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第249話 闇の獣人、道具の神様を召喚して道具を修正してもらう

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 異世界の料理の試食会が終わった後、ラトマウリーには眷属の獣人達を任せて帰ってもらった。

 後はまたアルロン達を従えて、地下都市最大の倉庫の隣に、家屋の神のアビリティの家屋作成で同じ大きさの倉庫をもう一つ作って、その中に電撃の水晶、火炎の水晶、凍結の水晶などを闇の中の空間から次々に取り出して、山積みにしていく。

 それが終わったら、お次はミスリルの弓矢をまた闇の中の空間から出して山積みにしていく。

 これはダンジョン内で魔物に対する遠距離用の武器だ。

 本来ならばダンジョンに潜るドワーフ達を全員集めて、まとめてアナントスの前で悪用しないように誓約させておくべきだが、あいにくビールを飲みすぎて酔いつぶれているので、今は無理だ。

 だからアナントスが眷属の蛇を倉庫の真ん中に召喚して、この銀色の蛇に代わって誓約するようにしておくそうだった。

 その誓約なしでは、この倉庫から何も持ちだせないようにしておいた、とアナントスがドヤ顔で言っていた。

 実際にリッチとヴァンパイアが同居していた廃城でも、お宝とか回収しておいたし、本人がいろいろできると言っていたから、そういう制限系の魔法とか奇跡もできるんだろうな。

 そして倉庫を出たら、隣の元々あった倉庫の中に入っていく。一応見張り番がいるんだが、俺はドワーフ王からこの地下都市で自由に動いていいと許可をもらったので、ドワーフの兵士はそのまま敬礼したまま、一歩下がって扉の前からどいてくれた。

 意外なことにこのドワーフの衛兵は酔いつぶれていなかった。ビールをジョッキ一杯分しか飲んでいなかったと知った時は驚いた。

 「誰か一人は見張っていないと都市が成り立ちませんからね」

 と、苦笑を浮かべたドワーフ兵士の真面目っぷりに、俺は少なからず好感をもった。

 後は闇の中の空間から、俺の精液入りのビールが入った酒樽をどんどん出していく。

 倉庫内の八割を埋めていくほどの量だ。開いた扉の隙間から覗いていた兵士は、あんぐりと口を開いていた。 

 「他のドワーフ達が起きたら、仲間の兵士を集めて一人、一樽だけ飲むようにと言ってから、新しい遠距離用の武器を隣の倉庫に入れておいたから、倉庫内にいる蛇は誓約の神アナントスの眷属だから、その蛇を代理として置いておく。

 素面に戻ったドワーフ達に全員、その代理の銀色の蛇の前で悪用しないように誓約させておけ。

 でないと何一つ、武器や投擲用の水晶は持ちだせないようにしておいたからな」

 と、俺が説明するとアナントスが白い蛇体を兵士の前でニューっと伸ばして「本当じゃぞー」と声に出して言ったものだから、その兵士は地面の上に座り込んでしまった。すぐに槍を杖代わりにして立ち上がったけど、俺と腕に巻き付いたアナントスをビクビクしながら見ているので、ちょっと罪悪感を感じた。

 後はドワーフ王の城に転移したが、長老の一人がいるだけで、王様や他の長老も調子にのってビールを飲みすぎて寝込んでいるようだったので、最大の収納量を誇る倉庫の隣に、もう一つ同じ大きさの倉庫を、家屋の神の力を借りて創ったこと。

 そして中には投擲用の魔力を込めた水晶と、ミスリルの弓矢を大量に設置したこと。

 でも倉庫内にいる白銀の蛇はアナントスの眷属で、この代理の蛇に水晶やミスリルの弓矢を悪い目的の為に使わないことを誓約しないと、何一つとして持ちだせないことを伝えるように言っておいた。

 それからはまた時間停止をかけて、道具の神様を召喚して(精液ポーションを捧げた神様限定だけど)、道具を修正してもらおうと思ったんだけど、何というか異形の姿と言うのだろうか。

 全身緑色の羽毛を生やしたハーピーの男性版といえばわかりやすいだろうか。その顔はまぎれもなく美少年。

 だけど顔以外は鳥そのもの。これ獣人って言えるのかな? そういえば俺、道具の神様の名前も知らないや。

 硬直していろんなことを考えている俺に、道具の神様はにっこりと笑顔を浮かべて片方の羽を上げた。

 人間や獣人なら片手を上げたといった所だろうか。

 「やあ。初めましてラフィアス君。こうして会うのは初めてだね。ボクは道具の神のベアロン。正式名称はベアロリータルというんだけど、長いからベアロンと呼んでね。それでボクを呼んだということは何か厄介な道具でもあるのかな?」

