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第106話 闇の獣人、悪魔竜倒して依頼者の樹木の精霊癒そうとしたらドン引きされて追い出される
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アナントスを見つめる俺に、彼女は多くの首を揺らしながらこともなげに言った。
「まあいいんじゃないかの? どうせ時間停止空間の中で現実には一秒も経っておらんのじゃし。…それで? そこの精霊、ゾフィアとかいったかの? で、どうしてお前の主の霊木とやらは弱っている? 何か原因があるから弱っておるんじゃろ? それがわからんといくら聖人様の精液を注いでも、同じことの繰り返しじゃぞ?」
さすがに長生きしているだけはあるな、アナントス。確かに弱っているのならどうしてそうなったのかを事前に聞いておくのは大切だ。もしかしたら俺達獣人や人間が、霊木に実っている果実とかを乱獲したり、木を傷つけたりしたのが原因かもしれないんだからな。
だがここは人っ子一人いない。極寒の大陸だ。いくら精霊でも木が寒さに耐えきれないと思うんだが。
だがゾフィアによると、確かにこの大陸は寒いが、大陸の最南端ならそれほど寒くはないのだという。
だがそこには古代の神々と邪神との戦いの後で悪魔が魔界から攻めてきたことがあったが、その時に悪魔を食って長生きしている、非常に獰猛な悪魔竜というのが住んでおり、あろうことかゾフィアの主人の精霊に惚れてしまったのだという。
ゾフィアの主もこの悪魔竜の求愛にはうんざりしており、彼の求婚をひたすら無視していた。
精霊と竜では種族が違いすぎるから、そもそも恋愛なんて成り立たないと思うだろうが、あいにくゾフィアの主人は上級精霊の中でも特に長生きしており、大精霊にもっとも近い精霊の一体だということだった。
だから彼女は遊びで緑色のドラゴンになって、ゾフィアを背中に乗せて空を飛んでいる所を、よりによってこの悪魔竜に見られてしまった。
彼が番(つがい)として彼女に惚れこんで求婚するのは、ある意味当然であって無視を続けていたら怒って、彼女の本体の霊木を何年もかけて突き止めて、ひたすら射精したのだという。
おそらく欲求不満を兼ねての嫌がらせなのだろう。
ただ悪魔を食って長生きしている竜の精液である。それは魔界の者にとっては薬になっても、この世界で生きている存在にとっては毒でしかない。
最初は嫌がらせにしかしていない行為に悪魔竜もそれほど罪悪感を感じていなかったようだった。
だが何度迫っても、竜の姿にならないで一行に番になろうとしない精霊に彼はしびれをきらすようになってきた。
元々、獰猛なドラゴンである。しかも悪魔を食べてさらに短気なってきたので、もう彼女を生きていようと死んでいようと構わないと思うようになったのか、とうとう最近では毎週のようにやってきては、ゾフィアの主人の宿る霊木に番になれとしつこく何時間も夫婦になるように強要してくる。
そしてそのまま無視していると、股間から大きな生殖器を取り出しては自慰行為をして射精しては帰っていくという行為を繰り返しているのだという。
たまらないのが樹木の精霊だった。ドラゴンの精液は元来、生物である為に肥料になるのだが…悪魔を食った竜の精液は樹木のみならず、生きとし生けるもの全てにとって有害な体液となってしまっている。
悪魔竜ゾイガスというドラゴンは、その事を知ってか知らずか、毎週来ては精霊を脅しては無視を決め込む精霊に射精して帰っていくと…。
これは退治しないといけないな。ゾフィアの主はセレシアという。早速、本体の霊木に行ってみたら、枯れかけており、根元には老婆となった女性が座り込んでいる。
そこで彼女の魂を「霊魂解析」で調べてゾイガスの情報を入手した。
そいつの巣穴はここから東南に20キロほど行った無人島の洞窟だった。
俺とアナントスは早速直行。すると洞窟の奥から盛大なイビキが聞こえてきた。
寝ているな。俺はそっと洞窟に近寄ると黒に近い紫のドラゴンが寝ているのを見た。
本当に退治するべきなのか、念のために「霊魂解析」。このアビリティの前ではよほど高度な隠蔽のアビリティをいくつ用意しても意味がない。
