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狭き読者の成れの果て
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私は神を心から愛している。救い、与えてくれた神を。
元いた世界で私は理不尽な死を経験したらしい。無知な私は神を呪い、恨んだものだった。かつての私ひどく醜く愚かだったと認めよう。
私の肉体は塵芥となり果てたが魂は消えずにいた。私の魂が輪廻の輪から外れることができたのは紛れもなく運命だと断言できる。文字通り、私の命は神の元へと運ばれたのだから。
今尚記憶に残る、神の御姿。それは絵画や神話に描かれている姿とはまるで異なるものだった。
神とは、闇そのものだった。
■
私は鬱蒼とした森の中で目覚めた。新たな世界に不安もなければ混乱もない。全て理解していた。私に与えられた力を。役目を。私はこの世界に闇をもたらすために生かされた。人々の希望を絶つためにこの世界へ転生させられたのだ。
歓喜に震える。私は選ばれた。私は奪うことができる。神の後ろ盾までついている。神の祝福を受けている。
私は本当に幸運だ。神を愛さずにはいられない。
早速近隣の村へと向かうとしよう。神の思し召しを叶えよう。そのために私はここにいるのだから。
こんな森の中を親子と思しき二人組が歩いている。如何にも優しそうな男が愛らしい少年の手を引いて歩いている。実にちょうどいいではないか。神に与えられた力を試すのにおあつらえ向きではないか。いや、出来すぎているこの状況も神に与えられたものだろう。神が私を試しているに違いない。私は十字を切り、天を仰いだ。
「神よ。どうか見ていてください。あなたの下僕は必ずやこの青空を漆黒に染め上げて見せます」
私は逸る気持ちを抑え、親子に近づいた。
彼らは野草の採集でもしに来ているのだろう。警戒心の欠片もない。木々に隠れながら徐々に距離を詰める。これもまた神に与えられた力であると実感する。以前の私にはできなかったことが今は可能だ。
初めて訪れる地だ。しかしこの辺りの地形の全てが頭に入っている。この近辺に生息する動植物の種類まで把握できる。慣れぬ感覚だ。知らぬはずの知識が既に脳に在る。必要な情報を引き出すことができる。独りでに窓が開き、鳥が運んでくるかのように。
当然この地方の言語も問題なく話すことができるはずだ。
彼らは野草探しに夢中になっているようだ。私は衣類を脱ぎ、充分に近づいて声をかけた。
「こんにちは。そしてさようなら」
父親と思しき男は目を大きく見開いて、子供をかばうように。
彼の子供と思しき少年は大声を上げ、泣きながら。
一瞬で終わらせた。逃げる猶予など与えるはずもない。私はただ、神に従い奪うだけだ。
「なんで……」
血まみれになった少年が虚ろな目で呟いた。だが彼に私の答えを聞く時間は残されていなかった。答えに悩んでいるうちに事切れてしまったようだ。
私は十字を切る。彼らの魂が私と同じように、神の許へと旅立てるように。
死せば罪は赦される。死は救済だ。
何故彼らは死ななくてはならなかったのか。私が彼らを納得させることはできないだろう。だが神の御許へ逝けばわかるはずだ。今のこの世界が間違っていることに。神は全てを断罪し、そして赦してくれるだろう。私もまた同じだ。再び罰せられるその日を心から待ち望んでいる。
■
川で水を清め、森を出る。すぐそばに一軒の木造の家が建っている。ここは私と同い年の男と、その両親が暮らしている。他人の脳を私に繋ぎ、直接情報を引き出しているかのような感覚だ。私はここを知らない。だが知っている。
三度呼び鈴を鳴らす。足音が近づいてくる。服を脱ぐ必要はない。ここに住む男は私と背格好がよく似ているから。
「はいはい。ってなんだおま」
さようなら。さようなら。生暖かい錆びた鉄の香り。さようなら。さようなら。念入りに私は彼を殺した。殺してしまった。救った。救ってしまった。私は役目をまっとうする。これで早くも三人目の命を奪った。私の十字架はまたしても重みを増した。たかが三人の命の重み。思っていたほどではなかった。私はまだやれる。必ずややり遂げることができる。私は罰を恐れない。神に見放されること。ただそれだけが恐ろしい。
彼の魂もあの闇へ向かうことができただろうか。血に汚れった空の器を玄関から引きずり入れる。彼の両親が帰宅するまでまだ時間がある。私は満ち足りている。
それなのに何故だろうか。
動悸は激しくなり、耳鳴りは止まらない。そして私の足元は崩れ、落下する。奈落へと。これは闇ではない。抜け出さねばならない。これは神の試練だ。私は試されている。神の先兵を担えるか否か。
懐に手を入れる。ここにあると確信している。そしてそれは確かにあった。神からの贈り物。この状態もまた神の予測する未来の一つに過ぎないのだろう。でなければこれが用意されているはずがない。
