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第1話-目覚めた奴ら
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退屈な質疑応答を直立不動で眺めていた結果、ステータス画面で僕の体に異常が見られた。疲労度の蓄積値がやたらと高い。おかげで足の動きが微妙に遅い。
このまま放置すると、<睡魔>や<魔法成功率の低下>などのステータス異常を招く。回復させる方法は睡眠/魔法/アイテムなど。面倒なシステムだな、とか思ってはいけない。
まあ、正規の手順を踏まなくても僕の権限で直接キャラクターステータスを弄り、治療することは出来る。特別なツールを使用するんだけど、チートコマンドみたいなものかな。
ただし、条件がある。自身がいるエリアに他のキャラクターがいないこと、だ。
プログラムを横から書き換えるようなものであるため、同エリア内に存在するものに、どのような影響を与えるのか定かではない。
メンテナンスやアップデートが入れば、その隙に処理できるんだけど、平常時である今は僕が他社から隔絶された場所に移動しなければならない。
それはどこか。一つ目はプライベート空間、つまり自宅だ。トーマスの場合は契約したアパートになる。二つ目は装備などを変更する着替え部屋で、装備の販売店などに設置されている。どちらも塔から気軽に行ける距離ではない。
タクシーがあれば……。いや、今は何も言うまい。
ここはひとつ、回復効果のあるジュースでも飲もうかな。ミグラトリ―の世界には味覚が再現されていることだし。なにより僕自身の脳が糖分を欲している。仮想データでもいいからよこせ、と。
廊下を進み自販機の前まで来た。決済に必要な左手の腕輪を掲げると自販機が反応。キャラクター認証システムが作動して、購入が可能となった。今日は果肉入りのマンゴージュースの気分。
支払いを選ぶと機械が作動する。ジュースが入った缶を取り出した。さっそく開けて口の中に流し込む。うん、甘い。
「さっきはよくも邪魔してくれたわね」
凛とした声。強気な口調だけど、棘は感じない。
一泊置いて、僕の臀部に軽い衝撃。誰かが僕の尻を叩いたのだ。振り返り“女王様”の正体を眺めてみる。
肩に流れ落ちる亜麻色の髪。ポーキーズの特徴である、小柄な体を背広で包み込んでいる。
会見で最後の最後にヴィオを追いつめた女性だった。
僕を見据える瞳は蒼い水晶。何か見透かされているような、心の底まで覗き込むような眼差しだった。目を逸らしたくなるけど、心にやましいことがあると思われたくないので見つめ返す。
「そっちこそ、ヴィオをあんまりいじめないでくれよ。あれでも仕事なんだ」
「そうね。支離滅裂な返答でプレイヤーに精神的苦痛を与え、肝心な情報は一切流さないのが、彼の仕事ですものね」
手厳しいコメントをくださった女性の正体は、ゲーム雑誌<週刊フロリック>の記者だ。キャラクター名はエリス。
我が社とフロリックの付き合いは二十年以上続いており、善き友好関係を築いている。その根深さは、我が社専門の編集チームが作られるほどだ。
エリスを操作している女性記者とは、仕事で何度も顔を合わせた。合わせるごとに言葉遣いがラフになり、今では飲み仲間の一人だ。
そんな彼女だからこそ、信頼の証として現在の起きている問題もオフレコということで伝えてある。問題というのはNPCの“ちょっとした”暴走に、塔のキャラクターを社員が操作しているということ。
伝えた当初は面食らっていたが、今では新しい玩具を見つけた子供のように楽しそうにしている。ゲーム内で取材が行えるようにプライベートでキャラクターを作成してくるほどだ。
彼女としては、うちの会社まで足を運ぶ必要が無くなるから快適だとか。そう思ってくれるなら、こちらとしても助かるけどね。
「で、何か聞きたいの?」
「ええ。一体いつまで誤魔化すつもり? ゲームをプレイするだけなら問題ないんだし、AIに不具合が生じたって言えばいいじゃない」
「それを言った途端、ライブは落ち目のゲーム会社の仲間入りさ。君が悪く書かなくても、目立ちたがり屋さんがブログとかで騒ぎだすよ」
ミグラトリ―はMMO業界で大人気という程ではないものの、まったく興味を持たれないわけではない。
