
アンは落ち着いて指示を飛ばす。
「骸骨剣士に比べて素早さはほんの少し低下。でも力は三倍にパワーアップしている。絶対に一刀も食らわないで! 脳天から真っ二つにされるわ」
「「はい!」」
オーグとリックはアンの言葉に冷静さを取り戻し、気合いを入れ直す。
悪魔剣士を見て、「うわー、怖い」と身震いするカチュアだったが、
「カチュア、コイツ、火に弱いの。援護して!」
と声が掛かる。
「分かったわ!」
カチュアもガンマチームの一員だ。
戦闘に参加する。
そうはいってもカチュアはあまり素早くない。悪魔剣士にはなるべく近寄らないようにしないといけない。
カチュアは三十階ですごろく蛇の黒焼きを作りまくったおかげで、サブスキル『料理』がパワーアップしていた。
新しく取得したのは、遠くから安全らくらくの炎放射……。
カチュアは悪魔剣士から十分距離を取ったところで、ポチッとお玉のボタンを押し、叫んだ。
「遠火の強火!」
悪魔剣士に炎のダメージ!
悪魔剣士は怒ってカチュアの方に向かうが、
「おい、こっちだ」
オーグ、リック、アンが三方から攻撃し、行かせない。
悪魔剣士はよってたかって攻撃され、劣勢だ。
「もう一回、攻撃するわ。皆、離れてー!」
その隙にカチュアの炎攻撃。
「呪われし闇の眷属の心臓を貫き、鼓動を止めよ!『光の矢』」
そしてとどめにローラが光属性の魔法攻撃『光の矢』を放つ。
ガンマチームは悪魔剣士を倒した!
「はー」
戦闘後は皆疲れ果てて立ち上がれない。
まだここにはモンスターがうようよしている。次のモンスターが襲ってくる前にすぐに撤退しなくては……。
しかし。
「カタカタカタ」
と音がして、やってきたのはまたもや骸骨剣士だ。
「……え?」
骸骨剣士の目がピカッと光り、
「афтwегх;ы@бвкор:г!!!」
骸骨剣士は禍々しい呪文を唱えて、悪魔剣士に変身する。
「うそでしょう!?」
カチュア達は二体目の悪魔剣士戦に突入してしまった!
「まあ、王族ってそんなものじゃない?」
アンはサラッとそう言った。
「お嬢さんも第三王子とは面倒なヤツに目を付けられたわね。王子であるなら王位を望むのは当たり前の話だけど、人を踏みつけにしてまですることかとは思うわぁ」
というのが、アンの感想だ。
そういえば、ベルンハルトも王子だが。
「ベルンハルトさんは?」
とカチュアが聞くと、アンは興味なさそうに言った。
「さあ? アイツの話はいいわよ」
昼食を食べ終えたので話を打ち切り、カチュア達は再びダンジョン探索を続ける。
「もうちょっとで三十二階ね」
「そうですね」
カチュア達はあらかじめ三十一階のマップを手に入れている。
三十階を過ぎるとマップなどの情報も無償提供されておらず、お金を出して買わないといけないのだが、あるのとないのとでは探索の難易度が大違いなので買っている。
カチュア達はダンジョンを進みながら、そのマップを元に宝箱の位置や中身、道のちょっとした情報などを書き加えたオリジナルマップを作っている。
ダンジョン内はまるで生き物のように変化するので、アップデートした情報は重宝される。
きちんとしたマップを作れば、冒険の手がかりにもなるし、買ったマップの半額ぐらいで売れるのだ。
マップによると、カチュア達は三十一階の最深部に到達していた。
その時、カタカタカタと不気味な音がして、モンスターが現れた!