そしたらこいつはもうセレシアの事は体目当ての暇つぶしで、本当に愛してはいないこと。本命は別の大陸にいるドラゴンの雌で、セレシアについては只の遊び相手に過ぎなかったことがわかった。
その為、彼女の本体の木が枯れていっても罪悪感はほとんど湧かず、毎週行っては射精していたことがわかった。
本当に愛していたわけじゃなくて暇潰しか。許せんな。
それは俺と同じく「霊魂解析」をしていたアナントスも同様だった。
俺は念話でアナントスとどうしたらいいのか、作戦会議をすることにした。
『どうする? こいつボコボコにしてお前の誓約の力で縛って二度とセレシアに手出しできないようにするか?』
『それでは手ぬるいわ。こやつ、悪魔を複数食っておるから、こいつと交尾したドラゴンも悪魔の力を受け継いだ子供が生まれてしまうぞ? こやつだけならまだしも、雌のドラゴンと交尾したがっているようじゃからな。災いの芽は早く摘んでしまった方がいい。生かしておいても災厄となるだけじゃな』
厳しい目でゾイガスを見ているアナントスに、俺は同意の証に首を縦に振った。
そして「寿命強奪」をアビリティ強化の2万倍にして、ゾイガスに向けてかけてやった。
たちまち枯渇死していくゾイガス。とっさに跳ね起きたまではよかったが、気づいた時には老化がほとんど進んでおり、みる影もなく倒れて、10秒と経たずに絶息した。
念の為に「新・覇王竜の叡智」で鑑定してみたら「寿命が尽きた老死による死亡」と出た。
アナントスを見たら「死んでおる。死に真似とかはしとらんから安心せい」と言われて、俺は浄化魔法・ピュリファイをアビリティ強化の2万倍をかけて、この悪魔を食った竜の遺体を浄化することにした。
幸い、2万倍も増幅したせいか、ゾイガスの遺体はきれいな紫になっていった。
これでこいつがまともな性格だったら、浄化して寿命分与をかけて長生きさせてやったんだが…。肝心の性格が悪いのではどうしようもない。セレシアを殺しかけておいて暇つぶしというのは許せなかった。
とりあえずこいつの遺体は闇の中の空間に収納して、俺はセレシアの木の元にアナントスと一緒に転移して戻ってきた。
だが…セレシアさんは俺が射精すると、恐怖で目を大きく開いて、彼女のもてる方法で俺達を追い出しにかかってきた。
「いやぁあああーーーっ! あんた達も毒の精液で私にトドメ刺すつもりね!? そうはいかないわ! せめて敵わないまでも悪あがきさせてもらうわよ! もう私は覚悟決めたの! 例えゾイガスの仲間と共倒れになっても、このまま老死したくない! 悪あがきと言われてもいい。相討ちになれば上等…というわけで、死ねぇえええーーっ!!」
老婆と化したセレシアさんが腕を一振りすると、槍と化した樹木の枝が襲い掛かってきて、俺とアナントスに殺到する。
「違うんだ! 俺達は君を助けにきたんであって、ゾイガスはもう倒した。今から遺骸を見せるから…」
「駄目じゃ婚約者よ。あやつ完全に錯乱しておるわ。ここは一旦退いた方がいいと思うぞ?」
とっさに時空魔法の結界で防いだが、それでダメージが与えられないとわかると刃物と化した木の葉が無数に飛んできて俺達を切り刻もうとする。
一応ゾフィアが止めるように叫んで制止しているのだが、完全に聞いちゃいねぇ! ってやつですよ、ハイ。
こうして俺とアナントス、ゾフィアは彼女の視界から戦略的撤退をして、かなり離れた所で結界を貼り、どうしたら彼女を癒せるのか。それ以前にどうすれば彼女に聞く耳をもってもらえるのかを話し合うことにした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで後書きです。ゾイガスが悪い。ゾイガスが諸悪の元凶。でもラフィアスも事前に説明するのを忘れていたからこうなってしまったというわけです。
やっぱり基本は大切ですね。どうも大精霊を多く従えているせいか、精霊達の間ではラフィアスの精液が極めて効能の高い薬になるということは知れ渡っているから、説明しなくてもいいと思っていたんでしょうね。
セレシアも話には聞いていたんでしょうが、見ると聞くとでは全く違うという、いい例です。