人工知能により人間との会話を成立させるNPCが住民として生活している世界は、人々の関心を寄せた。機械との対話は数年前から実現してるが、ゲームの世界観を損なうことがないか、という点が注目を集めている。
もちろん前向きに期待している人間もいれば、コケるのを手ぐすね引いて待っている輩もそれなりにいるだろう。
「わかったわ、あくまでもイベント扱いってわけね。じゃあ記事にはこう書こうかしら。『プレイヤーの移動時間激増! 果たしてタクシー運転手の要求は認められるのか』」
「いいね、楽しそう。雑誌の発売日以降にログイン者数増えたら、お酒でも奢るよ」
半ばやけくそで答えた。
「あ、そうそう。ギルドの代表にストライキは何時までやるんですかって聞いたら、『要求が通るか、この命が果てるまで』だそうよ」
「――なるほど、そりゃあいい」
いのち、ね。
「それじゃ、記事を書くから一旦ログアウトするわ。また今夜ね」
「あ、うん」
笑顔で手を振っているエリスの体が消えていく。
今夜、彼女に会う。夜っていうのは現実世界の話だけど、場所はやっぱりミグラトリ―だ。取材じゃなくて、ただ遊ぶだけ。
会社員としての僕と記者としての彼女は、特に何の変哲もない友人であり深い仲ではない。けれどトーマスとエリスとなれば、話は変わる。
トーマスはプレイボーイというキャラ設定があるため、女性キャラとデートしているところをたびたび目撃されていた。
だから僕もトーマスを演じるためには、女性キャラが必要だった。とは言え、トーマスの演技して見ず知らずの女性キャラクターを誘うとか死にたくなる。自惚れ屋でナルシストなんだよ、こいつは。
頼みの綱の女性社員に『仕事が終わってもゲーム内に入るとか無理』と拒まれ、打つ手なしとなった僕はエリスに頼んでみた。誰にでも救いの女神はいるようで、彼女は快く恋人の役を引き受けてくれた。
断られていたら、孤独なトーマスが街を闊歩していただろう。
突発的なイベントに加えてNPCの挙動に変化、と立て続けに不自然なことが起これば、不具合を勘ぐる人たちが出てきたかもしれない。協力してもらえて本当によかった。
さて、疲労度も回復したことだし仕事に戻ろう。
今頃、グランドマスターがエリスとは別の記者たちにインタビューを受けているだろうから様子を見ておくか。
これからのミグラトリ―の展開を人工知能が語る。内容としてはそんなものだけど、実際は会社で用意したテキストを読んでるだけ。だから何も問題ない、はず。
このまま放置すると、<睡魔>や<魔法成功率の低下>などのステータス異常を招く。回復させる方法は睡眠/魔法/アイテムなど。面倒なシステムだな、とか思ってはいけない。
まあ、正規の手順を踏まなくても僕の権限で直接キャラクターステータスを弄り、治療することは出来る。特別なツールを使用するんだけど、チートコマンドみたいなものかな。
ただし、条件がある。自身がいるエリアに他のキャラクターがいないこと、だ。
プログラムを横から書き換えるようなものであるため、同エリア内に存在するものに、どのような影響を与えるのか定かではない。
メンテナンスやアップデートが入れば、その隙に処理できるんだけど、平常時である今は僕が他社から隔絶された場所に移動しなければならない。
それはどこか。一つ目はプライベート空間、つまり自宅だ。トーマスの場合は契約したアパートになる。二つ目は装備などを変更する着替え部屋で、装備の販売店などに設置されている。どちらも塔から気軽に行ける距離ではない。
タクシーがあれば……。いや、今は何も言うまい。
ここはひとつ、回復効果のあるジュースでも飲もうかな。ミグラトリ―の世界には味覚が再現されていることだし。なにより僕自身の脳が糖分を欲している。仮想データでもいいからよこせ、と。
廊下を進み自販機の前まで来た。決済に必要な左手の腕輪を掲げると自販機が反応。キャラクター認証システムが作動して、購入が可能となった。今日は果肉入りのマンゴージュースの気分。
支払いを選ぶと機械が作動する。ジュースが入った缶を取り出した。さっそく開けて口の中に流し込む。うん、甘い。
「さっきはよくも邪魔してくれたわね」
凛とした声。強気な口調だけど、棘は感じない。
一泊置いて、僕の臀部に軽い衝撃。誰かが僕の尻を叩いたのだ。振り返り“女王様”の正体を眺めてみる。
肩に流れ落ちる亜麻色の髪。ポーキーズの特徴である、小柄な体を背広で包み込んでいる。