 「初めまして。俺のような獣人の呼び出しを快く受けてきてもらったことに感謝します。ベアロン様。実は道具の修正をお願いしたくて。運を上げるリボンを増やして魔物を大量に倒したら、マジックアイテムばかり入っている宝箱が沢山出まして。その中で増やして冒険者に無償で渡してやりたいアイテムがあるんですが、ちょっと便利すぎるので制限をかけてもらいたいと思って、お呼びしました」

 相手が軽く頭を下げてきたものだから、俺も慌てて頭を下げる。人間や獣人、亜人種の王侯貴族や皇帝とかなら頭下げないけど、相手が神様なら俺だって頭を下げる。

 ましてや俺に協力的な神様なら尚更だ。ラトマウリーの場合は、最初からお願いしてきたからその機会はなかったけど。この神様は和やかなオーラを発しているけど、間違いなく一級の実力をもった神様だ。本当は跪こうとしたんだけど、そこまでしなくていいと止められてしまった。

 今回俺がヒョドリンに食わせて増やしたいのは、飲料水作成の革袋と、ゴミを食べる革袋、避妊のリングと危機回避用の飴玉の入った瓶と鼻かみ用の紙が入った箱と転移の魔法の杖の六つだ。

 この内、転移の魔法は使い捨てとはいえ、回数が5~6回で一度行った所なら仲間と一緒に瞬間移動できるというアイテムだ。

 だがこれって悪用されたら国境なんて無意味だし、いくらでも物を盗んだり、人を拉致できたりしてしまう。

 俺自身が転移魔法が使えるから、悪用されたらどうなるのか…その恐ろしさは転移魔法が使えない人間よりも、リアルに感じることができる。

 「というわけで、この杖。増やすのはいいんですが、ダンジョンからの帰還用に機能を制限してほしいんですよ。アナントスの前で誓約させるとか、誓約のマジックアイテムとかにサインさせるって方法もありますが、それだと俺やアナントスがいる前でないと駄目だし。

 それに書類だといくらマジックアイテムでも、ギルドマスターとか専門の係の人が見張っていても、買収されたりギルドの局員の関係者を人質にとられて、偽の書類を用意させてそれにサインする、なんてずる賢い奴も出るかもしれませんからね。

 だからやっぱりこの転移の杖をダンジョンからの帰還用にするか、もしくは一度行った階層に転移できるようにしてダンジョン内部での移動ができるようにしてもらいたいんですよ」

 「なるほどね。それならダンジョン内部でだけ使えるようにしておこうか。確かに最近では数は減ったものの、未だに異世界から化け物が召喚されるからね。地下131階層だっけ? 君が城を建てた階層っていう場所は。

 あそこの塔の最上階には未だに異世界からの化け物を転移させて、君達が撃退しているからね。巻き添えとか食らわせないようにする必要はあるね。…よし、これで地下131階層には転移不可にしておいたよ。

 それで? 他にもまだあるんじゃないの?」

 そこで革袋に入った液体を真水に変えるマジックアイテムがあるけど、砂漠や荒地だけの階層もダンジョン内部には存在する。

 そうそう都合よく水とか手に入らないので、液体だけじゃなくて個体も入れたら、自動的に真水に変えるようにしてほしい、と頼んだらあっさりと了承して、俺が願った内容通りに修正してくれた。

 と、ゴミ処理用の革袋をじっと見る、美少年フェイスのハーピーの姿をした神様。

 「実はこの革袋ですけど。入れたものを廃棄処分してくれるんですけど、色と触り心地を変えてほしいんです。間違って宝石とかお金を入れたら大変なことになりますから。

 それと袋をもっている者と袋に入れた人の両方に、袋から念話で本当に処分するのかどうかを聞かせてあげてほしいんです。最後に入れた物をもう一度確認してください、ってメッセージを最後に付け足しておけば、間違ってゴミ処理用の革袋に大切な物を入れて処理してしまって無一文、なんてことはなくなると思います

 それと呪いのアイテムとか装備品とかも処分できるようにしてもらいたいんですが」

 「間違いでゴミ袋の中に大切な手紙とか、鍵とか入れたりすることってあるよね。特に寝起きの時は朦朧としているから、尚更だし。

 ボクはそういうミスはしていないけど、ボクの眷属が何度かそういう失態をしていたから、捨てたものをもう一度確認して、本当にゴミかどうかをチェックしてから廃棄というのには賛成だね。早速修正しようか」

 と、言って革袋に手、いや羽をかざして、ド派手な紫色の革袋に変えたベアロン様。いやーやっぱり便利だわ。さすが道具の神様だけはあるな。

 後はロデリアばーさんの飴玉が沢山入った瓶だが、本当に増やしていいのか聞いてみたら、宝箱の中に入っていたということは、増やしてもいいとの事。

 これ、直接ロデリアばーさんに聞いたら「わかりきった事をいちいち聞きにくるんじゃないよ、鬱陶しいね!」とか言われそうで怒られるから、怖くて聞けなかったんだよな。

 これで一通り終わったんで後はベアロン様に帰ってもらおうと思ったら、ハーピーの姿をした神様は、意外なことを口にした。

 「ボクは道具を司る神だけど、武器や防具も道具の一種だから、君が配布する武器、防具、その他の装飾品とかアイテムとか、全部に悪用できないように設定することができるよ?