しかし話には聞いていたとはいえ、いきなり攻撃する彼女にラフィアス達はどう対処するのか。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
「まあいいんじゃないかの? どうせ時間停止空間の中で現実には一秒も経っておらんのじゃし。…それで? そこの精霊、ゾフィアとかいったかの? で、どうしてお前の主の霊木とやらは弱っている? 何か原因があるから弱っておるんじゃろ? それがわからんといくら聖人様の精液を注いでも、同じことの繰り返しじゃぞ?」
さすがに長生きしているだけはあるな、アナントス。確かに弱っているのならどうしてそうなったのかを事前に聞いておくのは大切だ。もしかしたら俺達獣人や人間が、霊木に実っている果実とかを乱獲したり、木を傷つけたりしたのが原因かもしれないんだからな。
だがここは人っ子一人いない。極寒の大陸だ。いくら精霊でも木が寒さに耐えきれないと思うんだが。
だがゾフィアによると、確かにこの大陸は寒いが、大陸の最南端ならそれほど寒くはないのだという。
だがそこには古代の神々と邪神との戦いの後で悪魔が魔界から攻めてきたことがあったが、その時に悪魔を食って長生きしている、非常に獰猛な悪魔竜というのが住んでおり、あろうことかゾフィアの主人の精霊に惚れてしまったのだという。
ゾフィアの主もこの悪魔竜の求愛にはうんざりしており、彼の求婚をひたすら無視していた。
精霊と竜では種族が違いすぎるから、そもそも恋愛なんて成り立たないと思うだろうが、あいにくゾフィアの主人は上級精霊の中でも特に長生きしており、大精霊にもっとも近い精霊の一体だということだった。
だから彼女は遊びで緑色のドラゴンになって、ゾフィアを背中に乗せて空を飛んでいる所を、よりによってこの悪魔竜に見られてしまった。
彼が番(つがい)として彼女に惚れこんで求婚するのは、ある意味当然であって無視を続けていたら怒って、彼女の本体の霊木を何年もかけて突き止めて、ひたすら射精したのだという。
おそらく欲求不満を兼ねての嫌がらせなのだろう。
ただ悪魔を食って長生きしている竜の精液である。それは魔界の者にとっては薬になっても、この世界で生きている存在にとっては毒でしかない。
最初は嫌がらせにしかしていない行為に悪魔竜もそれほど罪悪感を感じていなかったようだった。
だが何度迫っても、竜の姿にならないで一行に番になろうとしない精霊に彼はしびれをきらすようになってきた。
元々、獰猛なドラゴンである。しかも悪魔を食べてさらに短気なってきたので、もう彼女を生きていようと死んでいようと構わないと思うようになったのか、とうとう最近では毎週のようにやってきては、ゾフィアの主人の宿る霊木に番になれとしつこく何時間も夫婦になるように強要してくる。
そしてそのまま無視していると、股間から大きな生殖器を取り出しては自慰行為をして射精しては帰っていくという行為を繰り返しているのだという。
たまらないのが樹木の精霊だった。ドラゴンの精液は元来、生物である為に肥料になるのだが…悪魔を食った竜の精液は樹木のみならず、生きとし生けるもの全てにとって有害な体液となってしまっている。
悪魔竜ゾイガスというドラゴンは、その事を知ってか知らずか、毎週来ては精霊を脅しては無視を決め込む精霊に射精して帰っていくと…。
これは退治しないといけないな。ゾフィアの主はセレシアという。早速、本体の霊木に行ってみたら、枯れかけており、根元には老婆となった女性が座り込んでいる。
そこで彼女の魂を「霊魂解析」で調べてゾイガスの情報を入手した。
そいつの巣穴はここから東南に20キロほど行った無人島の洞窟だった。
俺とアナントスは早速直行。すると洞窟の奥から盛大なイビキが聞こえてきた。
寝ているな。俺はそっと洞窟に近寄ると黒に近い紫のドラゴンが寝ているのを見た。
本当に退治するべきなのか、念のために「霊魂解析」。このアビリティの前ではよほど高度な隠蔽のアビリティをいくつ用意しても意味がない。
そしたらこいつはもうセレシアの事は体目当ての暇つぶしで、本当に愛してはいないこと。本命は別の大陸にいるドラゴンの雌で、セレシアについては只の遊び相手に過ぎなかったことがわかった。
その為、彼女の本体の木が枯れていっても罪悪感はほとんど湧かず、毎週行っては射精していたことがわかった。