「骸骨剣士だ!」
骸骨剣士はその名の示す通り、骸骨の姿をしており、剣から繰り出す斬撃は鋭く、骨だから素早く、骨なのに防御力に優れている。
かなりの強敵だ。
ここで骸骨剣士が出現するのは事前に仕入れた情報で分かっていた。
ガンマチームはあわてず、戦闘を開始する。
骸骨剣士は強敵だが、魔法攻撃を仕掛けてくれることはなく、それにローラの聖魔法『聖別』を施した武器が1.5倍の特攻効果を与える。
準備は万端なので、落ち着いてやれば勝てる相手だ。
「硬いわねぇ」
「もうちょっとです!」
リック、オーグ、アンの三人で、半分ほど骸骨剣士の体力を削り取った時。
「афтwегх;ы@бвкор:г!!!」
骸骨騎士が耳をつんざくような叫び声を上げる。
アンテッドやスケルトンなどのモンスターが唱える呪文だ。
彼らは地下に住む暗黒神に祈りを捧げ、暗黒神がその邪悪な願いを聞き入れるとパワーアップされるという。
だがその成功率はたった0.1パーセント。
通常ならほとんど成功しないのだが。
「あれ?」
ガンマチームの攻撃を受け、ぼろぼろに鳴った骸骨の体にどこからともなく現れた赤いツタが絡みつく。
闇のモンスターの血管だ。
次に肉をまとい、そして皮。骸骨剣士は人の体になっていく。
だがそれは全身から人間とは到底思えない、禍々しい瘴気を放っている!
それに全身が真っ黒だ。
「受肉!」
「なんで?」
「成功率はほとんどないはずなのに!?」
ガンマチームはあわてふためき、カチュアはひらめいた。
「はっ、そういえば今日は肉の日だったわ!」
それは呪われた生を得る代わりに血肉を失ったスケルトンが暗黒神から再び肉体を与えられる、「じゅにく」と呼ばれるパワーアップの方法だ。
毎週金曜日はダンジョンの肉の日。
骸骨剣士はチラシの肉の日効果で受肉し、悪魔剣士にクラスチェンジした!
***
悪魔剣士は五十階以上に出現する強敵だ。
ガンマチームは呆然としたが、
「悪魔剣士の弱点は骸骨剣士と同じよ! あわてないで」
アンは落ち着いて指示を飛ばす。
「骸骨剣士に比べて素早さはほんの少し低下。でも力は三倍にパワーアップしている。絶対に一刀も食らわないで! 脳天から真っ二つにされるわ」
「「はい!」」
オーグとリックはアンの言葉に冷静さを取り戻し、気合いを入れ直す。
悪魔剣士を見て、「うわー、怖い」と身震いするカチュアだったが、
「カチュア、コイツ、火に弱いの。援護して!」
と声が掛かる。
「分かったわ!」
カチュアもガンマチームの一員だ。
戦闘に参加する。
そうはいってもカチュアはあまり素早くない。悪魔剣士にはなるべく近寄らないようにしないといけない。
カチュアは三十階ですごろく蛇の黒焼きを作りまくったおかげで、サブスキル『料理』がパワーアップしていた。
新しく取得したのは、遠くから安全らくらくの炎放射……。
カチュアは悪魔剣士から十分距離を取ったところで、ポチッとお玉のボタンを押し、叫んだ。
「遠火の強火!」
悪魔剣士に炎のダメージ!
悪魔剣士は怒ってカチュアの方に向かうが、
「おい、こっちだ」
オーグ、リック、アンが三方から攻撃し、行かせない。
悪魔剣士はよってたかって攻撃され、劣勢だ。
「もう一回、攻撃するわ。皆、離れてー!」
その隙にカチュアの炎攻撃。
「呪われし闇の眷属の心臓を貫き、鼓動を止めよ!『光の矢』」
そしてとどめにローラが光属性の魔法攻撃『光の矢』を放つ。
ガンマチームは悪魔剣士を倒した!
「はー」
戦闘後は皆疲れ果てて立ち上がれない。
まだここにはモンスターがうようよしている。次のモンスターが襲ってくる前にすぐに撤退しなくては……。
しかし。
「カタカタカタ」
と音がして、やってきたのはまたもや骸骨剣士だ。
「……え?」
骸骨剣士の目がピカッと光り、
「афтwегх;ы@бвкор:г!!!」
骸骨剣士は禍々しい呪文を唱えて、悪魔剣士に変身する。
「うそでしょう!?」
カチュア達は二体目の悪魔剣士戦に突入してしまった!
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