 正確に言うと悪用しようとしたら、必ず邪魔が入る。例えば事故や病気に遭ったりするとかね。そこにいるアナントスや眷属の蛇に誓約させても、不安なんだろう? だったら君に悪用不可のアビリティを付与してあげる。

 効果は君が配る物全てに悪用ができないようにするというものだ。

 これならアナントスの誓約とかすり抜けたり、魔法の書類とかを誤魔化したり、何らかの方法で突破されても大丈夫だと思うんだよね。もちろん君に付与したアビリティの事は内緒ね。こういうのは秘密にしておかないと、何らかの対策とかされちゃうからね」

 と、羽を顔の前までもっていって、いたずら小僧のように片目をつぶってウインクする道具の神様。

 そして彼がまじめな顔になって左右の翼を広げた。

 俺も反射的に跪いて、両手を組んで瞑目して目の前の神の為に祈りを捧げる。

 もちろんアビリティを吸収して、うまく活かせますように、という内容だ。

 すると額に温かいものが入ってきた。これで終了したらしく、ベアロン様の羽が優しく俺の頭部を撫でてくれている。

 「これで終了。今後君が配ったり、あげたりした物は全部、悪用不可になったけど、アナントスの前で誓約させておくのは、かなりインパクトがあって大抵の人間は彼女と彼女の下す神罰を恐れるから、今まで通り彼女の前で誓約させた方がいいよ。

 それと魔法の誓約書に書かせることもね。…じゃあ、今回はこれで。また道具について改善してほしいことがあったら、気軽に呼んでね。それか、オリジナルの道具とか作ってほしい道具とかなら可能な限り叶えてあげるよ。ボクにできることってこれくらいしかないから」

 「それならマジックアイテムだと魔法が絡んでいるので、あなた一柱では無理でも、魔皇神と一緒なら作成できる強力なマジックアイテムとか、いつかは頼むかもしれません。

 だからその時までに魔皇神となるべく連絡をとって、俺だけじゃなくて人間や獣人、その他亜人種に使えるマジックアイテムについて共同で研究してもらいたいんですが」

 俺がそう言うとベアロン様はあからさまに嫌そうな顔をしたが、どうにか頷いてくれた。

 「魔皇神? あーあいつね…。いつも小馬鹿にしたような顔している、君によく似たあいつか。確かに魔法ならあいつの右に出る神はこの世界にはいないね。…仕方ないか。それが君の望みならね。

 でも、君の目をみると、今はそれほど必要な魔道具ってなさそうだね。映像を使ってのやりとりは嫌だけど、文字を使ってのやりとりなら、あいつに毒されることはないから安心だしね。わかった。早速帰ったらあいつと連絡をとってみるよ」
 

 と、言って俺に背中を向けると左の羽を持ち上げてヒラヒラと左右に振ると、そのまま空間に溶け込むようにして消えてしまった。

 何というか…いろんな意味で空気読める神様だったな。まさか悪用不可のアビリティがあるとは思わなかった。

 これで魔皇神はアミリルス様の他に、ベアロン様と協力することになった。

 あいつ俺の性奴隷にしたのはいいけど、ベアロン様の好意に甘えていると嫉妬して、また俺を自分の専門領域に強制的に召喚しかねないからな。

 そうならないように忙しくさせてみたんだけどな。果たして効果あるのかどうか。

 さて、せっかく時間停止空間の中にいるんだから、魔道具増やしておくか。それが終わったら、エルモーラ王国で一度浄化と癒しを行った街や村の医療関係の店とか施設に行って、お金を置いておかないといけないな。

 俺が行った癒しの魔法で薬が売れなくなるわ、患者さんが来なくなるわで医療関係者にはかなりまずい状況になっているから、レナリアーラ王国でやったように、以前かいた手紙の複写したものがまだ沢山残っているから、それを入れた金貨1000枚の袋を経営者の部屋に放り込んでおかないとな。

 何だかやる事が増えたな。パーフェクトヒールやアルティメットヒールなどをかけてから、医療関係者の家とか建物に金貨がギッシリ入った袋を置いてきて…。

 完全にタダ働きだけど、俺には力も金もあるんだから仕方ない。面倒なことこの上ないが、元・孤児だった俺には自分だけ幸せになるってことは我慢できないからな。

 そんな訳で俺はヒョドリンにいろんなマジックアイテムを食わせるべく、闇の中の空間から、ありとあらゆる液体や固体を中に入れたら、真水に変える革袋を取り出した。

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