本当に愛していたわけじゃなくて暇潰しか。許せんな。
それは俺と同じく「霊魂解析」をしていたアナントスも同様だった。
俺は念話でアナントスとどうしたらいいのか、作戦会議をすることにした。
『どうする? こいつボコボコにしてお前の誓約の力で縛って二度とセレシアに手出しできないようにするか?』
『それでは手ぬるいわ。こやつ、悪魔を複数食っておるから、こいつと交尾したドラゴンも悪魔の力を受け継いだ子供が生まれてしまうぞ? こやつだけならまだしも、雌のドラゴンと交尾したがっているようじゃからな。災いの芽は早く摘んでしまった方がいい。生かしておいても災厄となるだけじゃな』
厳しい目でゾイガスを見ているアナントスに、俺は同意の証に首を縦に振った。
そして「寿命強奪」をアビリティ強化の2万倍にして、ゾイガスに向けてかけてやった。
たちまち枯渇死していくゾイガス。とっさに跳ね起きたまではよかったが、気づいた時には老化がほとんど進んでおり、みる影もなく倒れて、10秒と経たずに絶息した。
念の為に「新・覇王竜の叡智」で鑑定してみたら「寿命が尽きた老死による死亡」と出た。
アナントスを見たら「死んでおる。死に真似とかはしとらんから安心せい」と言われて、俺は浄化魔法・ピュリファイをアビリティ強化の2万倍をかけて、この悪魔を食った竜の遺体を浄化することにした。
幸い、2万倍も増幅したせいか、ゾイガスの遺体はきれいな紫になっていった。
これでこいつがまともな性格だったら、浄化して寿命分与をかけて長生きさせてやったんだが…。肝心の性格が悪いのではどうしようもない。セレシアを殺しかけておいて暇つぶしというのは許せなかった。
とりあえずこいつの遺体は闇の中の空間に収納して、俺はセレシアの木の元にアナントスと一緒に転移して戻ってきた。
だが…セレシアさんは俺が射精すると、恐怖で目を大きく開いて、彼女のもてる方法で俺達を追い出しにかかってきた。
「いやぁあああーーーっ! あんた達も毒の精液で私にトドメ刺すつもりね!? そうはいかないわ! せめて敵わないまでも悪あがきさせてもらうわよ! もう私は覚悟決めたの! 例えゾイガスの仲間と共倒れになっても、このまま老死したくない! 悪あがきと言われてもいい。相討ちになれば上等…というわけで、死ねぇえええーーっ!!」
老婆と化したセレシアさんが腕を一振りすると、槍と化した樹木の枝が襲い掛かってきて、俺とアナントスに殺到する。
「違うんだ! 俺達は君を助けにきたんであって、ゾイガスはもう倒した。今から遺骸を見せるから…」
「駄目じゃ婚約者よ。あやつ完全に錯乱しておるわ。ここは一旦退いた方がいいと思うぞ?」
とっさに時空魔法の結界で防いだが、それでダメージが与えられないとわかると刃物と化した木の葉が無数に飛んできて俺達を切り刻もうとする。
一応ゾフィアが止めるように叫んで制止しているのだが、完全に聞いちゃいねぇ! ってやつですよ、ハイ。
こうして俺とアナントス、ゾフィアは彼女の視界から戦略的撤退をして、かなり離れた所で結界を貼り、どうしたら彼女を癒せるのか。それ以前にどうすれば彼女に聞く耳をもってもらえるのかを話し合うことにした。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
というわけで後書きです。ゾイガスが悪い。ゾイガスが諸悪の元凶。でもラフィアスも事前に説明するのを忘れていたからこうなってしまったというわけです。
やっぱり基本は大切ですね。どうも大精霊を多く従えているせいか、精霊達の間ではラフィアスの精液が極めて効能の高い薬になるということは知れ渡っているから、説明しなくてもいいと思っていたんでしょうね。
セレシアも話には聞いていたんでしょうが、見ると聞くとでは全く違うという、いい例です。
しかし話には聞いていたとはいえ、いきなり攻撃する彼女にラフィアス達はどう対処するのか。
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
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