落下しながら私は取り出したそれを手の甲に広げ、一気に鼻から吸い込んだ。脳が雷に打たれたように震え、その次に首、肩、胸、腕、腹、性器、足へと順に電流が走る。全身の毛穴から汗が噴き出る。汗の一粒一粒を識別することができる。身体が火照る。徐々に私の脳が神へと近づくのを感じる。脳の皺から銀色の液体が溢れ、頭部を満たす。流動する鋼だ。
この穴は道だったのだ。神へと続く道だ。私は神の一部だ。虹色の火が花開く。周囲の音に色がつく。近くの音は赤色に。遠くの音が青色に。瞬きをする度に目に見える光景が様変わりする。がらりがらりと。神の創る万華鏡。これはあまりに美しい。全ての光に意味があるようだ。あの光はあちらから来てここへ。穏やかであり鮮烈でもある。幾度反射しているのか。光は神の許へ収束し、解き放たれる。魂と光はよく似ている。
次いで頭を輪切りにされる。断片。分断。叡智はここにある。蜘蛛の糸を手繰り寄せ、掴み取らねばならない。この糸は記憶へ、この糸は言語へ。絡み合う糸は意図である。右手が糸を掴めば左手に蜘蛛が巣を作る。九つの足、三本の牙、六つの目。十六角形の牢に囚われる。
喉がひりひりと焼きつく。喉仏が唸りを上げていらっしゃる。いや叫んでいらっしゃる。私に向かって。
「極楽だ極楽だ」
そして嗤うのだ。恥ずべきことに喉は私の身体だ。肉を持つ体。おぞましい。神の一部になれずにいる。水を求むか。仏など紛い物に過ぎない。其処も彼処も紅蓮の笑い声が私を焼き尽くさんと咲いて、割いて、裂いている。私はかきむしる。喉を。足掻くほど狂おしいのに。
愚かだった。神は罪を見逃さない。私の腕は人の腕となり、喉を守ってしまうのだ。傷一つつけられぬ。穴が狭まっていく。当然だろう。闇に追い出される。私の居場所はここではないと。私は神を裏切った。愛を舌で舐め回していた。いきり立つ股座に漆を乗せた。戒めねばならないのだ。
涎と尿を垂れ流し、赦しを乞う。後の祭りだ。気づけば足枷があり、私は動けない。全身を蛭に吸われ、蛾が口内で暴れまわる。眼球に深々と鋏が突き刺さり、腹を食い破るものがいる。彼と、親子。激痛を伴う涙があふれる。彼らを送ることができなかった。すまなかった。私は臆病だった。いかなる罰も受け入れねばならない。せめてあと二人は殺さねばいけなかったのだ。もう時間はない。神よ、神よ。愛を。愛を。
さようなら。さようなら。
手錠がかけられる。
星一つない夜空。赤いランプがくるくると。
神よ、あなたはこんなにも近くにいらっしゃったのですね。
元いた世界で私は理不尽な死を経験したらしい。無知な私は神を呪い、恨んだものだった。かつての私ひどく醜く愚かだったと認めよう。
私の肉体は塵芥となり果てたが魂は消えずにいた。私の魂が輪廻の輪から外れることができたのは紛れもなく運命だと断言できる。文字通り、私の命は神の元へと運ばれたのだから。
今尚記憶に残る、神の御姿。それは絵画や神話に描かれている姿とはまるで異なるものだった。
神とは、闇そのものだった。
■
私は鬱蒼とした森の中で目覚めた。新たな世界に不安もなければ混乱もない。全て理解していた。私に与えられた力を。役目を。私はこの世界に闇をもたらすために生かされた。人々の希望を絶つためにこの世界へ転生させられたのだ。
歓喜に震える。私は選ばれた。私は奪うことができる。神の後ろ盾までついている。神の祝福を受けている。
私は本当に幸運だ。神を愛さずにはいられない。
早速近隣の村へと向かうとしよう。神の思し召しを叶えよう。そのために私はここにいるのだから。
こんな森の中を親子と思しき二人組が歩いている。如何にも優しそうな男が愛らしい少年の手を引いて歩いている。実にちょうどいいではないか。神に与えられた力を試すのにおあつらえ向きではないか。いや、出来すぎているこの状況も神に与えられたものだろう。神が私を試しているに違いない。私は十字を切り、天を仰いだ。
「神よ。どうか見ていてください。あなたの下僕は必ずやこの青空を漆黒に染め上げて見せます」
私は逸る気持ちを抑え、親子に近づいた。
彼らは野草の採集でもしに来ているのだろう。警戒心の欠片もない。木々に隠れながら徐々に距離を詰める。これもまた神に与えられた力であると実感する。以前の私にはできなかったことが今は可能だ。
初めて訪れる地だ。しかしこの辺りの地形の全てが頭に入っている。この近辺に生息する動植物の種類まで把握できる。慣れぬ感覚だ。知らぬはずの知識が既に脳に在る。必要な情報を引き出すことができる。独りでに窓が開き、鳥が運んでくるかのように。
当然この地方の言語も問題なく話すことができるはずだ。
彼らは野草探しに夢中になっているようだ。私は衣類を脱ぎ、充分に近づいて声をかけた。
「こんにちは。そしてさようなら」