会見で最後の最後にヴィオを追いつめた女性だった。
僕を見据える瞳は蒼い水晶。何か見透かされているような、心の底まで覗き込むような眼差しだった。目を逸らしたくなるけど、心にやましいことがあると思われたくないので見つめ返す。
「そっちこそ、ヴィオをあんまりいじめないでくれよ。あれでも仕事なんだ」
「そうね。支離滅裂な返答でプレイヤーに精神的苦痛を与え、肝心な情報は一切流さないのが、彼の仕事ですものね」
手厳しいコメントをくださった女性の正体は、ゲーム雑誌<週刊フロリック>の記者だ。キャラクター名はエリス。
我が社とフロリックの付き合いは二十年以上続いており、善き友好関係を築いている。その根深さは、我が社専門の編集チームが作られるほどだ。
エリスを操作している女性記者とは、仕事で何度も顔を合わせた。合わせるごとに言葉遣いがラフになり、今では飲み仲間の一人だ。
そんな彼女だからこそ、信頼の証として現在の起きている問題もオフレコということで伝えてある。問題というのはNPCの“ちょっとした”暴走に、塔のキャラクターを社員が操作しているということ。
伝えた当初は面食らっていたが、今では新しい玩具を見つけた子供のように楽しそうにしている。ゲーム内で取材が行えるようにプライベートでキャラクターを作成してくるほどだ。
彼女としては、うちの会社まで足を運ぶ必要が無くなるから快適だとか。そう思ってくれるなら、こちらとしても助かるけどね。
「で、何か聞きたいの?」
「ええ。一体いつまで誤魔化すつもり? ゲームをプレイするだけなら問題ないんだし、AIに不具合が生じたって言えばいいじゃない」
「それを言った途端、ライブは落ち目のゲーム会社の仲間入りさ。君が悪く書かなくても、目立ちたがり屋さんがブログとかで騒ぎだすよ」
ミグラトリ―はMMO業界で大人気という程ではないものの、まったく興味を持たれないわけではない。
人工知能により人間との会話を成立させるNPCが住民として生活している世界は、人々の関心を寄せた。機械との対話は数年前から実現してるが、ゲームの世界観を損なうことがないか、という点が注目を集めている。
もちろん前向きに期待している人間もいれば、コケるのを手ぐすね引いて待っている輩もそれなりにいるだろう。
「わかったわ、あくまでもイベント扱いってわけね。じゃあ記事にはこう書こうかしら。『プレイヤーの移動時間激増! 果たしてタクシー運転手の要求は認められるのか』」
「いいね、楽しそう。雑誌の発売日以降にログイン者数増えたら、お酒でも奢るよ」
半ばやけくそで答えた。
「あ、そうそう。ギルドの代表にストライキは何時までやるんですかって聞いたら、『要求が通るか、この命が果てるまで』だそうよ」
「――なるほど、そりゃあいい」
いのち、ね。
「それじゃ、記事を書くから一旦ログアウトするわ。また今夜ね」
「あ、うん」
笑顔で手を振っているエリスの体が消えていく。
今夜、彼女に会う。夜っていうのは現実世界の話だけど、場所はやっぱりミグラトリ―だ。取材じゃなくて、ただ遊ぶだけ。
会社員としての僕と記者としての彼女は、特に何の変哲もない友人であり深い仲ではない。けれどトーマスとエリスとなれば、話は変わる。
トーマスはプレイボーイというキャラ設定があるため、女性キャラとデートしているところをたびたび目撃されていた。
だから僕もトーマスを演じるためには、女性キャラが必要だった。とは言え、トーマスの演技して見ず知らずの女性キャラクターを誘うとか死にたくなる。自惚れ屋でナルシストなんだよ、こいつは。
頼みの綱の女性社員に『仕事が終わってもゲーム内に入るとか無理』と拒まれ、打つ手なしとなった僕はエリスに頼んでみた。誰にでも救いの女神はいるようで、彼女は快く恋人の役を引き受けてくれた。
断られていたら、孤独なトーマスが街を闊歩していただろう。
突発的なイベントに加えてNPCの挙動に変化、と立て続けに不自然なことが起これば、不具合を勘ぐる人たちが出てきたかもしれない。協力してもらえて本当によかった。
さて、疲労度も回復したことだし仕事に戻ろう。
今頃、グランドマスターがエリスとは別の記者たちにインタビューを受けているだろうから様子を見ておくか。
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