父親と思しき男は目を大きく見開いて、子供をかばうように。
彼の子供と思しき少年は大声を上げ、泣きながら。
一瞬で終わらせた。逃げる猶予など与えるはずもない。私はただ、神に従い奪うだけだ。
「なんで……」
血まみれになった少年が虚ろな目で呟いた。だが彼に私の答えを聞く時間は残されていなかった。答えに悩んでいるうちに事切れてしまったようだ。
私は十字を切る。彼らの魂が私と同じように、神の許へと旅立てるように。
死せば罪は赦される。死は救済だ。
何故彼らは死ななくてはならなかったのか。私が彼らを納得させることはできないだろう。だが神の御許へ逝けばわかるはずだ。今のこの世界が間違っていることに。神は全てを断罪し、そして赦してくれるだろう。私もまた同じだ。再び罰せられるその日を心から待ち望んでいる。
■
川で水を清め、森を出る。すぐそばに一軒の木造の家が建っている。ここは私と同い年の男と、その両親が暮らしている。他人の脳を私に繋ぎ、直接情報を引き出しているかのような感覚だ。私はここを知らない。だが知っている。
三度呼び鈴を鳴らす。足音が近づいてくる。服を脱ぐ必要はない。ここに住む男は私と背格好がよく似ているから。
「はいはい。ってなんだおま」
さようなら。さようなら。生暖かい錆びた鉄の香り。さようなら。さようなら。念入りに私は彼を殺した。殺してしまった。救った。救ってしまった。私は役目をまっとうする。これで早くも三人目の命を奪った。私の十字架はまたしても重みを増した。たかが三人の命の重み。思っていたほどではなかった。私はまだやれる。必ずややり遂げることができる。私は罰を恐れない。神に見放されること。ただそれだけが恐ろしい。
彼の魂もあの闇へ向かうことができただろうか。血に汚れった空の器を玄関から引きずり入れる。彼の両親が帰宅するまでまだ時間がある。私は満ち足りている。
それなのに何故だろうか。
動悸は激しくなり、耳鳴りは止まらない。そして私の足元は崩れ、落下する。奈落へと。これは闇ではない。抜け出さねばならない。これは神の試練だ。私は試されている。神の先兵を担えるか否か。
懐に手を入れる。ここにあると確信している。そしてそれは確かにあった。神からの贈り物。この状態もまた神の予測する未来の一つに過ぎないのだろう。でなければこれが用意されているはずがない。
落下しながら私は取り出したそれを手の甲に広げ、一気に鼻から吸い込んだ。脳が雷に打たれたように震え、その次に首、肩、胸、腕、腹、性器、足へと順に電流が走る。全身の毛穴から汗が噴き出る。汗の一粒一粒を識別することができる。身体が火照る。徐々に私の脳が神へと近づくのを感じる。脳の皺から銀色の液体が溢れ、頭部を満たす。流動する鋼だ。
この穴は道だったのだ。神へと続く道だ。私は神の一部だ。虹色の火が花開く。周囲の音に色がつく。近くの音は赤色に。遠くの音が青色に。瞬きをする度に目に見える光景が様変わりする。がらりがらりと。神の創る万華鏡。これはあまりに美しい。全ての光に意味があるようだ。あの光はあちらから来てここへ。穏やかであり鮮烈でもある。幾度反射しているのか。光は神の許へ収束し、解き放たれる。魂と光はよく似ている。
次いで頭を輪切りにされる。断片。分断。叡智はここにある。蜘蛛の糸を手繰り寄せ、掴み取らねばならない。この糸は記憶へ、この糸は言語へ。絡み合う糸は意図である。右手が糸を掴めば左手に蜘蛛が巣を作る。九つの足、三本の牙、六つの目。十六角形の牢に囚われる。
喉がひりひりと焼きつく。喉仏が唸りを上げていらっしゃる。いや叫んでいらっしゃる。私に向かって。
「極楽だ極楽だ」
そして嗤うのだ。恥ずべきことに喉は私の身体だ。肉を持つ体。おぞましい。神の一部になれずにいる。水を求むか。仏など紛い物に過ぎない。其処も彼処も紅蓮の笑い声が私を焼き尽くさんと咲いて、割いて、裂いている。私はかきむしる。喉を。足掻くほど狂おしいのに。
愚かだった。神は罪を見逃さない。私の腕は人の腕となり、喉を守ってしまうのだ。傷一つつけられぬ。穴が狭まっていく。当然だろう。闇に追い出される。私の居場所はここではないと。私は神を裏切った。愛を舌で舐め回していた。いきり立つ股座に漆を乗せた。戒めねばならないのだ。
涎と尿を垂れ流し、赦しを乞う。後の祭りだ。気づけば足枷があり、私は動けない。全身を蛭に吸われ、蛾が口内で暴れまわる。眼球に深々と鋏が突き刺さり、腹を食い破るものがいる。彼と、親子。激痛を伴う涙があふれる。彼らを送ることができなかった。すまなかった。私は臆病だった。いかなる罰も受け入れねばならない。せめてあと二人は殺さねばいけなかったのだ。もう時間はない。神よ、神よ。愛を。愛を。
さようなら。さようなら。
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